2016年12月06日

寿命5千年の電池:放射性廃棄物から作られたダイヤモンドで長期間のエネルギー供給が可能

SOTT サイエンス&テクノロジー


寿命5千年の電池:放射性廃棄物から作られたダイヤモンドで長期間のエネルギー供給が可能
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RT
2016年12月2日

科学者は、放射性廃棄物を核ダイアモンド電池に変換する方法を発見した。こうして出来た電池は5000年以上もつという。

ブリストル大学の研究者チームは、5000年間クリーンな電気を発生させることが可能な電池の製造方法を発見した。

原子炉でウラン燃料棒を格納し制御=減速に使用済みのグラファイト(黒鉛)・ブロックを熱すると、放射性炭素(炭素14)の大部分が気化し、ガスとして放出されることが分かった。

このガスを集めて、高温で化学反応させると、核ダイアモンドが出来る。小さくて暗い色のダイアモンド結晶中の表面に炭素原子が残ったものだ。

この人造ダイヤを放射線源の傍に置くと、低い電荷が生じる。

次に、この核ダイアモンドを通常の人工ダイアモンドでコーティングする。こうして出来上がったダイアモンド電池の表面から出る放射線はバナナからのそれ以下だ。

ブリストル大学の科学者たちは、ニッケル63を使ったダイアモンド電池を既に試作済みである。ニッケル63は、イギリスで全てが閉鎖された旧式のマグノックス型原子炉が残した95,000トンの使用済みグラファイト=核廃棄物に含まれている炭素14よりも半減期が短い、より不安定な核種である。(※原文では、ニッケル63の方が安定となってますが、ニッケル63の半減期は100年、炭素14の半減期は5700年とのことで、反対に訳しました。)

彼らは来年には、炭素14を使った電池の1号機を完成させるつもりだ。

ブリストル大学のインターフェース分析センター・材料学部のトム・スコット教授は、「動力を必要としない、排出物質も出さない、メンテも必要ない、まさに直接発電です」と語る。
(※邦訳出所: http://eigo.rumisunheart.com/2016/11/28/nuclear-batteries/ )

「ダイヤ内部に放射性物質をカプセル化することで、私たちは長期に亘って危険が続く厄介な核廃棄物を、原子力を利用した電池に転用し、持続的でクリーンなエネルギーを得ることができるのです」

炭素14を20g含むダイヤモンド電池が生み出す電気エネルギーは、1日にわずか300ジュールである。これに対して、単三電池は1日に1万4000ジュールの電気エネルギーを生み出す。

NASAの科学者がこの技術の宇宙飛行への利用に関心を示していると言われる一方、ハイテク企業はこの電池を、もっと小さな、インターネットに接続可能な機器に組み込むかも知れない。
posted by たカシー at 10:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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