2015年06月27日

ザ・ウェイブ34章: チャネラー

ザ・ウェイブ34章: チャネラー
http://cassiopaea.org/2011/11/17/the-wave-chapter-34-the-channel/


本巻に収録した諸章の執筆を始めた時、読者からは、こうした問題を私達が明かしたことに対する感謝のメールを多数頂戴した。読者の1人が指摘した通り、交信文の殆ど全てに対して強く共鳴していた人々は、今や「新たな解釈を可能にする心のフィルターでもって、諸概念を再検討」できる土台を手にしたのである。既に述べた通り、舞台裏での体験が質問の方向性に大いに影響するという事は何度もあったのであり、今、私たちは、参加者の内心の意欲が、寛容な読者にとっても「調子外れ」に感じられる30%の交信文をどんな風にして歪めたのか、ようやく理解し始めたところだ。1998年8月、現在起こっている事についての予言とも思われるような、興味深い一連の言明がなされた。


980808
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Q: 私達のウェブサイトに奇妙な来訪者があることについて議論してたのよ。
[これは、軍や政府機関(.mil、.gov)の来訪者が急増したことを言っている。私達は、軍や政府で働いている人々だってチャネリングに興味を持つのだろうと思い、無視しようとしたのだが、これは、特定サイトからの来訪者が毎日あることや、一般からのアクセスが制限されているようなサーバーのIPアドレスからまでもアクセスがあることの説明にはならなかった]
軍や諜報関係の団体が随分と興味を示しているみたいね。私達の文書のどこにそんなに興味があるのかしら?

A: 内容が概ね正しい。
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上でシーズが、「概ね」正しいだけだと指摘していることに注意されたい。この言明をふまえてなされたのが次のコメントだった。


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Q: 彼らはここの内容が概ね正しいと分かってるの?それで興味を持ってるの?

A: Yes.

Q: 彼らが興味を抱く結果どういうことになるか、心配すべきかしら?

A: もしそうだとしたら、あなた方それぞれが生まれた時から心配は始まっていた!

Q: どうして私たちの誕生と共に、興味が生まれるの?

A: 興味ではない。私達が言っているのは、運命のことだ。
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彼らが指しているのは、具体的には私(ローラ)とアークのことである。というのも、上の質問は具体的には、ウェブサイト上に文書を公表しようとする私達2人の努力に関して尋ねたものだったからだ。シーズは幾つかのセッションで繰り返し、私達2人が、まだ出会っていない人々と協力して、ある活動を行う「運命」だと語った。私は一度、この運命について具体的に質問したことがあるのだが、答えは実に奇妙なもので、特にフランクの役割に言及していた。


960831
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Q: (L) 地下の基地や研究所で世界を乗っ取ろうと企んでいる連中は、具体的に何を計画してるの?

A: ここでは「マスター種族」が開発されている。

Q: (L) その活動計画のタイムフレームはどうなっているの?

A: 気にしないことだ。

Q: (L) アークがテクノロジーを駆使して私達や他の人々を救うか、何らかの方法で守るかすることになるの?そんな異様なことが、この星で進行中なの?

A: ねえ、焦りは禁物だ。過剰な好奇心は身を滅ぼす(Curiosity killed the cat)。

Q: (L) でも、物を深く知り満足したおかげで猫は生き返ったわ!

A: この場合は違う!!!

Q: (T) このまま進むんだよ。日々議論は熱を帯びて行っていると思う。進みながら、どうなるか見ようじゃないか。

(L) All right, じゃあ。。。

(T) 彼は、ローラ、あなたを守るためにやって来た。そう彼は言ったんだ。

A: 多分。だが、もっとずっと多くの事が起ころうとしている!!!!!!

Q: (L) 待って!。。。「多分。だが、もっとずっと多くの事が起ころうとしている」って、不吉な事が?それとも、ポジティブな意味で「もっとずっと多くの事が起ころうとしてる」の?

A: どうして不吉だと思うのかな?

Q: (L) うーん、分からないわ。。。分からなくて怖いからよ!

(T) 信じることだ。今一度信じるようにしなくては。

A: これまで、あなた方の発見を私達はどれだけ手助けしてきたかな?この作戦はやめた方がいいのでは?

Q: (L) あー、それだけはイヤ!

(T) 2年も付き合えばわかる通り、彼女はいつもそのような事を聞こうとするんだ!

A: 2年ではなく永遠にだ。
[…]
私達はあなたがいちどきに1段ずつ階段を上るのを手伝ってきた。それと言うのも、あなたがそれを求めたからだ。そして、そうするよう求めたのは、それがあなたの運命だったからだ。私達が取り計らって、あなたが類まれな能力を持つ人たちとコンタクトするようにしたのは、あなたが私達とコミュニケートできるようにだ。繰り返すが、自分の道に気付けるよう、あなたがそれを望んだのだ。今では、兆候に気付かねばならない。。。彼らは、普通考えられるよりも多くの点で逸脱した思考パターンを示す。普通でない人ほど、考えをよく語るものだ。彼らは第3密度の地球で幾度か過去生を過ごしたが、最近はそうではなかった。だが、今生はそうである。しかも、彼らは地球の振動周波数に向いていない。
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「類まれな能力」を持つ人たち(明らかに複数)との接触に関する言明は、情報を引き出した上で私を破滅させるようコントローラーから指示されているフランク、庇護者の役割のテリー、ミッションを帯びる役割のアークのことを言っているに違いない。フランクを蔭で操っている連中のアジェンダは好ましいものではなかったが、020110(※33章)で述べられているように、「私を目覚めさせる」効果があったのは極めて明らかだ。最後の言葉の意味合いは未だに幾分不確かである:最近第3密度の地球で過去生を過ごしていなかったとシーズが言っているのは誰だろうか?アークか?フランクか?それともテリーだろうか?私達が最初に話していたのは、ミッションにおけるアークの役割についてだったのだが、シーズが「私達が取り計らって、あなたが類まれな能力を持つ人たちとコンタクトするようにしたのは、あなたが私達とコミュニケートできるようにだ」と言い出し、その後、「兆候に気付かねばならない。。。」と話を戻したので、私達もアークに考えを戻した。地球で最近過去生を過ごしたことがあるのはアークだけであり、3人のうち、テリーもフランクも最近地球で過去生を過ごしていないのだろうと言う風に、さしあたり私は解釈している。


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Q: (T) 。。。自分の道が何なのか解明するのが、あなたの運命なんだよ、ローラ。このコンタクトは、しなくてはならないものなんだ。

(L) あなた達が取り計らって、私があなた達とコミュニケートでき、階段を上る道を辿れるようコンタクトさせたというのは、フランクのことじゃないわよね?そういうことを言ってるんじゃないでしょ?

A: 唯一という訳ではないが、彼もあなたの認識感覚を目覚めさせた1人だ。
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ということで、フランクがチャネルかどうかという私の疑問には、事実上決着がついた。テリーが出席して、フランクのネガティブなアジェンダを相殺している時の交信が、そうでないものよりもずっと信頼できるのは明らかで、セッションを行ううち、このような事態に遭遇することは一度ならずあった。さて、今は1998年8月に与えられた予言に戻るとしよう:


980808
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Q: 私達がウェブサイトを一新して以来、感心を抱く人が大勢訪れたので、本を出版するのもいいだろうと思って、そうすることに決めたのよ。既にうちのをパクッてるサイトもあるようなんだもの。うちの文書を丸ごと持って行って、幾つかのニュースグループに流してるのよ。だから、ちゃんと全部をひとまとめにしなくてはね。本に関して何かアドバイスある?付け加えるべきものとか、ヒントとか?

A: 権利の帰属を主張するのは慎重に。

Q: それは問題にならないでしょう。他には何かある?

A: 自分の著作物/責任(onus)だと表示したいという衝動を抑えなさい。例えば、「面倒が起きると知って」いても、あなたは弾の来る場所に居たいだろうか?
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さて、この当時、すなわち、1998年時点の私たちのウェブサイトの興味深い点は、グループの作品に関して話す際に、誰が書いたか特定できないように注意していたことである。この当時、私達は単に『カシオペアン・グループ』とだけ名乗り、個々人の区別はしておらず、手掛かりも示さないようにしていたので、皆、フランクの主張や参加に違和感を感じていた。私は特定の誰かを「ソース」と呼ぶのを認めず、常にグループによる作業だと呼んだので、それが彼を無駄に怒らせたのだった。フランクは長い事私達に向かって、彼がチャネルであると宣言し、交信文は全て彼のお蔭だと考えるよう煽り立てた。このプロセスはフランクにとってみれば数年来続いていた操作というテーマだったのだが、ある時私はシーズをフランクの個人崇拝の道具にするのを断固拒絶したので、彼は明らかに憤慨したのだが、(見え見えながら)胸の内に隠そうとした。交信文を見ると、彼が彼自身か、あるいは彼のコントローラーのアジェンダに従って、自分がチャネルだと宣言している機会が数多く見受けられるのだが、これが起こるのは普通、テリーが居ないか、あるいは誰か、今や強力なSTSの尖兵であることが判明したこの男と釣り合うに十分なポジティブ・エネルギーを持った人が部屋の中に居ない時なのだった。

上の引用の中には、フランクから名誉をはく奪したといって非難されるだろうという暗示があるように思われるし、確かにフランクはそのように感じていた;だが彼の意見は大部分、彼の内心で形成されたものであり、現実の基礎を全く欠いていた。彼はコンピューターを持っておらず、私達のウェブサイトを見たり読んだりする機会がなかった(私たちはしばしば、わが家でサイトを見るべきであるとか、執筆に貢献するよう言って勧めたのだが、テレビでスポーツ観戦する時間が無くなるからと言って、彼はそれをしなかった)。実際、シーズ文書に関して、個人の著作権表示は無かった。それはグループによる努力だとして紹介されていた。それだけだった。だから、上の交信には、フランクが指先で回答を捻じ曲げようとする先入観を看取できるのだが、シーズは「責任(onus)」という言葉を挿入することによってこれを防ぎ、何か「面倒が起きる」と言って警告したのである。

フランクがとても同情深い人間であると私が感じていたことは明言しておかねばならない。これは本章でシェアする主な学びの1つである。実際、強力なSTSのアジェンダを携えている人々も、有用で、慈悲深く、寛大で親切に見えるように、そして普通は憐れみと同情を惹くように、感情と知覚を操作するあらゆる手立てを活用することができるのだ。彼らは真実を語り、チャネリングしておいて、その中に無批判で受け入れる人々を脱落させるような一ひねりを挿入するということが出来るのであり、だからこそ、私たちは常に批判的にチャネリングを行うようにしなくてはならないのである。

私達のサイトにある人から投稿があった。この人は、舞台裏の動学についての物語が暴露された結果、「最初から最後まで、全チャネリングの信用が失われた」と言う。もちろんこの見方は、シーズが上で言っていた「自分の著作物/責任(onus)だと表示したいという衝動を抑えなさい。例えば、『面倒が起きると知って』いても、あなたは弾の来る場所に居たいだろうか?」という事と直接関係する。

こうやって発言を「防御」してみせることでシーズは私達に対して、彼らが「概ね正しい」と言う交信文の信用を落とそうという作戦が始動していることを警告していたのだ。そしてブリッジス&ウィリアムズ商会(※ウィリアムズとはジェフ”ストーム・ベア”ウィリアムズで、53章あたりに出て来るようです)が最近やっているのがまさにこれなのだ。確かに、こうした内輪の状況を早めに明かさなかったために、私たちが攻撃を受けやすかったのは間違いない。

シーズはとても正確な言葉の使い方をする。その彼らが「責任(onus)」という言葉を使ったのだ。この言葉は一般的に、割に合わない仕事、あるいは重荷、立証責任を表す。証拠から明らかなように、私達は自分達の交信文の著作権を主張しているというよりはむしろ、今論じているような責任が及ばないよう、フランクを守っているのだ。こうして私達は、弁解の余地なく歪められた交信文を守る責任を負ったのである。そして、交信文を守る責任を引き受けつつも、歪みの源と既に疑っていた問題に向き合うことなく、フランクが違った選択を行うよう門戸を開いたままで居ることによって、この時には彼がグループに居る期間も限りがあると分かっていたにも拘わらず、私達は彼を守り続けたのである。この守りは『アメイジング・グレイス』中で彼を仮名で呼ぶところまで拡大され、この結果、物語の正確さを犠牲にせざるを得なかった。傍で見ていたある人は、「フランクはまるでストラディヴァリウスのような巧みさでもって、あなたの同情心をくすぐるんだね」と言ったものだ(これには何とも頭に来た。私の方でフランクを守っていたからである)。

フランクが別の選択を行えるように、私達がどんなチャンスでも可能な限り与えようとした決定が正しかったどうか、上の引用でシーズが言っていた、現在作戦展開されている「面倒事」のせいで、交信文の全てが恒久的なダメージを受け、信用が低下したかどうかは、読者の判断にお任せするしかない。私達としては、真実を述べるしかないと思っている。だから、何を信用し、何を信用しないか決めるのは読者の責任である。人は教訓を学んでこそ、真実を学ぶことができ、真実を語れるようになる。これが私たちの観方だ。真実は攻撃を生き延びられるものと私たちは信じている。

1998年8月の交信文に戻るが、交信を個人崇拝の道具にしないことにばかり気を取られていた私は、シーズが伝えようとしていたことが分からなかった。プロジェクトにおける役割/責任分担を明確にしないと「面倒が起きる」という言葉を軽くあしらってしまったのだ。


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Q: それだって問題じゃないでしょ。

A: そうなるかも知れない!
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私が物語を書く際にはどういう風にすべきかという点について、シーズははっきりと「起きた通りに物語を述べなさい」と言っていた。これには私は少し不安になった。というのも、それではフランクについての多くの問題も述べなくてはならなくなると分かっていたからで、そんなことはせずに済ませようとした:


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Q: 物語で述べる範囲を制限して、交信文に集中しなくてはと思ったのよ。

A: 交信は物語の一部だ。参加者も同様。
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シーズが私に言いたかったのは、このことだった:物語の一部として含まれるのが交信文であり、「概ね正しい」交信文をもたらすやり取りに関わる人々の動学も「起きた通りに」述べる必要があるのだ。だから私は『ザ・ウェイブ』シリーズを書き始めた。するとまあ、何と面倒な事になったことか。だが、これは少し先走り過ぎたようだ。この執筆という「反復」の行いに私達を導いた出来事へと進む前に、出来事の続きに戻って、論ずべき経緯の幾つかを辿ってみるとしよう。

『アメイジング・グレイス』を読まれた方はご存知のように、私は、カシオペアンズが最初にデビューを果たした時点の逸話をかなり省略した。私としては、もう2巻続編を書くつもりだったのだ;第2巻では、カシオペアンとの交信が始まってから、アークが登場するまでの時期を扱おうと思っていた。これは時間的にはたった2年なのだが、コンタクト自体によって始まった学びと体験、何らかの計画すなわち運命的なミッションの話題が満載で、まるまる1巻を要するだろうと思った。ジャンは「このプロジェクトに関わっている私たち全員の生活に起こるマジで奇妙な事を収録していくと、日を追って奇妙さのレベルが上がって行くでしょうね」と冗談を言っていたものだ。第3巻には、アーク登場後の数多くの体験、調査研究、学びを収録しようと思っていた。これにもまた、まるまる1巻が必要だろうと思ったのだ!

現在の状況が、この時期に受けた攻撃と依然同期しており、かつての攻撃が威力を増して現れていると言えるから、この時期については素早く手短に述べ、時間の節約のため、既に他所で論じた事については、該当箇所を挙げるだけにしたい。

後から気づいたのだが、カシオペアンとのやり取りとは、映画『マトリックス』でネオがクッキーを焼いているオラクル(預言者)に会った話とよく似ている。
http://www.geocities.jp/marvin_mgv/matonazo15
自由意思を保てるようにというだけでなく、コントロールシステムのエージェントの活動を出し抜くためにも、どうやら数多くの戦略を頻繁に開発して活用しなくてはならなかったのだが、その幾つかは、スパイ小説に出て来る逆心理(=あることを望まないふりをすることによって、相手にそのことをするようにし向ける方法)や、逆々心理のように興味深いものだった。実際、これはスパイ小説としても最高の部類に入るかも知れない。というのも、オペレーションは複数の密度レベルで同時に遂行され、過去から未来へと時間を越え、タイムループやプログラムの書き換え、その他、最も洞察の鋭い聖杯探究者たちをも騙すような楽しい作戦が一杯だからだ!

とは言うものの、『アメイジング・グレイス』で省略した部分に戻るとしよう。カシオペアンとの2回目のコンタクトでは、以下に引用するやり取りが起こった。


940722
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Q: (L) 地球の変化を惹き起こしているのは何?

A: 電磁波の変化。

Q: (L) もっと詳しく教えて?

A: 太陽の磁場におけるギャップが急激に高まった。

Q: (L) それじゃあ分からないわ。

A: フランクをコンピューターの前に座らせて、チャネルを開かせなさい。

Q: フランクがコンピューターに向かって自動書記
http://homepage2.nifty.com/sukecial/mesangel/mesangel2.htm
するって事?

A: Yes. 今すぐ。
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私がその時既にチャネリングに関して学んでいたことや、それがいかにた易く乗っ取られ、堕落させられるかを考えると、これは実行可能な勧めとは思えなかった。実際、私は堕落の最初の試みが始まったと思った。何でこう言うかというと、それは既に試したことがあり、ナンセンスだと分かっていたからだ。その後起こった事全てを考慮すると、これがプロセスから逸脱させようとする試みだという私の結論は、正しかったことが証明された。

同じセッションの少し先のところでは、次のような試みが行われた:


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Q: (L) ジンダー委員会って何?

A: 2つのサイクルを交換する人々のミッション。

Q: (L) どういう意味?

A: 言うべきことが多すぎる。ローラがコンピューターに向かってチャネリングしなさい。
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またしても、コンピューターに向かってのダイレクトチャネリングを勧められたのだが、ただし、今度は私にやれと言う。だが、私は提案を受け入れなかった。確かに、私の経験上、宇宙の変容に関して情報を受け取ろうとした試みの幾つかが大成功して、『ノア・シンドローム』を書くための調査研究へと私は導かれたのだったが、もっと深くて正確な情報が必要であり、これらの情報レイヤーにアクセスするには、時間をかけ、努力を行って無意識の回路を強化する必要があることも私は知っていたからだ。

もちろん、フランクという存在自体、実に興味深かった。彼をしばらく観察した結果、私は彼の感情面での発育が止まっていることを知った。こう言ったからといって、自分が精神分析医だと言いたいのではなく、『アメイジング・グレイス』に書いた彼の性質に関する記述は、彼自身の話と評価に大いに依拠しているのだ。彼が専ら主張したのは、自分が生まれてきたのが間違いであり、この世界に本当には属していないということだった。というのも、実際彼は、あまりに敏感で霊的過ぎるからなのだった。彼は「誰も自分を分かってくれない」から、通常の人付き合いをすることができなかった。彼らがどうして彼を理解できないかというと、彼が「霊的」なのに、人類の大部分はそうではないからだった。少なくとも、彼の霊性を認識できる程には霊的でなかった。彼は「ちゃんとした仕事」に就くことができなかった。というのも、「あまりに感じやすく」、プレッシャーに耐えられなかったからだ。無知で粗野な一般大衆が、霊的でなく、彼の優れた霊性を心底から理解できないような人々と一緒に働けると彼に期待するのは、フェアでなかった。彼の(話では)両親は彼をひどく虐待したという。両親の仕打ちを彼がいかに軽蔑しているかについて、彼は何時間でも際限なく、微に入り細を穿って述べ立てた。これまた、彼らが彼の優れた霊性を認識していないからだった。

当然ながら、彼が述べた、こうした苦痛や苦悩の全てに私は心を動かされたので、私は彼が唯一得意だと言うチャネリングの能力を発揮できるような場を設けることに決めたのだった。「これが僕に唯一出来ることで、やりたい事、やっていて気持ちがいい事なんだ」と彼は何度も繰り返した。「僕の方では大して何の努力も要らないからね」。というのも、結局のところ、彼はどんな努力にも耐えられなかったからだ。他人とうまくやるには努力が必要である。職に就くには努力が必要である。両親が、自分たちの知識でもって、概してベストを尽くしてくれていると理解し、無意識のうちとはいえ、しばしば彼らに傷つけられるからといって、怒りを持ち続けないように自分の考え方の方を調整するには努力が必要である。

『アメイジング・グレイス』に書いた通り、私の母が目覚めて、彼女の感情的な行動と反応がいかに私や他の人々を傷つけるか理解するということはまずありそうになかった。だが、私は彼女に腹を立てたりしなかったし、彼女との関係を保ち、何かしてほしいと言われたら、かれこれ言わずにやってあげた。だが、こうしたこともみな、努力が必要なのだ。どうもフランクの中には、外部に向けた努力を行わせるような動機が何もないようだった。彼には生まれてこの方彼女が居なかったし、デートをしたこともなく(一度だけ性交をしたことがあるが、あまりに気持ちが悪いので、二度としまいと心に誓ったという)、友達も殆ど居らず、着服がばれてテレマーケティングの仕事もなくなった後は、テレビでフットボールを観るぐらいしかすることがなくなっていた。

ありのままの彼が受け入れられれば、彼は人間として成長できるのだろうと私は思った。私は常々彼に、社会活動を活発に行い、大学に戻り、執筆をした方がいいと勧めていた(彼は自由自在に言葉を駆使するので)。それに対する彼の返事はいつもこうだった。「あなたは分かってない!僕にはそんなことはできないよ!」 それに続けて彼は、いかに自分が霊的であり、霊的で高度に発達した存在は、普通の人間と普通に交流する能力にどうして恵まれないのか、独り言を始めるのだった。

ある時私は彼に、「高度に発達した霊的存在というものは、この人間レベルでの学びはマスター済みじゃないかしら?」と尋ねた。しぶしぶながら彼は「そうだね」と答えた。そこで私は、「そのようなレッスンをマスター済みの存在が、どうして日々の生活を、お茶の子さいさいで簡単にやり繰りできないのかしら?大学を出た人がABCを知ってるんだったら、たとえ退屈だとはしても、大してストレスを感じないで、それらを簡単に思い出せる筈じゃない?」と訊いた。

彼は答えなかった。

さらに気がかりだったのは、人類全体に関する彼の観方だった。彼が自分と同じくらい霊的でない人々に対して抱いているのは、軽蔑以外の何ものでもなかった。もちろん、「だから」と彼は言うのだった。「僕が生まれてきたのは間違いで、この間違いを正すのは簡単さ。僕が自殺すればいいんだ」 当然の事、私はゾッとして、数千時間とはいかないまでも、数百時間はかけて、彼にそんな事をさせないよう説得にエネルギーを注いだ。この頃の私は、これが単に私の生命力を吸い取る手段なのだとは気付かなかった。

だが、自殺の問題は一連のやり取りにつながり、その中で私はフランクに「あなたが生まれたのは本当に間違いだったかも知れないと思う?もしそう思うんだったら、それはどのようなメカニズムによるのかしら?」と訊いた。彼は「耳障りな声が僕に向かって『行け!』と言って前を指さし、高次レベルのエーテル的恍惚状態に居た僕を無理やり追い出して、今の物理体に転生させた『霊的記憶』があるんだ」と述べた。

その時は言わなかったが、このようなイメージは多くの理由で極めて問題だと思われた。少なくとも、無辜の魂を力づくで追い出して至福の領域から転生させるような高次の存在なんて居るだろうか?結論としては:私はフランクを、助けを求めて叫ぶ1個の魂と見て、私が彼を助けなくては、と思っていたのだ。チャネリング・プロジェクトこそ、私がこれを行う土台となる筈だった。

私達が出会った時、実に多くのシンクロが起こったのだが、当然ながら私は、それがポジティブな事だと考えた。何しろフランクのミドルネームの「グラント」は、私の最初のボーイフレンドの名前と同じだったのだ。このボーイフレンドのせいで、随分と騒動が起き、私の生活がメチャメチャになった事は無視した(偶然にも、私をあれだけ悲嘆に暮れさせた最初のボーイフレンドと付き合っていた「友人」の苗字が「ブリッジス」だった。まあ、結婚後の姓なのだが。これまた、「疑わしきは罰せず」と考えて私が無視した事の1つだった。『アメイジング・グレイス』を読まれた方なら、私が具体的に何のことを言ってるのかお分かりだろう。)

私がまず思ったのは、アブダクションの問題を解決しなくては、ということだった。というのもフランクは「僕がエイリアンにアブダクトされたというのに、両親は僕がこんなに苦しんでることも、2人が僕を守れなかったことも信じようとしないんだ」としょっちゅう言っていたからだ。正直、私は、そんな失敗をしたからと言って親を責めることができるのだろうかと思った。というのも、そんな活動は私たちの文化においては、現実のこととは考えられる筈がないからだ。だが、実際にフランクは何度もアブダクトされた記憶を持って居るのだ。私はと言えば、アブダクトされたかも知れない状況証拠は幾つかあるものの、記憶は全くなく、こんにちに至るまで、意識ある状態でも、夢の中や入眠状態、半睡半識状態でも、エイリアンを見たことがないのである。とは言うものの、付け加えさせてもらえば、「このような事はこのようにしか説明のしようがないのだから、エイリアンは居るに違いない」という観方に私は与しない。そのような事が行なわれている、何か奇妙な事態が進行中だという証拠は十分すぎるほどあるのだ。要するに、この種の調査研究をする人は、とても慎重でなくてはならないのである。

だから、フランクのアブダクション経験は、カシオペアンと議論して当然の問題に思われた。私達は、自分がアブダクトされた回数を質問したが、そのたびに違う答えが返ってきた。(私はこのばらつきこそが、情報を歪めようとする者が居る証拠だと思った。)最初に質問した際の答えはこうだった:


940716
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Q: (L) 何回なの?

A: Frank-57 … Laura-12.
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2か月以上経った後、再びフランクに関して尋ねた所、前回より4回少ない回答だった。


940930
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Q: (L) フランクは何回アブダクトされたの?

A: 53
---


約1週間後、私がアブダクトされたという回数につき尋ねた:


941009
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Q: (L) 私は何回アブダクトされたの?

A: 17

Q: (L) フランクは何回?

A: 53

Q: (L) どうして私よりフランクの方が多いの?

A: あなたは抵抗した。
---


さて、このセッションで私に関して言われた回数は前の時より5回多かったが、フランクは2度目と同じで、1度目よりは4回少なかった。だが、この数字も怪しい。というのも、2年後には実生活上の手掛かりにマッチした、より具体的な情報が得られたからで、次に掲げる私に関する数字は、こんなことが本当にあるのだとしたら、正確なものなのだろう。


960424
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Q: (L) 何歳の時だったか教えて頂戴?

A: 2, 4, 7, 10, 17, 22, 44
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さて、『グレイス』で述べたように、私が4歳の時に起きた事件は人間による誘拐であること、1度目の質問時には私はまだ44歳になっていなかったので、上で挙げられた年齢のうち、最後の44歳の時のは除かねばならないことを考えれば、私の場合5回しかないというのが恐らくは正しいのだろう。(※年に1回とは限らないのでは??)

フランクに関して言えば、どのセッションの答えが正しいにしても、当時から私の5倍近い回数アブダクトされていたし、おそらくはその後もそうなのだった。どうして彼がそんなに頻繁にアブダクトされたかという質問に対する答えは、非常に多くを語る、気掛かりなものだった:彼は抵抗しなかったというのだ。つまり、彼はひ弱さのせいか、あるいは、合意の上でそれを受け入れたのだ。

ここではっきりさせておきたいのだが、合意と言っても、私は想像を逞しくして、意識的合意があったのだと言っている訳ではない。アブダクションされると、人は感覚を麻痺させられ、残忍に扱われ(と言われる)、全く自分ではどうすることもできなくなる。これの対象になりやすい人には明らかに何か質的・量的な特徴があるのだ。そうでもなければ、カシオペアンはこんなことを言うだろうか?もし私がアブダクトされていたのなら(確かにそうだという状況証拠はある)、「抵抗した」というのだから、私は結局これを止めさせられなかったのに違いない(もちろんそれも、もう止めることが出来るようになった。最後の戦いは、『ハイストレンジネス』に述べてある)。だが、明らかに、いずれかのレベルにある、自分では全く気付いていなかった(今でも気付いていない)私の中の何かが抵抗したのだ。(うまくいこうといくまいと)このような抵抗を行った人々のためにも、それが何なのか、何としても突き止める必要があるだろう。

もちろんフランクは、このようなアブダクションによって、「チャネリング」能力が得られると確信していた。彼がチャネラーになるようなプログラミングを施されてきたかどうか議論していた私たちは、質問してみることにした。1994年10月9日のセッションで、私は尋ねた:


941009
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Q: (L) フランクはマインドプログラミングされてるの?

A: Yes.

Q: (L) 何のために?

A: オープンチャネルとなるため。

Q: (L) 誰がやったの?

A: 私達。

Q: (L) 以前、彼はグレイにもプログラミングされたと言ってたわよ。

A: Yes.

Q: (L) 何のためなの?

A: 彼を破滅させるため。

Q: (L) そういう訳で、彼にとってはチャネリングすることが大事なの?

A: Yes.
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もちろん、上の言明に対しては、「誰が答えているのだろうか?」という極めて重要な疑問が浮かぶ。多数の交信内容からして、カシオペアンが誰かを「プログラミング」したりしないことは確かなのだ。だからこの回答は、フランクのウィッシュフルシンキングのせいで損なわれたエネルギーの中で引き出されたか、あるいは、フランク自身が答えたかのいずれであるのはかなり明らかだろう。

もちろんこの時期私は、ソースをテストするためにあらゆることをし、数百のテーマに亘る質問を行っていた。情報をチェックしていくうち、特筆すべきコンタクトを達成したとの確信が深まってきていた。そこで私は尋ねた:


941016
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Q: (L) この媒体を通して上質なソースを得るのに、どうしてこんなに時間が掛ったの?

A: チャネル・キャンセラーとのやり取りが多すぎた。

Q: (L) 誰がチャネル・キャンセラーなの?

A: 名前を挙げるのは私たちのやり方ではない。

Q: (L) 私達が生活の中で関わっている人だってこと?

A: Yes.

Q: (L) 私達の活動と関係あるの?

A: No.

Q: (L) 交信しようとしてチャネルをブロックした他の存在が居るの?

A: Yes.

Q: (L) トカゲ?

A: No.
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これらの言葉はいつものように実に意味深く思われたが、私が推測した結果は秘密にしておいた。これについてフランクと議論した時の彼の答えはもちろん、「チャネル・キャンセラー」とは彼の嫌いな人々、あるいは、彼が尊大で人を見下した態度をとっていると言って、彼に嫌悪感を抱いている人々だというものだった。いつものように私はこれを前向きに評価し、疑わしいながらもフランクは無罪だと思い、この行動は防衛メカニズムの結果だと考えた。傲慢な態度を取る人は彼らが抱いている劣等感を隠すためにそうしているのは十分分かっていたので、またしても私は、フランクが確かに数多くの能力を持った人物であり、彼を助けるのは良い事なのだと思ったのだった。

この頃、数カ月に亘ってフランクは、カシオペアンとコミュニケートできるのはひとえに彼のお蔭だという主張を常に繰り返した。私は確かにその可能性はあると思ったし、フランクがやろうと常に繰り返すので、それ以上に彼はトランスチャネラーである可能性もあると思っていた。私は彼にトランスチャネリングは当然ながら情報を損なうおそれがあると指摘したのだが、彼は「何としてもやりたいね。僕が人生で出来ることといったらこれしかなくて、このために生まれてきたような僕がやるんだから、内容を損なうことはないよ」と言った。これは説得力があったので、しぶしぶながら私は実験することに同意した。

トランスチャネリングによる交信内容は、疑いを持っていない人々にとっては、実に素晴らしいものだった。だが、厄介な問題も幾つかあった。1つ目は、トランスチャネリングを行う時にフランクが発する「雰囲気」である。それは何とも不安を掻き立て、少しばかり嫌悪感を催し、どこか「同調し損なっている」感じがするとしか言いようがなかった。言葉使いは仰々しく、もたらされる情報は素晴らしいのだが、嫌な感じがするのだ。

もう1つの要素とは、自由に質問に答えることに対する一種の抵抗がうかがわれることだった。不明瞭にするような動きがみられ、多言を弄して具体的かつ直截的な答えを避けているのだ。これは長々ととめどなくしゃべり続けるが中身の殆どないソースすれすれのチャネリング文書に見られるものである。つまり、フランクがトランスチャネリングすると言葉の密度が低下するのだ。

私は次の晩のボードチャネリングセッションで、このことについて訊くことに決めたのだったが、フランクがチャネルではないという手掛かりが初めて得られたのはこの時だった。


941023
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Q: (L) 昨夜フランクは、クリアなチャネルとして機能してたの?

A: 部分的には。

Q: (L) どんな種類の妨害があったの?

A: 静電磁波。

Q: (L) その静電気の出所は?

A: 様々。このチャネルは、かつてそうだったようにグルーヴしなくてはならない。

Q: (L) 彼がクリアなチャネルになるには、粘り強く訓練を続けるべきだということなの?

A: Yes.

Q: (L) どのぐらいの頻度でやるべきなの?

A: Open, 週に1度でもいい。

Q: (L) チャネルが「グルーヴする」すなわちクリアになるにはどれぐらい掛かるの?

A: Open.
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シーズが「このチャネルは、かつてそうだったようにグルーヴしなくてはならない」と言ったのは、確かにボードチャネリングのことを言っていたに違いなかった。後の他のコメントが示すように、シーズが言う「グルーヴしたチャネル」というのは、単に私のことなのかも知れなかった。いずれにしても、シーズのコミュニケーションが何かでブロックされていると、私には分かっていたし、ブロックが私でないのもまず間違いなかった。2人きりのセッションもあるのだから、それはフランク以外、あり得るだろうか?これらの言葉から1つ明らかなのは、フランクが繰り返し言っているような、カシオペアンとの唯一のチャネルではないことだった。

おおよそこの頃、ある友達が絶賛するので、一緒に地元の女性サイキックを訪ねた。彼女は職業的霊能力者ではなく、見料もとらないのだが、研究グループを主宰し、地元にファンが少々居たので、またもやサイキック詐欺にひっかかることはないものと安心していた。彼女はとても素敵な人で、私たちは台所のテーブルの周りに招じ入れられた。彼女は私に、自分でも長い間忘れていた事を含め、私の当時の状況を正確に言い当てた。彼女が言った中で、最も注目すべき、驚くべき言葉は、「私にはあなたの周りをついてくる赤毛の少女が見えるわ。あなたの人生で次に生まれてくる赤ちゃんの魂を表してるんでしょうね」というものだった。実は、他の数人のサイキックの友達も同じことを言っていた。奇妙な事に、彼女もそれを繰り返したである。

この時期の私はまだ、もう1人子供を作ろうとは考えていなかった。実に深刻な健康状態だったので、今度妊娠しようものなら、私は死ぬだろうと思っていたのだ(確かに少々悲劇のヒロインめいた言い方とは思うが、女性ならお分かりいただけよう!)。もちろん、私はすぐにシーズにこのことを訊いた!(もちろんのこと私は、あまり具体的な言い方はしたくなかった。というのも、フランクは私がサイキックの所に行ったことを知らなかったし、誘導なしでシーズが何と言うか見たかったからだ。)


941028
Frank, Laura, V_____
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Q: (L) さて、いつも私と一緒に居る小さな子供が見えると何人かに言われるんだけど、彼女は誰で、どうしてここに居るの?

A: 列の次の順番。

Q: (L) 何の列の次の順番なの?

A: 誕生。

Q: (L) 私にもう1人子供ができるの?

A: 多分。

Q: (L) 何人が順番を待ってるの?

A: One.

Q: (L) 男の子、それとも女の子?

A: 女の子。

Q: (L) それは来年起きるの?

A: Open.

Q: (L) 私42歳なのよ。この歳で、正常な妊娠ができて、健康な赤ちゃんが産めるのかしら?

A: Yes. あなたの意識がすぐに、目を見張るほど鋭くて、的確かつ正しい情報をもたらすようになるだろう。

Q: (L) メラトニンを飲んでるから?

A: 部分的には。

Q: (L) 1ヶ月以内?

A: そのうち分かる。

Q: (L) 自分の直観に頼る所が大きいんでしょうね。

A: Yes.

Q: (L) プールがきれいになったのは、何が起きたから?

A: あなたがエネルギーを蓄えた。.

Q: (L) 儀式とは関係ないのね。

A: その通り。儀式ではなくて、反対の方に行けてあなたは幸運だった。

Q: (L) どうしてそうならなかったの?

A: 神の介入。

[エネルギーが高まる]

Q: (L) 私の人生は神が介入する事態で一杯みたいね?

A: Yes.

Q: (L) 介入の目的は?

A: あなたの働きを守り準備するため。

Q: (L) その働きって何?

A: あなたは地球の全員にとって非常に価値がある。

Q: (L) どんな価値?誰にでもあるもの?

A: No.

Q: (L) 意味あるものなの?どういうミッション?

A: 次第に分かる事だが、あなたがチャネルを開くのを信じなさい。一度に全部は言えない。
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このちょっとしたやり取りは、実に興味深いと同時に、何とも困惑させられるものだった。最初にカシオペアンは、この時点で私達が質問しているのは、プロセスにおける1つの段階に過ぎず、最終的には「あなたの意識がすぐに、目を見張るほど鋭くて、的確かつ正しい情報をもたらすようになるだろう」と言っている。もちろん私は、これはある種の魔法的な「気付きの始まり」だろうと思ったので、メラトニンの摂取と関係があるのか訊いたのだ。

というのも、プールがエンドウ豆スープになった事件で得た直観を私は信じていたので、霊的気付きを育むという文脈でこれを尋ねるのはごく自然だったからだ。私はまさか神の介入という答えが返ってこようとは思いもしなかった。カッコに入れた[エネルギーが高まる]というのは、プランシェットが非常な速さで動き出して、テーブルからあやうく飛び出しそうになったことを言っている。質問の結果、「神の介入」というテーマへのドアが開いて、ポジティブなエネルギーのうねりを受け取ることができたのだ。

どうして神の介入が私のために起こったのか訊いた時、私は自分がきわどい問題を扱っているのは分かっていたし、正直、私が「地球の全員にとって非常に価値がある」と言われても大して信じようとしなかった。この言葉はエゴの罠だという印象を受けた。私はこのような事には警戒するようにしていた。このときシーズに対する信用をなんとか取り戻せたのは、彼らが私のミッションについて答えなかったからだった。「あなたがここに居るのは世界を守るためだ」とかいうナンセンスを言われて、道を踏み外す人のなんと多いことか!私は自分の人生の価値はおそらく、火あぶりにされるか何か、身の毛もよだつようなことを甘受することにあるのだろうと思っていた。にもかかわらず、私が「どういうミッション?」と尋ねたのに対して、またしてもカシオペアンはフランクがカシオペアンのチャネルだと主張するのを未然に防ぐように、彼の不意をついて、「次第に分かる事だが、あなたがチャネルを開くのを信じなさい。一度に全部は言えない」と言ったのである。フランクとの協働作業には問題があるのだろうと思ってはいた。シーズは可能な限りはっきりと、今の媒体を通してだと、沢山の事を断片的にしか話せないこと、チャネルが開くのは私の心の奥深くであることを宣言したのである。その上、究極の答えがもたらされるのは、私の意識からのみだというのだ。

だが、いつものように私は、これらに気付いたことをフランクに悟られないようにした。同じセッションでは、もう1つ、非常に興味深い一連の言明があった:


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Q: (L) 今、エネルギーが高まってるみたいだけど、何か教えてくれるのかしら?

A: それにはまだ準備不足だ;まずは、クリアなチャネルとフォーラムを作りなさい;一歩ずつだ。

Q: (L) フォーラムって何?

A: 何だと思うかな?

Q: (L) つまり、このワークにもっと沢山の人を参加させる必要があるってこと?

A: Close.

Q: (L) フォーラムを作る必要があるのね。

A: Yes. やり抜くことで1つの方向性が開く。

Q: (L) やり抜けば、何かがもたらされ、起こるのね?

A: すぐに大きな機会を期待できる。

Q: (L) それが何だか尋ねるのではなく、信じた方がいいんでしょうね?

A: Yes. 機会の解釈を誤ると危険だ。

Q: (L) その機会が良い事なのかどうか、私達3人(※他にV某が参加)の意見が一致するの?

A: 程度は様々。

Q: (L) その機会の解釈を誤ると危険な事になるのなら、起きたときに私達が見逃さないように、ヒントを頂戴?

A: あなた方のうち1人は、その時すぐに気付くだろうが、他の2人は気付かないかも知れない。静観しなさい。
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最初の言明は、私たちがまずはクリアなチャネルを築く必要があるというものだった。これは直前の「あなたがチャネルを開くのを信じなさい」および、「あなたの意識がすぐに、目を見張るほど鋭くて、的確かつ正しい情報をもたらすようになるだろう」という言明に関連するものだ。この時点の私には分からなかったが、カシオペアンはこのドラマがどう展開するのか、あらかじめ知っていたに違いない。だが、これ以上はっきりとした証拠もくれなければ、私の自由意思や経験から学ぶ必要性を妨げようともしなかった。私が「フォーラム」について尋ねた時、当然ながら私は、小さな、ローカルなものを考えていた。フォーラムとは、勉強グループか、議論するための最小限の集まりだと思っていた。実に奇妙だったのは、「大きな機会」の話で、このセッションの参加者は1人を除いてみな解釈を誤る結果、危険な目に遭うというのだった。

後で分かったのだが、この機会とはアークとの出会いだったのである。私以外はみなこの解釈を誤るだろうというのは、確かに正しかった。私は「その時すぐに気付」いたのだが、どの程度のものだったかはうまく説明できない。一方でフランクは、殆ど毎日のように、「アークと連絡をとっちゃダメだ。彼はあなたを誘拐して、嫌らしい目的に利用するために送り込まれる、スパイかKGBのエージェントなんだ」と言って、私を説得しようとした(本物のエージェントはいつだって、自分がやっていることを他人がやると言って非難するのだからおかしなものだ)。その上、彼はグループの他のメンバーたちにアークは危険だとまんまと信じさせたので、私は基本的に孤立してしまい、「これはワナだ。その手に乗ってはならない」と、繰り返し自分に言い聞かせなくてはならなかったのだ。

だがカシオペアンは賢明にも、私が何としても知るべき事を伝えるのにピッタリなフレーズ ― 「その時すぐに気付くだろう」 ― を使ったのだった。私は、アークの登場と、ミッションにおける彼の重要性を、21ヶ月前に予言されて知っていたのだ。

だが私がアークに出会う準備が整うまでにはまだ、21ヶ月に及ぶ並々ならぬ学びが待ち受けていたのであり、その間ずっとカシオペアンは苦難の長いトンネルとしか言いようのないものの最後に待ち受けている、私たちの出会いの光景を見て微笑んでいたに違いない。

上のセッションからそう経たないうちに、テリーとジャンが、グループのレギュラーメンバーになった。カシオペアンは彼らのセッション参加に殆ど狂喜したが、今にして思えば、理由はあきらかだ。とは言うものの、2人は喜んで快く、交信文の分析・照合作業に多くの時間を注ぎ込んでくれた。

フランクは彼をチャネルとするトランスチャネリングをやろうと言い続けた。テリーとジャンにも出席してもらって、私達は何度もそれを実験した。2人には先入観を抱かせたくなかったので、前もって私がどう感じているかを話さなかったのだが、蓋を開けてみると、2人は私と全く同じリアクションをした。実際、フランクというトランスソースの声と存在の嫌らしさはこちら側の聞き手が3人になると増幅された。この体験がきっかけとなって、私達はプロセスにおけるフランクの役割を相当論じることになった。これはまた、フランクの「コントローラー」も、彼に施されたプログラミングもバイパスできるような、質問の際の言葉の選び方を考えるよう私達を促した。交信文の中には誰か他人のことを訊くとみせかけて、フランク当人に関して質問することを予め取り決めてあった質問が相当数ある。テリーに関する質問のように装ったこともあれば、他の人の名前を出したこともあった。後のセッションで、アークと私も同じ方法を使った。本シリーズを続ける中で、どの質問のどこがそうだったのか、どんな状況でそうしたのか、暗号化された回答の意味は何かを明かすつもりである。

だが、フランクの中に明らかにある堕落を避ける道を見つけなくてはならなかったにも拘わらず、結論を言えば、私たちはまたしても、フランクが価値ある人間だと見做したのだった。子どもの頃アブダクトされ誘拐されて、自由意思を侵害された彼だが、彼とのワークを続け、活を入れれば、強さと真のSTO精神が彼の中に育つだろうと感じていたのだ。私はフランクが根はSTOの存在であり、乗り切るには手助けが必要な数々の挑戦に立ち向かっているところなのだと頑なに信じていた。魂が幼いままでは、そんな事は起こらないのだとすっかり気付くには、随分と時間が掛った。子どもの頃から私は抵抗できたのだから、フランクも出来た筈なのだ;だが、彼はあえてそうしなかった。詰まるところ、これは彼の魂の選択がそうであることを表していた。

6年以上もの間(※本稿執筆時点)、カシオペアンは多くの事に関する手掛かりを次々に与えてくれた。その中にはフランク自身に関する事も含まれていたのだが、それらはフランクの知らない秘密の信号体系によって私たちに伝えられた。それが今ようやく明らかになるのだ。もちろんこれは、どうして全ての交信文を、編集なし、コメントなしで一度に公開しなかったかということの理由でもある。即席の読者は、このような背景や、暗号化して質問し、暗号化して答えられた、その暗号化方法に関する情報がないので、交信の真に驚くべき性質を十分理解できないだろう。

それに:「この話の残り」を私たちは待ちたかった。最後の最後まで、私達はフランクが違う選択を行うのを、ドアを開けて待っていたのだ。

(本章終わり)
posted by たカシー at 12:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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