2017年02月20日

ペトレイアス元CIA長官、エリート主義者による世界秩序がいかに「未曾有の脅威」に直面しているかを説明

SOTT パペットマスター


ペトレイアス元CIA長官、エリート主義者による世界秩序がいかに「未曾有の脅威」に直面しているかを説明
https://sott.net/en341343


レベッカ・キール
ザ・ヒル
2017年2月1日

1日、元陸軍大将のデービッド・ペトレイアスは米上院で証言し、アメリカの寄与もあって20世紀に構築された世界秩序が、「多方面からの未曾有の脅威」にさらされていると述べ、ロシア、中国、イスラム過激派、およびサイバーテロの脅威を指摘した。
http://www.realclearworld.com/video/2017/02/05/david_petraeus_the_state_of_the_world_national_security_threats_and_challenges.html

このような脅威は、アメリカの「防衛に関する決断が幾分どっちつかずになっている」ことにより悪化しているのだと、彼は付け加えた。

証言の中でペトレイアスは、「アメリカは現在の国際秩序が当たり前のものだと思ってはいけない」と述べた。「それは自ずと生まれるものではない。我々が作り上げたものなのだ。同様にそれは、自然に維持されるものでもない。我々が維持させてきたのだ。我々がそうするのを止めれば、現在の国際秩序はほころび始め、ついには崩壊するだろう」

上に紹介したペトレイアス元CIA長官の証言は、米上院軍事委員会の「世界情勢」に関する公聴会でのものだ。

ペトレイアスの証言の多くは、トランプ大統領の発言や政策への抵抗を示唆している。トランプは国務長官候補としてペトレイアスを考えていたが断念した経緯がある。

過激派の脅威という点についてペトレイアスは、過激主義を拒絶する、大部分のイスラム教徒こそ、イラクとシリアのイスラム国(ISIS)およびアルカイダとの戦いにおける、「最も大事な同盟者だ」と強調した。

彼のコメントは、イスラム教7カ国からの入国を禁じたトランプの大統領令 ― 大部分の国からは90日間、難民については120日間、シリア難民については無期限に入国を停止するもの − に対する反発が続いている最中のものである。

トランプの批判者たちは、この大統領令をイスラム教禁止令と呼び、これでは、西側諸国がイスラム教と戦争状態にあるとするイスラム過激派の策略通りだと述べている。

「イスラム過激派は、この戦いをアメリカ対イスラム諸国の、文明の衝突と呼びたがっていることも忘れてはならない」とペトレイアスは1日、述べた。「我々は彼らにそうさせてはならない;確かに我々は、彼らがそのような企みのために使用する武器を彼らに与えることになるような行動に対して、非常に敏感でなくてはならないのだ」


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SOTT編集部コメント:実際には、「文明の衝突」という考え方を広めているのは、西側の思想家だし、イスラム教徒に対する数えきれないほどの戦争で攻撃の先頭に立ってきたのは、ペトレイアスのような人々だ。
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ペトレイアスはまた、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のような敵は、アメリカの防衛やNATOのような機関に関して、アメリカがどっちつかずの態度を取るよう奨励している、と警告した。

「例えばプーチン大統領は、このことを理解していて、核を用いない旧来の武力侵略によっても、時にはロシアが、わずかながら領土を得られると踏んでいる。だがプーチンが本当に重きを置いているのは、民主主義を掲げる大国に、NATOやEUのような(欧州大西洋)同盟の枠組みを守る政治的な意思があるかどうかを見極めることだ」
https://news.biglobe.ne.jp/international/0202/nwk_170202_8863181988.html
「だからこそロシアは、これらの国際機関や我々の民主主義的生活全般の正当性に関して、粘り強く疑念を植え付けようとしているのだ」

トランプはロシアとの関係を改善したいと発言しており、またNATOを時代遅れ呼ばわりもしている。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=81656075

ペトレイアスと共に1日の公聴会で証言した、ジョン・マクラフリン元CIA次官もまた、ロシアと付き合うことの難しさについて警告した。

「ロシアとの関係改善を狙うことは何ら悪いことではないが、アメリカはロシアが、彼らの利益を冷静かつ冷淡に計算することを承知しておかねばならないし、プーチンとの付き合いにおいては、ワシントンも同じくらい冷静である必要がある」と彼は述べた。「歴史的に見てロシアは、弱い相手や躊躇している相手と出会った時には、もっと多くを要求し、これに対して敵が抵抗してきた時には、紛争をエスカレートさせたと言って、敵を咎める ― やがて議論を呼び掛けるのだが、これはロシアが得た利益を強固にするための手段なのだ」。交渉は簡単にはいかない。


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SOTT編集部コメント:確かに、既存の世界秩序は崩壊の危機に瀕しているが、それは、彼らが世界秩序と呼ぶ非現実的なものが、現実世界と直接に接触する局面を迎えているからに他ならない。
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(※ペトレイアス元CIA長官、機密情報漏えいで刑事起訴の見通し
http://newsln.jp/news/201501100341560000.html
※トランプ次期大統領、国務長官候補としてペトレイアス元CIA長官と面談
http://newsln.jp/news/201611290041220000.html
※ハフィントンポスト:フリン米大統領補佐官が辞任 後任は不倫(フリン)問題で執行猶予中のあの人?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/14/michael-flynn_n_14735080.html
※朝日:トランプ氏、補佐官候補4人と会談へ「数日内に決める」
http://www.asahi.com/articles/ASK2M3FC5K2MUHBI005.html ※※)
posted by たカシー at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月25日

国連、西側プロパガンダメディア「ベリングキャット」とホワイトヘルメットの傭兵たちのツイートをシリアで化学兵器が使用されたことの証拠に使用

SOTT パペットマスター


国連、西側プロパガンダメディア「ベリングキャット」とホワイトヘルメットの傭兵たちのツイートをシリアで化学兵器が使用されたことの証拠に使用
https://sott.net/en343491


ポール・カイザー
ロシア・インサイダー
2017年2月23日


(写真上キャプション)
ツイッター。最も信頼できるニュース・ソース

シリア内戦の和平仲介役、スタファン・デ・ミストゥラ国連特使は22日、翌日からジュネーブで行われるシリア和平協議に「大きな進展は期待していない」と述べたが、それでも西側のNGOは ― 今や国連自体も ― シリア和平協議にとどめを刺すのを思いとどまらなかった。
http://www.reuters.com/article/us-mideast-crisis-syria-un-idUSKBN16122B
http://russia-insider.com/en/its-now-crystal-clear-washington-aims-make-war-russia-inevitable/ri18997
まあ、いつだって夢見ることはできる。

諸君、既に最悪の事態となっているのだ。シリアアラブ共和国に派遣されている、国連(と緊密な関係の下に作業を進める独立した国際機関である)化学兵器禁止機関(OPCW)の調査団は最近、シリアで化学兵器が使用された疑いがあるという調査結果を公表した。
http://www.securitycouncilreport.org/atf/cf/%7B65BFCF9B-6D27-4E9C-8CD3-CF6E4FF96FF9%7D/s_2017_45.pdf
非常に悲しい事態に備えたまえ:


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(ツィート)
オレ・ソルバング 2月21日

OPCWのシリア視察調査団が公表した2016年(8月2日の事件に関する)報告書には、化学兵器による攻撃の報告が(未確認ながら)65件リストアップされていた。
http://www.securitycouncilreport.org/atf/cf/%7B65BFCF9B-6D27-4E9C-8CD3-CF6E4FF96FF9%7D/s_2017_45.pdf  …
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マリンカ

オレ・ソルバング、あなた、本気で言ってるの?!
そうやって(アメリカに基盤を持つ国際的な人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ=)HRWは報告をでっち上げるのね?!
https://t.co/o9eXt2DyEn
(写真中)
2017年2月22日
リツイート6件 いいね12件
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確かにこれは、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の危機管理部次長であるオレ・ソルバングによる、これ見よがしに国連の報告書にリンクを貼ったツイートだが、アサドが大量に行った残虐行為の証拠として、そこに長々とリストアップされている報告の出所は、ツイッターの投稿やワードプレスのブログばかりなのだ。
https://twitter.com/OleSolvang
(彼の下に続けてツイートしているのは稀なツイッター・ヒーローで、これが出鱈目だと指摘している。)

国連には予算が無いのだろうか?この「視察調査」団はシリアに赴くことが出来なかったのか?

これを見て欲しい:
(写真下)

ホワイト・ヘルメットとジュリアン・レプケ。これが重要かつ主要な出所だ。

ああ、一番下にある素晴らしい「ベリングキャット」へのリンクを丸で囲むのを忘れた。

確かに国連は、年がら年中シリアに赴き、化学兵器による攻撃があったという申し立てを調査しているのだと言っている。だが、そうする代わりに彼らは座して何もせず、ホワイト・ヘルメットや我々の長年の友人であるジハーディー・ジュリアン(レプケ)のツイートをコピペしているのだ。
http://russia-insider.com/en/white-helmets-what-everyone-should-know/ri17088
http://russia-insider.com/en/politics/julian-ropcke-jihadi-julian-nickname-justified/ri12331

ツイッターでの旅程は長く危険なものだったに違いない。国連はネット上のネタに出くわしたのだろうか?あれは極めて有害なものだ。

いずれにしても、アサドがダマスカスの全ての孤児院に合わせて380万リットルの塩素ガス弾を投下したことについては反駁が難しくなっただろう。上掲のOPCWによる報告書のpfdファイルにそうしたツイートが載っているのが、その証明だ。
posted by たカシー at 12:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする