2017年04月09日

「ヘドロをかき出す」と公約した男、ヘドロにかき出される

SOTT パペットマスター


「ヘドロをかき出す」と公約した男、ヘドロにかき出される
https://sott.net/en347593


ロブ・スレーン
ブログマイア
2017年4月8日

(※写真「ヘドロにかき出された」)

理性ある人がドナルド・J・スワンプに投票しに行こうと考えたであろう理由は3つだけだった。1つ目は、彼がヒラリー・クリントンのようなサイコパスではないということだった。2つ目は、彼が大統領候補の中では最も、ロシアと戦争を始めて第3次世界大戦を惹き起こしそうになかったからだった。そして3つ目は、彼が「ヘドロ(swamp)をかき出す」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=81656075
つもりだと言ったからだった。これらは常にとても薄弱な理由だった。私が以下で書いた通りである:
http://www.theblogmire.com/america-elects-man-for-not-being-somebody-else-mrs-clinton-enters-history-books-as-the-worst-president-america-never-had-repentance-urgently-needed/
http://www.theblogmire.com/donald-trump-hillary-clinton-now-starring-in-the-basket-of-deplorables-a-freak-show-masquerading-as-an-election/


---
人々は何をしでかすか分からない危険人物を選出したのであり、私が固唾をのんで見守り、彼にチャンスを与えたとしても、彼が行った幾つかの愚かな発言は言うに及ばず、彼の性格や気性を考えると、これから4年間のアメリカが、2016年のアメリカよりずっと素晴らしくなるとは、さして信じられない。

確かに候補者の1人は、少なくとも一見したところでは、他の候補よりも辛うじて、我々を世界戦争へと導きそうにない。これは彼に投票すべき合理的な理由ではないのか?この「辛うじて、我々を世界戦争へと導きそうにない大統領候補」が、しばしばルーレットを使って外交政策を決めているようだと思えてくるまでは、そうかも知れない。そして、ルーレットに対する信頼が合理的だとみなせるかどうかは議論の余地がある。。。かき出す必要のあるヘドロは、トランプ氏がワシントンで存在を突き止めた塊より遥かに大量なのであり、その達成には、新手の政治家による壮大な公約ではなくて、国を挙げての贖罪が必要となろう。
---


という訳で、これが証明されたのである。他国に政権交代を迫るというアメリカの凶悪な政策を中止し、国境から数千マイルも離れた諸国で覇権戦争を行わないと公約して選ばれたにも拘わらず、スワンプ氏は今や、これら公約の全てを破ったのだ。これらが常に空約束なのかどうか、あるいは、彼が単にネオ・トロツキストたちのディープステート(笑止千万だがネオ「コン」の名で知られるもの(連中が何を保守する(conserve)というのか?))からの計り知れないプレッシャーに屈しただけなのかどうかは、まだ明らかでない。

私の推測では、彼は本当に公約が実現可能だと信じていたのであろう(彼が大統領に立候補する前から、シリアには関与しないとツイートしていたことから、確かにそう思われる)が、彼が考えていたのは、自分の企業帝国の経営と同じようにして、彼は国を治められるということだった。私の推測では、彼はすぐさまネオ・トロツキストたちから、そうは行かないのであり、連中の言いなりにならなければ退陣だと、教えられたのだろう。私の推測では、彼はおそらく、主権国家に対して「タフでマッチョな」行動に出れば、連中をなだめられると思ったのだろう ― これは化学兵器が使われたという、完全には証明されていない主張に基づいた行動であり、付け加えるならば、偶然にもこれは、この気の毒な国をサラフィー主義国家に変えようと企むイスラム原理主義者たちにとって大いに有用な行動である。

これらの推測が正しいとしても、私が彼をスワンプ氏と呼んだのは申し訳ないと思う。だが、彼は大いに間違っている。トロツキストをなだめることなど出来ない。連中をなだめるのは無理なのだ。彼は今や連中によって完全にコントロールされており、連中の意のままに動く囚われの身だ。命令を拒絶すれば、連中は彼を破滅させるだろう。

しかし、ネオ・トロツキストの操り人形になったということは、当然ながら、今や彼は彼に投票した支持者の大部分を失ったことを意味する。というのも、彼らはヘドロをかき出すという彼の公約を信じていたからだ。ネオ・トロツキストに向かって立ち上がることに失敗したことで、今や彼は、他の理由から彼を軽蔑する左派リベラルのみならず、彼の後ろ盾となってきた数百万の支持者たちの不興も買うこととなった。今や彼は史上最も不評な大統領と相成り、彼の弾劾を求める声が両サイドから出始めた。

彼はサイコパスでないし、彼なら世界中でアメリカが行ってきた戦争挑発行動を止め、彼はヘドロをかき出すだろうという、スワンプ氏に投票した人々が抱いたわずかな望みは、ディープステートをなだめようとして彼が行った、虚栄心に満ちた、愚かな、理性的でない、危険で、憲法違反の戦争への突進のせいで、今やズタズタに引き裂かれてしまった。今年末まで彼が大統領職に留まれるかどうかすら大いに疑わしいと私は思う。ヘドロをかき出すと公約した男は、ヘドロにかき出されてしまった。ドナルド・J・スワンプ。
posted by たカシー at 11:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月07日

イドリブ県における「化学兵器による攻撃」の真実:ロシア「シリア政権側が空爆した反政府組織の弾薬庫の中に化学兵器はあった」と述べ、シリアへの軍事支援は継続、米英仏による国連決議案を拒否

SOTT ウェブ上のベスト記事


イドリブ県における「化学兵器による攻撃」の真実:ロシア「シリア政権側が空爆した反政府組織の弾薬庫の中に化学兵器はあった」と述べ、シリアへの軍事支援は継続、米英仏による国連決議案を拒否
https://sott.net/en347316


サマー・フセイン(英訳)
ブレイキングニュース/フォート・ラス
2017年4月5日

(※写真キャプション)
誰かがホワイト・ヘルメットに、サリンは皮膚に触れただけで致死性があると教えた

シリアのファイサル・メクダド副外相は、以下のことを認め、請け合った。すなわち、シリア政府は、昨日のイドリブ県のハーン・シャイフーンにおけるガス攻撃で使用された化学薬品が、実際には、この地域で活動しているテロリスト・グループが貯蔵し所有していたことを証明する上で必要となる証拠文書と報告書を化学兵器禁止機関(OPCW)と国連安保理に対して提供済みだという。

本件をめぐるマスコミの報道は、事実を歪曲しこじつけるための道具として利用されていると、メクダド副外相は述べる。シリアはOPCWに対する義務を全て果たしており、OPCWも既にこのことを認めているという。

メクダド副外相はまた、シリア政府軍が化学兵器を所有しているという主張についても否定し、「シリア政府軍は、テロリスト・グループとの、最も熾烈で危機的だった戦いにおいてすら、そのような兵器は使用していない」と語りつつ、一方でシリアに派遣されたスタファン・デ・ミストゥラ国連特使の働きをも振り返り、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=81883845
特使は自らの任務に忠実に行動し、中立的な状況アプローチを行っていると述べた。

メクダド副外相はまた、武装テロリスト・グループとその支持者たちが行ったハーン・シャイフーンにおける昨日の攻撃を、シリアは強く非難すると強調し、国際社会に対して、会合を開いて、この犯罪の責任が誰にあるのか明確にするよう求めた。メクダド副外相はまた、5日にブリュッセルで開催された、シリアへの人道支援をめぐる国際会合が、シリアに対する見え透いた嘘と非難を広めるための道具として使われたのではないか、との懸念も表明した。

さらにメクダド副外相は、今回の事件が起きた地域が、テロリスト・グループの完全な支配下にあり、攻撃が彼らおよび、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビアに居る彼らの支援者たちの仕業であることは明らかだとし、いわゆる「シリアの反体制派」はシリアに平和と安定を回復させようという役割を果たすことを拒否し、今やこのような挑発的行動に出て、シリア政府に圧力をかけていると指摘した。

昨日の報道によれば、シリアのイドリブ県ハーン・シャイフーン村でガス攻撃があり、数多くの子どもたちを含む、約60人が村に対する空爆中に投下された毒物によって死亡したという。何の証拠もなく、また、ハーン・シャイフーンでは空爆など行われていないのに、イスラム過激派と商業主義メディアは、本件がシリア=ロシア陣営の仕業だと非難している。両国は、一貫してこれを否定し、非難が偽りだと明かしている。
posted by たカシー at 16:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

国際北極フォーラム:プーチン-トランプ会談、2017年最大の見物に

SOTT パペットマスター


国際北極フォーラム:プーチン-トランプ会談、2017年最大の見物に
https://sott.net/en346973


ブライアン・マクドナルド
RT
2017年4月1日

(写真)
c Reuters
アメリカ大統領ドナルド・トランプ(左)、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン(右)

今週、ロシアのアルハンゲリスク市で開催された「国際北極フォーラム」は真剣なイベントだった。だが、北極地域に関して価値ある議論が盛んに行われたにも拘わらず、メディアの注意は他の事に向けられた。

この数か月間、南極大陸を歩き回っていたというのでもなければ、間違いなくあなたは、UFC王者コナー・マクレガーとボクシング界の巨人フロイド・メイウェザーとの対戦企画に関する絶え間ないざわめきを耳にしてきたことだろう。
http://www.independent.co.uk/sport/general/boxing/conor-mcgregor-floyd-mayweather-boxing-match-could-it-happen-a7584416.html
とは言っても、宣伝マシンの威力は実に強力なので、ペンギンたちですら気配を察していたかも知れない。

しかし、他にもう1つ、大西洋を挟んだ非常に重要な対戦が目前に迫っているのだ。アメリカの新大統領ドナルド・トランプとロシア大統領ウラジーミル・プーチンの対戦だ。しかし、トランプがアメリカ国内のロシア恐怖症患者たちから集中砲火を浴びている現状では、その実現には、ルールを越えたスポーツ対決以上の困難が待ち構えているようだ。

このため、4月30日、アルハンゲリスクでプーチンが北極に関する演説を行っても、これを受けたメディアによる記事の見出しは、彼と、ワシントンに居る彼の賛美者と思しきトランプに主眼を置いていた。このペアが会談の日時を決めるまで、おそらくこのような事が続くだろう。アメリカが1950年代以来、60数年ぶりにロシアに対するヒステリーに襲われている今、会談の設定は困難な状況である。


短絡的思考

CNBCのジェフ・カットモアによるインタビューでプーチンは、7月にドイツで開催されるG20サミットの前にトランプと会談を行うつもりはあるかと何度も尋ねられた。だが、プーチンはそのためにはトランプが協力する意志を示さねばならないとの警告を付け加えた。
https://www.rt.com/news/382805-putin-meet-trump-arctic-finland/
「経済、安全保障、地域紛争と、私たちには議論すべき事が数多くあります。ロシアは会談を行う準備が整っています。でもアメリカ側は、建設的な協力と作業に向けた誠意を持ち準備が出来ていることを示さねばなりません」

カットモアはこの回答に満足しなかったため、フィンランド大統領のサウリ・ニーニストに仲人役を引き受けさせようとした。明らかに北極開発への自国の取り組みについて訊かれると思っていたフィンランド大統領は、当惑しながらも調子を合わせて、議論する価値のあるテーマがあるならば、米ロ首脳会談の開催国となるのは「大歓迎です」と語った。

これに勇気付けられた様子のCNBCのアンカーは、プーチンの考えをただした。「ヘルシンキはこうした行事を組織する場としてはとてもふさわしいです」というのが彼の答えだった。「これが成立すればロシアも喜んで参加し、私もこうした行事にぜひ参加するでしょう」。この時、プーチンがマイクを外して「まっぴらだ」と言ったとしても、非難できないようなインタビューの進め方だったにもかかわらず、彼の対応は予想以上に冷静だった。

その後カットモアは、ウクライナに話を転じた。ホッキョクグマたちはまず知らない場所だ。ここに至って、ロシア大統領がフラストレーションを募らせているのが明らかになった。「こういう結末になるのは分かっていました。ロ米関係のような問題を、このような建設的な場で議論したくなかったのです」とプーチンは答えた。それでも、「質問を行った」カットモアとCNBCに「敬意を表して」回答したのだと。


ヒートアップ

その後、広大な極北の未開地に関して、どうやらロシアが開発の意図を持っているという方向にインタビューは進むかにみえたが、再びアメリカの話に戻った。そして、昨年のアメリカ大統領選挙にモスクワが介入したとされる疑惑に関する、いよいようんざりさせられる質問が差し挟まれる。「動揺」した米国民の一部と「民主党指導者たち」にとってはお気に入りの妄想 ― こんにちこれらはしばしば同義語として扱われているほどだ。

この時プーチンは、通訳のためのヘッドセットを外して(ロシア語で)こう言ったのだった。「かつてレーガン大統領は、新税制に関する討論で、米国民に答えてこう言ったものです。『私の唇の動きを読んでください ― (英語に切り替えて)答えはノーです!』」
https://www.rt.com/news/382823-putin-russia-bush-us-election/
おそらくこの「ノー」は、サラ・ペイリンの家からでも聞こえただろう。彼女の「アラスカにある私の家からはロシアが見える」という発言は有名だからだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3#.E8.B3.87.E8.B3.AA.E3.81.B8.E3.81.AE.E7.96.91.E5.95.8F

このプーチンの発言はもちろん、レーガンと、かつてその副大統領だったジョージ・ブッシュの言葉をゴッチャにしたものだが、一般の人々は、この過ちが絞首刑に値するとはまず思わないだろう。また、一般のアメリカ国民は、ビデオを作って偽の平和を祝うアメリカ合衆国議会の出資による自由欧州放送(RFE/RL)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91
で働いている訳でもない。
http://www.rferl.org/a/putin-lips/28402363.html

アメリカメディア氏の話題は再び飛んで、気候変動に対する懐疑的な考え方は「全く馬鹿げている訳ではないでしょう」と、プーチンがこだわりを見せた点に移った。プーチンは、アメリカをテーマとした、さらに多くの質問に答えた。この時話題になったのは、トランプ政権チームが、バラク・オバマによる環境規制を元に戻したことだった。しかしプーチンは、ロシアが気候変動に関する「パリ協定」にコミットする旨を重ねて強調し、先週、新たな米環境保護局(EPA)長官にスコット・プルイット氏が就任したのは「まずかったです」と述べた。
http://mashable.com/2017/03/26/scott-pruitt-paris-climate-agreement-bad-deal/#yDL9AkK68gqs
その一方でプーチンは、北極地域の経済利用という目的からすれば、地球温暖化と北極海での氷の融解は有益であるとも認めた。

https://www.youtube.com/watch?v=CNCgwkMUARk

北極の重要性を最もよく伝えたのはおそらく、本フォーラムの片隅に居たロシア連邦政府副首相ドミトリー・ロゴージンだったろう。ロシアに対する西側諸国の態度を尋ねられた彼は、それに答えつつ、こう明かした。「実は、経済制裁の影響が及ばない領域が2つあって、北極はその1つです。我が国は、北極地方の諸国と協力しつつ従来通り開発を進めており、これには、アメリカ、カナダ、その他のNATO諸国も参加しています。他の国際活動分野とは対照的に、北極の開発には何の問題もありません」と彼は述べる。

「これが意味するところはただ1つです:すなわち、北極が無かったら、至る所リスクだらけであると皆よく分かっているのです。というのも、北極は世界の肺に相当するからです。そこには、人類全体のための水や資源があります。そこでは、勝手な振る舞いは許されないのです」と彼は結論付けた。その結果、数多くのオブザーバーたちが、そこから世界全体を動かしたいと思っているのだ。

そんなことが不可能である一方、今週のフォーラムによってすっかり明らかになったのは、プーチンとトランプが会談を行うまで、2人の求愛活動が両人の記者会見にいかに影を投げかけるかということだ。会談実施日未定の状態が長く続くようなことになれば、伝説のプロモーターであるボブ・アラムが両者をラスベガスに呼び寄せて、世界じゅうからPPV(ペイ・パー・ビュー)での視聴契約を取り付けるのは単なる時間の問題となろう。

ついでながら、その調子で行くと、2人の会談中継はおそらく、メイウェザー・マクレガー戦をしのぐ売れ行きになるだろう。


---
SOTT編集部コメント:これもまた参照せよ:中国、ロシアとの北極共同探検を模索 南極ではさらに大規模な探検も
https://www.sott.net/article/311883-China-seeks-joint-Arctic-expedition-with-Russia-and-greater-exploration-of-Antarctica

posted by たカシー at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする