2016年04月12日

ザ・ウェイブ63章: 女性性の殺害

ザ・ウェイブ63章: 女性性の殺害
http://cassiopaea.org/2012/02/16/the-wave-chapter-63-murdering-the-feminine/


読者もお察しの通り、自分の行為の結果を想像できないが故に、結果を怖れない人間 ― あるいは、そうするための知性を持って居ながら、ふさわしい行動を選択するように強いる、結果に関する感情を持たない人間 − は、自由意志や他人の権利を侵害するための理想的な乗り物(物理体)である。

これがまた意味するのは、このような人間は他の「プレイヤー」に対して、彼/彼女の選択が全面的に妄想に基づいている気配を少しも見せずに、自滅することになりかねないような打ち手を自由に選択するということだ。ごく頻繁に、この連中は「勝利する」。というのも、感情から成る良心の制約なしに、全く大胆な行動に出るからだ。だが興味深いことに、この結果また、サイコパスは自ら完全な破滅を招く可能性がある。

それはまるで手札に何の役もないくせに、勝つことに汲々としていて、負ける可能性に動じないあまり、また、嘘がバレる恐怖や、そのような事態につきものの、恥や災難に対して、感情的に無反応なポーカーのプレイヤーが、あまりにもっともらしくブラフをかけてくるので、勝てる役を持っている他のプレイヤーが皆、降りて逃げ出すようなものである ― というのも、彼らはサイコパスの見せる自信のせいで、彼奴が空前絶後の良い手を持っていると信じ込まされるからだ。だが、彼奴はそんな手を持ってないのであり、これが意味するのは、サイコパスの強みはまた、彼奴のアキレス腱でもあるということだ。一たび正体を見分けられ、そうだと分かってしまうと、彼奴にはもはやブラフをかけるパワーはない。一たび知識がゲームに導入されると、サイコパスの正体は暴かれ、もはや他のプレイヤーを「騙す」ことはできなくなるのだ。悲しいかな:彼奴には、次回、もっとうまい説得力あるブラフをかける方法以外は、経験から何を学ぶ能力もないのである。サイコパスは決して発狂しない。というのも、彼奴は嘘に囚われているからだ;彼奴は他人を騙し続ける能力を保つという観点からの「ダメージコントロール」にしか関心がないのである。

アイラ・アインホーンが大胆かつ傲慢にも、クローゼットに置いたトランクの中にホリーの死体を入れたままにしておくことに決めたのも、まさにこうした理由からだった。それは愚行だったのではない;サイコパスならではの行動だったのである。明らかなのは、もしホリーの家族が、捜査を続けるために私立探偵を雇えるくらいに裕福でなかったら、アイラは永久に見つからずに済んでいただろうということだ。

私たちの世界では、そういうことなのである:経済は往々にしてサイコパスに対して大きな利益(payoff)を与え、そうでない者を罰するのである。

もちろんのこと読者は、社会をサイコパスが操作する上で、当該社会の構成員を「白痴化する」のが、有益である理由/度合いについても、容易に理解されることだろう。知識、あるいは、知識を得たいという性向を持たない(ないし、そうできることに気付きさえしない)人々は、「悪い手」しか持っていない指導者たちのブラフにた易く騙されてしまうのである。だが、ずっと陰険な事がここでは進行中である:「ゲームの理論」、「法と経済学」だ。法体系に最初に経済学的思考法が応用されたのは、法律が社会における行動に対して如何に影響を及ぼしているかをにらんでのことだった。こんにちの状況を際立たせるために、ここで最も単純な戦略ゲームを使って説明してみよう。

2人のプレイヤーが行うゲームで、各人が、相手のやっていることに関する知識無しで、自分の手を決めなくてはならないものを考えよう。2人のプレイヤーが、政府と一般国民である場合を想像して欲しい。以下のモデルで、各々のプレイヤーは、どちらか一方しか選べない:法律を定め、あるいは、それに従うに際して、倫理的に行動するかどうかである。

いずれのプレイヤーも全ての情報を持っているが、相手の行動の倫理的レベルについての情報だけは持って居ないと仮定しよう。どちらも、倫理的に行動するということの意味と、非倫理的であるとバレた場合の結果は知っているとする。このゲームには3つの要素がある。
1) プレイヤー、
2) それぞれが採用可能な戦略、および、
3) 各プレイヤーが採用可能な戦略の組み合わせに従って、各自が受け取る利得(payoff)である。

この法体制の下では、一定の状況になったことによるダメージについて、一方の当事者が相手に償う義務があるが、それ以外の状況については義務を負わない。政府が非倫理的な立法活動を行っても、一般国民が被る損失の責任を負わず;その代り、一般国民は、非倫理的行動をとって法律を守らなかった場合には、政府が課す罰金を支払わねばならないような法体制を想像して欲しい。

利得は一般的に貨幣で表わされる。すなわち、倫理的に行動するために、各プレイヤーがいくら投資しなくてはならないか?および、投資によって、各プレイヤーはいくらの利得を得るか?である。

本モデルでは、「法規範」と考えられている社会的価値の標準に従って倫理的に行動することのコストは、双方とも10ドルとする。国民にとって有害な法律が制定された場合には、国民に100ドルのコストが発生する。両プレイヤーが倫理的に行動しても、このような法律が制定され得るという前提を置く。

次に仮定するのは、国民も政府も倫理的に行動した場合に、有害な法律が制定される確率で、これは1/10だとしよう。

政府が非倫理的に行動しても責任を負わない、このような法体制の下で、政府も国民も倫理的に行動しなかった場合、国民にとって有害な法律が制定されると、政府の利得は0ドルだが、国民は100ドルの損失である。

どちらも倫理的行動に「投資」した場合、政府の利得は-10ドルとなる(倫理的に行動するコスト)一方、国民は-20ドルの利得となる。これは、倫理的行動に10ドル投資するのに加えて、有害な法律が制定された場合に被る100ドルの損失に、1/10の確率を乗じた結果の10ドルを加えたものだ。

政府が倫理的に行動し、国民がそうしない場合、国民にとって有害な法律が制定される結果、政府は倫理的行動のための10ドルの出費、国民は100ドルの損失である。

政府が非倫理的に行動し、国民が倫理的に行動した場合、政府の利得は0ドルで、公衆は110ドルの損である。これは「倫理的であることのコスト」に加えて、政府が有害な法律を成立させたことで損失を被るからだ。ゲームの理論で用いられる双行列で表わすと、図のようになる(対になった2つの数字のうち、左が国民の「利得」であり、右が政府の「利得」を表す):
利得行列.jpg

つまり、このゲームで政府は、非倫理的であるとき常に良い結果となるのであり、政府の選択する戦略は予測できよう。というのも、国民がどちらを選択しようと、政府にとっては優れた戦略が1つ(非倫理的であること)存在するからだ。これは「強支配戦略」すなわち、他方のプレイヤーがどんな戦略を選択するかにかかわらず、当該プレイヤーがより大きな利得を得られるベストな選択となる戦略である。

さらに悪いのは、国民が倫理的に行動しても罰せられるということだ。政府にとっては「非倫理的」に行動するのが支配戦略なのだから、政府は決して倫理的に行動しないのであった。それゆえ、国民の側でも、倫理的行動は非倫理的行動より高くつくのが分かる。

つまり、国民は非倫理的選択を行うように操作されているのだ。

ご覧の通り、国民は倫理的に行動することによっては、損失を最小化できない。倫理的である場合のコストが110ドルなのに対して、非倫理的である場合の方が、より少ない100ドルなのである。

さて、「政府」を「サイコパス」に、「国民」を「非サイコパス」に置き換えてみて欲しい。そうすると、サイコパスはどこまでいってもサイコパスであることが分かってくるだろう。もし「利得」が傷つけられることによる感情的な痛み、ないしは、バレることによる恥だとしたら、サイコパスの世界ではこれによる影響は存在しないだろう;上で仮定した法体制の下で、政府が非倫理的行動の責任を決して負わないのと同じである。サイコパスは、他人に有害な行動の責任を負わない政府と同じような世界で生きているのだ。ただそれだけのことである。上のゲームの利得行列から、どうして国民の中に居るサイコパスや、そしてまた、政府の中に居るサイコパスが、有害なのに国民に受け入れられる法律を制定させられるか分かるだろう。倫理的に行動するのは割に合わないのである。サイコパスに同調すると、負ける。サイコパスに抵抗しても、負ける。

倫理感と責任感を衰えさせるのが目的なのだ。経済とは、武器なのである。


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経済学者であることの本質とは。。。感情のスイッチを切る術を学び、「養子縁組や犯罪について、抽象的に考えよう」と言うことと関係があると思う。生まれつきこれが得意な人々に対する呼び名がある。それはサイコパス。罪の意識や良心の呵責、あるいはどんな感情的反応を行うこともできない人々だ。だから、経済学に長けた人が、幾分かイライラしながら人々を見るのには十分な理由があると思う。
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(Romer, 1983).
[ポール・ローマー。シカゴ大学大学院で経済学のPh.D.を取得]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC


アメリカでは、非常に沢山の家庭が、離職や離婚、あるいは両方の影響を被り、一方、または両方の親が一日じゅう、子どもたちとの交流から外されている。これは経済の結果である。両親とも居なかったり、片親が居ても、十分な知識や情報を持って居ない場合、子どもたちは同じような立場にある人々の善意に委ねられ、メディアが作った文化に浸ることになる。ジョイスティックとテレビのリモコンを握りしめた子どもたちは、『サウスパーク』や、
http://southpark.cc.com/
『ジェリー・スプリンガー・ショー』(=不倫、同性愛、三角関係など複雑な人間関係の渦中にある人々がステージに登場。観客の前で激しい口論をし、しばしば殴り合いのケンカにまで発展してしまうという番組)、
あるいはニンテンドー上のゲーム『モータルコンバット』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88
を見て育つのである。これでは、正常な子どもでも、暴力に対して鈍感になってしまう。より影響を受けやすい子供達 ― サイコパスの遺伝子を受け継いだ子どもたち ― は、危険な、心の崖っぷちへと追いやられることになる。その一方で政府は、両親たちや心理学界の要求に答えて定例的に、年少者の暴力行為を処罰しない法律を制定し続けるのだ。

メディアに溢れる暴力に関して、テレビや映画の流血シーンが、観ている子どもたちに影響を与えると異議を唱え続けようとする研究者は殆ど居ない。今ではこれに混じって、狩りや殺しをモデルとして作られたテレビゲームが存在している。グラフィックに惹かれて、子どもたちは、「勝利」のスコアを獲得するという最初の喜びに「血しぶき」を結び付けることを習得するのだ。

またしても、経済が現実をコントロールしている。

私たちの世界の霊的ストレスは、まさに家庭にあるのだ。連中は、子どもにた易く働きかけ、子どもたちは「世界に虐待された」と心情を吐露する。生きることの現実、ゲーム理論を通して課された経済的圧力によって作り上げられた現実からの言葉だ。

解決策はあるのだろうか?

明らかな解決策は、せめて政府や社会の中に居るサイコパスが非倫理的な行動の責任を取るよう強制するような世界にすることだろう。だが、ゲーム理論のモデルが示すように、利己性こそが常に、子孫を残す上で採用しうる最も利得の大きい戦略なのである。どうやら何世紀にも亘って、サイコパス遺伝子を複製するよう仕向けることが、超次元のコントロールシステムのアジェンダの1つだったようである。この結果、こんにち、このとき、神々による秘密のゲームの駒は全て盤上に揃ったのだ。

生まれつき非利己的に振る舞うのが、進化的に安定な戦略であり得るだろうか?

総じて見れば、いかさまを行い、競争し、嘘をつく能力が、ずばぬけて適応的であると証明されてきた。それゆえ、淘汰圧によって清廉さが社会に広まるという考え方は、実際問題として信じ難いように思われる。それが、競争を促すような遺伝子を負かすことはあり得ないだろう。「善玉」は食われ、根絶やしにされてしまうのだ。気付きを得ない幸せな人たちは、食われ、根絶やしにされてしまう。幸福や優しい気持ちはこんにち、殆ど滅多に見られず、本当に感じることができ、他人に共感でき、良心を持つ人々が悲惨さと苦難に打ちひしがれているというのが、あまりにもありふれているのだ。超次元からの操作は、私たち全員をサイコパスにするよう仕組まれている。

とは言え、もし、最も深いレベルの利他性を導入することもまた可能であるなら、良心と倫理に対する遺伝的素因は広まり得るであろう。共感を、私たちの子孫を含む他人のために、抽象的な意味で自由意思を高めるという崇高な理想の対象にするのだ。つまり、私たちが持つ「自己利益」は、他の全ての人々もまた幸せで思いやりがあることを確実にするように、そして、私たちが世界に産み出す子どもたちが、生来幸せで、互いを慈しむという選択肢を持つことを確実にするように、集合的に委ねられるべきなのである。

つまり、もしサイコパスがグループの将来の幸福を脅かすのなら、連中によって自己を支配されないよう拒絶することによって、個人ベースで対処するしかないのである。実際的な意味で、自己の自由意思を侵害から守ることは、最終的には、他人の自由意思を守ることになる。自分自身の権利も、他人の権利も守る結果、全員が自由意志を享受し、幸福となり得ることが保証されるのだ。もし突然変異種であるサイコパスが、危険をもたらすのなら、サイコパスに対して予防セラピーを命じるのが真の共感 ― 真の倫理感、真の良心 ― だろう。

証拠から確かだと思われるのだが、大いなる霊的目覚めや、社会経済的な改革、あるいは、世界じゅうの人々の間で互いに優しくしようという願望が自然に起こることによって、人間の本性がポジティブに変容するというのは実現しそうもない。しかし、長期的に見た場合、悲惨さは安定的な戦略ではないので、苦難を味あわせようとするサイコパスによるプログラムが敗れるというのは、大いにあり得ることである。悲惨さが増大する状況においては、犠牲者はそれを逃れる方策を探求するものだ;この探求がゆくゆくは、自分達が本当は悲惨な状態にあることの解明へと人々を導くことだろう。そうなれば、それを集合的に行う能力を持った、知性ある人々の社会が誕生することになるかも知れないのだ。

そういう訳で、サイコパスを見分け、連中との付き合いを止め、連中を社会から締め出し、私たち自身を連中の「食料」や騙し、利用の対象にさせないことこそが、私たちが唯一採用可能な、最も効果的な戦略なのである。

これにはもちろん、もっと深い理由がある。そこで思い出されるのが、「母親」という手掛かりである。

*

1958年のニュー・イヤーズ・イヴ・パーティーでのジョン・ナッシュは、どう見ても僅かに奇妙で、正常な域から外れていたが、彼の家族や友人たちは、彼は元々こうだと知っていたので、これを受け入れた。聡明さのゆえに、彼の行動は相当程度大目に見られていたのだ。しかし、それから「2月末(まで)のあいだに、ナッシュは。。。不可解で恐ろしい変貌をとげる」(シルヴィア・ナサー『ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡』塩川訳348ページ)。

これは完全な心神喪失に陥る直前のことだったのだが、ナッシュは「ほとんど裸(の)。。。はだしで股におむつを付け」(同上)た格好で、「まだ幼いニュー・イヤー」の象徴であるかのようにして、ニュー・イヤーズ・パーティーに現れた。多分、これはさして奇妙な事ではなかったのかも知れない。だが、もっと奇妙だったのは、ナッシュが「ほとんどの時間を(妻)の膝で丸まって」(塩川訳349ページ)過ごしたことだった。他のゲストたちは、これにとても困惑し、後に、「人に不安を抱かせる光景だった、と述べている」(同上)。ある人達の前に居ると「落ち着かない」感じがしても、私たちの殆どは、そんな気持ちを往々にして隠し、大ごとではないと棚上げにしたり、無視してしまうものだ。だが本件の場合、何かがおかしいというのは、間違いなくジョン・ナッシュが深刻に具合が悪いことの兆候だったのである。

みんなが振り返って考えてみると、ニュー・イヤーズ・パーティーのずっと前から、「ナッシュは、すでに目に見えない境界線を越えていた」(同上)。しかし、彼の精神状態が悪化しているのは無視された。というのも、彼は元々、エキセントリックな性質で知られていたからだ。彼を知る人たちに言わせると、「もともとナッシュは、いくらか変わった話しかたをする人間だった。人々との会話で、いつ口をはさみ、いつ口をつぐむか、あるいはごくふつうの歩み寄りというものを知らないところがあった」(塩川訳350ページ)。長々と話しては、謎めいた、あるいは、的外れな終わり方をするというのが彼の癖だったのである。

パーティーの何か月か前、ナッシュはゲーム理論の授業を教えていた。「ひどい速度で授業を進めたり、講義中や学生の質問に回答している最中に、(彼が)急に夢想状態におちいったり」(同上)するのに、学生たちは気づいていた。「感謝祭も間近いある日、ナッシュは(助手と学生の1人)を散歩に誘った(のだが、そのうち彼は)長いひとり言を呟きはじめた。。。どうやら、世界の平和がおびやかされている、世界政府の樹立が求められている、という意味」(同上)らしかった。「そしてふたりの若者に、自分はきわめて重要な任務を頼まれている、と打ち明けようとしていたようだ」(同上)。年が明けて授業が再開すると、「ナッシュは(助手)に、遠くへ出かけるから2教科の授業をまかせる、と告げた。。。やがてナッシュは。。。姿を消してしまった」(塩川訳351ページ)。

「同じころ、(数学者であり、ゲーデルが提起した論理的難題を解いたことで有名なポール・)コーエンも行方不明となっていた」(同上)。2人が居ないことに、人々は数日後気付いた。「ところがコーエンは、たまたま女きょうだいの家をたずねていたにすぎなかった。。。いっぽうナッシュは、車で南へ向かい、ワシントンDCに立ち寄ってから、(母の家がある)ロアノークを目指したようだった」(塩川訳351ページ)

「2週間後、ナッシュはうつむきかげんで、おおぜいがおしゃべりに熱中している談話室へ入ってきた。手には『ニューヨーク・タイムズ』をたずさえている。やがて、(皆)が集まっているあたりへ歩みよると、新聞第1ページの左上欄(ニューヨーク・タイムズ紙で「オフリード」と呼んでいる欄)を指さして、誰にともなく言った。『地球の外からの目には見えない力が、あるいは外国政府が、「タイムズ」を通して自分に連絡を取ってきた。メッセージは自分だけに向けられたもので、暗号になっているから解読には慎重を要する。解読のしかたも自分しか知らない。自分だけが世界の秘密に関与することを許されているのだ』」(同上)。

ナッシュはラジオ局が彼にメッセージを送って来ると言い出した。彼は「大学院生のひとりに期限切れの車の免許証をわたし。。。これは『宇宙旅行用の車の免許証だ』と言った。。。『自分は宇宙調停委員会の委員だ。いまからきみをアジア地区の責任者に任命する』」(塩川訳352ページ)

「この数週間のことでナッシュ自身が記憶しているのは、湧き起ってはますます倒錯的となるイメージと、まわりの人にはまったくわからない秘密の世界に関するお告げが次第に激しさを増し、精神的に疲労困憊したことだけのようだ。そのうちに(彼は)。。。赤いネクタイをした人間に注意を奪われるようになる。これは1996年に当人が回想していることで、赤いネクタイをした男が自分に合図を送っているような気がしてきた、というのだ。。。『おそらく共産党の陰謀に関係があるのだろう、と考えたのです』」(塩川訳353ページ)

この時点で「ナッシュは、まだリーマンの仮説と取り組んでいた」。彼は被害妄想になって、コーエンが「彼の研究を盗み見ようとしている」と思ったのか、「僕のごみ箱をあさったりするな」(塩川訳354ページ)と言ったりした。「(あるフルブライト奨学生は)フランスの数学者クロード・ベルジェ。。。に、ナッシュからきたという手紙を見せられる。4色のインクを使って書いた手紙で、地球の外からきたエイリアンに自分の経歴を踏みにじられている、と苦情が訴えられていた」(同上)。

「あるとき、(ナッシュは)いつものとおり連絡もせずに、(天体力学者ユルゲン・)モーザーの研究室へぶらりと立ち寄った。。。ナッシュは黒板の前に立って、大きくてでこぼこな乾燥ジャガイモに似た模様を描いた。その右に、それより小さな円をいくつかならべた。そしてモーザーの顔をじっと見つめた。『これが』と言ってジャガイモを指さす。『宇宙だ』。モーザーがうなずく。『これが政府だ』。『これが天国。これが地獄』」(同上)。ナッシュは奇妙な手紙を書き始めた。「どれも各国の大使宛てのもので」、ナッシュは学内メールでそれらを送ろうとしたのだ。(塩川訳355ページ)。学部長テッド・マーティンの「秘書がそれをよりわけて(学部長)に見せると。。。マーティンはうろたえ、すぐにすべてを回収するように指示した。回収したもののなかには住所の記してないものもあり、ほとんどは切手を貼らずに大学近くのポストに投函されたものだった」(同上)。

さて、ここらでしばし立ち止まって、状況について考えてみる必要があるだろう。この男は、地球の外からきたエイリアンが彼の経歴を踏みにじっていると思っている;彼は明らかに深刻な問題を抱えていたのだが、周囲の人々は皆、これを隠ぺいしようと考えていたらしいのである!三つ揃いのスーツを着た、栄光に満ちた管理職の学部長は、ナッシュが投函した手紙を回収しようと夢中になってポストを探し回り、他の人々に、この男の頭がおかしいと悟られぬようにしたのだ。

思うのだが、少なくとも医学的理由から、これらの手紙はとっておいて、精神科医に精査させるべきだったのではないだろうか。しかし、シルヴィア・ナサーによると「手紙は1通も残っていない」という(塩川訳335ページ)。これは驚きだ。これらの手紙には、一体何が書かれていたのだろうか?

ナサーがインタビューを行った際、「ナッシュが世界政府の樹立を構想している、と(テッド・)マーティンから聴いたことをおぼえているものは少なくな」(同上)かった。「そんな折り、シカゴ大学の数学科長エードリアン・アルバート。。。(に)ナッシュから非常におかしな手紙が届いた、という。。。それは(就職と講演会の)申し出を断る手紙だった。。。わたしは南極大陸の皇帝となるつもりなので、厚意を受けるわけには参りません、としたためてあった」。(塩川訳356ページ)

ニュー・イヤーズ・パーティーの後、彼の精神状態は急速に悪化した。2月28日にジョン・ナッシュは、「米国数学会の主催した地方部会」で講演を行ったのだが、「およそ250人の聴衆が集まった」という(塩川訳358ページ)。始めのうちは謎めいた、未完成な数学学説という感じの話で、それはナッシュにすれば、あまり珍しいことではなかった。「ところがなかごろまでくると、何かが変だということに(誰もが)気づきはじめた。(数学者の)ドナルド・ニューマンは。。。語っている。『いま言ったことと次の言葉がつながりません。。。誰もが何かがおかしいと気づきました。それでもナッシュは話をやめません。もうとりとめのないおしゃべりになってしまいました。数学が実にくだらないものにおとしめられてしまったのです。。。めちゃくちゃだったのです』」
(Nasar, 1998).
(塩川訳360ページ)

別の証人は、「ナッシュはみんなの笑いものになりました。このときの聴衆(は)ナッシュをさんざんあざけってばかあつかいしました」と述べている(同上)。

プライベートでもナッシュは妻に対して、「『陰謀が進行している』、『自分は監視されている』などと訴え。。。ひと晩中眠らずに、国連宛てにわけのわからない手紙を書い(たりし)。。。ある晩など、寝室の壁一面をペンキで黒い斑点だらけにしてしま」った(塩川訳362ページ)。

ナッシュが初めて措置入院させられた詳細はよく分からない。ナサー他はMITの総長が何らかの方法で介入し、ナッシュは「連行された」のだろうと推測している。マクリーン病院の精神科に入院した後、彼は向精神薬のクロルプロマジンを注射されて大人しくなったものの、頭に現れる思考の流れは止まらなかった。「(MITでの友人である)アーサー・マタックには、軍事指導者たちが世界制覇をたくらんでいる、きみがその指揮をとっているんだろう、などと言ったらしい」(塩川訳377ページ)。「ナッシュの奇怪で手の込んだ思いこみは、誇大的であると同時に迫害的であり」、他の症状「のすべてが、精神分裂病を指示していた」(塩川訳378ページ)。

入院した途端にナッシュは、基地外のように振る舞うのを止める術を学んだ。彼はそこから抜け出したいと思い、ゲームのルールを学ぶことに精を出した。担当医たちは「ナッシュのいろいろな症状はほとんど『消失』したことは知っていたが、内心ではナッシュが隠しているだけに違いないと考えていた。事実そのとおりで、ナッシュはひそかに自分を政治的囚人と思いこみ」(塩川訳381ページ)、聞いてくれる相手にはそう語っていた。

いろいろあった末、ナッシュはヨーロッパに逃れた。パリで彼は頻繁にアレクサンダー・グロタンディクを訪ねた。「代数幾何学者で。。。70年代に入るや生存主義者の組織を設立して学会と完全に縁を切り、ピレネー山中。。。で世捨て人同様の生活を送るようにな」(塩川訳409ページ)った人物である。この時期にはもう1つ興味深い逸話がある。ナッシュはどうやら数学者のシン=シャン・チャーンと話す機会があったらしく、「そのときナッシュは、ヨーロッパの4つの都市を四角形のそれぞれの頂点に置く『興味深いアイデア』を示したという」(同上)。これがどの都市であり、何を意味するかは、どうやら記録に残っていないようだ。

その間ずっとナッシュは友人に電話をかけ、「数霊術のこと、日にちのこと、世界のニュースのこと(や)ガザ地区で起きていることについて語」(塩川訳421ページ)った。「ナッシュは。。。マジックナンバーや、危険な数があると信じてい(て)。。。世界を救おうとしてい」(塩川訳477ページ)たのである。彼は「絶えまない滅亡の危機に怯えていた。ハルマゲドン、。。。最後の審判」(塩川訳483ページ)等々にである。「しかも、そのどれかの起こる日は、まちがいなく5月29日であると、不気味なほどはっきりと意識していた」(同上)。最終的に彼は再び入院し、「インシュリン療法」を受けた。ナサーが述べている通り、「この実験的治療(インシュリン療法)は、ときには患者の最近の記憶をすべて破壊してしまうこともあり、特別にすぐれた点を見出すのが難しい」(塩川訳430ページ)。そう言われても、私たちが驚かないのはなぜだろう?

ナッシュは足を引きずられながら入退院を繰り返し、大西洋を行き来した。この歳月の間、彼の狂気は様々な程度を揺れ動いた。全般的に見れば、彼の病状と症状は、確かに診断通りだった:妄想型精神分裂病である。精神分裂病の常として、彼が抱いていた妄想は、彼の現実から切り離された断片だった。

私の疑問は:心の中の「暴力」を知りながら、ナッシュは本当に、彼がしたいと言っていたことを行ったのだろうか? ― 「観測できない領域をイメージする異なった方法を見出」(塩川訳320ページ)そうとしたのだろうか?ということだ。彼はヴェールの中に入り;その際に、とても暗くて恐ろしい何かに遭遇したせいで、彼のあまりに人間的な回路は過負荷となって、それが精神分裂病への転落を誘発したのだろうか?

ジョン・ナッシュとアイラ・アインホーンの共通点として、聡明であったこととゲームを「進める」のに魅せられていたこと以外に何が挙げられるだろうか?

彼らはいずれも「支配的な母親」を持っていて、この母親たちが、彼らの心を根気強く訓練し、彼らの達成した成果を誇りに思い、行動の結果を経験する機会を彼らに与えず、彼らがそれを深刻に欠いたまま、不断に彼らを世の中に突き進ませようとしたのである ― たとえ彼らの母親たちが、彼らの「異常」に気付いていなかったとしてもだ。非常に出来の良いサイコパスは、ごく早いうちに、連中の本性を隠す術を学ぶというのは本当らしい。

しかし、サイコパスと精神分裂症という問題に戻るとしよう。このテーマについて調べている間じゅう両方の状態に関して言われ続けていた事が2つある:感情的「つながり」の欠如と異常な単語の使い方だ。しかしサイコパスは、連中が欲しいものを手に入れる=連中の幻想を物質的に満たすために、他人を「魅了」しようとするようである。これに対して精神分裂症患者は、あたかも彼らの幻想が、外界よりも現実的であるかのように、他人を避けて、彼らの幻想に引き籠もるのだ。古いジョークの落ちを言い換えれば:サイコパスは空中楼閣を思い描いて、それを他人に売りつけようとするが;精神分裂症患者は空中楼閣を思い描いて、そこに移り住むのである。

2つの病気の症例
http://psych.brookes.ac.uk/handbooks/24170cw_2010.pdf
を読んでいて繰り返し気付くのは、「患者の言葉の中身と彼の感情表現との不調和が甚だしいことである」。しかし、精神分裂症患者の場合、それはひどく極端であり、他人を騙すために何かをでっち上げようとする試みはもはや看取できない。例えば、ある患者は、自分の母親が急性の病気に罹ったのを同情する言葉を述べている間じゅうクスクス笑っていた。別の患者は満面の笑みを浮かべながら、彼の子供の死を語った。もう1人の患者は、夜はよく眠れるかという簡単な質問に対して激怒するという反応を見せた。臨床的に見て、感情の不適切さの度合いは、しばしば精神分裂症の病状の深刻さを示している。しかし、サイコパスが人を騙すために、意識的に適切な感情を表す「フリ」ができるのとは大違いで、精神分裂症患者の場合は、彼の言っていることと、その言葉に関連する感情のトーンとの間に大きな食い違いが見られるのである。精神分裂症患者の語る言葉に伴って示される感情は、不適切かつ恣意的であり、隠されることは ― あったとしても ― 稀である。

にもかかわらず、精神分裂症患者とサイコパスのどちらも、主として幻想ないし妄想に基づいて活動しているのは明らかである。

このことは、サイコパスが、精神分裂症のバリエーションであって、それが何らかの意味で外に向かったものであり、「満足」を得るための対処メカニズム(◆精神的苦悩や問題に対処するために働くしくみで、さまざまな身体的病気や行為となって表れることもある)
が働いた結果であることを意味するのだろうか?精神分裂症の人々とは外界の刺激や満足の源がもはや必要でなくなっただけでなく、完全に望ましくないと感じるような存在のモードにどうにかしてシフトした人々なのだろうか?サイコパスが2本足の「捕食者」だと考えるなら、精神分裂症患者は、心の中に捕食者が棲みながらも、2本足で歩く「餌食」だと考えるのが適切なのだろうか?

ナッシュとアインホーン、2人の症例で興味深いのは、大きくなると2人ともが、よく似た、「独立的」かつ「反社会的」行動を示したことだ。権威を攻撃し、抵抗する点で似ていたのである。しかし、症状が始まる前には、「状況をわきまえ」、社交的、職務に忠実で、寛大だったと家族が証言する精神分裂症患者は間違いなく存在する。彼らの殆どとは言わないまでも多くが、子ども時代はシャイで、内向的だった − 「神経過敏」だったようだ。しかしこれが常に当てはまる訳ではなく、ジョン・ナッシュの場合には到底当てはまらなかった。


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ミーリーは、ソシオパスに関して、2つの異なる原因論を提示しているが、彼女のフレームワークにおいて、このような誇示的・慢性的な反社会的行動は同じ機能カテゴリーの中に含められている。これが意味するのは、それらは類似ないし同一の心理的メカニズムを持っているということである。他方、ブレア [ブレア・RJR『道徳性への認知発達的アプローチ:サイコパスの探究』(1995)] は、サイコパス的行動を促進するメカニズムに焦点を当てているが、サイコパスは機能不全の心理的/神経的メカニズムを持っていて、社会の他のメンバーに比べて異常であると結論付けている。。。

あるイギリスの専門病院で、50名の男性患者に「サイコパス・チェックリスト」を自己チェックしてもらったところ、サイコパスと精神分裂症の犯罪者の区別ができなかったという重要な研究がある [ハワード・R.C.『精神的に異常な犯罪者のサイコパス・チェックリストの得点』(1990)] これが示しているのは、反社会的行動の前歴がある精神分裂症患者の中には、状況依存的サイコパスと呼びうるものに罹っている者がいるかも知れないということである。。。

サイコパスにおいて実に顕著なのは、彼らが自分自身に関して極めて気楽に感じているらしいことだ。彼らは考えをはっきり述べることができるし、しばしば知能が高く、通常、「魅力的」で「説得力がある」と言われる。サイコパスは低出生体重や、産科的合併症、お粗末な育児、貧困、乳幼児期の心理的トラウマ、あるいは治療の際の有害事象とは無縁で、実際、ロバート・ヘアもこう言っている。「サイコパスが、乳幼児期の社会的ないし環境的要因の直接的な結果であるという説得力のある証拠はみつからない」 [ヘア『診断名サイコパス』(1993)※邦訳は未参照]

神経構造上相互に関連するものがサイコパス的行動を生み出すという信頼できる証拠は見つかっていないのであるが、チェックリストによって評価された18人のサイコパス度と海馬の後ろ半分の大きさとの間には負の相関関係が見られたという興味深い(そしてとても重要な)研究がある。 [ラークソ・M.P.他『サイコパスと海馬後部』(2001)] 背側海馬が損傷すると、条件づけによって獲得される恐怖が減少する。恐怖を感じることが少ないのは、サイコパスの注目すべき特徴であるが、この神経解剖学的特徴がサイコパスの原因なのか、それとも結果なのかは明らかでない;ヘアのサイコパス・チェック・リスト改訂版で識別した69名の男性サイコパスを使った研究でも、サイコパスは、言語機能ないし大脳左半球の機能不全によって特徴づけられるという仮説は裏付けられなかった。 [スミス・S.S.他『サイコパスおよび非サイコパスの刑事犯人の神経心理学的相違』(1992)]

サイコパスにとりわけ顕著な特徴の1つは、ごく幼い頃から、極めて暴力的で反社会的な行動が現れることである。例えば、見え透いた・無分別な嘘をついたり、ちょっとした窃盗を行ったり、動物を繰り返し殺したり、年少時からセックスや盗みの実験を行うといったことだ。 [ヘア、前掲書] ハリス=ライス=クインジーが653名の重罪犯人を使って行った研究では、幼少期に問題行動を行っていたという証拠が、1つの分離した分類クラスとしてのサイコパスが存在する方向に収束したが、大人になってからの犯罪歴の多様性は各クラスに散在し、これらから分類を探し出すのには不適切だった」 [ハリス・G.T.、ライス・M.E.、クインジー・M.T.『分類としてのサイコパス;サイコパスが分離したクラス名であることの証拠』(1994)]

最近の研究では、サイコパスである男性の犯罪者は、産科学や対称性のゆらぎに関する問題では、非サイコパスの犯罪者よりも得点が低いことが分かっており、じじつ、サイコパスの最も厳密な基準を満たした犯罪者は、非対称性問題では最低ランクの点数だった。 [ラリュミエール・M.L.、ハリス・G.T.、ライス・M.E.『サイコパスと発達上の不安定』(2001)] 著者たちが述べている通り、この研究は、サイコパスが何らかの発達上の不安定に起因するという説を全く裏付けないのだが、生活史戦略モデルの正しさを部分的に裏付けている。

サイコパスがゆっくりとだが安定的に広まったという進化論的/ゲーム論的説明は、成功裏にモデル化されてきた [コールマン・A.M.、ウィルソン・J.C.『非社会性人格障害:進化ゲーム論による分析』(1997)] この研究は、サイコパスとなるのは出現頻度に依存する戦略であるというミーリーの提言を幾分かは暫定的に裏付けるものの、伝統的な社会において、安定な割合のソシオパスが存在していたという理論を確立するには、信頼できる評価法を用いた、異文化間での研究が必要となろう。 [アーチャー・J.『ミーリー・モデルを検証する:ESS(=進化的に安定な戦略)を実証しテストステロンの役割を確立することの必要性』] サイコパスは発達上不安定であり、脳に障害があるという証拠が少ないため、サイコパスが適応であるという説は、もっと深く研究を行う価値がある。子どものサイコパスの場合、ADHD(注意欠陥多動性障害)や、行動障害、あるいは、反抗的行為障害と診断し損なうおそれがあるので、特段の注意が払われるべきである。 [アメリカ精神医学会『精神障害の診断と統計マニュアル 第4版(DSM-IV)』(1994)] ヘアによれば、「これらの診断カテゴリーは、幼少のサイコパスには全く当てはまらない。行動障害的には極めて類似しているが、感情的特質、認知的特質、対人的パーソナリティーの特質を捕えられない。。。それがサイコパスの診断ではとても重要なのである [ヘア、前掲書]
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[ピッチフォード・I『暴力の起源:サイコパスは適応か?』(2001)]


上で述べたように、これは興味深い問題である:どうやら、サイコパスと精神分裂症との間には、なにやら特別な関連性があるらしいのだが、これは研究者にとっても、今のところ全くの謎なのだ。イアン・ピッチフォードは、「反社会的行動の前歴がある精神分裂症患者の中には、状況依存的サイコパスと呼びうるものに罹っている者がいるかも知れない」と提唱している。

さて、ご注意いただきたいのだが:こう言ったからといって、精神分裂症患者はサイコパスだと言っている訳ではない。私は個人的に何人か、精神分裂症となって、その恐怖を味わった人を知っているが、彼らにサイコパス的特徴が現れることは決してなかった。それどころか、この病気になるまでの彼らは、紳士的な愛すべき人々であり、シャイで寛大だったのである。罹患後でさえ、このような性質はなおも妄想の靄越しに現れていたのだ。確かに違うのである。私たちがここで論じているのは、全く違う何かなのである。

少し前の方で述べた通り、私がジョン・ナッシュの伝記を読んだ時、恐ろしくも不快な感じがしたのだが、これは、フランク・スコットがかつて語った彼の人生伝を彷彿させたからだと、私は気付いた ― 彼の場合は、「可哀相な僕を憐れんでくれよ」というスピンがかかっているだけのことだった。彼が随分と長い時間を掛けて、両親の虐待を非難したものだから、私は彼らに会ったとき、かなりショックだった。この人達が誰かを虐待するなど到底あり得ないと即座に感じたからである。その後、私は彼の姉に、こうしたことがあったかどうか詳しく訊いたことがあるが、彼女は、フランクが虐待されたことなど無いと請け合った。彼女が認めたのは、フランクが両親から叩かれ、姉から叩かれたと彼が繰り返し主張していること、そして、おそらく彼が「敏感」すぎるせいで、デリケートな感受性の彼にとっては、扱いが「荒すぎる」ように思われたのだろうということだった。最も出来の良いサイコパスは、相手が何かを行って、それほど悪い事では無いと ― サイコパスが言うほどには悪くないと − 分かっているときですら、「自分は何か悪い事をした」と相手に信じ込ませることができるのだ!フランクの姉から話を聞いてみると、彼がくどくどと述べていた、恐ろしい暴力を振るわれたという話は、とても彼が言う通りだったのだとは納得できなくなる。また注意すべきなのは、彼女は彼と多くの問題について「意見が合わない」ため、フランクが彼女を道徳心に欠けていると見ていることである。彼女が単に、彼らとは違った人生を送ろうと思っているだけであることが明らかだったのに、フランクはまた長々と時間を掛けて、両親に対し、彼女の振る舞いを上のように解釈してみせたのである。フランクはこの意見の違いを熱心に「膨らませて」、ついには両親に、彼の姉が、道徳心に欠けているとは言わないまでも、少なくとも、何かを行うには不適格なぐらい心を病んでいるのだと信じさせた。何ということだろう、彼女に会うまでは、私もそう信じ込まされていたのだ!その後も長い間フランクは、彼女が私の前で言った事やした事を全て悪しざまに解釈してみせたので、私は彼女に関して、混乱した感情以外残っていないのである。

いずれにしても、既に述べたように、多くの機会にカシオペアンが言っていた「テスト」は、普通の観方では明らかでない何かを「見る」能力に関するものであるに違いなかった。興味深い事に、私が導かれた数多くの学びの訓練の本質が、有名なサイコパスであるテッド・バンディに関する議論の最中に明らかになったのは、この点を強調するものだった!


960109
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Q: (L) どう質問したらいいのかしら。段々と明らかに思えてきたんだけど、[手掛かりがなく未解決だった地元の殺人事件の被害者である13歳の少女]に絡む何らかのコネクションが存在していて、その殺人と、私のいわゆる「目覚め」 − あなたたちがそう呼びたいならだけど − との間にはシンクロしているコネクションがあるんじゃないかと思うの。もう1つ気づいたのが、テッド・バンディの人生パターンというか人生パターンの変化と、あるUFOが目撃され、キャトルミューティレーションが、国のうち彼の居た地方で起きたこととの間のコネクションなのよ。その頃に私は初めてパムに会って、私自身他のリアリティへの目覚めを経験したの。そうしたら、もう一人の少女JOが居なくなったのが分かったんだけど、時を同じくしてパムと私は再びつながって、JOの事件について議論したの。この新しい事件は、前の事件と多くの点で共通してる気がするわ。これは問題だと思うので、真相を探ってみたいと思うのよ。私がJO事件に関与したこと [私は警察当局に頼まれて、占星術と霊感を使って、何らかの手掛かりを見つけようと試みていた] と、私の心の扉が怪現象、とりわけUFOやエイリアンに対して開いたのとは何か関係があるの?

A: おそらく。

Q: (L)これについて、はっきりと答えてくれないの?

A:学びなさい!

Q: (L) Okay. これについて夢を見たのよ。このケースについて私が占星術で調べたり、夢を見たり、霊感を得たりしているのは、私の天性の気付きが何らかの方法で始まったのかしら?

A:多分。

Q: (L) JOが殺されたのとエイリアンの活動との間にはコネクションがあるの?

A:ある次元と別の次元とが一つに収束する(plane convergence)ときには、常にこのような何らかのコネクションがあるものだ。

Q: (L)それじゃあ、JOが殺されたのは、ミニ次元収束なのね。

A: 私たちは今しがた何と言ったかな?

Q: (L) あなたたちがそう言ったと思ったので、はっきりさせようとしたんじゃない。。。このミニ次元収束というのは、ある個人のリアリティの次元が、もう1人の人のリアリティの次元と収束して、どちらかの人が消滅してしまうような場と言っていいの?

A:第4、第5、第3密度が関係している。

Q: (L)それじゃあこれって、これらの3つの密度の次元収束のようなものなのね。これって、全ての殺人に関して当てはまるの?

A:(前半は)自分で調べなさい。(後半は)yes。

Q: (L)私がそのリアリティとやり取りしたのは、言わば、次元収束地点に入ったの?

A:ヘリをもてあそんだ。

Q: (L)じゃあ、人が殺人事件の調査に取り掛かったり、それについて考えたり、能力や直観、その他なんであれ使って、この種のパズルを解こうとしたら、それは次元収束とやり取りしてることになるの?

A:これは第5密度に「帰還」したいと常日頃願っていることの1つの現れだ。

Q: (L) Okay. さて、ズバリ聞きたいんだけど。JOの事件についての私の結論は正しい?

A:「正しい」というのは多くの形、多くの表現をとるものだ。

Q: (L) (F) どういう意味?

(L) 分からないわ。

A: 学びなさい。

Q: (L) JOは知り合いの男に殺されたの?

A: 私達としては慎重なアプローチを取るよう言ったことを思い出してもらいたい。あなたが正しい学びを得るためだけでなく、痛い目に遭わないためにも。

Q: (L)軌道に乗れて「慎重な」質問となるようにアドバイスを頂戴?そうすればその後の質問はその模範に従って組み立てるから。

A:ここでの問題は、私達を誘導してあなたが望むような答えを引き出せるような質問の「組み立て方」ではなくて、あなたがいかに効果的に学ぶかだ。各回答から学ぶことが1つだけだという先入観を持ってはいけない。「無邪気に前提を置かずに問うてこそ学ぶものがあるということを、あなたは分かっていない」

Q: (L)テープを巻き戻して聴いてみたんだけど、雑音だらけだったわ。どうしてテープに問題が起きたのか教えて頂戴?

A:念波の転送。

Q: (L)その念波転送って何なの?

A:発達したエネルギー。

Q: (L)私達から放出されたの?

A:放出元と先の両方へ。

Q: (L)私達からあなた方へ?

A:あなたと他の人達で、私達ではない。
[その場にただ1人他に居たのは、フランクだった]

Q: (L)他の人たちって誰よ?

A:第4密度の盗聴者だ。パムの関与によって「事態が緊迫してきた」のだろう。

Q: (L) パムの関与は、このワークにとって有益になる見込みなの?

A: Yes, 異常も覚悟しなさい。

Q: (L) それは面白いわね。あなたたち、誰がJOを殺したか教えてくれるの?必要なら、私の結論を打ち明けてもいいのよ。

A: 学びなさい。私たちの前の答えをおさらいすること。。。

Q: (L) Okay. 学ぶことね。テッド・バンディには何かがあって、数多くのUFOが目撃されたのと同時に彼の人生は崩壊したというのが真相のようね?

A: Yes.

Q: (L)テッド・バンディはアブダクトされたの?

A: Yes.

Q: (L)テッド・バンディはプログラミングされたせいであんな事をしたの?

A: Yes.

Q: (L)そのプログラミングが行われた目的は何なの?

A:さしあたり、私達は答えを差し控えねばならない。

Q: (L) Okay. バンディは人を殺したところそれが「身体の中に蓄積されるプレッシャー」のように彼をせき立て、これを克服することができなかったと述べていて、思うにどうもそのせいで彼は「人間」であることを止めたんじゃないかしら。私にはどうもこれはインプラントが、反社会性を抑える個人の社会的行動規範ないしコントロールを圧倒した例のように思えるのよ。これがJOを殺した人間にも起きたの?

A:多分。

Q: (L)新たに行方不明になった少女CBとJOとの間にはコネクションがあるの?

A:本件に関する、あなた方の知識の調査はうまくいっていて、続けることを勧める。なんと言っても、学ぶことは楽しい!

Q: (L)でね、私、新たに居なくなった少女CBとJOの外見には関連があるんじゃないかと思うのよ。もしかして、彼女たちのどちらか、あるいは両方を殺した人間は、この特定のタイプの顔の特徴に反応するようプログラミングされていたんじゃないかしら?それがプログラミングの一部だったの?

A:本テーマ終了。

Q: (L)どういう意味?

A:私達はこの問題について、あなたにさし当り必要な支援は全て行った。自力で続けた方があなたの成長のためだ。

Q: (L)別の方向から1つ2つちょっとした事を聞かせて頂戴?ていうか、これじゃあ私は皆目見当がつかないまま置き去りにされたみたいじゃない!

A:そんなことはない!

Q: (L) 私は本件を解決したいの。だって、家族は苦しい思いをしていて、助けを求めてるのよ。

A: どうして自分の驚くべき能力を信じないのかな?もし今答えてしまったら、いずれそうなるように、年がら年中あなたがこの役割を果たす必要に迫られるようになったとき、あなたは自分でどうすることもできなくなってしまうだろうからね!!!!

Q: (L)正直言って、もうこれ以上、殺人の調査には関わりたくないわ。あまりに気が動転するんだもの。私はこんなことを定期的にやらなくちゃならないの???

A:同じ土俵ではないけど。

Q: (L)それじゃあ、どうして「役割を果たす」なんて言うのよ?

A: No, 見えざるものを見るんだ!
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精神分裂症の問題に関しては、次のセッションがある:


941025
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Q: (L) トカゲは妄想型分裂病に責任があるの?

A: 幾分。

Q: (L) 一般的な意味で、多くの場合、パラノイアや統合失調症(精神分裂症)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87
の原因とは何?

A: トカゲによるエネルギー操作。

Q: (L) どうしてそんなことをするの?

A: 結果生じるネガティブなエネルギーを食べるため。

Q: (L) それじゃあ、必ずしもアタッチメント(付属装置)のせいじゃないのね?

A: No.

Q: (L) トカゲは効果を高めるために、ダークエネルギーのアタッチメントを使ったりする?

A: Yes.

Q: (L) 多くの妄想型分裂病の症例では、アタッチメントが使われるんでしょ?

A: Yes.

Q: (L) 連中は精神分裂症を遺伝によって永続させてるの?

A: 可能だ。あるいは、精神面や感情面で。日常生活環境の操作だ。

Q: (L) それってどうして、普通、青年期までは発病しないの?青年期は、アブダクトされてインプラントされやすいから?

A: 必ずしもそうではない。
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次の引用に関してだが、この頃、私たちはフランクを参加させずにセッションを何度か行っていた。それらは一般の交信録には含めてこなかった。というのも、フランク自身について議論することに主眼があったし、そんなことを知らせてショックを与えないよう守るのが親切だと考えて、その間、彼には、役に立つようなポジティブなやり取りを勧めていたからだ。下のセッションの1つ前の回で、私たちはフランクに関して危険があると言われていた。それが、他の勢力によって無意識のうちに操作されているから、フランクが危機に瀕しているという意味なのか、それとも、彼が私たちにとって危険だという意味なのかは、必ずしもはっきりしなかった。この出来事に刺激されて、私は再び、フランクを救おうとしたのだった。以下の引用では、彼は再びグループに参加していたが、もし、彼が自らを守るために何かをするべきならばそうだと気付けるよう、私は彼の居る前で、この情報について尋ねた。


950415
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Q: (L) こないだの晩、フランクが居なかった時、フランクが政府によって危険にさらされていると知らされたけど、それは今でも正しいの?

A: 部分的には。

Q: (L) 危険の出所(ソース)は何?

A: 出所?

Q: (L) つまり、IRSなのか、FBIなのか、CIAなのか、あるいは何?

A: そういうイニシャルではない。

Q: (L) 身の危険?それともハラスメントの危険?

A: 自殺させるための心理攻撃。

Q: (L) この種の攻撃に対するシールドになるものはある?

A: Yes.

Q: (L) 何をすればシールドになるの?

A: 継続的な知識のインプット。

Q: (L) その知識はどのような形で取るべきなの?チャネリング情報?本?ビデオ?

A: それら全部と他のもの。

Q: (L) 他のものというのは特定できるの?

A: 情報のネットワーキング。そこで、警告だ!!! 他のみんなもすぐに、同じタイプの攻撃が大いに増すのを経験するだろう。あなた方のうち2人は、過去に同じソースから、同様の理由で攻撃された。だが、今やあなた方グループの置かれる危険は、これまでの範疇には収まらない!! いいかな、あらゆるチャネラー、および、それと似た成り立ちの人々は、見分けられ、追跡され、「始末される」

Q: (T) 似たタイプの攻撃を経験したのはどの2人かな?

A: 学びのため、見分けるのはあなた方だ。。。自殺を考えたかな?

Q: (L) あなた、自殺を考えた?

(J) No.

(T) 僕でもない。

(F) 僕はしょっちゅう考えてたよ。

(T) ローラ、あなたは?

(L) 私はかなりロウだったわ。自殺を思いつめてたわけじゃないけど、灯りを消して幻想を終わりにできたらどんなに素敵だろうとは考えてたわ。

(T) OK, それじゃあ、2人は誰か分かった。あなたとフランクだ。

(L) またはジャンね、悪化して行ってるみたいだから。。。

Q: (T) それじゃあ、僕らは知ってるんだ。嫌らしい攻撃を避けさえすればいいのかな?

A: あなた方は必要な気付きを全部持ってはいない!どうやっても無理だ!

Q: (J) フランクとローラの間にこうした事が起きた理由の1つは、とても弱々しくて、混乱していたとはいえ、フランクが居なくても、私達がチャネルによる接続を達成できると示すことだったのかしら?チャネルの完全性の1種の検証ね。それが副産物、あるいは、目的の1つだったの?

A: 副産物とはうまい言い方だ。いいかな、存在する全ては学びだ。

Q: (L) 攻撃は疑いという点では、より内心に向けられたもので、チャネルと情報に関してだけではなく、存在の基盤に関しても行われたわ。つまり、私たちが食物連鎖の頂点に居るのだろうという認識が打ち砕かれたのよ。

(T) 一旦対立が根付くや、雪だるま式に大きくなるんだ。

(J) 多分、これの観方としては:確かに私達はこうしたつまらないことの全てに耐え、あなたとフランクは苦難を味わったけど、多分1ついい事も生まれたのよ。多分、意図してではないんだけど、確かに分かったのは、私達みんなから切り離された別個のチャネルが存在しているということよ。それは、私たちの誰が居合わせるかには依存しないの。確かに、最適なコンタクトには、全員が揃わなくちゃならないけどね。。。

A: 誰でもチャネリングできるが、同程度のグルーヴィングを成し遂げるには練習が必要。だが、その派生的影響に気を付けなさい!

Q: (L) どんな派生的影響?

A: フランクをよく見なさい(※あるいは、「監視しなさい」)。

Q: (T) みんなキミを見守っているよ。

(J) Yeah. それで?

(F) 彼らが言いたいのは、キミたちが僕のようにチャネリングできるようになると、僕は殆ど始終チャネリングしてるから分かるんだけど、これには良い面と悪い面があるんだ。良い面は分かるだろうけど、悪い面をキミたちは知らない。悪い面とは、それをやりながら生きていくのがとても大変だということだ。心の状態を言葉で言い表せないくらいにだよ。
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フランクが、彼の行っている「コンスタントなチャネリング」がとてもネガティブで彼がコンスタントに自殺を考えていると示唆しているのは注目に値する。彼が「それをやりながら生きていくのがとても大変だと」いう「悪い面」とは何だろうか?そしてまた、フランクが「コンスタントなチャネリング」と呼んでいるものが、実際には「心理攻撃」であって、継続的に「知識のインプット」を行うのが癒しになるとカシオペアンが示唆しているのにも注目すべきである。フランクが言う「コンスタントなチャネリング」では、そのようなことは明らかに行われていなかった。これが意味するのは、フランクがグループと共にワークしていない時、彼は、カシオペアンが何度も「光」だと言っていた「ナレッジベース」にネットワークしていなかったということである。つまり、上の一連の言明から推察可能な多くの事は、フランク・スコットに関してこの本の中で既に提示してきた考えを単に強めるばかりだった。このテスト=大成功のうちにフランクがしでかしてきた騙しを見抜くことこそが、私が「合格」するよう挑まれていたものだったのである。

私たちは既に、サイコパスとのやり取り=カシオペアンが言う「ダンス」が、極めて危険となり得ることについて見てきた。この「ダンス」こそが、私が「見えざるものを見る」ことで違いに気付くよう挑まれてきたものだったのである。サイコパスのコントロール下にあるというのは、悪魔とダンスするのに似ていると言えよう。殆どの人たちが気付いていないのは、これが超次元的な意味でいかに深刻かということである。サイコパスにダマされ利用されるのを許すことは、まんまと彼奴の食餌「組織階層」の一部になることなのだ。サイコパスによる嘘を信じることは、彼の「命令」に従うことであり(彼はあなたに嘘を信じるよう命じ、あなたは不承不承従う)、この結果、あなたは自由意思を放棄することになる。

厳密に物質的な意味で、これは大した問題ではないのだろうか?結局誰かが私たちに嘘をついても、誰が気にするというのだ?連中に嘘をつかせておくと、私たちが傷つくことになるだろうか?連中が嘘をついていることを私たちが知っているか、あるいはそう疑っているとしても、平和を保つためにあえて連中に同調するとする。この結果、私たちが傷つくことになるだろうか?何と言っても、事実を調べ、サイコパスに真実を突きつけて、連中に向かって「ノー」と言うのは、概して非常に不愉快なのだ。私たちがサイコパスと行うゲームでは、私たちが倫理的であろうとすると多く負担するよう仕組まれていたことを思い出されたい。物質的な観点では、サイコパスに刃向うのは割に合わないように思われる。というのも、私たちはあらゆる類の攻撃を ― 言葉による/心理的な/さらには身体への虐待すら ― 受けているのだから、事を荒立てない方が楽ではないか。ここで私たちは再び、超次元のリアリティの領域へと入って行くことになる。

私たちが成り行きに任せ、サイコパスの1匹や2匹を受け入れ、連中と関わり合っても、物質界においては、大した意味は無いように思えるかも知れない。うまいこと「一線を画し」、事態が「手に負えなくなって」きたら、ダンス・フロアから退場すればいいのだ。あり得るかも知れないというだけの超次元のリアリティに基づいて、他人との付き合いを決めるのは「あやふやなやり方」だと思いたくもなるだろう。カシペアンが第4密度のリアリティについて論じるときに出て来るようなものは、結局私たちにはどれも見えないのだ。私たちには、私たちから「エネルギーを吸い取り」、気付きを高める能力を奪うような「感情の食餌」は見えない。私たちには、「コントロール組織階層」の一部を成す、私と他の人々との間に張り巡らされた「細くつながったフィラメント」は見えない。私たちにできるのはせいぜい、心理的リアリティのレベルに入り込んで、不調和ないし自滅的な行動を観察するくらいである。そうして分かるのは、「傷つくまで与えて助けなさい」、「うまく取り繕いなさい」、「愛想よく振る舞いなさい」といったスローガンによって、私たちが徹底的にプログラミングされているということだ。

こうした事の全て=実際レベルでサイコパスを受け入れることは、遺伝子プールの中に「サイコパス遺伝子を選択する」ことと見做し得る。しかし、膨大な量の証拠を考えれば、超次元のレベルでは、「人類の心をコントロールし」地球上の全ての人類に影響するような何らかの隠ぺいに関係した何か非常に謎めいた事が進行中と思われる。これは由々しき事態なのだ。サイコパスによる操作/策略の受け入れを拒絶することは、実際、地球がポジティブに変容する上で重要である。実はこの問題については、既にマイケル・トッパーが、今は廃刊となったサンダーバード誌に発表した『善と悪との大要』という論稿の中で徹底的に論じている。何とも興味深いことに、彼はこれを経済の観点から論じているのだ!かくしてここにもヘルメス主義的つながりが見出される:上の如く下もまた然り、そして、逆もまた然りなのだ。私たちは地上のダイナミクスを観察することで、天井のアジェンダを推測できるのである!(以下のトッパーの論稿からの引用は、簡潔明瞭にするため編集してあるが、彼の言葉使いがあまりに難解であるため、編集は容易でない。)


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第4密度のポジティブな存在とネガティブな存在の場合、彼らが取引を行う際の通貨は、バイオ・サイキック・エネルギーである;両者のモードは利殖なのだ。どういう意味かというと、このようなバイオ・サイキック・エネルギーの資本を蓄積し預け入れて、より大きな統合的/機能的統一を目指すセンターに動力を与えたり変容させたりするのに役立てるのである。

我々の伝統的な霊的/エソテリックな教えの性格ゆえに、上位密度の存在が何らかの基本的な心的発達を遂げずしてその地位を手に入れ得たというのは、概念として理解が難しいだろう。

第4密度のポジティブな存在は、彼らにとって識別可能な聖なる法則の抽象性の認識に基づいて意識的決定を行うことによって、必要不可欠な強さと発達上の連携を達成してきた。。。このような存在は、霊的配慮事項に対してそれと分かるぐらい「科学的な」アプローチを行う;彼らはオープンに、神の光を測定可能な大きさと見做す。。。彼らの「冷淡さ」すなわち客観性は見かけだけだ。彼らは他人の苦悩を記録にとどめ、それに合わせて自分達のアプローチを修正する。。。真にネガティブな存在との違いは比べてみさえすれば分かるものだ。ホイットリー・ストリーバーが行った有名な説明がその適例である。。。

ストリーバーの説明によれば、我々が目の当たりにしているのは、アブダクションという恐ろしい体験をポジティブなものに変えるために行われている驚くべき努力なのだという。それゆえ、ストリーバーは、殆ど極端なまでの透明性でもって、善悪の二分法は単純かつ古風に過ぎ、真実は常に、両極端の混じり合った「グレイ」なものである、という旨のスタンダードな「人道主義的」ことわざを引き合いに出す;こうして彼は、彼に試練が続いていることの明らかな意味合いから自分自身を守っているのだ。

だが、さらに重要な事に彼は、人がどんな風にネガティブな存在の「手に落ちる」かの手順と、人が第3密度心理特有の否定メカニズムを用いる結果、「そのような試練からも、良い事や発達途上の事がポジティブに生まれるものだ」という信念をどんな風に生み出すかの手順を完璧に実証してみせているのだ。

彼の結論=彼の学びの真髄は殆ど支離滅裂なもので、これらのビジターたちは何らのかたちで内心では「人類の幸福」を願っているに違いないのだが、全くこの世のものとは思われない外見の恐ろしさと、邪悪な行いのせいで、「宇宙のゼン(禅)マスター」のような働きを行い、我々の石頭を杖で叩いているのだという。。。ビジターたちが実際には解放のための作業を行っていることの「証拠」として、ストリーバーは彼の身に起こった実に嫌らしい体験のせいで、彼は「束縛を失ってしまい」意識あるままアストラル体旅行を試しに行うことすらできたという事実を引き合いに出すのだ。

ストリーバーが「ポジティブな副次的影響」としてリストアップして述べているのは、征服および究極的な魂の捕捉というネガティブなプログラムの中でも、明確な襲撃として特徴づけられるものである。ストリーバーが迂闊にも描いているのは、悪魔の「宇宙生命体」がチェスを指すようにして、ストリーバーの徹底的に苦悩する精神を操り、苛めて、彼が暗黙裡に宇宙生命体によって包囲されているという仮説を自発的に選ぶ様子だ。

更なる苛めに対してストリーバーが「防御」を行うなかで、ビジターたちの戦術が、厳格ながらも究極的には慈悲深い修練であると解釈した彼は、我々に対してネガティブな戦術が頼りにする共通の脆弱性の1つ=魂が確かに捉えられる一種の鉤針を有益にも示している:すなわち、助言があまりに真相に迫っているような時に助言を拒む、執拗な知的プライドである;というのも、彼を追い回すビジターたちが明らかに邪悪な存在で「あなたは騙されているかも知れない」という忠告を受けても、却って彼は自分の体験により強くしがみつこうとするだろうし、真相を暴くような事を言う人から油断なく自分の解釈を守るだろうからだ。彼は、彼が体験したことを彼に対して説明できる人など居ない、と繰り返す。というのも、それらは彼独自のものなので、他の誰かが、違った解釈をすること自体が、その人の思惑が加えられている証拠なのだという;最終的に彼は、彼の知性の優位性故に、この分野でユニークな特質を示すことになる。そのため彼は、他の「アブダクティーたち」と情報をシェアしたところで、大して良質の情報が得られないのは推して知るべしだと認めるのだ。
[つまり、彼の言い方から思い出されるのは、ごく一般的に行われている、「これは私だけの真実だ!」という言葉なのである。]

このタイプの合理化と自己防衛はネガティブな計画に跳ね返ってくるので、重要である。第3密度の意識のこのような特質こそが、全く予想通りに、完全な暴力の受け入れの強制というシナリオ [ストックホルム症候群]を素晴らしいものであるかのように、換骨奪胎する上で役立つのだ。ストリーバーは、恰もテリア犬が、ありついた骨に誰も寄せ付けないよう見境なく噛み付くようにして、ビジターの来訪を心底受け入れ、擁護するので始末が悪い。というのも、彼の巧みな説明と、彼が公にしている経歴のために、彼が親切で慈悲深い性分であるように見えるからだ。。。

「カルマの法則」や「類は友を呼ぶ」という格言等を考慮した場合、当然疑問となるのは、見たところポジティブな傾向のパーソナルティーを持つストリーバーのような人間が、彼の詳述しているネガティビティーの蜘蛛の巣に、どうやってかかったのか?ということである。彼は傾向的に「善良さ」が十分でなかったのだろうか?こうしたことの背景として、「善良な人間」を取り巻いている筈の保護が崩壊したらしいことを説明するような、何か未知の要素が関わっているのだろうか?。。。

『宇宙からの啓示 -異星人遭遇記録』(※直訳は『変容』)においてストリーバーは、ビジターから甘いものを食べるのを禁じられたことについて詳しく述べている。「声」が、彼の唯一の悪習である甘いものの摂取を今後控えるよう命じたのだ。ビジターが、飛行機での事故死を暗示して攻め立てたにもかかわらず、すっかり中毒になっていたストリーバーは、甘いものをやめることができなかった。この結果、ある晩、悪意を持った存在が彼のもとを訪れた。この存在について、いつもながら適切にも、彼はこう述べている。すなわち、「途方もなく醜く、不潔で暗く悪意を秘めている。そう、それは悪魔だ。それに違いない」(成田訳、268ページ以下) 彼はこうも述べている。「踏みにじられたという思いに、圧倒されそうだった。虎ぐらいの大きさの不潔で嫌らしい昆虫が、家じゅうにあふれているみたいだった」(271) やがて「その恐ろしい昆虫が、ベッドの脇に、巨大な人食い蜘蛛のように立ち上がった」(269) 「額に何かが置かれ」、「軽い電圧の微かな振動を眉間に感じ」(269)たかと思うと、彼は「一瞬のうちに別の場所に送られたようだった」(269) そこは地下牢のようで、耐え難い拷問が行われている光景に、彼の眼は釘づけになった。犠牲者は、見たところまったくふつうの男だったが、裸だった。黒づくめの人物によって、すさまじく鞭打たれ引きちぎられそうな裸の男は、苦悩の叫びを上げていた。ビジターは彼に、こう説明した。「かれはおまえを従わせることができなかった。だから、その責めを負わねばならない」(270) この説明に続いて、実に興味深く、かつ、重要な「保証」の言葉が述べられた。「これは現実ではないよ、ホイッティー、現実ではないんだ」(270)

まざまざと拷問シーンを見せつけておきながら、結局は現実ではないと保証してストリーバーを慰めるのが何のためなのかは、バナナ共和国(◆バナナなどの果物の輸出への依存度が高い南米の国々)
で採用される拷問戦術について聞いたことのある人々にはお馴染みだろう(すなわち、犠牲者は、拷問によって耐え難いほどの痛みを味わわされる一方で、しばしば同じ陣営の連中から身の安全を保証されるのだ)これを行う目的は、監禁中の犠牲者に対して、「母親のような」愛撫まで行なうことで、訳が分からなくなった犠牲者が、暗黙の救済に対して本能的に引きつけられる結果、犠牲者から完全な協力を引き出すことにある。。。

じじつ、ストリーバーは、従順なモルモットぶりを証明した;これは全て想念形態だと告げられていたのに、失敗し鞭打たれた「命令者」に対する同情に固執した結果、ついに彼は自分を苦しめていた、当のゴキブリどもに対する後悔の愛へと崩れ落ちてしまったのだ。「だがまた、わたしは愛を感じていた。あれほど醜悪で、あれほど恐ろしい目に遭わされたにもかかわらず、かれらをなつかしみ、待ち焦がれていたのだ。そんなことがありうるだろうか?。。。その欲求や規則に対して、自分が軽蔑を示したことが悔やまれた。なんとか償いをしたいという思いに駆られた。。。わたしは罰よりも大きな痛みを感じた。それはかれらの愛情がもたらす心の痛みだった。。。かれらはわたしのために完全なる愛に背を向けた。それも、わたしを助けるためにそうしたのだという感じがしていた。。。前夜わたしが見た醜いものは、かれらではなく、わたし自身だったのではないかと思う。わたしは自分が恥ずかしくなり、吐きけを催すほどだった」(273-274)

このような存在を愛する結果、人はネガティブな要求に屈することになる。

この点につき承服しかねる、あるいは、ストリーバーがしばしば頼みにするような、リベラルな人道主義的提案を大事にしたい(すなわち、このような事が本当にネガティブないし邪悪だというのは、「単純化し過ぎ」である)という向きには、ラー文書の1節をお示ししたい。これは、ストリーバーが長年に亘って行ってきた説明に先立って示されたもので、ストリーバーが贔屓するビジターの行動を解き明かすカギをもたらすばかりか、われわれに、必要な評価の視点をもたらすフレームワークを提供するものである。『一者の法』第3巻21ページでラーは、第4密度STSによる「命令」というプロトタイプ的戦術の特徴を示している。「命令」は、ストリーバーの体験が、この現象の具体例の現れであることを明らかにするように述べられている。

「命令」とは、意志の争いであり、自らの自由意志によって奴隷化に従うような意識を表現している。それは、まさしくストリーバーの甘い物に対する欲求に対して説明無しに発せられたような服従の指令である。その唯一の目的は対象に、指令=実際は全く見当違いな中身の命令を受け入れさせることである。。。このようにして召使の一団を持つことは、第4密度のセンター/システムにとって真の滋養=「食物連鎖のピラミッド」の類を持つことに他ならない。。。

この結果分かるのは、ストリーバーのビジターが、先にラーが詳述したネガティブな存在ならではのやり口 ― 的確に服従し損なう結果、懲罰を免れない − を実質的に分かりやすく言い換えていることである。これは昔も今も、ネガティブな極性が、望み通りの服従を強要する ― その結果、愛を操作することによって、魂を捕える − やり方を描くものである。
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上位密度のポジティブな存在とは、光の存在である。上位密度のネガティブな存在とは「光を食べる者たち」である。愛は光であり、光は知識である。第4密度STSが、客観的真実に反する信念へと誘導するとき、連中は、事実を盲信することを選んだ人の光=知識を「食べた」のである!あなたが嘘を信じるとき、あなたは気付きのエネルギーを食べるのを許したのだ!あなたが、手間暇かけて、自ら状況を確認し、リサーチし、比較し、ネットワークし、合意を得ないならば、あなたはパワーを無駄にしたのである。あなたは、学びという創造的な行動に失敗したのだ。


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このような存在は、闇と関わりがある。というのも、光=知識は、本来的な空虚という「ブラックホール」の大洞窟に吸い込まれるからだ。。。万事に気配りし、壮大なスケールで、第4密度STS連中が従事する壮大な宇宙的プロジェクトの全ては、究極的には、エネルギーを「買い占める」手段であり、既知の光の場や光を生み出しうる場を独占しようとするものだ。連中が押し付けようとする、拡大する秩序=連中が、より多くの人びとを配下に収めようとする全体主義的支配は、連中のために働き、エネルギー貯蔵の畑を耕し、維持させ、有益なエネルギー、すなわち光の資本に変換可能な感情という、自己補充する、滋養の源泉の「群れ」を供給させる創造を何者にも強要する=空想的で、内部に矛盾を抱えたプロジェクトである。ネガティブな存在は重要な光エネルギー源を連中自身では生成できないため、連中は、手際よく捕えて繋ぎとめた存在の蓄えを利用するのだ。。。
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信仰によって生み出される刹那的な霊的紐帯がある。嘘を信じることを選んだ人との即座のつながりと解釈がある。上位密度の存在は、人間に固定された、繊細で垂直なフィラメントで出来た斧を持っている。このような繊細な神経ネットワークは松果体/脳下垂体によって表わされる、上位次元のシステムのエーテルで出来た「チャクラ」から吸い取った放射性エネルギー価を処理する。


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STSヒエラルキーの組織階層は、天上の星々の向こうに投げられた貪欲な網のように、専門特化したパワー、力、機能から成る、無数の霊的な蜘蛛の巣へと延び、合わさった全エネルギーは、コントロール・ピラミッドの頂点に立つ存在の基礎的な便益を高める。この頂点を成しているのは、最も永続的なネガティブ存在である ― 徐々に収益が逓減しているという全ての証拠にも耐えてきたのだ。こいつは、究極のネガティブな目的を直接に体現し推進している、孤独な1匹と呼ぶことができよう。
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この存在の意識は、自発的にネットワークに組み込まれた隷属的な人々の数と相対的な強さを、文字通り食い物にして増大する。吸収された人の霊的潜在能力が大いに発達しているほど、彼が全体システムに貢献できる「エネルギー」も多くなる。ネガティブな魂の組織階層の「司令官」にとって利用可能な霊的エネルギーが多いほど、より強力で捕まえにくい魂を吸収する彼のパワーも効力を発揮する。

「意識の貢献」は、さもなければ、1個の魂が客観的知識を網羅するのに利用できたであろうエネルギーからでも有効に成り立つ。連中が、真実へと調べ掘り下げるのに必要な努力、あるいは、自らの霊が真実に適合するよう調整するのに必要な努力についての嘘を選ぶ度に、「愛」のエネルギーは効果的に、自らはその真実性を確認せずに信じ込んでいる嘘を生み出している人間へと移る。


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貢献の流れは組織階層を垂直に流れるので、それは機械的な霊的「食料ポンプ」が育まれたように見えるかも知れない ― 戦地に展開する兵士の死命を決する霊的パワーの開通と発達である。このポンプは、司令官が占める「皮層の」ステーションへとエネルギーの総和を上方に運ぶのに貢献し、情報=智慧の効果的存在(この場合は、ネガティブな影響を受けているが)を文字通り増大させる役に立つ。意識をよりハイな状態にするのに化学薬品 ― 特に松果体に関係したもの − を用いるため、「流出弁」が、ネガティブな組織階層の教えにおいて強調される。

ネガティブな組織階層の隷属者は、いずれも巨大な構造体の階層のように結び付き、全てを睥睨する頂点=「ピラミッドの目」の組織化された外延や心身の器官 ― それぞれのレベルから、ネガティブなアジェンダに貢献する器官や生理プロセス ― として機能する。異なる階層に居る存在は、究極の目的の対象を知覚していない。というのも、下位の、「専門特化」した者たちからすると、より上位に居る、より理解力のある者たちを故意に覆い隠し歪めるのが、ネガティブな組織階層の特質だからだ。

ポジティブな領域では、下位レベルの者が最低限の歪みしかなしに上位レベルの目的と機能を知覚することも、本来的に可能である。というのも、ポジティブ領域の特性とは、いわば、トップへのエネルギーの一方通行のチャネルを作り出すということよりも、シェアし交換することだからである。
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STSの組織階層における、下位レベルの存在が気付く限りにおいて、連中の目的は、人為的な経済の圧力の下、地球人とエイリアンによるグローバルなパワーエリートの構造を具体化することである。この構造は地球およびその住人を完全に支配する結果、地球を、STSの組織階層に「食べ物を提供する」捕えられたネガティブな資源とすることである。

これこそが、第4密度STS生命体が知覚する内容である。これが連中の目標なのだ。これが連中の知る全てである:無慈悲と支配、パワーとコントロールである。だがもちろん、真の目標は、連中には隠されている。ネガティブな組織階層のより上位の密度層は、自分達の目標の性格を低階層の「隷属する役人たち」から故意に歪め、隠している。上位の連中からすれば下位の奴らは、征服というエンジンの歯車の消耗品である歯の役目を果たす、管理されたマシンに等しい。


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最上位レベルにおける目標は、ネガティブな部隊の全てのエネルギーと専門特化したパワーを、広範囲に亘るマトリックスという飲みやすい情報パターンに変換し、ピラミッドを成す、将軍・司令官・領主の知識の増大と気づきに貢献することである。これらの「歩兵」のエネルギーやパワーが生み出す果実は、実際に獲得した領土=真に征服した要素という観点で、ネガティブな組織階層の最高レベルが高度に統合された、進歩的な複合制御を行う役に立つ。これによってSTSの最高レベルは、管轄規制区域の場をさらに拡張することが出来、吸血鬼のようにしてエネルギーの滋養物を吸い取れる「農場」を、徐々にではあれ確実に増やすことができるのだ。

このような一方的な光エネルギーの取り込みがもたらす結果は、上位密度にのみ徐々に現れる。

第3密度において、知覚のプロセスは、松果体/脳下垂体に相当する場所を通じて、環境の認識パターンを送信する、光量の双方向の継続的循環である。自然の霊的刷り込みを帯びた、暗号化された光量は、届けられると、放射性エネルギー物質と「ミックスされ」、食物その他の感覚的印象と共に摂取される。このような光量は一般に、感覚系から取り込まれ、その人の「同一性の印象を帯びつつ」松果体から送出される。概して、心身の統合度合いが比較的に低いせいで、多くが無駄になる。

より効率よく、高度な段階にまで光を循環させ取り入れるには、より純粋な印象が必要となる。「より純粋」というのは客観的という意味だ。受けとる側の光の印象にかかる「ツイスト」や「スピン」が少ない程、純度は高まる。印象の純粋さ、すなわち客観性は、意識の深い、結合的な(unitive)理解に一致して最適化される。
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この「結合的」という言葉は、「他人」が自分自身として知覚されるという意味ではない。他の全てが、単一類型の一方通行の放出によって使い果たされることなく、全体構造の一部として保存され、連携され、バランスをとられるべき、光エネルギーのユニットとして知覚されるという意味だ。この「結合的意識」は、様々なあらゆるパターン/形態をとりつつ、「全体存在」の認知する場を押し広げる。それは意識的な自己同一性という軸を保ちつつ、存在/創造の際限なき形によって表現される、様々な同一性の総和を知覚する。かくしてそれは、「所有」したり「食べ」たり、存在に「一方通行の流れ」を強いたりする欲望も必要も無い、愛の調和に対する恍惚的な賛美なのだ。ポジティブ勢力=上位レベルのSTOの存在は、あらゆる状況/形態における「絶対的意識」による気付きである、ポジティブなロゴス(理性)の目的の達成に向けた、創造性の場を積極的に維持しようと努めているのだ。

しかし、ネガティブな組織階層は、放射する光のエネルギーを一方通行的な流れの中で使い果たすことを志向する。放射的な光の出所を「捕え」、取り込むことに依存する、漸進的なパワーは、意識の排他的主観性に給餌し、それを高める役目を果たす。というのも、そのような努力は、全てのものを熱心なエゴ意識に属する、拡大するナルシズムに隷従させようとする努力だからだ。


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上位レベルでは、自ら高めたエゴ意識のフレームワークの吸収が、深刻な機能の収縮および存在という創造された場への関心/関与からの効果的な撤退をもたらし、ピラミッドに接触した場合の最低限のやり取りを保つ。

かくして、上位密度のネガティブな存在は、不吉で孤独な存在の形をとり、天体物理学領域にある荒涼たる洞窟に潜むことになる。それは、第5密度の強力な知識を持った獰猛な思念体となり、言い伝えられているようなバシリスク(《ギリシャ神話》◆とさかのある爬虫類で、息を吹きかけたりにらみ付けたりしただけで人を殺すことができるとされる)
の眼力を持ち、創造された世界に対する、烈しくなった/収縮性の自己陶酔から、注意の流れを「逸らす」ばかりで、狭まった食料源を切り拓く必要性を形だけ重んじ ― 浪費と、創造された世界の愚かさを含む気晴らしから活力を吸い取り、「光のユニット」を吸収して、必要なパワー=想像も及ばない、彼奴が必要とする「ワット量」が途切れないようにしつつ、ネガティブなエゴの基礎条件=アンチ・ロゴス=意識の利己性という、山のような自己陶酔とナルシスティックな自己の輝きを保つ。

だから、アンチ・ロゴスも創造の世界から簡単には撤退できない
― それは、それらを自己の中に吸収しなくてはならない
― それは、創造を元に戻す必要性を感じている
― それは、限りない自省の燃料となるエネルギーを必要とする。

これが、食物連鎖のピラミッドの頂点に立つ、究極の目標的存在である。このような次第なので、これの抱くアジェンダは組織階層の低レベルから隠されている。このような低位レベルのネガティブな存在が、十分なエネルギーを ― 一種の臨界量である ― 使い果たすまで=このような異常な自己集中の爆縮が誘発されるまで、彼奴の支配に反抗する者たちを滅ぼし、現在の栄養分の供給が続くように、捕捉した資源の最低限を守ることにしか関心が無いのだ。連中は、知的生命体を技術によって従順な状態に保ち、良き「下僕」にするため、地球の破滅・崩壊の比率をコントロール/固定したいのである。
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ここでとても重要になって来るのがゲーム理論である。これはまた経済の問題であることに、読者も気付かれるだろう。第4密度STS生命体と配下の人間部隊は、完全に全滅させることでは得が得られないのでご利益が無いことに気付いているのである。連中は、最適比=収益逓減と見境ない殺戮 ― 「第3の選択」と「6度目の大絶滅」 ― との間のデリケートなバランスを達成しようとしているのだ。

真の目標 ― 頂点に立つ存在が望む、究極的かつ完全な破壊 ―  子分たちさえも完全に破壊すること − は、その下に居る上位密度のネガティブな存在からも隠されている。下位レベルの存在たちが階層を上って行くとき、彼らは完全な消滅というブラックホールがぼんやり近づいて見えてくるのを「感じる」かも知れないが、食餌の熱狂状態という当座の快楽にすっかり心を奪われているために、闇の中心をもっと深くまで覗き込もうという考えを思いとどまってしまい、自分達も食料にされてしまうという不安を感じないのだ!

STO部隊は、どんな状況下であれ、どんな形であれ、意識の実現を讃え、守るので、創造を維持する資源をより多く持っている。それは統合意識による決断や集合的な意図という、より強力な忠誠心にアクセスするので、ネガティブな組織階層は絶えず抵抗に遭うことになる。このSTOによる抵抗は、遥かに調和的で、論理的パターンに整合しているので、実行に移せるだけの量の創造性をSTOは持っているのだ。

しかし、ネガティブな組織階層は、その本性ゆえに、何はともあれ、敵方の誰からであれ、創造性の延長コードや目覚めているための道具を「借用」しなくてはならないのである!つまり、その本性は自己嫌悪なのであり、それから逃げ続けねばならないから、彼ら自身の「真実」から自分達自身を守るために、益々多くのエネルギーを必要とするのである。

しかし、こうした事の全ては、この地球上で超次元の神学的存在が指しているチェスのゲームなのである。ネガティブな組織階層が1つの惑星、あるいは1つの銀河の征服にさえ成功したとき ― 時折起こっていることなのだが ―、それは、指し手と反撃する手という長々と続く知的トーナメントによる、最も巧妙かつ密かなタイプのゲームでのみ達成されるのだ。このゲームの狙いは、常にゲーム盤上にある、特定のポジティブな要素と特質(=駒)を惹き付けることであり、徐々にそれらは吸収され、それらが持つポジティブな効力は狡猾に損なわれ、それら特有の動きは徐々に逸脱したパターンへと統合されて、ネガティブな潜在能力は密かに最適化される ― ポジティブな効力を無効化され、あるいは、ストレートかつ本当の連携を徐々に、感知できない程度に歪めることによって、実際に「支配して」、ついにこれらの駒は、戦略的装備全体に意識的ネガティブさという意図的な次元を加えることになる。

ネガティブ勢力は、著しく先見的な自省を示してみせることができる。もし、1つのグループが効果的に捕えられ、完全に滅ぼされたとしたら、その代わりに、そのゲームは自らの地位を無傷に保とうとする征服者たちによって続けられ、儲けた分を「銀河系征服」という、一層壮大なネガティブな栄光へと向けた戦いに注ぎ込む用意が整うのだ。これこそまさに、多次元宇宙の比較的大きな部分を瞬く間に消し去ろうとして、含められることはできるだけ多く含めようとする、優位戦略なのである。

こうして最終的に分かるのは、STSの意識は、等式から愛を引いたものに違いないということである。人が、他の人を抑圧したり、コントロールしたり、改宗させようという気にさせられるのは、愛が欠けている場合のみなのである。愛は「絶対」という無条件の本質の中にあって、全ての能力は、無制限の潜在能力という気前の良さによって可能となる、という外部的状況を表す。愛とは、STSの組織階層による明らかなアンチテーゼすら容認することによって、それ自らを絶対ならしめる、絶対にして無条件のパワーなのだ。

完全なリアリティとは、本性からして、究極的な意味でSTSの組織階層を凌ぐ。STO的観方は、愛と「無限の可能性」 ― 創造が持つ、あらゆる形態/態様に終わりなく増殖する特性 − とを組み合わせる。STO的観方は、意識における自己同一性を認めつつ、形態における違いを称賛する。STSの組織階層が愛に対して「辛く当たる」のはこの理由のため ― STSが独り占めにしたいと心から望んでいる、かの注目を、愛が許し、受け入れ、シェア可能にするからだ。

愛とは、幾筋にもなって流れ出す、創造的な潜在能力である一方、無限の可能性という黎明の状態 ― 予期しない状態 ― に気付きを保ち続ける。愛は、たとえ何度除され/乗じられようとも、ロゴスが損なわれないことを知っている。愛とは、選ばれ、境界を定められた属性に一時的にはフォーカスしていようとも、減少することもないと知っている意識である。

しかしSTSの組織階層は、この創造性の表現を、他の「神々」に媚を売る「ふしだらな淫売」と見做す。STSの組織階層は、所構わず増殖し、自由を認める気前のいい愛を「取り押さえる」のが自分の仕事だと考える。STSの組織階層は、母親を「捕まえ」、彼女を収監し、彼女のやり方を盗用し、彼女の行動と働きを真似して、彼女のパワーを利用する一方、そうした彼女のパワーの発現を戦略的に変え、STSの組織階層の目的に適した、制限された偽物に併合したいと願うのだ。

いいだろうか。STS勢力には、創造のパワーはない;連中は自分では創造的な活動ができないのだ。連中はそれを行う上で、母親のパワーが必要なのである。それがため、連中はパワーのある女性を捕え、創造的相互作用と適切な段階の生産を最低限続けられるように、生かさず殺さずの状態にしておくのだ。

愛の形の状況に応じた規制を通じて、STSの知性は、魂のエネルギーを無理強いして、抽象的な意識の資本を特定の霊的/感情的鋳貨に変換させる手段を導き出す。繰り返し盗み蓄えた霊的/感情的エネルギーによって、STS勢力は、肥沃な処女地、創造的生命が損なわれて居ない宇宙の部分を略奪し、収益特権が得られるような時限時計と宇宙回廊を開くエネルギーで出来たカギを手に入れたいのだ。


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僕の母親との強力な関係は僕の魂に、絶対的な信頼を与えてくれた。僕は、母親がしてくれたように、彼女が面倒をみてくれるぐらいのところまですっかり1人の女性を征服したいのだろうか?

徐々にではあるが、僕は問題の大きさが分かってきた。僕の発達は女性との関係でなされるのだ。リタとの関係は、それがいかに難しいかの例だ。あの歳で、あれほど素晴らしいパートナーだったのに、最終的な結び付きが達成できたら、どれほど素晴らしかっただろうか。ジュディーは目を見張るような美貌の中に、常にさまよい歩く投影のリポジトリを提供していて、僕らの死の戦いの強さは、僕の探究がいかに不可能かを分かりやすく示していた。僕は不可避な事を受け入れるのを拒絶する ― 僕は女性(母親)なしでは生きられない。これを受け入れるまでは、夢中になるものが数えきれないほどありながら、散発的であるように、僕の生産性は強烈だろう。僕が直面している地獄は、悲しみよりも深い喜びを不断に生みだすことのできる、僕の信じられないエネルギーによって幾分かしのぎやすくなっている。
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(Levy, 1988)


私たちは、STS組織階層(ヒエラルキー)の第3密度に現存する代理人としてのサイコパスの究極の狙いが、創造のエネルギーを征服することだと分かった。他人が嘘を信じるよう仕向けることによって、それを自らの内に取り込み、他人からそれを奪うのである。というのも、あなたがサイコパスの嘘を信じるとき、あなたは彼奴にあなたに自由意志のコントロール ― 創造性のエッセンス ― を与えるからだ。

惑星は心身が相互作用を行っている特別な密度の中心である。ある特定の宇宙的瞬間、すなわち「分岐点」で、このような惑星は上位密度へと極性化される予定になっているのだろう。ネガティブな組織階層は、この時こそが地球全体がポジティブなリアリティではなくて、ネガティブな第4密度のリアリティに参加するする「絶好のタイミング」と見ている。ネガティブな極性を持つ存在は、自らの役割を果たすため、ネガティブな極性を持つ惑星基地を必要とする。それは、高次密度のポジティブな存在がポジティブな極性を持つ惑星基地を必要とするのと同じだ。

またしてもヘルメス主義の格言で言えば:天上に光エネルギーの経済があれば、地上に心と意志のコントロールの経済ありだ。連中は、地球を連中の支配下に「固定」するために、人類の持つ創造エネルギーを利用したいのである。

目下私達が目の当たりにしている、強烈なUV(紫外線)照射をもたらす、オゾン層の枯渇は、「工業化がもたらした不幸だが不可避な副産物」ではなくて、
http://web.ccsu.edu/faculty/kyem/GEOG466_Africa/Economic_Development.htm
ネガティブな組織階層が故意にこっそりと、この惑星の生化学的/電気的組成をネガティブな極性の惑星のものとなるよう準備に励んでいる一環なのだ。

「邪悪な惑星」や闇の恒星というものが存在するのである。現時点での真の問題とはこれだ:母なる地球もそんなものの1つとなるのだろうか?

これも参照せよ:『隕石、小惑星、彗星:衝撃、災難、疾病、死、危機一髪の数々』
http://cassiopaea.org/2011/11/07/meteorites-asteroids-and-comets-damages-disasters-injuries-deaths-and-very-close-calls/

(本巻終わり)
posted by たカシー at 18:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

ザ・ウェイブ64章: 境界を越える

ザ・ウェイブ64章: 境界を越える
http://cassiopaea.org/2012/03/14/the-wave-chapter-64-crossing-the-threshold/


英雄の冒険

1996年になってから数か月間のカシオペアンとのセッションは、往々にしてごくパーソナルなものだった。これは私の人生において、途方もない変化が進行中である結果だった。そうした変化の多くは、何らかの他のレベルのリアリティで起こりつつあり、ぼんやりとしていて「鏡におぼろに映って」いるようにしか感じられなかった。こうした出来事=変容を思い返してみると、あるパターンを見出すことができる。しかし当時の私には何も分からず、日を追って奇妙さを増していた私の世界を死に物狂いで正常化/安定させようとするので精一杯だった。

今にして思えば分かるのだが、私は1つのドラマ ― 時間を超えたビジョン ― を演じていたのである。それは世界各地に同じものが存在している古代の神話に由来するドラマだ。イニシエーションの「脚本」を修了した私は、これらの物語が教えてくれるものを伝えるために、このページを書いているのである。

私の体験の起源と意味をカシオペアンと一緒にリサーチしている間に、私は大いなる謎を解明しようとした数多くの先人たちの著作を徹底的に調べた。こんにち、考古学者は世界中から証拠を発掘し;民俗学者は洋の東西を問わず、人々から物語を採録し、数多くの東洋学者が、私たちの宗教や文化を生み出した、古代の人々の書いた神聖な記録を明らかにしている。一方、学者たちは、言語、神話、宗教、芸術、倫理の心理的基礎に関係ある文書を整理・分析している。すると実に意外なことに、心理学や生物学の分野が、私たちの心に関して解明した知見は、神話や伝説に描かれた古代のテクノロジーについての手掛かりを提供するのである。というのも、論理、英雄のしぐさ、神話に語られた行いは、結局、今も変わることなく存在していることが、益々明らかになりつつあるからだ。

この意味で、私自身の体験は、「時の再生」という宇宙的元型の上演になぞらえることができよう。

古代人の神話に出て来る、時の再生という考え方をめぐる儀式と信仰は、民族や地域により様々である。だが、時が再生可能となる前に、耐え抜かねばならないカオスの段階があるという点においては、このテーマはかなり一貫している。もちろん、当時の私はそんなことは知らなかった;私は何が起こりつつあるのか全く知らないまま、苦難に遭い、役割を演じていたのだ。そしておそらく、私を支配していた元型が作用する上では、私が無知であることが欠かせなかったのである。

私たちの元型のエネルギーは、「まばゆい光で私たちを満たすこともあれば、破滅と絶望で圧倒することもある。それらは私たちに霊的/本能的に働きかける、私たちの内なる神々なのだ」(マリオン・ウッドマン)。

元型のエネルギーが活性化される仕方は様々である。1人の人の心の中で活性化される元型もあれば、民族あるいは文化を同じくする人々の心の中で集合的に活性化されるものもある。いずれにしても、元型の本性を理解し損なう者には危険が待ち受けている ― 自分が元型そのものだと信じ、その結果、個人の価値を、真実の、何か絶対的かつ排他的なバージョンであるかのように混同してしまうのである。理解すべき重要なポイントは、自己を通して元型のエネルギーが演技するのを認めるのと、自分が神になったと信じるのとは違うということだ。この区別は、不遜さと謙虚さとの違いである。誰しも、計り知れない理由があって神の恩寵を受けている、些細ながらも清められた人間であることに気付かなくてはならない。ドラマを変更しようと試みたり、自分は元型であるが故に、神の脚本に従わず、演じる内容を選ぶことができると考える者には、惨憺たる結果が待ち受けていよう。

だから、この頃の私が、この知識レベルにあって、何が起きているのか分かっていなかったのは、実は幸運だったのである!

時の再生という元型の本質的な部分は、バイオ宇宙的リズムと、より大きな系の一部を形作ることを踏まえた、束の間の期間の1つが終わり、もう1つが始まるという考え方である。罪を浄化し追放することこそが、新年が生まれる前に演じられる主要なドラマなのだ。ミルチャ・エリアーデは書いている:


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(堀訳、77ページ)
この罪、病気、悪魔の年ごとの追放行事は、基本的には − ただ単に瞬間的にもせよ − 神話的で、元始の時、「純粋」な時、天地創造の「瞬間」を復元しようとする試みである。いずれの正月行事も、時間の初めからの再開始、即ち宇宙開闢のくり返しなのである。演技者の2つの群の間の戦役、死者の現われ、サトゥルナリア(古代ローマの農神祭、12月中旬)及び、特にバッカスの祭などに見られる大騒ぎの放埓さは。。。1年の終わりにあたり、そして新年の期待をこめて、カオスからコスモスへの過渡の、神話的瞬間のくり返しであることを意味する多くの要素が存在する。

(81ページ)
これらの体系の1つ1つに、われわれは年ごとにカオスに帰り、ついで新しい創造がなされるという同一の中心思想を見出すのである。。。

(82ページ)
。。。(洗礼は古き人間の儀礼的死と、それにつづく復活に等しい。宇宙的基準でいえば、それは大洪水と同じなのだ。すなわち外形(輪郭)の撤廃、あらゆる形態の溶解、形なきものへの復元)。。。

(85ページ)
。。。他のすべては、違った要求に応ずる異なる面における同一の祖型(元型)的しぐさの応用にすぎない。すなわち、宇宙開闢のしぐさをくり返すことを通しての世界と生命の更生である。
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(Eliade 1954)
※ミルチア・エリアーデ/〔著〕   堀 一郎/訳 『永遠回帰の神話 祖型と反復』


ヘルメス主義の格言である「上の如く、下もまた然り」というのは、カシオペアンとの交信という出来事と体験を理解する上でのカギであろう。ジョゼフ・キャンベルは、「神話こそこの宇宙の無尽蔵なエネルギーが、人類の文化現象に流入する秘密の入り口だといっても過言ではないだろう」と述べている(※ジョゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』平田・浅輪監訳、上巻15ページ)。

もちろんのこと、当時の私には、自分が1つの元型を演じていようとは全く分からなかった。そんな事は考えただけでゾッとしたことだろう。思い起こせば、今を遡る1980年代、どうして私は、こんな大きな疑問符を心に抱いて生まれてきたのだろうという問題と格闘していたのであり、この探索エネルギーのはけ口は明らかでなかったものの、何かを始めなくてはならないとは分かっていた。当時の私には、瞑想こそが正しい解決法だと思われたので、幾分躊躇いながらも、私はそれを実践し始めた。躊躇したのは、変わるのが恐ろしかったからである。

一方において、瞑想は私の知覚を変えたようであり、私は心安らかに生活上の制約を受け入れることができた。私はこの心の平穏を必要としたが、同じくらいにそれは恐ろしくもあった。この制約を受け入れつつ、瞑想を行うことで、私は心を持たないゾンビに変わってしまい、街角に立って鉛筆を売ることぐらいしか出来なくなってしまったらどうしよう?かと言って、他に私はどうすべきだったのだろうか?

その一方で私は瞑想を行った結果、生活の中で既に感じていた不満を昇華できたようだった。私は生活を変えるような手段を講じた訳だが;それは恐ろしくもあった。変化を望んだとはいえ、それはほんのわずかであり、そのような変化しか私は望まなかった。

私は生活のお膳立てを行い、組み立ててきた;私は結婚して子供をもうけたが、結婚と子育てがどんな風に進展すべきか、おとぎ話のような夢を抱いていた。このビジョンを脅かすものは何であれ、拒絶され、押しやられ、否定されねばならなかった。

だが、このおとぎ話が計画通りには実現しないという問題が大きくなる一方だったので、何らかの手を打たねばならなくなったのだ。私はまさに進退窮まってしまい;他に打つ手がなくて、瞑想を始めたのだ。進むも退くもままならなくなったら、上に向かって突破するしかないものだ。

そしてご存知のように、この決心の結果一歩ずつ、私はカシオペアンとのコミュニケーションへと導かれて行った。10年以上に及ぶ、このプロセスの間じゅう、私は両立を狙ってもがいていた。私は成長して学び、可能な限り遠くまでスピリチュアルな視野を広げる決心だった;それと同時に私は、これまで通りの忌々しい生活も維持しようとしたのである!


冒険への召命

結婚の一方のパートナーが成長して変化したのに、もう一方が変化しないままだったり、あるいは、他の方向に向かってしまい、パートナー間の隔たりが拡大した結果、破たんをきたすこととなった例について、私は数多く本で読んだり、話に聞いたり、目の当たりにしたこともあった。この現象についての私の意見は、かなり狭量で手厳しいものだった。スピリチュアルな結婚が、どうして心痛という結果に至ることがあろうか?もしその結婚が、当事者たちの主張するように、スピリチュアルなものならば、彼らは自らの霊性(スピリチュアリティ)を利用して結婚を守り、それぞれの配偶者の成長に貢献できるのではないか?心配りは家庭から始まるものではないのか?問題はコミュニケーションの欠如だろうと思われた。確かに、パートナーの2人が努めてコミュニケートし、互いの心の中で起こっている全てをシェアし、相手が傍らに留まるようサポートし励ませば、このような問題は大事に至らないだろう。

だから、探究を始めた当初から、私は徹底して語って、語って、語りまくるようにしていた。私は自分に問題がどう見えるか説明した。私は似たような問題を抱えた人々について学んでいた事を説明した。私は可能な解決策を説明した。私は、私たち2人のおとぎ話が実現するように解決策を探る計画を説明した。

私は私たちの生活上の問題と思われる、リアリティの全ての面を変えるため、瞑想やマインドプログラミングの本やテープを取り寄せた。私は、家族が夫に従い、幸福と繁栄に至ることができるよう、夫が彼のネガティブな世界観を克服するのを手伝いたかった。私は夫が彼の夢を実現でき、それによって、彼が子どもたちのための手本となり、私のおとぎ話に出て来る家庭の、本物の、博識で、恐れを知らない家長になれるような、新しいビジョンを彼が抱くよう、優しく巧妙に夫を励ました。私は結婚生活の中に、オープンなコミュニケーション、真に親密な思考/感情/心の触れ合いが欲しかった。私は、場を和やかにし、それによって夫を心地良くできるなら、自分の心を裸にさらけだす気満々だった。私は召命を受け、召命に従うことを選んだ。私は彼を残して行きたくなかった。私は何としても、彼に一緒に来てもらいたかった。もし彼がそうしていたら、きっと2人が1つであることが明らかになると思った。

ある意味では、私は自分が求めているものが分かっていた:私はアークを、贖いを、私を解放してくれる存在である英雄を探していたのだ。ジョゼフ・キャンベルは書いている:


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英雄とは自力で達成される服従[=自己克服]を完成する人間である。だがなににたいする服従か。それこそまさしく今日われわれがみずからに突きつけられている謎であり、いずこの地にあってもその謎を解決するのが英雄の第1の資質にして歴史的偉業とみなされている。
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(Campbell 1949)
同上、30ページ


私には、以下のことが分かっていなかった:


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。。。霊魂の分離、社会構成体の分裂は、古きよき時代への回帰を思い描くいかなる計画(始原志向)にたよっても、未来に投影された理念につくすよう保障されたプログラム(未来志向)にたよっても、さらには価値逓減した諸要素を再度緊密に結びつけようとするもっとも切実な実務作業にたよってさえも、容易に解決のつく問題ではないだろう。ひとり生誕のみが死を征服できる − 生誕とはふたたび古いものを産みだすのではなく、これまでにないなにかの誕生である。魂の内部で、社会体の内部で − われわれがながく生きのこるためには − 執拗な死の再現を無と化する「生誕の再現」(再生)が絶えず起こらなければならない。。。
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(Campbell 1949)
トインビーからの引用。同上30ページ。


私はプロセスの始めにおいて、召命に答えることで、私自身が英雄のワークを始めていたことが分かっていなかった。


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(同上33ページ)
。。。英雄の最初の事業は、二義的効果をもつにすぎない現世舞台からさまざまな困難が現にはびこっているプシュケの原因地帯に後退し、そこで困難の実体をあきらかにしたうえで己の内なる困難を根絶し(すなわちかれ固有の文化に根をもつ育児室の悪魔たちにたたかいを挑み)、C・G・ユングが「元型的イメージ」と名づけたものの歪みない直接経験との同化にまでつき進むところにある。この過程は、ヒンドゥー教や仏教哲学で「分離」として知られている過程である。

発見され同化される元型こそ、人類文化の記録にくまなく書きこまれている宗教上の儀式、神話、幻視の根源的なイメージを喚起しているものにほかならない。このような「永遠の夢なる神」は、いまなお悩める人に悪夢や狂気の形をかりてあらわれる人為的修正の加えられた象徴的な形姿と混同されてはならない。夢は個性化された神話であり、他方、神話は脱個性化された夢なのである。。。神話において提示されている問題と解決法は、全人類にそのまま妥当する。。。

。。。このような人物の幻想、観念、霊感は蒼古以来、人類の生命と思考の初源の泉に端を発している。したがってこの種の幻想、観念、霊感は、現在、崩壊しつつある社会やプシュケを説明するというよりは、社会がそれを通じて再生されるはずの、いまだ消滅せざる源泉の何たるかを巧まずして説明している。通俗的な意味での英雄は現代人にとってはもはや死滅してしまった。だが、不滅の人間 − 完成した、特定されない普遍的人間 − として再生する。かれの第2の聖なる任務と好意は、それゆえ。。。姿を変えてわれわれの前に再現し、復活した生命について学びとった教義を教えるところにある。
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(Campbell 1949)


この学びとは何だろうか?ああ!一足飛びに先に進まないようにしよう!私たちはまだ、過去の物語をしているところなのだ。だが、ジョゼフ・キャンベルは、英雄の冒険を以下のように定義している:


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(同上、45ページ)
英雄は日常世界から危険を冒してまでも、人為の遠くおよばぬ超自然的な領域に赴く。その赴いた領域で超人的な力に遭遇し、決定的な勝利を収める。英雄はかれにしたがう者に恩恵を授ける力をえて、この不思議な冒険から帰還する。

(同上、50ページ)
。。。英雄の冒険は通常。。。世界からの分離、なんらかの力の源泉への参入、活気溢れる帰還のパターンにしたがっている。。。真の創造的営為はいかなる場合にもある種の俗世放棄から派生するものとして描かれる。。。

(同上51、ページ)
精神エネルギーのこの世のへの果てしない循環に欠かせず、共同体の見地からみても長期にわたる遁世を正当化する「帰還ならびに社会との再統合」を、英雄自身はなにものにも代えがたい至難の要請とみなしているのかもしれない。。。。。。このような至福の体験がこの世の不幸への追憶、関心、希望をおしなべて破壊しつくしてしまう危険にさらされるからである。さもなければ日常の経済問題に束縛されている衆生に光明をともす途を知らしめる禅の公案は、とてつもなく空々漠々としていて解決の方途が見出せないように思われるからである。そして反面、もし当の英雄がイニシエーションの試練のすべてにしたがうかわりに、プロメテウスのように(暴力や抜け目のない策略や幸運によって)ひたすらに己の目標を目指し、己の意図した世界にあたえられた恩寵を奪いとってくるのであれば、かれがめちゃくちゃにした力がひどいしっぺ返しをするため、かれは内からも外からも打ち砕かれる破目に陥るかもしれない − プロメテウスの場合であれば己の侵害された無意識の岩壁にはりつけにされた。あるいはさらに第3の場合として、英雄がその気になって無事帰還するとしても、かれが救済に赴く地の人びとから完全に誤解・無視され、その問題に傷をつけられる破目に陥るかもしれない。。。

(同上52ページ)
原質神話において合成された英雄は、非凡な才能の擬人化された表現である。ときにはかれはその帰属する社会から讃えられ、またときには評価されずに見捨てられる。かれおよびほんらいの己れをとりもどすその帰属する世界、あるいはそのいずれかに象徴的に表現された惨憺たる状態に苦しめられる。お伽噺でならばこの不都合な状態は、たかだか黄金の指輪の喪失程度の些々たる事件としてかたづけられるかもしれない。だが、他方、黙示録的視界のもとにあっては、全地上の肉体的生命と精神的生命のすべてが破滅にいたる失墜ないしは失墜しようとする状態で描かれる。

端的にいってお伽噺の英雄は身辺些事の小宇宙において勝利を獲得し、神話に登場する英雄は世界史的・大宇宙において勝利を獲得する。前者の英雄、つまりは異能者となる年端のいかなかったり軽くみられていた子どもは迫害者を逆に屈服させるだけにとどまるけれども、後者の大宇宙における英雄はその冒険によってかれの帰属する社会全体の再生に役立つ手段を獲得して帰還する。。。

(同上53ページ)
宇宙創成の円環は世界中に流布されるさまざまな秘本のなかに驚くほど酷似した形態で描かれていて、そのため英雄の冒険にあらたな興味深い解釈が付与される。というのも英雄の危険な征旅がなにものかの成就をめざしているのではなく、再成就を、発見ではなく再発見をめざしていたのが当の円環からあきらかになってくるからである。探しもとめられ、危険に身を挺して獲得される神の力は、いつの場合でも英雄の心の内部になにが秘められていたかをあきらかにする。
[ローラ注:ルビー・スリッパだ!]
英雄は自分が何者であるかを自覚するようになり、それにともなって己れのほんらいの力を行使しはじめるにいたった「王の子」である − いいかえれば、自分に賦与された称号がどれほど重い意味を担うかを知るようになった「神の子」である。この見地から眺めるなら英雄とは、われわれすべての内部にひそみ、認識され、活性化されるのをひたすら待ち侘びている、創造と救済のあのイメージを象徴的に表現した者となる。



(同上55ページ)
英雄の冒険が成功する結果、それまで閉ざされていた鍵が開かれ、生命の流れをふたたびこの世界という胎内に解き放つ。。。

(同上56ページ)
恩寵などの奔流はある不可視の水源から流れだし、その流れ口が宇宙の象徴的中心、世界がそれを軸にして回転するといわれるブッダ伝説の菩提の座にあたる。この中心点[菩提の座]のしたに大地を支える宇宙蛇、竜頭があって、宇宙創成説における地下の大海を象徴している。この大海こそ創造主デミウルゴスの有する聖なる生命創造のエネルギーであり本体であ(る)。。。生命樹、すなわち宇宙そのものはこの地点から成長を開始する。生命樹は支えとする闇黒に根をもち、黄金の太陽鳥が樹の頂きにとまり、樹の根元には泉、つまり汲めども尽きない井戸水が湧きあがっている。。。(生命樹は)宇宙男と宇宙女になぞらえられるかもしれない。なぜなら神の化身たる英雄はかれ自身が世界の臍であり中心点であり、その個所から永遠のエネルギーが時間[的世界]になだれこむからにほかならない。

(同上59ページ)
。。。1人の英雄が生まれ、活躍し、あるいは虚空にもどって行く当の場所はいずれも記念の地とされ、聖地とされる。寺院が真の中心に秘められたものの奇蹟をあらわし示唆する目的でそこに建立されているのは、その場所こそ無限の豊穣に通じる場所であるからにほかならない。まことこの地点に立った何者かが永遠なるものを発見したのだ。。。

(同上60ページ)
。。。大寺院はどこにだって建立されうる。なぜなら結局、全体は偏在し、いかなる場所も力の中心地となる可能性をもつからである。。。

というような次第で「世界の臍」はいたるところにある。そしてこの臍こそあらゆる存在の源泉であるからには、この世の清濁のいっさいをあわせ呑むひろがりをもっている。美と醜、罪業と徳行、快楽と苦痛はともども「世界の臍」の所産なのである。「神にとってはすべてが美であり、善であり、正である。しかし人間は、そのあらゆるものを不正と考え、他のものを正と考える」とヘラクレイトスはいった。
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(Campbell 1949)


どれも皆、実に結構な話だ。だが、これは実際面では、どんな意味があるのだろう?私としては、ここで英雄の身振りを演じている人間にとって理解できるようにしたいのだ。彼は数多く居るのだから、そうしてこそ、英雄のワークが為され得ることだろう。

それの起こり方はどうやら(読者には、英雄たちの探究のつながりと例に関するジョゼフ・キャンベルの洞察に富む分析を是非とも熟考していただきたいのだが)、「普通な偶然の出会い」が、元型的な力のもう1つの世界を明らかにするということらしい。


召命の辞退

運命の扉が開こうとしていたことを暗示するような出来事を1つだけ挙げなくてはならないとしたら、私は拙著『ハイストレンジネス』に書いた、ヒプノセラピーのクライアントであるパムに催眠術をかけた晩を挙げるだろう。この時私は、エイリアン・アブダクションのシナリオとは、単なる子供時代の抑圧されたトラウマに過ぎないことを証明しようとしたのだが、数日後になって、注目すべき事件が起こっていたと分かったのだった。だが、もっと広い意味では、奇妙な出来事の数々は、私が生まれた時から起こり続けていたのだ。おそらくこの探究が正式に始まったのは、私が自分の抱いている疑問の答えを積極的かつシステマチックに捜し始めた時だと言っていいだろう。その結果を私は『ノアシンドローム』と名付けた原稿にまとめたのだが、それは後に、拙著『世界秘史』の中に取り込んだ。その時以降、私の生活の中で起こる、シンクロする出来事の数が何倍にも増えて行き、ついに私は、完全な基地外だと思われるのを怖れて、もはや普通には語ることすら出来なくなってしまったのである!

もちろん、フロイトやユングに言わせれば、このような「普通な偶然の出会い」は全然普通ではないのだ。フロイトはそれらを、抑圧された欲望や葛藤の結果と見做す。現実が湧き上がる、何らかの深い泉によって生み出された生活の表面に立ったさざ波だというのである。ユングは、物理学者が「非因果的連関の原理」と呼ぶ方を好むものを述べるために、「シンクロニシティ」という言葉を考案した。シンクロニシティには本質的な意味があり、それはとりわけ、魂の奥深くにあるエネルギーが心の底から活性化する証拠なのだという。それは恰も、無意識の中にパターンが出来上がると、それに伴って、外界にも物質的なパターンが生じるようなものなのだ。何と言っても、あるケースでは、このような偶然の出来事が起きる結果、運命の扉が開くということが起こりうる。さもなければ、それは見て見ぬふりをされ、忘れ去られるのだ。

次に起こるのは、キャンベルが「使者(ヘラルド)」と呼ぶものの登場である。
http://kenkyu-labo.com/02/shinwanohosoku.html
使者は挑戦状を突きつけ、重大な変化の到来を宣言するのだ。彼らは冒険の間いつでも現れることがあり得るのだが、冒険への召命の宣言の始まりにしばしば現れる。使者とは、全く超自然的な何かの危機であり、現実世界にとって普通でない力の顕われである。私にとってのそれは、我が家の上空に、黒い空飛ぶブーメラン型の物体が実際に見えたことだった。
(※1993年8月16日)
http://takapachi1962.seesaa.net/article/385883639.html
このような出来事は、その完了が、死と再生を意味するような、特定のドラマの幕を開けるものだ。それは、人の人生におけるお馴染みのカテゴリーを超えた何かである;それは、人が生活を整理するのに用いる概念や感情のパターンの埒外にある;それが起きる結果、他の全ての事がもはやピタリと合わなくなってしまうのだ。

とはいうものの、最初に起きた、空飛ぶ黒いブーメランという、私のパムとの出会いとシンクロした出来事は(※1993年4月15日)、
http://takapachi1962.seesaa.net/article/324461451.html
この危機の一部だった。2つの出来事は4か月離れているが、その期間全体が、私にとっての危機だったのである。もう1つのリアリティが存在していて、私たち自身のそれをコントロール、ないし、それとやり取りしているかも知れないという事実に直面したことは、私にとって、世界を壊滅させるような出来事だった。冗談めかして言うのだが、エイリアンやUFOについて、何も知りたくないと思っていた人々の中でも、私は1番になるくらいだったのだ。この言葉がどれほど真剣なものか真に理解できる人は殆ど居ないだろう。

数多くのおとぎ話や神話において、使者はカエル、ドラゴン、ヘビであり、あるいは、地獄のデミウルゴスの力の顕現である、何か他のものである。こうした物語では、使者が登場する結果、不安、息切れ、胸が締め付けられるような痛み、その他の不快な症状が現れるものだ。私の場合もまさにそうだった。というのも、1993年8月16日に、空中に羽の生えた物体を見たのときっかり同じ時刻になると、夜ごと私は同じ酷い症状に見舞われたからだ。これらの症状は、境界を越えること=誕生に似た試練を象徴する症状だと考えられている。

だが、誕生と言っても、それはヘビの棲むリアリティであるこの世界への誕生である。ヘビは私たちの世界が現れてくる、深い無意識の領域の代理人であり、その領域に見出されるのは、拒絶されたものの測りきれない深み=私たちの存在における、認知されず、認識されず、知られず、育まれることの無い要素なのだ。

ということで、冒険の告知者である使者は往々にして、闇の、恐ろしい、苦痛をもたらす、邪悪な存在だと世の中からみなされるものであり、殆どの人々はここで立ち止まってしまう。もし彼らが闇=ヴェールのかかった不思議な未知の世界へと、使者に従って進むならば、日の光のさす場所へと道が開けることが、彼らには分からないのだ。闇を消すには、それにフォーカスしなくてはならないということが、人々には分からない。地獄に入ってみてこそ神を見つけられるという考え方は、私たちの善悪の観方に反していて、私たちの想像するところとは対極にあるので、これに与する人は居ないのだ。だが、ルシファーという名前は「光をもたらす者(lucem ferre)」に由来する。使者が私たちを悪夢のような場所に召喚しても、私たちの心が純粋であるならば、私たちはそこに神のビジョンを見出すだろう。メフィストフェレスはファウストに対して自分の正体を、「つねに悪を欲して、つねに善をなす力の一部です」と述べるのである。

どうしてこういうことがあり得るのだろう?

トールキンの『指輪物語』を覚えておられるだろうか?それは、エルフ、ドワーフ、魔法使、2人の人間、4人のホビットが行う旅の冒険の物語で、彼らは危険な景色の中を、全てを統べる「一つの指輪」を破壊するために進むのである。ト−ルキンの物語では、現実の世界と同様、知識(愛)と無知(搾取)の両勢力の間で戦いが行われる。

残念な事に、使者と出会った人々の多くは、それが神だと信じてしまい、エイリアンとの遭遇が、真の意味でイニシエーションの役割を果たしていることが分からない。連中によって騙され、嘘を信じる人々は既に、英雄の最初のテストに落ちているのだ。彼らは、自分達の魂の中にある力と連携するよう調整し、エイリアン・ドラマの真の性質に意識的に気付くならば、彼らの生活からエイリアン・ドラマは消えてしまうことに気付かないのである。

シンクロニシティーは、変容の期間と関係がある。それは恰も、この内心における改革の結果、心のエネルギーの爆発のような、外部共鳴が起こって、外側の物質界へと広がって行くようなものである。このタスクは、スーフィーが言うように、頭を冷静に保つことである。そして、依然、現実的に物事を考えたままで居つつ、高次レベルにおいては副次的な原因と結果だと知覚される現実界で、うまく立ち回る一方で、見えざるものへの気付きの拡大を首尾よく受け入れることなのだ。

だから、私たちの1人1人が闇の領域を冒険して、家に戻る道を見つけるというのは、他の人々がついて来れるよう、道をはっきりと広いものにすることなのである。それは汚れ仕事なのだが、誰かがやらねばならないのだ!

私もそんな1人だった:私は召喚される声を聞いた;使者がやって来て、入り口の方においでおいでをしたのである。


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(同上72ページ)
夢であれ神話であれこのような冒険中、生活誌にあたらしい1つの区切り、あたらしい1つの節目を刻む案内者として生き物の形姿をかりて不意に出現する存在には、抗いがたい魅力ある雰囲気が漂っている。有無をいわさず出現し、なぜか無意識にとってはひどく馴染み深い − たとえ意識化された人格にとっては未知で予想外な、意表をつくものであったとしても − 当の存在が、己れの存在のなんたるかを気づかしめる。そのため区切り、節目に到達するまでは意味を担っていた通念が、奇妙にも価値を喪失してしまう。。。その後では英雄はしばしばかれにとって馴染みの日常に復帰するにしても、もうその日常たるや虚しいものであるとの想いに捕われてしまう。そして力を強化していく一連の合図は。。。召喚をもう拒みきれずに視覚でとらえられるようになる。
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(Campbell 1949)


普通の生活を送ろうと、どれほど私が奮闘したことか。昔の日々に戻ろうと、どれほど私が奮闘したことか。私を取り囲み、絶えず襲って来る出来事を、どれほど私は罵ったことか。


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(同上75ページ)
「冒険への召命」。。。は、運命が英雄を招聘し、英雄の生きている社会の境界内から未知の領域へ、その精神の中核が重心移動を試みる段階を意味している。この秘宝と危険を2つながらに包摂する運命的な領域は、さまざまな形をとって表象される − いわく遠い国、森、地下の王国、波の下、さらには宙空。。。だがそれはつねに想像を絶するような苦痛、超人的な行為。。。をともなう奇妙に流動的で多形的な存在の磁場である。。。
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(Campbell 1949)


私が相手にしたのは、こうしたものの中でも大物 ― おそらくは、それらに関するあらゆる伝説の、真の出所だった:トカゲ生命体、昆虫生命体、その他の恐ろしい、寓話に出て来るような様々なクリーチャーたちが住む、私たちの世界からすれば現実とは理解できない、第4密度の世界だったのである。

そして、私と前夫との関係が本当に終わったのは、まさにこの時点でだった。お分かりだろう。それは常に選択なのである。人は召命を断ることができるのだ。「招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない」(※マタイによる福音書/ 22章 14節)

(同上76ページ)
「召喚の辞退は、冒険をその否定態に転化する。倦怠、激務、ないしは「日常生活」にとり囲まれてしまえば、当の主体は有意な肯定的行為の力を喪失し、救済されるのを待ち侘びる犠牲者ともなろう。かれの華やかな世界は乾ききった石だらけの荒地と化し、その生活は無意味なものに感じられる − (ギリシャ神話の)ミノス王のように、巨大な努力をはらって一世を風靡する大帝国建設に成功した者でも例外とはならない。たとえミノスがどのような王宮を築きあげようとも、その王宮はミノタウロスを己れの眼から隠蔽する目的で巨大な壁をはりめぐらせた迷宮をもつ死の王宮となるかもしれない。かれのなしうるいっさいはなさずもがなのあたらしい問題を産みだし、なしくずしの崩壊が忍びよるのをひたすら待ち受けるだけである」


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(同上77ページ)
世界中に撒布している神話と民間伝承があきらかにしているのは、召命の拒否とは本質的には、人が己れの関心にしたがって没頭しているものを断念しようとしない拒否の謂である。未来は死と生誕の不断の連続という視点からみられるのではなく、理念や徳、目標や利益から成り立つ人間の現在の制度が不動のものとされ、安全を保証されているかのようにみなされる。
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(Campbell 1949)


つまり、私の体験に呼応し、彼自身の奇跡的な体験に呼応して、前夫はこの世で最も深い「否定」という川に飛び込んだのである。彼は必死になってバプティスト派の信仰にしがみつき、彼がプログラミングされた、理想や美徳等々の体系に合わないような何ものについて考えたり/見たり/聞いたりするのもブロックするように、毎日聖書を読み始めたのである。私にとっては、聖書や私たちが子供の頃に教わった宗教が、こうした問題に対する答えを持っていないことは明らかだった。こうした教えが私たちの中にまさに過去の真実に対するヴェールとしてプログラミングされていることは、実際私にとっては明らかだったのである。私たちが、先へと進み、真のスピリチュアルな存在へと成長するには、このヴェールを突き破らねばならないのだ。

子供時代に受けた感情的な関係による支配を脱することは彼には不可能だった。彼の両親や彼らが熱心に教え込んだ考え方ないしプログラムが、守護者として戸口に立ちはだかり、厳罰の恐怖でもって彼を畏怖させたのである。すなわち、もし彼が信じる宗教の教会の外に足を踏み出したなら、彼は2度と蘇ることは出来ないのだ。ソドムとゴモラの物語に出て来るロトの妻のように、彼は石に変わったのである。というのは、破滅を免れるよう、前を見て進むように呼ばれたにもかかわらず、振り返らずに居れなかったからだ。

しかし、またしても当時の私にはこのことが分からなかった。


指導者との出会い

元型的な英雄の冒険の次の段階は、超自然的な助けの出現である。幾つかの物語では、これは守ってくれる老婦人で、ドラゴンの力に対する魔除けを授けてくれる。


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(同上90ページ)
人助けをする老婆にして妖精の代母は、ヨーロッパの妖精譚ではよく知られた風采をもってあらわれ、キリスト教の聖者伝説ではその役割は通常、「聖母マリア」によって演じられる。「聖母マリア」の執り成しによって父なる神の恵みが授けられるというわけである。「蜘蛛の祖母」はその巣でもって「太陽神」の動きを封じこめられる。「宇宙の大母」の庇護のもとで行動する英雄は傷つくはずがない。アリアドネの糸はテセウスに、迷宮内での冒険の安全を保障した。これこそベアトリーチェや聖母マリアの女性像としてダンテの作品をつらぬく導きの力であり、ゲーテの『ファウスト』では、グレートヒェン、トロイのヘレン、聖母マリアとしてつぎつぎに登場する。。。このような形姿が表象しているのは、運命を庇護する力、つまり慈悲である。

(同上91ページ)
召命に応じて結果があきらかになるまで挫けずに、ひたすらしたがいつづけるならば、やがて英雄は己れのそばにある無意識の力のすべてを見出すだろう。「母なる自然」がその偉大な任務に味方する。

(同上92ページ)
庇護的であると同時に危険でもあり、母性的であると同時に父性的でもある。庇護性と指南力の二重性を帯びたこの超自然的な原理は、それ自体が無意識の両義性のいっさいを結合する。こうしてその原理はわれわれの意識化されたパーソナリティが、べつのより大きなシステムによって補強されている事実を意味しているけれども、同時にわれわれのあらゆる合理的目的を追求するさいの危難に遭遇して、われわれのしたがう導師の謎めいた性格もあらわしている。

このような援助者にめぐり会う英雄は、召命に応じるにふさわしい人物である。召命とは事実、通過の司祭(initiatory priest)の接近からはじまる告知にほかならなかった。しかしあきらかにその心を頑なに閉ざしてしまった者にさえ、超自然的な援助者の出現する可能性もある。なぜならすでにみたように、「全能なるアラーの神が救い給う」からである。
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(Campbell 1949)


使者(空飛ぶ黒いブーメランに化体していた)が現れた日から丁度11か月後に、カシオペアンがやって来ていたので、自分のしている事について、全く分かってなかったとはいえ、私は英雄の冒険の道を順調に進んでいた。それは、最初の境界の越境に私が到着する20か月前のことだった。


最初の境界の越境

(同上97ページ)
「擬人化された導者や庇護者に運命を託しながら、英雄は巨大な力の支配圏の入り口を固める「境界守」の許にたどりつくまでその冒険を推し進める。このような境界守は、英雄の現在の活動領域ないしは生の地平の限界をあらわす世界の四方 − さらには天空と地下界 − に垣根をはりめぐらせている。境界守を越えたところに、未知と危険をはらんだ闇がある」


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(同上)
。。。通常の人間はきめられた境界内にとどまるのに安心感以上のものをもち、誇りすら抱いているし、通念は未踏の領域に足を1歩踏み入れるのすら恐れる、ありとあらゆる理由を自分に準備する。。。民間神話では、村里の通常の交通路からはずれた見捨てられた場所ごとに、村人を欺く危険な存在を住まわせる。。。

(同上98ページ)
未知なるものの地域(砂漠、密林、深海、見知らぬ国など)は、無意識内容の投影に場を解放する。。。

(同上100ページ)
アルカディアの牧神パーンは、村落境界線の保護域をちょうど越えたあたりに住まうこの危険な存在の、もっとも著名な古代ギリシアの事例である。シルウァーヌスとファウヌスは、パーンのラテン時代における同類であった。。。たまたまその領域に侵入する人間にパーンがそそぎこむ感情は、「度はずれな」恐れ、とつぜん起こるいわれのない恐怖であった。。。(犠牲者は)己れの喚び起こした無意識[=空想上の危険]から逃れようと狂奔し、恐怖の逃亡をくわだてながら息絶えるのだった。しかしパーンは。。。病気治療のためパーンの聖地へ法にしたがって近づくだれにたいしても。。。健康/恩沢を授ける恵み深い心をもっていた。さらに叡智、デルポイの神殿の「オムパロス」(※監訳者注:世界の中心に置かれた岩=臍の意)の叡智、つまり「世界の臍」を授けるのはだれあろうパーンであった − というのも境界の越境とは、宇宙の起源となる聖域へ第一歩を踏みだす行為にほかならないからである。

(同上103ページ)
このように入り組んだ筋道をもつ両義性に照明を加え、心の準備がほんとうにできれば恐怖心は減るけれども、己れの限界を超えた無謀な冒険者だと無惨にも破滅させられる模様をしめす(物語がある)。
(※キャンベルの『英雄』では、103ページ以降に2つの東洋の物語が紹介されています。)
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(Campbell 1949)


『第5巻 小暴君』で述べたように、私がこの段階に至ったのは、1996年の初頭だった。未知へと至る戸口に向かって、ゆっくりながら厳然と移動しつつ、私の意識は、私自身の本質的存在の力と必死に戦っていた。このドラマが顕現する実際の出来事の世界が存在しており、そしてどうやら、エネルギーが発せられるもう1つのリアリティが存在しているようだった。この、別のリアリティを見る術を習得し、明らかな証拠もないままに、それに反応できるかが、どうやら大きな試練(テスト)だったようだ。

ご推察の通り、私たちの新しい雑誌である『オーロラ・ジャーナル』の発行をめぐる出来事はトワイライトゾーン的な性質を帯びていた。最初に私がしたかったことの1つは、リーズナブルな費用で素晴らしい仕事をしてくれる印刷屋を見付けることだった。というのも、費用は私が自腹で払うつもりだったからだ。私はまだ週に3回セラピストに診てもらっていたのだが、そのカイロプラクターの診療所の近くにプリントショップがあったので、私はそこに立ち寄って、どんなコースがあり、自分で作業することでどれだけ出費を抑えられるか訊いてみることにした。それと同時に、私はこれまで大量にカシオペアン文書をプリントアウトしていたのだが、印刷にすれば安上がりだろうと考えたので、それも持って行ったのだった。

カウンターに居た若い女性は、とてもリーズナブルな料金を見積もったが、「私はただの事務員なので、雑誌のレイアウトについては分かりません」ということだったので、私は帰るしかないと思った。私は交信文を3部印刷して樹脂のりで製本してもらおうと原紙を置いていった。

数日後、私は印刷物を受け取りに、再びその印刷屋を訪れた。女の子が印刷物を事務室から取って来る時、売り場に居た1人の女性がにっこり笑いながら私の前に現れて、こう言った。「ここで聞いていて、きっとあなただと思ったのよ!」 私はぽかんとして彼女を見た。というのも、正直、誰だか分からなかったからだ!私が誰だか分からないでいるのに彼女は気付いたに違いない。というのも、彼女はこう言ったからだ。「パムよ!覚えてるでしょ!催眠術を受けにあなたの家に行ったじゃない!」

それで私は彼女が誰だか分かった!彼女は、1993年、付近3郡の上空で空飛ぶ黒いブーメランが目撃された晩に、私が催眠術をかけた女性だった。彼女は自分の潜在意識の中にエイリアン・アブダクションの記憶があると知ってすっかり動揺してしまい、催眠セラピーの続きを受けに来なかったのだった。私は常々、その後彼女はどうしているだろうと思っていたので、彼女がプリントショップのオーナーになって居て、私を呼び止めたのはまことに興味深く感じられた。しかも、このプリントショップを選んだ理由が単に場所的な問題だったこと − このプリントショップは、エイリアン勢が私の命を意図的に狙ったに違いない事故の結果、1日おきに診てもらうことになったカイロプラクターの元に我が家から向かう途上にあった − を考えると、なおさら不思議だった。それだけではない。私がこのプリントショップに行ったのは、他でもない、元々パムが関与していた事件に関する交信文を印刷するためだったのだ。さらに言えば、私は、その事件の副産物として生まれた雑誌の印刷費用を見積ってもらうおうとしていたのである。

私はショックだった。彼女に前回会ってから3年ほどしか経っていないのに、彼女は20歳も年取ったように見えたのだ。話してみて分かったのだが、パムは最近、子供たちの生活費を稼ぐベンチャービジネスとして、このプリントショップを買い取ったのだった。彼女は「コーヒーでも飲まない?」と、私をショップの事務室に招じ入れたので、私達は互いにUFO事件以来それぞれの生活に起こった最新情報を述べ合った。この事件にすっかりショックを受けた彼女は、事件を完全に否定するところまで退却し、「普通の生活」のルーチンに避難したのだった。私は彼女に、「あの事件から私が受けた影響は、あなたのと正反対だったわ。あれ以来私は一連の学びの体験へと放り出され、かつての私の世界は跡形もなくなって、ずっと激変の日々が続いたままなのよ。ねえ、あなた!あなたが家に来て忌々しいエイリアンどもへの扉を開いた1件以来、私にどんな事が起こったか話しても、きっと信じないでしょうね!」私達は2人で笑い合った。

ということで、私たちは1時間ほど互いの最新情報を述べ合った。パムは、彼女の催眠セッション以降、カシオペアンとのコンタクトがどのような展開を見せたかの物語に魅了され、交信文を読むだけでなく、セッションにも参加したがった。話してみたところ、彼女は謎にとても興味があると言うのだ。だが、彼女が彼女自身の謎に興味が無いのはなぜなのだろうということに、私は思い至らなかった。

私はと言えば、もちろんのこと実にリーズナブルな価格で雑誌を印刷してもらえることになったのだから、パムがこのプリントショップのオーナーだとは、何と幸運な偶然だろうと内心思っていた。

そのうち、彼女は自分の過去について打ち明け始めたのだが、それは奇妙というどころではなかった。彼女が催眠術を受けに私のもとに来た時、彼女は不動産業界で働きながら、元は政府に雇われていて、退職し死期が迫っていた夫の世話をしていたという。
彼女「主人は物理学者だったの。彼は様々な政府の研究所で働いたことがあって、JPLで『マーズ・オブザーバー』のプロジェクトにも携わってたのよ。大半はメリーランド州あたりの地下研究所で働いてたわ」。私は彼女に対して、彼女の夫が今働いているのは何省なのか尋ねなかった。それが重要だとは分かっていなかったのである。

彼女はあまりにも沢山の事を話したので、全てを理解するのは困難だった。まるで、彼女の心の中でエイリアンという概念への扉がかつて開いた時期以降の、関連する出来事の全てがまとめて去来した感じだった。これが私の興味を惹くための餌だとは、私には思いもよらなかった。

彼女の夫が機密を扱う職場に居たのに加えて、パムもまた極秘機密取扱許可を持っていたので、あるオフィスで何年か働いている間に(そう彼女は言っていた)、彼女は高度な機密情報にもアクセスしていた。私は、パムがアブダクトされた理由がこれでやっと分かったと思った。彼女の夫が科学者で、彼女が機密取扱を許可されていたのなら、説明がつく。私は彼女に、「政府職員の家族は一般に、平均的な人よりもアブダクトされる割合が高いそうよ」と知っていることを教えた。
彼女「それは面白いけど、私に限っては当てはまらないんじゃないかしら」

私はこうした全ての事が分かって、かなりエキサイトした。この世のものではない存在を、彼女は本当に目撃しているかも知れないのだ!ものすごい掘り出し物だ!

私達は雑誌について話し合った。そしてついに彼女は、私が店の中に入って、自分で編集を手伝い、さらに版下を完成させたら、大幅な値引きをすることに同意したのだ。だから私は、自分は運を味方に付けたのであり、これで万事うまく行くだろうと感じながら、店を後にした。そしてまた、カシオペアンがこの前の年の10月に言っていた「絶好の機会」とは、おそらくこのことだろうとも思った。


941028
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Q: (L) あなたたち、教えるという形で、何か与えてくれる情報は無いの?

A: まだその準備が整っていない;クリアなチャネルを築くこと。まずはフォーラムからだ;一度に一歩ずつ進みなさい。

Q: (L) フォーラムって何?

A: 何だと思うかな?

Q: (L) このワークにもっと多くの人たちを参加させる必要があるってこと?

A: Close.

Q: (L) 私達はフォーラムを作る必要があるのね。

A: Yes. あなた方がそれをやり抜けば、1つの方向性が開けるだろう。

Q: (L) それじゃあ、私達がやり抜けば、色々とためになる事が起きるの?

A: すぐに絶好の機会が期待できる。

Q: (L) きっと、それが何なのかは訊くべきじゃないんでしょうね?信じることよね?

A: Yes. 折角の好機を誤解する危険がある。

Q: (L) 私達は一致してそれが好機だと分からなくてはいけないの?

A: 程度の差はあるが。

Q: (L) もし私達が好機を誤解する危険があるようなときは、私達が見逃さないように、あなたたち、幾つかヒントをくれるんでしょ?

A: あなた方のうち少なくとも1人は瞬時にそれと分かるだろうが、他の人々は分からないかも知れない。静観しなさい。
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私が最初にこのような「好機」だと解釈したのは、友人のRCが自分の雑誌をやめようと思うと言った時だった。(この話の一部始終については、『第5巻 小暴君』を参照されたい。) 雑誌は「フォーラム」だった。次に私が好機と解釈したのは、パムが即座に私を見分けたことだったが、私の方では即座に彼女だと分からなかった。他ならぬ機関紙の印刷計画にツテが見付かったのも、「フォーラム作り」の「絶好の機会」に違いないと思われた。

ほぼ同じ頃、私はマイク・リンデマンがAOLに開設したISCNI(Institute for the Study of Contact with Non-human Intelligence、非人間的知性とのコンタクト研究協会)のフォーラムに参加し、彼のグループメンバーたちと質疑応答するオンライン・ライブチャットに招待されていた。きっとこれもまた、「フォーラム」の一環であり、「絶好の機会」だと私は感じた。

だが、これらいずれの場合にも、グループの誰かが「瞬時にそれと分かり」、他のメンバーが「疑う」ということは無かったので、なおも私は悩んでいた。果たして「絶好の機会」とは他に何があるのだろうか?

だから、なかなかピッタリ当てはまらない予言に期待を抱きつつ、実現させたいと捨て鉢になる私達は何とも滑稽だった。

私はこのテーマを、カシオペアンとのセッションに持ち出した:


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Frank, Laura, Susan V
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Q: (L) 今晩は、扱いたい質問が沢山あるわ。まず1つ目だけど、本チャネリング・プロセスの初期の段階で、私たちは、自分たちがすべきことは何なのか話したでしょ。それに対して言われたのは、まずは「クリアなチャネルを築く」必要があるということだったわ。それを行うのに、明らかに1年近く掛かったわね。次に、私たちが行わなくてはならないと分かった事とは、フォーラムを作る事よ。これって、どんなフォーラムに加入すべきなの?

A: これらの質問は全て、あなたが学ぶことによって答えを発見すべきものだ。だから、今これ以上議論するのは有益でない。

Q: (L) それじゃあ、次の質問だけど、1つの方向性が開け、驚くべき、素晴らしい何かがすぐそこまで迫っていて、私は即座にそれと気づき、何をすべきか知る上での助けになるだろうということだったでしょ。これは既に起こっていて、それなのに、私が何かを見逃したのかしら?

A: 静観しなさい。

Q: (L) 私、最近ISCNIでのチャットに招待されたのよ。「非人間的知性とのコンタクト研究協会」の略で、マイク・リンデマンという人が主催してるの。ここの人たちの何人かが示した反応にはかなり興味を覚えたわ。

A: いつの間にか「陥っていた」厳格さを緩めれば、リンデマンたちは、最もよく「理想」のために尽くすだろう。というのも、この分野では、どんな形であれ、厳格さを前面に出すのは相応しくないからだ!!!

Q: (L) 科学コミュニティから何かを証明するようプレッシャーをかけられているもんだから、彼らは少々厳格になってるんでしょうね。でも、エイリアン現象に関して観察できる要素は、何かを科学的に証明しようと試みる議論が出来る段階に進んできてるわ。二重盲検法(=実施している薬や治療法などの性質を、医師(観察者)からも患者からも不明にして行う方法)
の実験をしてる時間はないのよ!FDA(米食品医薬品局)の認可を待ってる時間はないわ!

A: あなたがここで言ったのと同じ考えをあくまで表明し続けなさい!リンデマン他が扱っている現象を、もっとうまく研究するために強調すべきなのは、学びのフォーラムを開設することであって、「科学的」研究の方法論ではないということを、彼らが理解する手助けをしなさい。どんな形であれ、主として追究されるべきなのは「物質的な」アジェンダではなく、実は、エーテル界とその方法論に拠るべきだ。手掛かりや答えの幾つかは、物質的要因のみならず、エーテル的要因の中に潜んでいる。マイケルに次の内容を言葉通りに伝えなさい:「マイケル、以前のあなたはもっとオープンな心の持ち主だった。何があったのかな?」 彼の人生において最近起こった、実に苛立たしい出来事のいくつかは、この事に直接関係がある!! あなたの洞察を信頼しなさい。それはマトリックスを学ぶのに役立つだろう。
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という訳で、1994年10月から「すぐ」の時期に「絶好の機会」があったのだろうという私の仮定については、何の答えも得られなかったのである。私は、カシオペアンの言う「すぐ」とはどういう意味なのだろうかと案じ始めずにはいられなかった。私にとって、「すぐ」というのは、2-3週間のことだった。かくして、「フォーラム」を作る、本当に確かな「絶好の機会」が無いまま、1年以上が過ぎたのだった。さらに言えば、グループの誰かが「瞬時にそれと分かる」ということもないままだった。

前の方の章で述べたように、私が偶然にも、必要とするタイミングでパムとの幸運な再会を果たした事はまた、ある少女の大変奇妙な誘拐事件とも絡み合っていた。この娘は、私が初めてパムに会った時よりも前に殺された、もう1人の女の子と生き写しだったのだ。あまり脇道にそれるつもりはないが、この問題を扱った下のセッションは、当時の全体的な状況、とりわけパムを巡る状況と深い関係があった:


960109
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Q: (L) Okay, パムが土曜にやって来ることになってるので、質問の多くは、それまでとっておきましょうね。これについては、どう質問したらいいのかしら。段々と明らかに思えてきたんだけど、JO[未解決だった地元の殺人事件の被害者である13歳の少女]に絡む何らかのコネクションが存在していて、その殺人と、私のいわゆる「目覚め」 − あなたたちがそう呼びたいならだけど − との間にはシンクロ的なつながりがあるんじゃないかと思うの。もう1つ気付いたのが、テッド・バンディの人生パターンというか、人生パターンの変化と、あるUFO目撃事件およびキャトルミューティレーションが、この国のうち彼の居た地方で起きたこととの間のつながりなのよ。そうしたら、もう一人の少女JOが居なくなったのが分かったんだけど、時を同じくしてパムと私は再びつながって、JOの事件について議論したの。この新しい事件は、前の事件と多くの点で共通してる気がするわ。最も驚くべきなのは、2人の少女が驚くほど似ていることよ。私がJO事件に関与したこと [私は警察当局に頼まれて、占星術と霊感を使って、何らかの手掛かりを見つけようと試みていた] と、私の心の扉が怪現象、とりわけUFOやエイリアンに対して開いたのとは何か関係があるの?

A: おそらく。

Q: (L)これについて、はっきりと答えてくれないの?

A:学びなさい!

Q: (L) Okay. これについて夢を見たのよ。このケースについて私が占星術で調べたり、夢を見たり、霊感を得たりした結果、ある人物が殺人犯だという確信を持ったわ。これは、私の天性の気付きが何らかの方法で始まったのかしら?

A:多分。

Q: (L) JOが殺されたのとエイリアンの活動との間にはつながりがあるの?

A:ある次元と別の次元とが一つに収束する(plane convergence)ときには、常にこのような何らかのつながりがあるものだ。
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考えてみればお分かりになるが、実際これはかなり驚くべき言明である。もちろん、思い出していただきたいのは、私たちが大人になる際に理解する「エイリアン」の因習的な定義のことなのだが、彼らの言いかたでは、エイリアンは地球外からの第3密度のビジターではなく、私たちの世界のコントロールシステムの一部である超次元の存在なのである。


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Q: (L)それじゃあ、JOが殺されたのは、ミニ次元収束なのね。

A: 私たちは今しがた何と言ったかな?

Q: (L) あなたたちがそう言ったと思ったので、はっきりさせようとしたんじゃない。。。このミニ次元収束というのは、ある個人のリアリティの次元が、もう1人の人のリアリティの次元と収束して、どちらかの人が消滅してしまうような場と言っていいの?

A:第4、第5、第3密度が関係している。

Q: (L)それじゃあこれって、これらの3つの密度の次元収束のようなものなのね。これって、全ての殺人に関して当てはまるの?

A:(前半は)自分で調べなさい。(後半は)yes。
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この言明は犯罪というテーマ、とりわけ暴力犯罪に、違った観方をもたらすもののようである。個々の人間は、宇宙的元型のどれかの一部であり、ある人の体験して来た事を十分に調べれば、その人の人生、行動、「脚本」を特定することができるのだろうという考えを私は抱き始めていた。


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Q: (L)私がそのリアリティとやり取りしたのは、言わば、次元収束地点に入ったの?

A:ヘリをもてあそんだ。

Q: (L)じゃあ、人が殺人事件の調査に取り掛かったり、それについて考えたり、能力や直観、その他なんであれ使って、この種のパズルを解こうとしたら、それは次元収束とやり取りしてることになるの?

A:これは第5密度に「帰還」したいと常日頃願っていることの1つの現れだ。

Q: (L) Okay. さて、ズバリ聞きたいんだけど。JOの事件についての私の結論は正しい?
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私はこの事件の真相を知りたい、少なくとも、私が出した答えの確証を得たいという思いで、殆ど頭が一杯だった。


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A:「正しい」というのは多くの形、多くの表現をとるものだ。

Q: (F) どういう意味だい?

(L) 分からないわ。

A: 学びなさい。

Q: (L) JOは知り合いの男に殺されたの?

A: 私達としては慎重なアプローチを取るように言ったことを思い出して欲しい。あなたが正しい学びを得るためだけでなく、痛い目に遭わないためにも。
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私の推理が正しかったとしたら、それを知るのは非常に危険な事だったのだ!


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Q: (L)軌道に乗れて慎重な質問となるようにアドバイスを頂戴?そうすればその後の質問はその模範に従って組み立てるから。
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私は何としても確証が欲しかった!カシオペアンが最終的な答えを与えてくれる方法を知ろうと背伸びをしていた。


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A:ここでの問題は、私達を誘導してあなたが望むような答えを引き出せるような質問の「組み立て方」ではなくて、あなたがいかに効果的に学ぶかだ。各回答から学ぶことが1つだけだという先入観を持ってはいけない。「無邪気に前提を置かずに問うてこそ学ぶものがあるということを、あなたは分かっていない」
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フランクと私は2人だけでワークを行っていたので、ノートを取る人が居なかった。そのため、あまりに速くもたらされて頭で理解できなかった上の回答を振り返るには、一旦中断して、テープを巻き戻して聞かねばならなかった。ところがそうしてみたところ、聞こえるのはザーッという忌々しい雑音ばかりで、大事な言葉はかき消されていた。だが、他の部分にはそんな雑音は全く入っていなかった。


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Q: (L)テープを巻き戻して聴いてみたんだけど、雑音だらけだったわ。どうしてテープに問題が起きたのか教えて頂戴?

A:念波の転送。

Q: (L)その念波転送って何なの?

A:発達したエネルギー。

Q: (L)私達から放出されたの?

A:放出元と先の両方へ。

Q: (L)私達からあなた達へ?

A:あなたと他の人達で、私達ではない。

Q: (L)他の人たちって誰よ?

A:第4密度の盗聴者だ。パムの関与によって「事態が緊迫してきた」のだろう。

Q: (L) パムの関与は、このワークにとって有益になる見込みなの?

A: Yes, だが、異常も覚悟しなさい。
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ここで私は、「有益」というのが、必ずしも私の気に入るようなものであるとは限らないことを銘記すべきだった。だが、私は殺人事件の方にすっかり気を取られていた。時々私は1つのことしか考えられなくなってしまうのである。


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Q: (L) それは面白いわね。あなたたち、誰がJOを殺したか教えてくれるの?必要なら、私の結論を打ち明けてもいいのよ。

A: 学びなさい。私たちの前の答えをおさらいすること。。。
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テッド・バンディーが連続殺人を始めたと言われる頃、彼が住んで居た地方で、UFOが目撃されていたという問題に、私は丁度注目していたところだった。私たち自身の体験からしても、殺人とUFOがシンクロしているというのは、奇妙に思われた。私が求めている答えを得るには、この方向から訊けばいいのかも知れないと私は考えた。


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Q: (L) Okay. 学ぶことね。テッド・バンディには何かがあって、数多くのUFOが目撃されたのと同時に彼の人生は崩壊したというのが真相のようね?

A: Yes.

Q: (L)テッド・バンディはアブダクトされたの?

A: Yes.

Q: (L)テッド・バンディはプログラミングされたせいであんな事をしたの?

A: Yes.

Q: (L)そのプログラミングが行われた目的は何なの?

A:さしあたり、私達は答えを差し控えねばならない。
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この問題は、当時の私の理解を全く超えていた。


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Q: (L) Okay. バンディは人を殺したところそれが「身体の中に蓄積されるプレッシャー」のように彼をせき立て、これを克服することができなかったと述べていて、思うにどうもそのせいで彼は「人間」であることを止めたんじゃないかしら。私にはどうもこれはインプラントが、反社会性を抑える個人の社会的行動規範ないしコントロールを圧倒した例のように思えるのよ。これがJOを殺した人間にも起きたの?

A:多分。

Q: (L)新たに行方不明になった少女CBとJOとの間にはつながりがあるの?

A:本件に関する、あなた方の知識の調査はうまくいっていて、続けることを勧める。何と言っても、学ぶことは楽しい!

Q: (L)でね、私、新たに居なくなった少女CBとJOの容貌にはつながりがあるんじゃないかと思うのよ。もしかして、彼女たちのどちらか、あるいは両方を殺した人間は、この特定のタイプの顔の特徴に反応するようプログラミングされていたんじゃないかしら?それがプログラミングの一部だったの?

A:本テーマ終了。

Q: (L)どういう意味?

A:私達はこの問題について、あなたにさし当り必要な支援は全て行った。自力で続けた方があなたの成長のためだ。
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ここには明らかに問題があったのだが、私は軽く考えて、危険な程それにくぎ付けだった。


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Q: (L)別の方向から1つ2つちょっとした事を聞かせて頂戴?ていうか、これじゃあ私は皆目見当がつかないまま置き去りにされたみたいじゃない!

A:そんなことはない!

Q: (L) 私は本件を解決したいの。だって、彼女の家族は苦しい思いをしていて、助けを求めてるのよ。

A: どうして自分の驚くべき能力を信じないのかな?もし今答えてしまったら、いずれそうなるように、年がら年中あなたがこの役割を果たす必要に迫られるようになったとき、あなたは自分でどうすることもできなくなってしまうだろうからね!!!!

Q: (L)正直言って、もうこれ以上、殺人の調査には関わりたくないわ。あまりに気が動転するんだもの。私はこんなことを定期的にやらなくちゃならないの???

A:同じ土俵ではないけど。

Q: (L)それじゃあ、どうして「役割を果たす」なんて言うのよ?

A: No, 見えざるものを見るんだ!

Q: (L) Okay, 話題を変えるわ。息子(※この時は13歳)の通ってる学校で幾つか問題があるのよ。彼は普通の学校に行きたかったの。家で私が教える自宅学習は止めたいという意見を述べたのでね。その結果、沢山の事件が起こったんだけど、それには、スクール・ギャングとしか言いようのない連中が関与してるの。学校の方でも全くコントロールできないみたいで、この状況に私は全くショックを受けてるのよ。つまり、学校は構内に警官を常駐させなくてはならないの。だって、銃やナイフの脅威があるんだもの。今の子どもたちはホントに危険なのよ!うちの息子はこんな暴力的な環境で、悲惨な目に遭って怯えてるんだけど、ギブアップはしたくないというか、臆病者だとか弱虫とは見られたくないの。彼は、悲惨な状況のせいで体制に対して抱いた嫌悪感と、平和への願いの板挟みになって迷ってるのよ。先日、あの子供たちが彼を攻撃したのはどうしてなの?

A: 攻撃。

Q: (L) 第4密度から刺激されたってこと?

A: Yes.

Q: (L) 彼を守るために私に出来ることが何かある?

A: あなたはどう思うかな?

Q: (L) どう考えていいか分からないわ。

A: 問題を避けてはならない。これは決定的に重要だ!

Q: (L) Yes, ジェイを学校から連れ戻さなくてはと思うわ。今現在、あまりに多くの攻撃をあらゆる方向から受けてるんだけど、これは閉鎖可能な攻撃のポータルの1つよ。

A: 直観的行動に出てこそ、第3密度での体験は維持される。

Q: (L) 私がすぐに何らかの行動に出ないと、彼の第3密度での生存に何らかの脅威が及ぶってこと?

A: Yes.

Q: (L) これは外部を出所とする脅威なの?

A: Yes.

Q: (L) それじゃあ、私は彼を今すぐ学校から引っ張り出す必要があるのね。

A: 直観に従いなさい。

Q: (L) よく分かるわ。ジェイは目的があってここに居ると私は感じているし、だからこそ彼は、彼のように物事に関心を持たないような人たちとの付き合いに大層困難を感じるんでしょうね。

A: Yes.

Q: (L) さて、シェルダン・ナイドルのチャネリングについて、訊きたいんだけど?

A: このテーマでエネルギーを無駄にしないよう勧める。

Q: (L) 沢山の人々が、今年の秋に、地球がフォトンベルトに入って、UFOの大量着陸があるというシェルダン・ナイドルの言葉を信じてるのよ。これは本当に起こるの?

A: 人びとはボー・アンド・ピープ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88_(%E5%AE%97%E6%95%99%E5%9B%A3%E4%BD%93)
の言う事をあっさり信じ過ぎだ。
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翌週(※2日前では?)、パムは初めてセッションに参加した。カシオペアンが、彼女がセッションに出席することによって「少々事態が緊迫」するとか、彼女の関与は私たちのワークにとって「有益」だと言っていたので、彼女は受け入れるにふさわしいだろうと私は思ったのだ。彼女が居た時に、黒いブーメランが出現したのだから、彼女自身が何やら特殊な霊的同調能力を持っているに違いないと私は推論したのである。カシオペアンがついにはあの晩のUFO出現に関する質問に詳しく答えてくれるかどうかということにも、私は興味津々だった。しかし、セッションは私たちの考えていたようには進まなかった;セッションはそれ自身の活力と命を持っており、まるで、天気の話題で始まったのに、中国の茶相場の話題で終わる会話のようだった。唯一違ったのは、会話の相手がカシオペアンだったということであり、私たちが正しい質問を述べる/思い付きさえすれば、情報の海がアクセスされるのを待っているという感じがした。


960107
Frank, Laura, Pat Z
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Q: (L)今夜はパムが一緒なのよ。。。

A: Hello Pam.

Q: (L)さて、みんな揃ったんで聞きたいんだけど、どうして黒い空飛ぶブーメランは、パムが初めて催眠セラピーに来た晩に出現したのかしら?

A:問題を注意深く調べなさい。

Q: (L)最初は必ずしも珍しいものではないとも思ったんだけど、少なくとも珍しいタイプの船だし、こんなこと自体、珍しいのかもと思われて来たのよ...そうでしょ?

A:稀なことだ。

Q: (L) あの催眠セッションはどんなかたちでも宣伝してなかったし、エイリアンやその類のものについてのやり取りを行ったこともないので、この催眠セッションに反応するかたちで、あれが起こったということは、私たちには馴染みのない方法で、連中は知識を得たんでしょうね。だとすると、あの催眠セッションには、興味深い何か/誰かが存在したということに違いないわ。2通り考えたのよ:UFOの乗組員が関心を抱いてたのは私で、私がエイリアンについて何を暴くだろうかということだった:あるいは、それはパムで、何か他の理由からだった ― おそらくは、彼女には暴露してはならない体験があった。UFOの乗組員がとりわけ関心を持ってたのは誰だったのかしら?

A:人物に対してというよりは、パムの潜在意識内の記憶に隠されている情報に対してだった。

Q: (L)連中はこの情報を入手したかったのね?

A: No. 何が明かされるかモニターするため。

Q: (L)それってつまり、あなた達が私について言ってたように、パムも生まれる前からアクセスすべき情報をプログラミングされてるってこと?

A: No. アブダクション。

Q: (L)彼女に対するアブダクションに関して何が明らかになるかを見たかったのね?

A: Yes.

Q: (L) Okay, 彼女は誰にアブダクトされたの?

A: グレイだ。4回。雪景色の中でのものだけが、第3密度でのアブダクションだった。そのアブダクションは全く物理的なものだった。その他は第4密度でだった。第3密度でアブダクションが起こるのは稀なことで、またとても重要だ。

Q: (P)私の息子もアブダクトされたの?

A:固まっていた。

Q: (L)連中は物理体アブダクションをするほど、どうしてそうもパムに対してご執心なの?

A:あなたはどう思うかな?

Q: (L) 多分、連中にとって不利な知識をパムが持っていて、彼女がそれにアクセス可能だったからでしょ?

A:だが、本当の理由はもっと根本的なことだ。暴露だ。

Q: (L) Oh, 連中は、彼女が暴露するのを怖れてるのね。。。

A: 政府施設の近くに居たからだ!

Q: (L) Oh! JPLに勤めていた科学者と結婚したというだけでは、何かを知っていることにはならないと、パムは指摘してたわ。彼女、自分で知っているとは知らないような何かを知ってるの?

A:彼女が知っていたことのせいではない。共同体の活動地の近くに居たからだ。彼女は将来起動するようなインプラントをされた。

Q: (P)それって、あの山の地下で行われてたことと関係あるの?

(L)どの山?

(P)彼らに聞いてよ。

A:場所ではなく、人間が原因だ。

Q: (L)彼女が居た場所は、彼女が接触していた相手ほど重要じゃないのね?

A: Yes.

Q: (L)それは彼女のご主人だったの?

A:おそらく。

Q: (L)多分そのせいで公務員の家族はアブダクションされる率が高く、何らかの理由から必要な場合にはインプラントを活性化されたりコントロールされたりするのかしら?

(P)でも、主人はホントは極秘任務になど就いてなかったのよ。

A:彼は機密施設に入場していた。

Q: (L) だから、パムはインプラントされてるのね。本物の物理体インプラントをね。どこになの?

A:副鼻腔の後ろ。

Q: (L)このインプラントは何をするためのものなの?

A:行動をコントロールする反射を活性化し、思考パターンを作り出したり改変したりする。
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さて、ここで立ち止まって、今の発言について考えて欲しい。インプラントを行うことで、「行動をコントロールする反射を活性化」し、思考パターンを作り出したり改変したりするとは、何とも恐ろしい考えだ。つまり、思考や行動のパターンに意識的に注意を払わずに自分の性格だと常々考えていても、それがコントロールの結果だったかも知れないのだ。


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Q: (P)私が何も思い出せないのは、そのせいかしら?

A:幾分は。

Q: (P)私、記憶障害がかなりひどいのよ。

(L) それじゃあこういうことかしら。私がパムに催眠セラピーを施していた夜に家の上空に現れたUFOは。。。

A:監視していた。

Q: (L)もしパムが、行われたアブダクションの詳細を明かしたら影響が出るかしら?

A:本件では、無い。

Q: (L)それじゃあ、パムが誰のところであれ催眠セラピーを受けに行けば、UFOは現れたのね?

A: Yes.

Q: (L)さっき、これは極端に稀だと言ったわね。

A: 第3密度でのアブダクションは稀だ。

Q: (P) それは、キャンプ・デービッド (※米国・メリーランド州・カトクティン山地の。大統領の別荘(presidential retreat)がある。外国要人との会談によく使われる。名前の由来は、アイゼンハワー大統領が孫の名前をつけた)
に関係あるの?

A:それは問題ではない。人の問題だ!パムは大勢の他人とやり取りしていた!

Q: (L) この辺りにどうやら、取り組むべき問題があるみたいね。

(P)それには飛行機が関係してるの?

A:パムの無関心さは普通でないので、彼女が味わった沢山の普通でない体験から、情報を思い出したり暴露したいとパムがどこまで思うか次第だ。
---


以下では、思考や思考パターンのコントロールについて、もっと多くの手掛かりが述べられるのだが、当時の私には、この発言の重要性が分かって居なかった。


---
Q: (P)一番普通でなかったのは、我が家のあった場所だったわ。真西にあった山は核戦争が起こった際に使われる一切の非常通信施設を収容していたの。家はキャンプ・デービッドから北に13マイル(約21km)のところだったのよ。私達がそこに住んでた間に、世界的に重大な事件がキャンプ・デービッドでは沢山起きてたわ。家畜小屋を建てたのが1982年だった。家を買ったのは1976年で以来ずっと住んでたんだけど、小屋を建てるまでは飛行機が気になったことなんてなかったわ。杖があったら届くぐらい低い所を飛行機が飛んでたのよ。小屋の真上をね。毎週、決まった曜日に。いつも2機編隊で何の標識もないのよ。しかもプロペラ機。一体どうしてこの辺りでは、無標識のプロペラ機があんな低空飛行するのが許されるのかしら?と思ったわ。それがその家から引っ越すまで続いたの。だから飛行機は1982年から1989年までの間、週2で飛んできてたことになるわ。 最初のうちこそ、私も「あら飛行機だわ」とか言ってたけど。じゃあ特に目新しい事はないのね?

A:関心がなかった。

Q: (P)飛行機は山に関係があるんだろうと思ってたのよ。そうでしょ?

A: 多分。

Q: (P) 飛行機がレーダーをかいくぐって飛んでるのは知ってたわ。でもよく考えると、他の住人は誰もこんな飛行機のこと話してなかったのよねえ。まるであれを見たことがあるのは私たち夫婦だけ、あとは家への来客ぐらいしかあれを見た人はいなかったんじゃないかしら。すぐ先に住んでいる私の親友も飛行機は見てないのよ。「飛行機見たでしょ?」と彼女に聞いても「どんな飛行機?」と言われる始末。彼女の家は7エーカーと離れておらず、間には何にもないのによ!
(※1エーカー四方の1辺は約209フィート。1フィート=30.48cm*209=6370=64m)

A:普通でない体験はさらに嵩じて行く(mount)!

Q: (P)主人も飛行機には気付いていて ― 彼は私ほど無関心でもなかったので ― こう言ってたわ:「一体、この飛行機は何だ。何をしてるんだ?」ってね。

(L)パムったらどうしてそんなに無関心でいられたの?

(P) まあ、私が生活していく上では別に影響は無かったのよね。ただ、馬が動転するのには無茶苦茶腹が立ったけどね。でもやがて馬も慣れてきて、無関心になってきたのよ!w しょっちゅう、週2で来てたのよね。「今日は水曜。飛行機の来る日だわ!」という感じ。

A:もっと。。。探り続けなさい。。。
---


今にして思えば、ここから私が手掛かりを得られるよう、カシオペアンがパムに話をさせたがったのは明らかである。しかし私は悲しいかな、何も気付かずに安穏としていた!


---
Q: (P)飛行機は東から来て西に飛んで行ってたわ。で、西には山があった。。。

A:カトクティンだ。

Q: (P) [驚いて] それが山の名前だわ!

(L)それって何なの?
[私はそれまでそんな名前は聞いたことがなかった]

(P) 施設の間にはトンネルがあって...カトクティン山の地下にね。キャンプ・デービッドも近かった。

A:他にも沢山ある!バージニア州のマウント・ウェザーとか。
https://tanakanews.com/c0304fema.htm
あなた方はどうしてここに住んでたんだろう..ヘリコプターは?どうしてメリーランド州に引っ越したのかな?
---


なぜ彼らは「ヘリコプターは?どうしてメリーランド州に引っ越したのかな?」と言ったのだろうか?私にはまるで分からなかった。


---
Q: (L) マウント・ウェザーってどういう意味?

(P) 地下にトンネルがあるのよ。町の人はみんな、「ザ・トンネル」と呼んでた。でも、辺りには何もなくって、誰が見たってそんなものがあろうと気づく手がかりすらなかったわ。実際、そこには随分と長いこと住んでたけど、勤めるまで存在は知らなかったもの。山のてっぺんには、気象観測所があるのよ...主人は電子顕微鏡検査で癌の研究をしてたわ。

A:本当?

Q: (P) 写真の研究所だったの。

A:それがどうしたのかな、パム?あなたに聞いてるんだよ!
---


彼らはまたしてもヘリコプターを持ち出した。


---
Q: (P)フォート・デトリックのあるフレデリック市内は、大統領がキャンプ・デービッドに来てるときは、毎回ヘリコプターが飛び回ってたわよ。でも、私たちの家があったのはウォーカーズビルで、エメッツバーグじゃなかったの。初めてメリーランドに越してきたときは、時々、標識の無いヘリが飛んでたっけ...

A:ほら、パムは体験のせいで、耐性ができてしまった。彼女を「動じさせる」のは簡単ではない。プログラミング等々のせいだ。

Q: (L)それじゃあ、これらの彼女の周りで起こっていたこと、飛行機、山、ヘリコプターって、みんな...

(P) でもヘリコプターは、大統領がキャンプ・デービッドに向かうか戻るかしてたんでしょ。

A:耐性だ。抵抗してるんではない。

Q: (L)「耐性」という言葉が、手掛かりなの?

A:ここでは全てが手掛かりだ!
---


という訳で、ヘリコプターに関して何か重要なことが存在していたのであり、それが、パムがメリーランドに引っ越した原因と関係していた。それなのに、私たちの誰一人、このことに気付かなかった。パムはどんどんとこのテーマから外れて行き、カシオペアンは彼女について、「体験のせいで、耐性ができてしまった」と述べた。それから彼らは、「彼女を『動じさせる』のは簡単ではない」と奇妙な事を言ったのだが、これはプログラミングに関係あるとのことだった。この点を強調すべきところだったのに、カシオペアンは手を尽くさなかったのだとは誰も言えないだろう!私が注意を払わなかったのだ。パムが実際にプログラミングされており、このプログラミングのせいで、彼女が同情や共感という普通の人間が持つ感情を奪われていたのは、その後の彼女との付き合いで得た体験からして、まず間違いなかった。


---
Q: (P)私の性格のことじゃないの?自分に影響がなければ、気に病まないのよ。

A: Yes. パムの目の前で誰か撃たれても、彼女は「仕方ないわね、これも人生だわ」と言うだけだろう。だから、目を見張るようなスペクタクルを発見するには辛抱強く、注意深く調べなければならない。どうか、性急な仮定はやめなさい!! 引き出され、明かされ、学ばれるべきことが多くあるんだ。パムには咀嚼してもらって、後で報告してもらいなさい。
---


「パムの目の前で誰か撃たれても、彼女は『仕方ないわね、これも人生だわ』と言うだけだ」という極めて奇妙な発言は、確かに私に注意を払わせるための、必死の最後の努力だったろう;しかし私は、パムと彼女のプリントショップが、私の祈りに対する答えだと固く信じ切っていたので、こんな言葉は聞きたくなかった。


---
Q: (L)パムに催眠セッションを行った夜、ここらでUFOが目撃された時には、どうして他のあれほど多くの人々にもあれが見えたの?

A:ウィンドウが「吹き飛んだ」。

Q: (L) Okay, 私たちの雑誌を出す準備が出来たんだけど、記事は幾分議論を呼ぶでしょうね。創刊号に対してポジティブな反応があるかどうかについて、予測して頂戴?あまりに急進的な内容だと人々の不興を買いたくないのよ。

A: 静観しなさい。

Q: (L) パムは今、深刻な問題を抱えてるの;助けてあげて頂戴?

A: ネットワーキングが役に立つ!!!

Q: (P) トンネルの終わりには明かりが見える/物事には必ず終わりがくるのかしら?

A: ネットワーキングが役に立つ!!!!!

Q: (P)この『聖母マリアの世界へのメッセージ』
http://www.amazon.co.jp/Marys-Message-World-Mother-Messenger/dp/093189266X
という本だとか、ジョージア州コンヤーズに現れた聖母マリア、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29017817&comm_id=2590126
あと、すっかり明るみに出てきた、終末に関するその他全てのメッセージについて知りたいわ。

A:これに従事している勢力は実に賢いので、正確な予期を行うことはたやすくない。これからやってくる紆余曲折について、あなた方は全く知らない。彼らは予言や思想がパターン化していることに気付いていて、不変の未来を信じる人々を馬鹿にし失望させるべく、常にコースをシフトさせている。
---


これでおしまいだった。今になってみれば、カシオペアンがパムとのやり取りの中で、私に何かを理解させようとしていたのが容易に見て取れるが、私は雑誌を印刷することであまりに興奮していたため、他の何かを気に掛けることができなかった。彼らは「ネットワーク」と言うが、私は猛烈にネットワーキングしていたのだ!少なくとも私はそう思っていた。

パムはグループのレギュラー・メンバーになろうと決心した。私たちは、彼女がエネルギー的にかなりぴったりだと思い、彼女のコメントはドライでウィットに富んでいて、そばにいるとすごく楽しかったので、彼女の参加を承諾した。しかし、何とも奇妙な事が起こったのである。パムが参加したセッションは、テープの雑音のせいで、殆ど理解できなかったのだ。このような事は他にも1度だけ、これより数日前、パムに会った直後にも起きて居たが、その時彼女はその場に居なかった。カシオペアンとのセッションを開始した当初に2度ばかし、録音機材に他の異常が起きるのを経験していた私たちは、以後、セッションの前に、万事が順調であると確認するための一定の手順に従うことにしていた。私たちは全てのチェックを実施済みであり、全てがちゃんと機能していた。それでもなお、雑音は存在していて、それは殆どの場合、パムが話しているときだった。実際、パムと一緒に行った次のセッションでは、私たちは2台のテープレコーダーを使ったのだが、どちらのテープもほぼ聴き取り不能だった。6年に及ぶカシオペアンとのワークにおいて、こんな事が起こったのは、パムと付き合っていた時だけだった。幸い、録音している場合でも、私たちはかなりちゃんとしたノートを取っているので、ノートからセッションを再構成することができた。

ここのところで、少し違う方向に話題を変える必要がある。下に掲げるセッションの最初の質問について説明するためだ。

1995年1月、『ザ・ウェイブ第2巻』で紹介した、カシオペアンが私に対して指定したレイキマスター(正統のレイキマスターの方だ!)
http://takapachi1962.seesaa.net/article/319373186.html
が、今や悪名高いクリル文書のコピーを渡して寄越した。彼女も人から受け取ったのだが、私がUFOに関心を持っていると知っていたので、私に回してくれたのだ。この地球外生命体(EBE)からの交信といわれるものがカシオペアン文書と同じ内容を含んでいるのを発見して、私はすっかり驚いてしまった。

クリル文書については、MUFONの人たちから聞いたことがあったので、私たちは読む前からそれについてカシオペアンに質問していた。この抜粋の中で読者は、セッション中にグループがこのテーマに関して行った、大量の議論とコメントを読まれるだろう。それは、時々コメントや異論が飛び交う、活き活きとしたものだった。 


950114
Frank, Laura, Susan V, Terry and Jan
---
Q: (L) さて、クリル文書について訊きたいんだけど、私のレイキの師匠のSBが、送って寄越すとメールを呉れたの。クリル文書が生まれた経緯と正しさについて教えて頂戴。テリーの方が私より詳しいわ。エイリアンが書いた開示の類で、政府の陰謀を暴露してるそうよ。クリル文書は正しいの?

(T) クリルはアメリカに捕われているようだね。

(L) クリルという存在は本当に居るの?

A: 半ばは。

Q: (T) クリル文書は正しいのかい?

A: 半ばは。

Q: (T) エイリアンが口述したのかい?

A: 多分。

Q: (T) 編集したのは人間かな?

A: 半ばは。

Q: (T) ウィリアム・クーパーや、
http://ufojikenbo.blogspot.jp/2016/02/mj-12.html
ジョン・リア、
http://ufojikenbo.blogspot.jp/2016/02/mj-12.html
ボブ・ラザー
http://quasimoto.exblog.jp/9638337/
ポール・ベネウィッツ
http://ufojikenbo.blogspot.jp/2016/02/mj-12.html
が書いてるようなUFOものかな?

A: 注意を払いなさいと。。。何度も言った筈だ、ローラ。。。聞きなさい!

Q: (L) 「半ばは」なのね。半ばとは、中くらいという意味だわ。半分だけ正しい、あるいは、中くらいに正しいの?

A: 落ち着きなさい!静かに!辛抱しなさい!大事なことを言おうとしているのに、あなた方は質問をし続ける。互いにコミュニケーションして、ネットワークし、考えを共有しなさい、と何度も言ってきた筈だ。そうしてこそ、あなた方は学び進歩することができるというものだ!それなのにあなた方ときたら、どんな質問も私達に頼りだしてしまった。そんなことでは、あなた方の学びにならない!!!!!!! では、こういう風にやってみなさい。きっと、結果にびっくり仰天するだろう:あなた方1人1人の中には限りないくらいの、真実かつ「世界を揺るがす」情報が蓄積されている。この情報があなた方の潜在意識の中に置かれたのは、あなた方が自ら学んでこれらを取り出すためだ。さあ、最後に尋ねようとしていた一連の質問について議論を始めてみなさい。そうして「頭に浮かんだ言葉を口に出してみなさい」。

Q: (L) ジョン・リアやウィリアム・クーパーが、クリル文書に書いてあるのと基本的に同じ事を言ってるのなら、彼らはどこからそんな情報を入手したの?

(T) 1つ噂があるんだけど、ムーア
http://ufojikenbo.blogspot.jp/2016/02/mj-12.html
かリアかベネウィッツのうちの、誰か1人がクリル文書を書いたというんだ。クリルというのは、政府が、この文書の基礎となった情報をもたらした存在を識別するために、名前の頭文字の組み合わせで呼んでいるという説もあるんだ。

(L) 知ってたら教えて欲しいんだけど、リアやクーパーは、文書に書かれているような活動を観察するような立場に居たことがあるの?

(T) 彼らのどちらも、書かれていることを物理的に観察する立場に居たり、地下基地に居たことはないと思うよ。彼らは他のソースから得た情報だと言っている。

(L) そのソースは誰だと言うの?未公表?

(T) 多くは公表されてないんだ。ムーアやクーパーは政府内の情報ソースからだと言ってるよ。たしか、クーパーはいっとき、軍で働いてたと言っていたなあ。

(L) 太平洋艦隊元帥付きの情報将校だったというのはその人?

(T) Yes. クーパー文書も、彼が手直ししたり、アップデートした幾つかのバージョンがあるんだ。基本的には何も変えてないんだけど、間違いを直したり、書き加えて再編集してるんだよ。

(L) Okay, だとしたら、そういう人は、実際に観察したり見たりした人間のソースからもたらされたと言って、何かを信じさせようとする可能性が高いでしょうね。どうして彼らは、エイリアンが口述しただなんて、余計に信じ難いことを言うのかしら?もし彼らがでっち上げたんだとしたら、エイリアンが語ったものだというよりも、何かの文書から人間が抜粋したんだと言う可能性が高いと思うの。そういう風に反対に考えれば、多分、このクリルという奴は本当に居るような気がしてくるわ。でも、そうなると1つ問題なのは、もしそれがエイリアンで、とりわけSTSのエイリアンだとすると、その文書がどの程度正しいのか?ってことね。それが問題だわ。

(T) クリルはスタンダードタイプのグレイらしいよ。

(L) だとしたら多分、彼奴の言う事は信用ならないわ。信頼できるのは、情報の出所がエイリアンだという可能性があるということだけよ。だけど、それがスタンダード・グレイ種ということなら、連中の素性に関してこれまで得てきた情報からして、必ずしもシナリオを明らかにした人間ではなく、本件情報自体に注目して、信用ならないものと見るべきね。

(F) STSのソースだとしても、必ずしも信用できないとは限らないよ。

(L) Yes, それはそうだけど、STSなんだから、自分にとってメリットがあるような情報しか寄越さないに違いないでしょ。

(F) 原則論からすればそういうことになるだろう。でも、それは必ずしも正しいとは限らない。STSのエイリアンであるというだけの理由で。。。実際にはサイバージェネティック・プローブだけど。。。だからといって、その情報が不正確だとは限らないよ。理由は幾つかある。一定レベルの理解に達している僕らが、最初に仮定するのは、それが正しくないだろうということだ。だから、これは逆心理を突く策略かも知れないんだ。正確な情報を与えておいて、高い理解レベルに達している人たちに、それは正確じゃないと思わせるんだけど、実際には正確なんだ。

(L) どんな内容か知ってるの?SBが言うには、基本的に、カシオペアン文書からとってきたような内容だそうよ。

(F) じゃあ、正確なんだ。

(L) そう仮定はできないわ!

(T) もしそれが、スタンダードなサイバージェネティック・グレイだとすると、疑問なのは、彼はどこまで生物的か?ということだね。解剖できるぐらいに生物的なのかな?

(L) そうだと思うわ。こうした連中を解剖したとされる報告があるけど、どうやって物を食べてたのか分からなかったそうよ。消化管の先が行き止まりだったということなのでね。
[ストリーバー、Majestic, 1990]
http://hermitage.rdy.jp/tp/faqeps.html

(F) 彼らはサイバージェネティックなのに、見かけも機能も生物そっくりなんだ。彼らの体内を調べると、血や繊維質や細胞組織があるのが分かるし、顕微鏡による証拠。。。

(L) 聞いたところでは、顕微鏡で調べた結果、連中は植物の系統により近いと分かったそうよ。。。

(T) Yes.

(F) となるともちろん、彼らは成長するということだ!

(L) Yes. 人間の遺伝子情報と植物界のそれが染色体で繋がってるのを想像してみて。

(T) 文字通り数百体だって簡単に育てられそうだ。

(L) 種みたいに植えてね。。。どうやらリジーもそういう風にしてるみたいね。UFOの中に連れて行かれて、戻って来た人々は、それらを育てるコンテナの壁を見てるんだけど、温室内の部屋みたいだったそうよ。

(F) そいつはよかった。僕らが得た情報からすると、グレイはどちらの次元にもアクセスできるということだった。リジーのプローブだからね。それを更なる手掛かりにして考えると、こんなプローブを植物みたいにして育てられるとは、第4レベルがどれほど奇妙な場所なのか分かるね。彼らはサイバージェネティックな構造体なのに、本物の生き物だと僕らは騙されて信じてる訳だけど、そうすると、完全に魂を持っている第4密度の生命体とはどれほどのレベルなんだろう!

(T) とは言っても、僕らの密度に入り込むためにプローブを作らなくてはならないんだから、リジーの能力というのは、例えば、キミのありふれた魂より進んでも居ないということだろう?グレイ無しでは、リジーは僕らとコンタクトできないんだろ?

(F) できるさ。

(L) リジーにはできるのよ。これまでも、これからも、今もやってると、私が読んだ全ての報告で述べられてるわ。

(F) でも幾つか問題がある。1つは外見で、とても異様なんだ。。。

(J) リジーが通りを歩いていたら、相当注目を集めるでしょうね。

(T) 何を着てるか次第だろ!w

(L) リジーはシェイプシフトできるわ。

(F) シェイプシフトできるけど、限られた時間だけだ。

(L) そうするためには、第3密度のエネルギーが必要だからね。

(F) それで思い出した。昨夜、スージーと電話で話したんだけど、スージーとバリーが「メン・イン・ブラック」の話をしたんだ。カシオペアンが言うには、メン・イン・ブラックはトカゲということだった。メン・イン・ブラック(MIB)に関する多くの報告で、MIBは数多くの点で実に奇妙だと述べられてきた。彼らの声は、まるでエコー室から聞こえるみたいだと言われてるし。。。

(T) MIBについて質問したセッションの1つで、カシオペアンは何て言ってたかな?彼らは「投影」なんだよ。

(J) 確かにそうね。多分それが手掛かりなのよ。多分、そうやって彼らは私たちのリアリティに入って来るんだわ;第4から第3に投影されてね。

(F) だけど、常に気になっているケースが1つあるんだ。起こったのは比較的最近で、1978年4月28日。メイン州でUFOリサーチを行っていた人が、1人のMIBから声をかけられたんだ。彼が言うには、MIBは多くの点でとても奇妙だったという。このMIBはピンクの。。。顔は化粧しているみたいで、実際、MIBがあるタイミングで自分の顔に触ったとき、完全におしろいでも塗りたくってあったかのように、シミが出来たらしい。やがてMIBは突然立ち上がって、こう言った:「もう行かなくては、エ、ネル、ギーが、き、れ、る。。。」 するとMIBは戸外に出て、通りをよろめきながら歩いて行った。リサーチャーが言うには、MIBがふらつきだしたのを見ていると、ある時点でMIBは失見当識になったらしい。。。

(L) 彼はエナジャイザー・バニーみたいじゃなかったのね!w

(F) やがて、リサーチャーは光を見た。最初はクルマのヘッドライトだと思ったんだが、MIBがその光の中に歩いて行くと、消えてしまった。

(J) 投影よ!そうやって第4から第3に来てるんだわ!

(L) シーズが言うには、連中は「優先順位」に従って投影してるのよ。いいこと。これは時空のトラベルみたいなものなの。

(T) 話がクリル文書から逸れたけど、第4レベルに関する、かなり驚くべき結論に達したのは確かだね。

(F) 僕らが何年も取り組んできたのは。。。現象の実際面で。。。元々は僕もそう考えてたんだけど。。。現象の全体を詳しくフォローしていくと、実際的な観方で展開してるんだ。僕は実際的な方じゃないけど、オープンな心で観察している人には、ずっと遠くまで見えるんだ。

(L) Alright, みんな、ほらこれよ。。。
[ローラ、探していた、MIBが出て来るセッション記録を皆に示す]

Q: MIBって誰/何なの?

A: トカゲの投影。

(T) 僕らは、そのことに気付いてたよ。だって、うちの私道に現れたカマロに乗ってた男
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=78940352
について質問したら投影だと言われたからね。

Q: つまり、トカゲは、単に存在しているようなイメージを投影してるだけってこと?

A: Yes.

Q: つまり、MIBは物理的に言うと、私たちみたいに実在していないのね?

A: 部分的には正しい。あなた方には理解できないテクノロジーだが、お望みなら述べるとしよう。まずはもっと「タイムトラベル」の説明をしなくてはならない。というのも、2つのコンセプトは密接に関連しているからだ。最初のステップは、人工的に電磁場を誘発させることだ。これによって、リアリティの次元間のドアが開く。次に、リアリティを結び付けるチャネルにアクセスするため、参加者は思考をチャネリングしなくてはならない。それから彼らは、エネルギーを適切な次元ブリッジに集中させねばならない。そして、電子が適切な振動波に並んだら、優先順位に従って領域カーテンを通って行くようにする。全ての密度レベルで知覚のバランスをとるためだ。優先順位は次の通り:1.物質、2.エネルギー、3.現実の知覚だ。

(L) つまりMIBが通って来るのは。。。

(J) ホログラフのイメージなのね。

(T) リジーが送ってくるエネルギーがこちらでは、僕らに知覚できるような物質の形をとる。僕らが何を知覚するかは、リジーが僕らに何を見せたいと思うか次第で、リジーは優先順位を決める前に、最初に念を送らなくてはならない。それが「リアリティを結び付けるチャネル」だ。僕らがその正体を知らなくても、MIBを見ることができるとすれば、それは何らかの意識レベルにあるからで。。。

(L) 領域カーテン越しにバク転するようなものね。

(F) でも、これはMIBに限ったことじゃないだろう。

(L) これを読むから聞いて!
[交信文を読み上げる]
大きな空飛ぶ直方体の箱というのが何度か出て来るんだけど、誰のものなの?

A: トカゲの投影。。。

(L) これほどまでに忌々しいリアリティを私たちの世界に投影してくるなんて、連中は何をやってるのかしら?

(F) 第4密度から第3密度に移動するプロセス全体の一部が、投影プロセスそのもののようだね。もちろん、これによって、僕らが読んだり聞いたりしたことのある上位密度の現象の多くも説明がつく。全部は無理だけどね。多くの研究者が、金属製の機体を捕獲して分解/分析することに気を取られて、正しい理解から外れてしまってるけど、その一方でこれは起こり続けてるんだ。。。ここで物質科学は破綻する。悪循環に陥ってるんだ。

(J) Yes, 自ら作ったルールによって、陳腐化してるのよ!

(F) 全くだ!

(T) それじゃあ、結論だけど、僕らはクリル文書やクーパー文書、リア文書等々の先を行ってるんだね。

(F) そのせいもあって、カシオペアンは馬鹿げた質問は止めるように言い続けてるんだよ。

(T) もっと面白い事があるよ。この密度に居るのは僕らだけではなくて、他の惑星にも生命体が居るんだ。彼らの中には、ここにやって来て、僕らが混乱したままで居るように、事件を起こしてる連中もおそらく居るだろう。

(F) でも、僕の感じとしてはおそらく、長年の間UFOの領域で僕らが経験してきたのはいずれも、上位の密度レベルからこのレベルへとやって来たものだと思う。第3から第3への移動というのは聞いたことがないな。僕の感じだけどね。人びとはようやく今、それに気づき始めたところだろう。つまり。。。

(T) ジャック・ヴァレーがその線で考えてるんだ。だから、彼は次元間に注目してるんだろう。だって。。。

(F) でも、ヴァレーもまた物質科学者だから、科学的に調査検討してるんだよ。彼の場合は、「まだ見つかってない以上、そんなことはあり得ない」と言う科学者よりも心が多少オープンだけど、彼にしても相当慎重なやり方をしてる。

(L) クリルについてはもういいかしら?

(T) Yeah, クリルについては十分すぎるくらい話したよ。
---


ここで、私たちは他のテーマに移ったのだった。

1995年2月、私はヒリアード
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=79164521
の家に招かれた。コーラルキャッスルのことを教えてくれた、この老紳士の家に着いた時、私が最初に気付いたのは、ヴァル・ヴァレリアン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=71160537
が編集・出版した『マトリックス』シリーズだった。ヒリアードが見せてくれた図書室に、『マトリックス』シリーズも並んでいたのだ。私は本棚の上にそれらがあるのを見たのだが、実際には表紙を開いてみる時間がなかった。彼は、中には興味深い情報が一杯だと請け合った。この時には、これらがクリル文書とどのように結びついているのか、私には分からなかった。

クリル文書について議論した上のセッションの1週間後に私は、SBからクリル文書
http://www.bibliotecapleyades.net/vida_alien/alien_krllpapers.htm
を受け取ったので、その次のセッションまでに読み終えた。私は幾つか補足的な質問をすることにした。そのセッションを行ったのが1995年の1月で、私たちが時系列の物語で今辿っている時期の1年前のことだった。(※パムと一緒にセッションをするようになったところまで話が進んでいたと思いますが、それは上掲960107の頃でした。)


950121
Frank, Laura, Terry, Jan, S, D, Chuck
---
Q: (L) Okay, 手短にイエス/ノーで答えて頂戴?ポール・ベネウィッツ博士は信頼できるソースなの?

A: No.

Q: (L) クリル文書に記録されている彼の言明は改竄されてるの?

A: No.

Q: (L) あの言明の幾らかは正しいの?

A: 部分的には。

Q: (L) O.H.クリルって誰なの?

A:誰でも無い。

Q: (L) O.H.クリルはグループなの?

A:シンボルだ。文書の作者名とするためだけの。あなた方の政府はコードネームが好きだ。
---


この最後の言葉が示すのはおそらく、クリル文書の責任者は、政府に関係しているのだろうということだ。


---
Q: (L)この作品は、このようなテーマの宣伝のために政府が発行したものだと言いたいの?

(J)ディスインフォメーションなの?

A:複雑だ。

Q: (L)この文書に書かれている情報のうち、正しいものの割合を教えて。

A: 43%

Q: (L) 43%が事実に基づいてるの?

A: Close enough.

Q: (L) Okay, ということはつまり、これは政府によって仕掛けられたんだわ。幾らか事実に基づく情報を提供しようという意図で、出版されたのかしら。。。

A: No. 仕掛けられた?違う。

Q: (L) 仕掛けられたんじゃないのね?

(T) 意図的にリークされたのかな?

A:あなた方の政府は交錯した意図の下に工作を行っている。とても複雑だ!
---


またしても気付くのは、政府に言及されていることで、政府内には国民に情報を提供しようとする分子と、国民を誤解させようとする分子の両方が居て、両者の活動が様々に組み合わされていることが示唆されているのだ。


---
Q: (T) 最もシンプルな事でも、彼らは複雑にしてしまうんだね。Okay, 質問だ:アメリカ政府は。。。

A: 意図的にだ!

Q: (T) 本当にそうだ。質問だけど:キミ達が以前言っていたんだが、僕らのアメリカ政府はいずれかの種類のUFO 36機を、何らかの方法で手に入れて持っているということだった。他国の政府は何機持ってるんだろう?

A: 全部一緒だ。

Q: (L) 既にワンワールド・ガバメントが存在してるって言うのね。

(T) Yes, 連中はどうにかして公にしようと待ち構えているんだ。

A: あなた方の時間で随分前からそうしている。

Q: (L) テープが終わる前にこれを訊かせて。そしたらブレイクにしましょう。共同体によって保護されている「究極の秘密」って何?

A: あなた方をコントロールしているのはあなた方自身ではなく、あなた方は実験なんだということ。
---


いずれにしても、1995年の10月じゅうかけて私がマトリックス文書を読んでいて気付いたのは、クリル文書はマトリックス文書の一部だということだった。私はマトリックス文書自体にも相当圧倒された。最初の3巻は、寝食を忘れて読み続けてしまったのだが、同様の経験をされた方なら分かるだろう。

本の中に住所が書かれていたので、私は、ヴァル・ヴァレリアンに手紙を書いて、カシオペアン文書の一部 ― 最初の幾つかのセッションの交信原文 ― を送り、彼のソースについて尋ねることにした。彼がもし、私の質問に答えてくれたら、代わりにこちらの情報をシェアしなくてはと思った。私は自分の電話番号を書いておいたのだが、驚くべきことに、じきに彼から電話が掛かってきた。

ヴァルはカシオペアンとのコンタクトにとても興味を示しつつ、「これは非常に途切れ途切れで、こみいっていて編集が必要だから、編集した上で、マトリックス文書の近刊で公開したい」と述べた。

カシオペアン文書について、他の人びとから意見をもらう事に私は興味があったので、これは、他の同好の士とネットワーキングする絶好の機会だと思った。私は、この時点までに受け取っていた交信内容の全てをヴァルに送ることに同意した。だが、そうする前に、私はヴァル・ヴァレリアンについて、可能な限り調べようとした。私にマトリックス文書を貸してくれた(後に私は、1式贈られた)、若いユダヤ人女性のRCは、彼の本名がジョン・グレースであり、退役した空軍少佐だと教えてくれた。そう聞いた私は、ファイルを送ることについて一層ナーバスになった。

11月に、彼は再び電話してきた。ヴァルが私にファイルを送るよう再び念を押してきたので、私はこう言った。「あなたの正体は分かってたのよ。カシオペアンが、クリル文書を書いた人間と軍とのつながりについて話してたことを考え合わせると、結論としては、あなたがクリル文書を書いたんでしょ」

探る様な長い沈黙の後で、ようやく口を開いた彼は巧みにこの問題を避けたが、私は彼があれを書いたのであり、言ってみれば味方同士なのだから、もっと彼を信頼すべきだという印象を受けた。私は彼にファイルを送ることに再び同意したが、その中には、上に記録したクリル文書に関する議論や、本書第4巻で論じた3-5コードに関するものを含めておいた。

その後、ヴァルからは連絡がなかった。1995年12月2日、私はそのことについて質問した:


951202
Frank, Laura
---
Q: (L) さて、例のヴァルという人物について教えて。

A: 主体的にコンタクトを求め、観察から学びなさい。
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しかし、私が何通か送った手紙にも、ヴァルからの返事はなかった。彼の電話番号は分からず、この時点ではメールアドレスにも気付いていなかったので、私は他にどうしようもなかった。

1995年12月16日、私は再び、彼からどうして返事が無いのか質問した:


951216
Frank, Laura, SV
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Q: (L) どうしてヴァルから返事がないのかしら?

A: もっと「ボタンを押しなさい」。もっとコンタクトを求めなさい。
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私はそうした。だが、「主体的にコンタクトを求め、観察から学ぶ」というのは、本件の場合、そのようなポジティブな事ではないのかも知れないと疑い始めていた。

だが、やがて彼は、12月の終わり頃に2度電話を寄越し、それからまた1月にも、私が送った文書に関する補足質問をしてきた。何かを探られているのをはっきり感じたが、それが何かは分からなかった。彼は、もたらされている全ての内容を送って欲しいと頼んできた。私はそれに同意し、12月の半ばにファイルを送った。

すると、また沈黙が始まった。さて、次のセッションの理解に必要な背景を述べ終わったので、私たちの時系列の物語に戻ろう:


960113
Frank, Laura, PZ, PkZ
---
Q: ヴァル・ヴァレリアンたら、一体どうなってるの?毎週電話を寄越してたのに、ここ1週間ばかし掛かって来ないわ。

A: 彼は時間が経つのを忘れた。

Q: どうして時間が経つのを忘れたの?

A: 数多くのプロジェクトを抱えて忙しい。あなたは彼にコンタクトしなくてはならない。というのも、彼の机の上に「文書」が山になっているのが見えるからだ。彼は関心はあるのだが、ここ暫くはそれが薄れている。

[短い間]

イシスは出産の途中で子宮ないし子宮頚部に擦り傷を負った。

[イシスというのはうちの犬で、最近5匹の子犬を産んだのだが、具合が悪くて面倒がみれなかったために、うち2匹は生まれた直後に死んだ。数日経っても回復しないので、暖を取るため、また、私たちが赤ちゃん犬に手で餌をあげられるよう、家族全員でキッチンに引っ越して来ていた。質問していないのに、彼らがすすんでコメントを呉れたもの]

Q: 彼女を助けるにはどうしたらいいの?

A: ビタミンA・D・Eとヒドラスチスという植物の溶液を食べ物に混ぜなさい。
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私たちはこれらの指示を実行するために、セッションを中断した。どうやら手当は効いたようで、イシスは翌日から翌々日にかけて著しく状態が良くなり、10日目には完全に普通に戻った。小さな犬の一家の世話をした後、私たちはセッションに戻った。


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Q: 次の質問よ:チャネリング相手が第3密度の亡者なのか、それとも上位密度の存在なのかはどうやって判断するの?

A: 訂正してはっきりさせておく必要がある:「亡者」は第5密度の存在だ。第3密度で立ち往生していようが、第5密度からコミュニケ―トしてきていようが、彼らは第3密度の存在ではない!!! 第1密度に含まれるのは、意識レベル以下の全ての物質だ。第6密度は光のレベルにある統合体だ。というのも、この密度レベルは完全にバランスがとれていて、光は知識で表わされるからだ。第7密度は一者との合一だ。。。これはその言葉が持つあらゆる意味において、時間を超えている。というのも、その「エッセンス」は、存在し得る全ての気付きの領域に存在している、あらゆる存在を通して発せられているからだ。人が、それぞれの意識/肉体の発現が止まったときに見る光明が、この統合そのものだ。
桑田二郎チベット死者の書.jpg
いいかな、第4密度とは、多様な物質性を帯び始める最初の密度だ!! このことを慎重に熟考しなさい!!! そしていいいかな、唯一の「神」が居て、創造者は被造物全てを含んでいるし、逆もまた然りだ!

Q: [アメリカ政府のために働いていた3人の科学者の名前を挙げて、以前のセッションで述べられていたように、パムがアブダクトされ、インプラントされた理由の一環は、この人物との接触のせいか?という質問。名前はいずれも雑音の嵐で消されているが、3人のいずれに対しても、答えは「イエス」だった。最後の名前だけノートに記録されていたが、それはJPLのボブ・ネイサンだった。それに続けて、言われたのが次の一文]

A: そこには重大な関与があった!マイクロ波技術は応用範囲が広い。レーザー、極低周波(ELF)、電磁波だ。

Q: (P) うちの主人が最後に配属されたのは。。。?
[質問の残りの部分は静電気で失われた]

A: 利用されていた。だが、常にではなかった。

Q: (P) 主人が、仕事だと説明されていた内容は、全くの嘘だったの?それとも、本当だったの?

A: Close, 詳細の若干が違っていた。

Q: インプラントではコントロールできないくらい意志が強かったせいで、彼は辞めさせられたの?

A: 彼が訓練を受けていたのは応用分野についてであって、指示命令を覆すことについてではない。

Q: それってつまり、彼はインプラントを施した人たちを裏切らない=雇い主に忠実だったってこと?

A: 少し違う。無意識のうちに指示が起動するという「コース」を覆せるとは信用されていなかったという意味だ。
---


最後の2つの言明は極めて興味深い。インプラント/プログラミングを施して指示命令を出し、無意識のうちに指示が起動するという「コースを覆す」ようにされている人が居るというのだ。
(※人間は無意識のうちに行動するという『ファスト&スロー』的な見解をふまえて訳しました。)
http://book-smart.jp/8968/
http://takapachi1962.seesaa.net/article/391742983.html
これは恐ろしい考えだ!


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Q: (P) どうやって私のような、異常なことにもまるで気付かない人間をモニター役に使えたの?

A:非常に複雑だ。実は対象が二重になっていた(parallel subject)。パムは「位置プローブ」として、身体の真ん中でモニターするために使われている。話すことは重要でなく、読み取るためだ。加えて、行われた作業の殆どは意識が目覚めている必要がなかった。

Q: (L)これは今でも続いてるの?

A:部分的には。だがまたパムは、JPLその他の研究所で起こっている全ての出来事をモニターするのにも使われていた。ご主人その他、彼女の顔見知りの人々のオーラの痕跡を調べることによってだ。あらゆる出来事は、オーラ・エネルギー場の上に永久的な痕跡を残す。これによって、例えばいくつかの亡霊目撃談が説明できる。「幽霊」のいくつかは、単に自然環境中に記録されたオーラが自然に活性化したものに過ぎない。
---


そしてもちろんのこと私たちには、パムやサンディーが、私たちのグループにおいてこのような機能を果たすべく利用されているかも知れないというような考えは思い浮かばなかった。


---
Q: [雑音の嵐によって失われた質問。だが恐らくは、1987年にパムが体験した第3密度でのアブダクションに関するもの。この時は、雪の降る中、当初、前方の路上に「青白い光」が見えたという。彼女は、この事件について、その頃亡くなった叔母さんの「幽霊との遭遇」だと思いこんでいた]

A: No, パム、あなたが見た「青いもの」は、オーラの痕跡をリーディングした結果ではない。それは、第3密度へと一部が移動してきた第4密度の宇宙船だった。あなたの深層潜在意識の記憶はもっとずっと多くの事を覚えている。

Q: (P) ナイフの事故もこれと関係あるの?青い光が見えた事件の直後に、息子が親指をナイフで切った記憶とも?

A: Yes. 隠蔽記憶だ。
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次のセッションには沢山のゲストを招いた。これは、参加者全員の「オーラ」写真、および、フランクと私のボード上の手の写真を撮影したセッションである。その部分は、『ザ・ウェイブ第1巻』で既に述べたので、ここでは割愛し、セッションの残りの部分からのみ引用しておく。殆どがパムによる質問で、健康についての数多くの話題を取り上げ、一般的にも興味深いと思われる答えが返って来た。しかし、セッション時間の殆どが写真セッションで占められていたため、私たちは皆疲れていた上、個人的な質問は常に極めて疲れるものなので、ごく短いものとなった。


960120
Frank, Laura, PZ, PkZ, SZ, SV, MM, Wilma
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Q: (P) どうしたら、私の記憶力は良くなるかしら?

A: あなたには睡眠障害があり、それが、普通ならば、実に目を見張るべきサイキックな能力/知力となるであろうものを「ショート」させている。ごく若い頃のあなたは、10倍鋭い感覚をしていた。だがやがて、「干渉が始まった」

Q: (P) それは全くその通りよ。私、何年も睡眠障害を抱えてるの。これを克服するにはどうしたらいいの?肉体面かその他で?

A: 強力なクレンジング;退行催眠;憑依霊解放および食事の調整。そしてまた、ストレスの原因となるごく「普通の」生活環境から抜け出さなくてはならない!この場合、普通というのは、ダイレクトなエーテル的性質を帯びていないという意味だ。

Q: (P) その方面で幾つか措置を講じているわ。

A: 幾らかは。だが、銃で負った傷に「バンドエイド」を貼ったようなものだ。

Q: (P) 私の体内にあるインプラントは何で出来てるの?

A: シリコン・ベースのミクロの信頼性の高い構造物。

Q: (P) そのせいで私にはこんな傷跡があるの?

A: 傷跡は、存在に負った傷の表れだ。

Q: (S) 私、ずっと指の関節がひどく痛むの。どうしたら良くなるかしら。だって、痛み止めの薬を飲んでも、時として症状を隠すだけで、根本的な治療にはならないでしょ。

A: そうではない、S。時には鎮痛剤を飲むことで、症状同様、原因も癒えるものだ。これは単に治療法を逆転して行うだけのことだ。症状を消し、それによって、問題の原因であるエネルギーの流れを断ちきるんだ。そして、十分な期間、「燃料の供給」を遮れば、根本原因も消滅する。

Q: (L) それは私にも効くの?

A: あなたはハーブ・セラピーと、自己催眠や鍼のような神経ブロック・テクニックを活用する必要がある。

Q: (L) ずっと脚の痛みがひどくて、杖無しでは歩けないのよ。この痛みの原因は何なの?

A: 結節性の組織粒子が軽い血栓症の影響を受けた血管の部分を通過している。手始めにスピルリナを試しなさい。
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オーラ写真を撮影した回でもある、この直上のセッションは、この時期に同時に発生していた、もう1つのこの世のものとは思われないスレッドの始まりだった。それについては、『ザ・ウェイブ第2巻』のリリー、サンディー、および爬虫類人レイプの物語で既に詳しく述べた通りである。

この翌日、リリーは私に電話を寄越して、サンディーが何かのカヴンに関わっていると知らせたのだった。たとえそれが過去に起きた事実だったとしても、私はてっきりサンディーが改心したものと思っていた。彼女がそんな集会に週のうちのある晩参加して、土曜の晩には私たちのセッションの席に着くなどあり得なかった。それに、彼女は私が自動車事故の痛手から回復する手助けに専心していたのであり、彼女がまだそんな連中と関係しているなどとはとても信じられなかった。

しかしもちろんこれはまた、私がグリーンバウム・プログラミングに関する情報を受け取ったのと同じ時期でもあり、私は、リリーが明らかにしたサンディーの素性や、催眠下で彼女が言った、彼女とサンディーとは同じプログラミングのためのクラスの同級生、すなわち同じグループだったというのが、いくらか気にかかっていた。それだけでなく、『イレーヌと光の姉妹たち』文書を受け取ったのと、リリーが私にサンディーの素性を暴露したのが丁度同時だったのである。私は秘密のコントロール・メカニズムの別の側面を見ているのだろうか?一切の事があまりにありえなく、基地外じみているので、合理的根拠に基づいてこれらに対処しようにも、とても信じられなかった。それにしても、なんてことだ!土曜の夜には、ウイジャボードを通じて第6密度の光の存在たちに話しかけているというのに、どうしてこう万事あり得なく奇妙な事ばかりなのだろう?

今にして分かるのは、周りにこうした全ての人が集まることで、私は見えざるものを見る術を教わっていたということだ。

英雄の「冒険とは、いついかなる場合にも、既知のベールを剥ぎとり未知への移行を意味している。境界で待ち構えている力は侮りがたく、この力とわたりあうには危険を覚悟しなければならない。それでも力量と勇気さえもっていれば、その危険はいずれ消滅する」(ジョゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』平田・浅輪監訳、上巻102ページ)


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(同上)
(※オーストラリアの)ニューヘブリデス諸島のバンクス・アイランズで、日没になって岩釣りから帰ってくる若者が1人の少女に出会う機会をもったとする。「花でもって頭髪を飾り立てた少女が、若者の歩んでいる道路上にそそり立つ絶壁の斜面からかれをさし招いている。少女の顔だちから若者は、村の、あるいは隣村の少女のだれかれを思い浮かべる。若者は佇み、戸惑い、マエ(キャンベルによる原注:これこそブッダが悟りを開いたのちの第6の7日間、かれを護った蛇である)ではあるまいかと疑ってみる。仔細に観察してみて、その肘や膝が奇妙にねじれているのを確認する。これこそかの女の正体のなんたるかをしめす証拠なので、若者は一目散に逃げ出す」
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(Campbell 1949)


この直上のセッションから数日以内に、私は全身衰弱寸前となった。耳の感染症は再発し、両目は炎症を起こして、絶えず漿液(血と血清)が流れ出していたのだが、どれほど具合が悪くても、私は死力を尽くして雑誌を仕上げようとしていた。だが、感染症が肺に移ったのが、とどめの一撃となった。


960127
Frank, Laura, PZ, PkZ, SV
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Q: (L) 今夜は、もし許してくれるなら、健康に関して幾つか質問したいの。

A: Yes.

Q: (L) 1つ目。私が体験しているこの病気は、攻撃の一環なの?

A: いつもながらそうだ。

Q: (L) この種の攻撃を終わらせる手立てはないの?

A: No. 防ぐだけならある!

Q: (L) この種の攻撃を防ぐにはどうしたらいいの?

A: 常にあらゆるポータルを警戒すること!あなたの周りに居る人たちは、常にポータルだ!

Q: (L) それじゃあ、周りじゅうがポータルなのね。そうだとすると、それらを警戒するだけで全ての時間を使い果たしてしまい、他には何も完成できないみたいね!

A: 正しくない。ポータルが活性化するときは、あなたが警戒していれば、それと分かるだろう!!! あなたの問題は「手抜き仕事」をしてきた点にあり、最も親密な人たちが提示する危険には特に気付かなかった。攻撃は常に関わりのないグループからもたらされるとあなたは予想しがちで、しばしば問題を混同する:攻撃の手口と出所をだ!
---


という訳で、カシオペアンは本気でこの問題に取り組み、私の健康状態が悪化しているのは、ある人々とつきあっているせいだと、率直に教えてくれたのである。私はいかに自分が鈍感であったか恥ずかしながら認めるが、純真無垢で友好的で助けてくれるように見える人たちが、どうして攻撃の道具であり得るのか、この時は想像できなかったのである。つまり、私はどうすべきだったのだろうか?全ての人付き合いを止めて閉じこもればいいのだろうか?正気の人間なら、この人たちに危険でネガティブな面があるなどと、どうして信じられようか?彼女たちは私と同じような普通の人びとであり、機能不全ながらも個人の務めを果たそうとしている点は、この忌々しい惑星上の、私や他の誰とも同じだったのである!


960127
---
Q: (L) あと一歩で機関紙を発行し、インターネットで情報を公開しようとしている私たちだから、特に当てはまるのかしら?

A: もちろん、それは明らかだろう。

Q: (L) 私たちが仕事を仕上げようとする度、急にパムの身体の痛みが嵩じるのも、これに含まれるの?

A: Yes, まだ他にもあると思いなさい。

Q: (L) 私はあまりに具合が悪いので、降参する覚悟が出来てるわ。

A: 降参するって?!? もう遅すぎる!! なおまた、以前も言ったように、あなたがこれをやり抜けば、あなたの人生はドラマチックに向上する。
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この頃、もう1つ問題だったのは、サンディー自身、および、彼女と彼女の母や姉とのトラブルだった。サンディーの母親は老人ホームに居たのだが、彼女の母親が、ホームで虐待されているとか、家の手料理が恋しい等々と不平を言い続けるので、彼女は始終ストレスを感じていた。私はサンディーが、裕福な老夫婦 ― 地域の中心人物夫婦 ― の養子だったこと、そしてサンディーが若い頃、「アウトロー・モーターサイクルギャング」
http://gigazine.net/news/20090920_mc_gangs/
と一緒に居るレディースの頭だったことも知っていた。

既に論じたように、私はサンディーのクローゼットに骸骨があるのを知っていた。彼女はそれについて決して語ろうとしなかったけれども、私は彼女が何らかの恐ろしい虐待を受けていたと感じていたし、彼女がアウトローどものギャング抗争殺人に関わっていたとしても、彼女はその時辺りに居たというだけであり、好きで居た訳でもないと私は確信していた。他の人たちの話から、こうしたギャング団は一度入ると、抜けるのはほぼ不可能なのも知っていた。

でも今やサンディーは心を入れ替えたのだ。彼女のボーイフレンドが亡くなった時、彼女は悟りを得て、従来の生き方を捨て、人びとを助けるためにマッサージ師養成学校に入った。そして私は、レイキ・グループで彼女と出会ったのだ。自動車事故に遭った私は、彼女がマッサージ師だと知っていたので、セラピーしてもらうために彼女を呼んだのである。私がセラピーを受けている間、2人でカシオペアンについて議論したところ、彼女はセッションに参加したいと言ってとてもエキサイトした。初めてセッションに出た後、彼女はとても夢中になり、沢山の役に立つアイディアを出し、実行もしたので、彼女はグループのレギュラー・メンバーになったのだった。

私自身の母は、『ザ・ウェイブ第2巻』で述べたように、在宅看護講座を受講していたのだが、
http://takapachi1962.seesaa.net/article/420220760.html
母の登録先の在宅看護機関が取り扱う雑多な患者の面倒を見るくらいなら、サンディーの母親の面倒をみて欲しいと彼女に頼まれたのだった。同じだけ払ってくれるということなので、母とも話した結果、機関の指示で、雑多な他人の面倒を見続けるより、近しい人の世話をする方が母としても好ましいということになった。

そこで、素敵で小さな家がサンディーの母親の介護の場として用意され、女性2人はそこに移り住んだのだった。すると徐々に、サンディーの母親の実に醜悪な側面が明らかになってきたのである。サンディーの母親は、他人を操作する、意地の悪い、自己中心的な老人の1人であり、本当に介護付き老人ホームに入れる必要があるタイプだと分かったのだ。というのも、このような老人の要求をうまくあしらうのは、その道のプロでなくては無理だったからだ。だが、これは第3密度の観方に過ぎなかった。

私の母は、毎日私に不平を述べた。「あの人の世話は全く割に合わないわ。だって、自分では何をするのも嫌がって、24時間、介護が必要なんだもの」 サンディーの母親は、自分でトイレに行けず、食べることも動くこともろくにできないのに、無駄な飾りというか、毎日化粧をし、プロ並みに髪の手入れをし、常時ファッショナブルな服を着せて欲しいと要求した。ハイヒールまで履かせろと言うのだ!それを、自身も年老いているうちの母が、週7日、1日24時間、全部1人でやらねばならないのである。

しかし、どうやら、もっと醜悪な何かが進行中だったらしい。それなのに私は、原因を特定できなかった。健康に恵まれた人生を送ってきた母だったが、深刻な健康上の問題を抱えるようになったのだ。彼女は夜も眠れなかった。というのもサンディーの母親が、トイレに行きたいからと、2-3時間おきにベルを鳴らし、「美的でない」からといって、夜間のおむつをしたがらないからだ。サンディーの母親の言う事も理解できたが、この女性はどうやら、地球上の自分以外の人間の誰にも敬意を払わないのだろうとも思えた。

私はそのことをサンディーに話そうとした。こんな状況をセッティングしたのは間違いだったと気付いたのだ。しかしサンディーは、どうやら自分の母親に対しては何も言えないらしかった。母親から離れているときには、サンディーにも問題が分かり、どうにかしようと決心するのだが;母親を前にした途端、彼女に変化が訪れ、母親の許可を求めたがるようになってしまい、母親の気を悪くするような事は、怖くて言えなくなるのである。

一方サンディー自身も、母親のことで責任を取りたいとは思わなくなるらしかった。

私はサンディーに、週末は彼女の母親を引き取るよう頼んだのだが、彼女は常に何かしら理由があると言って、そうできなかった。サンディーは、母親を昼食に連れ出しに来るとか、今日は家に連れ帰るとか、私の母が1時間でも休めるように、彼女の母親に薬を飲ませて眠らせるとか言うのだ。しかし、いつだってこんな事ができたためしはなく、どうして出来ないのか、言い訳を際限なく持ち出すのである。だが、どういう訳か私は、サンディーには同情しか感じなかった。他の皆と同様、サンディーはこうした事を彼女自身でやりとげるべきだと考えてはいたのだが、彼女がとても気の毒だったし、私の苦労に常に感謝しているようだったので、サンディーに代わってあれこれして欲しいと頼まれるのに腹を立てるのは、罪だと感じたからだ。

もちろん、私は板挟みになった。私の母は、この仕事を引き受けることで住めるようになった、とても素敵なアパートをあきらめてしまったし、驚くべきことにサンディーの態度は一転し、家賃と光熱費は給料から差し引くと言い出したので、私の母は、転職しようにも、銀行にはもう蓄えが殆ど無いという状況に追い込まれてしまったのである。

全体の状況は、急速に大波乱へと向かいつつあり、私もそう分かっていた。私はサンディーに嘆願した。「お母さんに知らせて欲しいのよ。フルタイムの十分な介護を要求通り快適な自宅で受けているということを考えてくれてもいいんじゃないかってね。普通の老人ホーム(それは小部屋に詰め込まれ、プライバシーも保てない憂鬱な場所だった)じゃ、こうは行かない利点があるんだし、でなきゃ家に戻って、自由を全て諦めなくてはならないのよ」

だが、サンディーにはそれが出来なかった。

私はリリーが言っていたように、サンディーがカヴンに所属していて、グリーンバウム・プログラミングを施されているのではないかと、益々考えるようになった。特に、彼女の母親が問題だ。あれほど強力な女性なら、普通の生活を送るフリをしながら、上述のカルトを支配しているのではないか。もしかして、サンディーを養子に貰い受けた、裕福な地域の中心人物夫婦は、カルトか何らかのカヴンのメンバーなのでは?もしかして、サンディー自身が、グリーンバウムか何かのカルト的プログラミングを子供の頃に施されている多重人格者であり、その1つがカルト・メンバーとして活躍していて、別の人格が普段のサンディーなのではないか?

。。。などと全く馬鹿げたことまで考えたのだ!

さて、サンディーのエピソード全体の中でも奇妙だったのは、サンディーが元々、『ザ・ウェイブ第2巻』で論じたレイキグループのメンバーだったことである。彼女は、心霊主義教会にも深く関わっていたが、この連中ときたら、最後は私を殺そうとしたのだった。

しかしサンディーは、私とごく親しくなった。彼女は全てのセッションに出席し、交信文から抜粋した小冊子を作るのに必要な録音テープやプリンター用紙等の金銭的支援もしてくれたばかりか、医師から受けるように言われた週3回のセラピーセッションも喜んでしてくれたのである。私は日替わりでカイロプラクティックとマッサージを受けたので、実際、週に6日、セラピーを受けていたのだ ― にもかかわらず、さして良くならなかったのだが。

さて、要するに、これは奇妙な一連の出来事だった:子どもが病気になり、家で出来る仕事が必要になったせいで、私はフランクに出会った。郡の東部で起きた12歳の少女の殺人事件の捜査を行ったせいで、私は寝たきりとなり、フランクが持って来たUFOの本を何冊も読んだ。このことがパムとの出会いや空飛ぶ黒いブーメランの事件につながった。これに続いて起きたのが、私の健康状態の著しい悪化だ。健康問題の結果、母を通じて私はレイキグループを知った。レイキのクラスで私は、ルイーズ、
http://takapachi1962.seesaa.net/article/319607191.html
キャンディー、トゥルーディー、ルツ師、
http://takapachi1962.seesaa.net/article/420220760.html
サンディーと出会い、この教会員全員が私を殺そうとしたのだった。

キャンディーを通じて、私はマーティ(MT)とも出会った。この女性は心霊主義書店のオーナーで、彼女が私に紹介してくれたのがロクサーヌ(RC)であり、RCがリリーと私を引き合わせた。そして、RCから私は雑誌を引き継ぎ、その結果出向いたプリントショップで、私は再びパムとつながったのだ。という訳で、私は大きな環の中を順送りにされてきたのであり、少なくともそう感じられた。

もちろん私の心は、これらの事を合理的に説明しようとして考えっぱなしだった。私はグリーンバウム・プログラミングを行うカルトが信奉しているような「信じればそれが現実になる」というワナに落ちたくなかったのだが、多分、理性的に考えていなかったら、もっとすぐに、事の次第に気付いていただろう。

少しずつだが、このシナリオはどこかおかしいと私は気付き始めた。サンディーや彼女の母親とやり取りを行うたび、結果的に私は、ひどくエネルギーを吸い取られ、あるいは病気になるのだ。私の母も、サンディーの母親の介護を行ってからは、ずっと病気に罹っていた。そして、ここに至って、新しいシナリオが展開し始めた。私たちのグループ・メンバーとサンディーがやり取りするたびに、論争や誤解が起きたのだ。こうした行き違いの結果、プロジェクト全体を殆ど諦めそうになる事態にも何度かなった。

読者にも、この時期全体が、状況的にいかに込み入っていて奇妙だったかお分かりいただけよう。いずれにしても、次に掲げるセッションが行われたのはこのような状況においてだった。私はサンディーに対して、リリーに言われた事は全く話さなかった。私は事態を警戒し始めたが、疑念は胸に秘めておいた。だがどうやらサンディーは、何か心配事があるようだった。

リリーが参加したオーラ写真セッションの時、サンディーは頭痛がするからと言って早々に出て行ったのだが、リリーが、サンディーはカルトに関わっているという情報を寄越したのがその翌日で、そのさらに数日後サンディーは、自分はじき死ぬだろうと思うと私に打ち明けたのだ。幾つか気掛かりな夢を見たのだと言う。当然、私の同情心が動き出し、彼女の心配事をどうにかしようと、私は全てを棚上げにした。


960127
---
Q: (L) サンディーが幾つか夢を見たんだけど、嵐がやって来たので、防備を固めて、他の場所に移動していると。。。

A: サンディーが訊かなくてはならない。

Q: (S) 夢の中では、身体を動かしたり、何かに向かって進むのがずっと簡単なの。私は物理体で町から引っ越して行くのか、それは霊的な引っ越しなのか、それとも、人生の道において違う方向に移ろうとしてるのかしら?

A: それでは同時に4つの質問だ。

Q: (S) 私はこの地域を離れようとしてるの?

A: そうしたいのかな?

Q: (S) いいえ。

A: それでは、どうしてそうなると思うのかな?

Q: (S) そういう夢だったからよ。でもこれは象徴的なものだと分かるわ。多分私は、うまくいけば、霊的に引っ越すのかしら?私の引っ越し、ないし、移動は何を意味するの?

A: 漠然とした質問。

Q: (S) どんな風に訊いたら。。。

[この時私は、サンディーが彼女の心配事を声に出して言えないのにイライラして割り込んだ]

(L) サンディーが言ってたのは、彼女が思うに、これは彼女が死ぬ夢だそうよ。。。

A: サンディー、どうか、直接質問しなさい!あなたが「遠まわしな言いかたをする」なら、私たちもそうしよう!

Q: (S) 私はもうすぐ第5密度に移ることになるの?

A: 「すぐ」とはどれくらいかな?

Q: (S) 今年のいつかかしら?

A: 「無分別」としか言いようがない何かをあなたがした場合に限る。
---


このセッションでの次の質問は、カシオペアンが約1年前に行った奇妙なコメントに関連したものなので、意味が分かるように、それをここに引用しておく:


950222
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Q: (L) 知りたいんだけど、私は何度転生して人間としての人生を送ったのかしら?

A: 定義次第なので未定。

Q: (L) 地球上でのことよ。

A: ネアンデルタール人だった場合を含めてかな?

Q: (L) No, それは飛ばしましょう。

A: Okay, それでは、順番はバラバラだけど79回。

Q: (L) どうしてバラバラなの?

A: 他次元に居た。

Q: (L) フランクについてはどう?

A: 全く同じ。

Q: (L) サンディーについては?同じなの?

A: No. 回答するには、定義が不正確。

Q: (L) どうしたら彼女にとって正しくなるの?

A: 全く同じ順序ではない。72回だが、「第5密度レベル」と呼ばれる瞑想の次元で、プラス4回、特殊な学習チャネルに「留まって」いる。

Q: (L) サンディーは第5密度の魂なの?

A: No. そこに4回続けて残留した。
---


さて、時系列に戻ってサンディーの質問を見てみよう:


---
Q: (S) これらの夢はみな、私の引っ越しに関するものなので、以前のセッションであなたたちが言っていた、私が学習チャネルとして第5密度に残留したという事と、何か関係があるのかしら。そんなに何回も残留してまで、何か重要な事を学ばなくてはならなかったのなら、私が第5密度で学んでいた事は、多分今生で役に立つんでしょう?

A: あなた方の「時間」で、この1年間、あなたは何をしてきたと思うかな?そして、「引っ越し」とは何だろう?

Q: (S) 進歩?

A: Yes!!

Q: (S) 私はここで学んでいるところで、ここで知識を得ているところだと言うのね?

A: それは幾分見当違いだ。

Q: (S) 他にしたことと言ったらセラピーぐらいね。。。それとも、チャネリング?

A: 両方ともだし、まだいくらでもある。

Q: (S) セラピーをしている時は時間を無駄にしているような気がするわ。。。

A: 流れに身を任せるんだ、サンディー、道中の紆余曲折は気にしないことだ。。。大事なのは目的地であり、あなたはまだそれを知らない。

Q: (S) どの夢でも、私は引っ越しの荷造りをくり返してたわ。こんなに繰り返す夢はみたことがないのよ。こんなのは初めて。。。

A: これまで、他にも「初めて」の事があったかな?

Q: (S) Yes …

A: それらにパニックしたかな?

Q: (S) 時々はね。

A: するとどうなったかな?

Q: (S) 生き残ってきたわ。

A: それで。。。?

Q: (S) それらから学び、成長してきたのよ。。。

(L) まだ質問の答えになってないの?
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パムの息子のパトリックもセッションに参加していたのだが、ここの所でイスの上で身を起こし、我慢できないとばかりに質問したのだった:


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Q: (PK) 質問があるんだ。。。こないだの晩にオーラ写真をとった女性が、僕はアストラル体の投影ができると言ってたんだけど、本当かな?

A: 誰でもできる。

Q: (PK) アメリカには国旗があるけど、カシオペアンにはシンボルがあるのかな?

A: 2つ提示済みだ。

Q: (PK) 彼らは何かをダイレクトに僕の潜在意識に置くことができるんだろうか。証拠が欲しいんだ。

A: 証拠とは何かな?

Q: (PK) 証拠とは何かって?気にしないで。訊くのが怖いんだ。

A: 訊きなさい。私たちが何をすると思う?座ったままのあなたを粉々にするとでも?

Q: (PK) ゴーッという音が聞こえる。。。僕の頭の中に聞こえるような音は、だれでも聞こえるのかな?

A: 漠然とした質問だが答えよう。「誰だって」そうなることを選択すれば、皆聞こえるようになる。

Q: (L) パトリックが頭の中に聞こえるという轟音は何なの?どうもそれがしだすと、彼のオーラにはっきり影響が出るようなの。

A: チャンネルの間に合わせてラジオを点けると、何が聴こえるかな?

Q: (L) 雑音よ。

A: そういうことではない。チャンネルの間に同調できるラジオを点けたら、何が聴こえるだろうか???

Q: (L) 轟音の類よ。つまり、ラジオはチューニング可能だってこと?

A: Yes.

Q: (PK) 僕はそれに取り組む必要があるんだね?

A: あなたが望むなら。

Q: (L) そんなのを点けたり切ったりできる人は、そうは居ないでしょうね。。。

A: だが、あなたは、常時それを「点けて」いて、常に同調している人たちを知っている。
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さて、このセッションの検討を続ける前に、しばらく別の方向に進んで、頭の中で音が聞こえるという、実に興味深い発言について調べてみるとしよう。私がこの部分に取り組んでいると、ネクサスマガジンの最新号が届いたのだが(Vol 8, No. 1)、その中に、ギャビン・ディングリーによる『SETIを超えて 微妙なエネルギーによるETとのコンタクト』という実に興味深い記事があった。この記事を読んで居て出くわしたのが以下の情報である。幾らか要約したので、読者は元の記事
http://www.bibliotecapleyades.net/vida_alien/esp_vida_alien_40.htm
を読まれるといいだろう。これまた注意しておくべきだろうが、この記事の情報には、特に注がついていない。ディングリー氏には脚注でソースを示してくれるよう依頼済みだが、情報の正確さについては未確認である。前置きはこれくらいにしよう:


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トーマス・タウンセンド・ブラウンは、反重力推進に関する業績によって、一部の人びとには有名な人物である。ブラウンは、コンデンサーを使って、重力と電気とのつながりを発見した人物だと言われる。ブラウンは彼が「放射エネルギー」と呼ぶものの存在を仮定した。これは宇宙の至る所に存在し、重力的な性質を持つと思われるが、器具によって検知できないという。

彼は専門家から、重力を用いて推進するにも引きつけるにも、重力は双極的である必要があるから、このような波動はあり得ないと言われた。後に彼はアルフレッド・ビーフェルドと一緒に研究を行った。この人は元アルバート・アインシュタインのクラスメートで、彼もまた重力にとても関心を抱いていた。

「電気の父」といわれるファラデーの業績を研究していたビーフェルドは、既に帯電したコンデンサーが重力を持つ可能性について考えていた。ファラデーは「電気容量の重力に対する関係は、
インダクタンス(◆導体に電流を流したときに生じる磁束のおこりやすさ)
の磁力に対する関係に等しい」と述べたと言われる。

電流がワイヤーコイルを流れるとき、磁場が発生する事はよく知られている。コイルは、発生した磁場の中に、電気エネルギーを蓄えることができるのだ。コンデンサーとは、2枚の金属板を誘電絶縁体で隔てたものである。電位が2枚の金属板にかかると誘電体の分子は、磁場に沿って並ぶ。

だからおそらく、コンデンサーの中に蓄えられたエネルギーは、コイルが磁場を生みだして電気エネルギーを蓄えるのと同様に、重力場を生み出すのだろう。

1930年、ブラウンはアメリカ海軍に入隊し、ワシントンにある海軍研究試験所の一員となった。誘導体として使用するために様々な物質を調査研究しているうち、ブラウンは奇妙な現象に気付いた:幾つかの素材では、抵抗、すなわち、絶縁性が、時間の経過と共に変化するのである。

彼が次に気付いたのは、この現象が星の日変化に従って起こるということだった;つまり、それは太陽と月の周期によって影響を受けているのである。彼はまた、幾つかの素材が、自然に電波バースト(=電磁波が急激に強度を増すこと)を起こすことにも気づいた。彼はまた、花崗岩や玄武岩の多くが、電気的に分極していることも発見した。つまり、バッテリーの働きをするのである。そして、このような石のバッテリーの強さもまた、太陽と月の周期による影響を受けていた。

これらの石の自然電位の変化を観測するための監視局が設置され、様々な技術的理由から、この効果は重力的なものだと考えられた。

第二次大戦終戦後、カリフォルニアで研究している時にブラウンはもう1つ興味深い事を観察した:その地の石の電位のパターンが、ワシントンで記録したものと一致しなかったのである。ワシントンで実験に使った石は、カリフォルニアで使った石と異なっていた ― 種類は同じなのだが、掘り出した場所が違うのだ。この観察からブラウンは、違う石は、電波エネルギーの違う周波数帯に同調しているという結論を出した。

ブラウンはこのエネルギーこそ、彼が以前仮説を立てた放射エネルギーだという結論に至った。彼はこのエネルギーが、地球外の天体から絶えず放射されている、高周波の重力波だと考えた。誘電体の中には、この重力波を受信して直接に電気エネルギーに変換するものもあれば、直流電流に変換するものもあるという。そればかりか、これらの石は、宇宙じゅうに存在している全ての放射エネルギーの一部にしか同調しないのである。つまり、あなたが拾ってきた平均的な玄武岩の塊は、ごくわずかなラジオ局しか聴けない、自然の重力波用のAM受信機なのである。

もう1人、グレゴリー・ホドワネックという研究者は、敏感な電子秤の開発に取り組んでいたのだが、物の重さが僅かに変化するのに気付いた。彼が、コンデンサーを秤回路の適切な部分に置くと、このようなばらつきをなくせることも分かった。さらに探究した末、彼は地球の重力場が問題であることを発見した。それは安定しておらず、変動していたのだ。彼の秤はとても敏感なので、重力場の変動を、彼の使う重りの重さの変化として検出したのだ。そこで彼が出した結論とは、この問題を解決する上で閃きを得たコンデンサーは、重力のばらつきを検知して、電気信号に変換することができるというものだった。

次にホドワネックは、1つのアンプ(増幅器)を開発したのだが、これは電圧変換機につながっており、電圧変換機は検出コンデンサーにつながっていた。回路の出力は標準的な電圧増幅器へと流れ込み、それが拡声器を鳴らす仕組みだ。このシンプルな回路が受信した信号は、クジラの歌に似ていたという。これは決定的証拠ではないが、こんなシンプルな装置ではっきりした音声信号を受信したのは注目に値する。

ホドワネックは、彼の装置が受信したのは、単極の(monopole)重力波であって、アインシュタインが一般相対性理論で述べた四極子の重力波とは異なると考えた。さらに、アインシュタインが理論化した重力波の伝搬は、光速が限度であるのに対して、ホドワネックの単極重力波は、1プランク秒(10の-44乗秒)のうちに、宇宙のどこにでも到達するという。ホドワネックはまた、電子装置は、非常に長い間、この重力放射を受信してきたが、1/fゆらぎと誤解されてきたという。それは、放送を受信していないときにラジオから聞こえる、水がジャージャー流れるような音に似ている。しかし、1/fゆらぎの音は、もっと深くて、吠え声のようだと言われる。専門的に言えば、それは全領域の周波数帯からランダムな高さの音が、ランダムな強さで鳴っているのだが、大抵高い周波数よりも、低い周波数のほうが強いので、低い吠えるような音とされてきたのである。

ホドワネックの仮説では、宇宙はこの放射で満ちており、天球上の全方向からほぼ等方的に観測される宇宙マイクロ波背景放射は、ビッグバンの残響だと考えられているが、実際には、重力波の放射によるものだという。ホドワネックはまた、天の川にあるぎょしゃ座とペルセウス座が、自然ながら普通でない数多くの音声信号の出所であることを発見した。この一般的背景ノイズは、変化/変調することがあるが、それは、巨大な天体が通過すると、重力波放射に影を投げかけるからだと、彼は述べる。つまり、この放射を復調検波すれば、惑星や恒星、銀河の動く音も聴くことができる訳だ。高周波放射の多くは、超新星爆発や中性子星の星震あるいは、近傍の惑星の内部で起こった地殻運動のような天文プロセスによって発生するのである。

ということでどうやら、宇宙には多くの信号が存在しているようだ。それらの多くは、自然なもので、高周波である。そうした中には高度な知性が送信したものもあって、同調できる受信機/受信者が聴き取るのを待っているかも知れない。
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(Dingley, 2000.)


送信の話が出て来たところで、中断していたセッションに戻るとしよう:


960127
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Q: (L) Okay, 次はリストからの質問よ:シェルダン・ナイドルは『銀河人類になる』という本を書いてるわ。地球は今年の夏のある時点でフォトン・ベルトに突入する予定で、暗黒の3日間が訪れるだろうと言うの。まあ、言ってみれば大変な事が起こる訳で、夏の終わりか秋にはエイリアンが着陸し、私たちを助けに来ると言うんだけど、これらの予言にコメントして頂戴?

A: No.

Q: (L) 1996年に、エイリアンの船団が地球に着陸して、メディアがそれを発表することになるの?

A: No.

Q: (P) 1997年かしら?

A: No.

Q: (L) ディバイン・マーシーの『暗黒の3日間』という本のソースについて、コメントして頂戴?

A: ソースだって?!?

Q: (L) ここに書かれているように、1998年には暗黒の3日間がやってくるの?

A: どうしてこんな概念が、こんなに流行しているのだろうか?どうしてみんな、こんなどうでもよいことに脅迫観念を抱き、備えたりするのか?暗黒の3日間があるかどうかが大事なのか?!? それが「最も肝心なこと」だと思うのか?こんな事が起こる理由についてはどうだろう?。。。全てのレベルでの派生的影響は?核戦争を予言してこう言うようなものだ。「ああ、何てことだ。大爆発の3時間がやってくるぞ。やれやれ!!」

Q: (L) あなたたち、1998年の秋にこれが起こらないだろうとは言わなかったわね?

A: 何と言っても、繰り返し警告したように、人工的に考え出されたカレンダー上の日付を、いかなる予言に結びつけるのも、文字通り不可能だ。それには多くの理由があると、何度も詳しく述べた筈だ。
[注:未来の流動性。蓋然性等々]
これが起こるだろうと私たちは言っていない。

Q: (L) 領域のクロスの際に起こる途方もないことを考えれば、暗黒の3日間が取るに足りないというのは分かるわ。だけど、多くの人々はこれを、暗黒の3日間の後に目覚めると、天国に居るんだと解釈してるわ。この質問に対して何らかの返事が欲しいのよ。

A: もうあなたは分かっていなくてはならない頃なのだが、第3密度の研究と解釈を第4密度の出来事とリアリティに適用しようとしても役に立たないこと甚だしい。。。そういう訳だから、UFO研究家が「リサーチ」して1つの答えを探すたびに、3つ新しい疑問が生じるんだ。あなたが何の期待も抱かずに質問すれば、私たちは1つ1つの質問に対して常に、最も正確な答えだけでなく、最も深遠な答えを返すだろう。

Q: (L) あなたたち以前、アメリカの南西部は第4密度になっていると言ってたわね。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=32552692
そこに住んでる人々は第4密度の存在になるの?それとも、第3密度に居る、第3密度の存在になるの?

A: 両方の一部が出たり入ったりする。

Q: (L) 最近フランクが、こんな体験をしたのよ。彼が自分の家にドアから入って行こうとしたら、私が呼ぶのが聞こえたというのよ。その後、うちのキッチンでは、ジェイソンが話しかけてくるのが聞こえたんだけど、その時ジェイソンは、上の階のベッドに居たのよ。フランクは、何かが起きたことを意味するんだろうと心配してるわ。でも、どうもその類の事は何もなさそうなの。これは何だったの?

A: エーテル内のインプリントに対する気付きが高まった。

Q: (L) こないだの晩、私が洗濯機の前に立ってたら、すぐ後ろで、誰かが大きな音を立てて拍手するのが聞こえたの。でも、誰も居なかったわ。

A: 同じ現象。

Q: (L) 以前あなたたち、私が耐え抜いたら、私の生活がドラマチックかつ即座に向上するだろうって言ったわね。この状況で頑張るのはかなりハードになってきてるわ。あなたたちがこれを言った時には、本当に突然かつ大々的にという意味だったの?

A: Open.

Q: (L) これについて、何か手がかりは呉れないの?

A: No.

Q: (PK) あなたたちは、笑ったことがあるかい?

A: Yes.

Q: (PK) 第3密度に居たのが恋しいかな?

A: あなたは、第2や第1に居たのが恋しいかな?

Q: (PK) あなたたちは、僕らを見て笑ってるのかい?

A: Yes そして noだ。パトリック、私たちは、「未来」のあなた方であり、実際に第3密度の存在だったんだ。私たちはあなた方だったのであり、私たちはあなた方であり、私たちは第3密度の存在だった。最後の言葉の重要性が分かるかな?それとも、無視するだろうか?私たちはあなた方であり、私たちはあなた方だったのであり、私たちは第3密度の存在だったのだが、私たちは今、第3密度の存在ではなく、あなた方はまだ、第6密度の存在ではない。

Q: (L) あなたたちは何をして過ごしてるの?

A: 教え、シェアし、支援している。

Q: (L) 何をするのが楽しみなの?

A: それらは楽しい!

Q: (P) お互い同士でやってるの?

A: No.

Q: (P) 誰と?

A: 密度1,2,3,4,5と。

Q: (P) 私たちにはみな、守護天使が居るの?私たち1人1人に?1人に1体?

A: 正確な概念でない。

Q: (L) 私たちはどうすれば、上位領域から支援を得られるの?

A: 質問すること、そして。。。

Q: (L) 私たちが受け取れる支援の種類に限度はあるの?

A: 限度だって?!? 私たちの住む領域にそんなものは無い!!!

Q: (L) 天使の件は、昨今、かなり大々的に言われてるわ。非常に沢山の天使が居て、走り回ってるってね。そう言われて私が最初に考えたのは、「悪玉連中が騙す上で、天使として現れる以上にうまい手があるだろうか」ってことよ。

A: そうではない!!! STSが実体として姿を現わしたのが、間違って「天使」だと受け取られた。だが、もしそれが本当に第6密度の存在なら、間違って知覚されることはあり得ない。

Q: (L) 分からないわ。人びとを騙す存在は沢山居るわ。連中は現象を作り出して、人びとをいい気分にさせたり、夢を見させたり、その他諸々、数多くの事をするわ。間違って知覚されることはあり得ないってどういう意味?しょっちゅう起きてるわよ!

A: No.

Q: (L) 一体どうしてそうなるの?

A: あなた方の知覚能力が、振動の相互作用によって、ショートしている。

Q: (L) つまり、人が知覚しているものについて質問をするのは、質問が出ることからして、知覚しているもの以外の全てが間違いであることを示してるの?

A: 考慮すべき事柄の一部だ。

Q: (L) それじゃあ、それが本当に第6密度の存在なら、何の疑問も浮かばないくらいにぶちのめされるの?

A: Yes.

Q: (L) じゃあ、考慮すべき事柄の残りは何?

A: あなたはどうして私たちに質問するのだろうか?あなたが私たちに質問する1番の理由は、現時点では、コミュニケーションが制限されているからだ。。。あなた方はまだ、もっと強力な包囲への備えが出来ていない。

Q: (P) じゃあ、私は祈り続けるべきなの?

A: 全ての祈りは第6密度に届く。

Q: (P) Okay, 例えば、私に小さな子どもが居て、その子が白血病で死にかけているとするわね。私が全身全霊を傾けて祈っても、どっちみち、その子は死ぬのよ。分からないわ。どうなってるの?

A: 間違いだ。もし子どもが死ねば、それはあなたの学びのプロフィールになる。

Q: (P) どうして、私の人生で今起こっている、この状況の学びのプロフィールは続いて行かないの?多分私がすべきなのは。。。

A: もう済んだかな、パム?

Q: (P) No, まだ終わってないわ。でも。。。

A: まだ終わってないとすると、あなたの質問は何かな?

Q: (P) あなたたち、私が考えていることを感じられるの?

A: Yes.

Q: (P) それなら、どうして私は尋ねる必要があるの?

A: なぜなら、私たちは決して自由意志に干渉しないからだ。

Q: (P) もし私が祈り続けたら、物事は良くなり続けるの?

A: 物事は、意図されたコースに留まるだろう。

Q: (P) 私の人生は運命づけられてるってこと?

A: No. あなたが祈り続けるなら、あなたの学びが中断されたり、延期される筈は無い。明確にしなさい。

Q: (P) ずっと続いて行って、終わらないという風に聞こえるわ。

A: No, 「明確にしなさい」というのは、回答の理解を深めなさいという意味だ。

Q: (P) 分からないわ。

(L) あなたが体験している事が、あなたの学びの一部なのはかなりはっきりしてるわね。

A: それが何であろうとだ。。。すなわち:なるようになる。

Q: (P) とは言うものの、予め定められた運命に戻るんでしょ?

A: No, 学びだ。

Q: (P) 忌々しい学びを、幾つ習得しなくてはならないの?

A: あなたに必要な「忌々しい」数だけだ!

Q: (S) イエスに向けた祈りについては、どうなのかしら?

A: イエスは私たちの1人で、「特別奉仕」部門に居る。

Q: (L) グリーン・ベレーみたいな?

A: No, むしろ「ベージュ・ベレー」に近い。

Q: (L) ベージュ・ベレーって何?

A: 私たちがそう呼ぶだけだ。

Q: (P) いつも不思議に思ってたんだけど、この祈りというものは、全く馬鹿げてるわね。ロザリオの祈りというのは、聖母マリアに祈ってるのよね。彼女は誰?どこに居るの?

A: 「彼女」もここに居る。

Q: (P) その祈りは彼女に直接届いて、すると彼女は、何か送り返してくれるの?

A: 彼女は、本当は彼女ではない。あなたがアン・ランダース(◆アメリカの新聞の身の上相談で回答を書いている人)
に手紙を書くと、本当に彼女がそれを見るだろうか?それでは、Good night.
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サンディーのことで一波乱ありそうだったのに加えて、私たちのパムとの関わりが思っていたよりずっと複雑で問題含みであることが、次第に明らかになってきた。印刷プロジェクトを1月の初めには始めていたので、私は既に、パムが子供たちや死期の迫った夫に対して行っていた支配ゲームの中に、嫌々ながらも巻き込まれていた。この家族全体の動学は、当初、実に魅力的で愛に満ちたものに見えた。だが、機関紙プロジェクトのために、彼女たちと一緒に働くうち、段々と多くの秘密が ― 醜い秘密だった ― 水面に泡が浮かぶように姿を現した。

まず明らかになったのは、パムがプリントショップ事業を手に入れたのは、子どもたちを完全に支配するためだということだった。そして、20歳と17歳になる彼女の子どもたちが、責任感の欠片もないこと、支配されるのを嫌っていたことも明らかになった。

死の迫った夫を抱え、医療費の請求書が山のようになっても、パムは子供たちそれぞれに高価な新車を買い与えて支配力を行使しようとし、自分用にも500万するスポーツカーを買って、「ビジネス・オーナー」としてのイメージを保とうとした。

子どもたちはパトリックとシャイナという名前だったが、いずれもプリントショップを、何か欲しくなったらそのためのおカネを出してくれる、個人銀行だと考えていた ― 顧客からの注文の多くを完成出来なかろうが構わなかったのである。ビジネス用の大口の注文で手付を受け取ると、彼らは店を閉めて食事やパーティーに出かけてしまい、何日か店に戻らないことも時々あった。

パムは暫くの間、これを寛大に笑って見ていた。だがそのうち、請求書が山のようになり始め、他の投資からの収入も枯渇し、夫の年金や相続した信託基金からの収入では、クルマの月賦や保険金を払えなくなってきた。怒鳴り込んでくるお客もどんどん増え、パムは、自分が目を光らせていない間に子供たちが何をしているかに気付き、すっかりあきれてしまったのだ。

パムは途方に暮れてしまった。彼女が家に居て、夫の看護をしながら、子どもたちがちゃんと仕事をしているか確かめようと店に電話すると、店は閉まっていて、2人とも出かけていたりするのだ。彼女は私に、パトリックについて抱いている心配を、少しずつ打ち明けるようになったのだが、どうやら彼は薬物乱用の問題を抱えているようであり、娘のシャイナもまた、軽はずみで乱交気味の、精神障害の境界例だと彼女は感じていた。パムはしょっちゅうパトリックを医者に引っ張って行き、プロザックその他の抗鬱剤をはじめとする、恐ろしく中毒性のある向精神剤をもらっていた。彼が薬を飲み損なうと、モンスターに変わってしまうのであり、母親である彼女が始終ついていないと、きっと薬を飲み損なうものと確信していた。

パトリックにはDVの気があり、それまでも時折両親に暴力を加えていたとか、父親の酸素ボンベをプールに投げ込んだことさえあったのだとパムから打ち明けられて、どうして彼女がそのように感じたのか、ようやく私も納得できた。パムは何度か警察を呼ばざるを得なかったが、警察が戸口に現れる度、すぐさまパトリックが彼女に許しを請うたので、彼女は告訴を拒んだ。

ある時など、怒って家を飛び出した彼は母親のクレジットカードを持ったまま、彼女のクルマに乗って2週間行方をくらました。後で分かったのだが、彼は友人とニューオリンズでパーティーを行ったり、売春宿に行ったり、高級レストランで食事したりしていたのだ。彼女はこのような行動は全て彼が薬を飲み損なったせいだと考え、彼を監視下に置くことに決めた;結局、彼女がプリントショプを買い取ったのも、息子が印刷業に興味を示したからだった。

人並み外れて頭が空っぽな少女だったシャイナは、10代にして一級のふしだら女であることを証明しつつあった。彼女は、ナイトクラブで品のないボーイフレンドをナンパしたのだが、男の方では、彼女が高級車を乗り回し、素早く簡単にお金をもって来るので彼女につかまったのだった。彼がずうずうしくも店のレジスターを開けて、シャイナとのディナー&映画代を持ち出すところを私は一度ならずみかけたが、彼女はこんなしゃれた男が自分にこうも親切にしてくれるとのぼせ上っていて;彼が持ち出しているのがお客のおカネであり、支払いに応じた仕事をしていなくてもお構いなしなのだった!

パムはこうした全てをコントロールし、プリントショップを経営して行こうとしたが、これは勝ち目のない戦いだった。私は機関紙を完成させようと死に物狂いだったが、パムはその目的のために私を操り始めた。彼女は他の、もっと前からの滞留受注残をこなすまでは、私の(代金支払い済みの)雑誌に取り掛かることができなかったので、私は何晩も店に行って、彼女がそれらの受注残を消化するのを手伝う始末だった。だが私達がそれをできるのも、パトリックが姿を現わして、印刷機を動かせる状態の時だけであり、しかもそれがいつまで続くかは疑わしかった。彼は一度姿を消すと数日は戻らず、やがて、ぼんやりとした目で憂鬱そうな姿を現すのだが、どこに居て何をしていたかは説明しないのだ。

さらに悪い事に、彼は私の娘に言い寄っていたのであり、彼女は私が「あなたはブラックホールに吸い込まれようとしてるのよ!」と警告しても全く聞く耳を持たなかった。

まさに悪夢のような状況となったのである。機関紙を作ってガルフブリーズ・カンファレンスに持って行こうという私の夢は急速にしぼんで行き、私の娘は、『タバコ・ロード』の登場人物たちの生まれ変わりのように思われてきた、この一家の手中に引きずり込まれようとしていて、一方、サンディーと意地悪な魔女のような彼女の母親は、背後の方に蜘蛛のように身を潜めていたのだ。私は冷静であり続け、この危険水域で可能な限り上手く舵を取り、機雷原から最小のダメージで脱出を試みようと決心した。

その一方で、まだまだ異常さが足りないとでも言うかのように、この状況の中に、もう1つ奇妙な要素が加わって来た。あらゆる予想と異議を覆して、ついに私は全てのレイアウトを終え、コンピューターでの版下作成を完了していたので(そのために、専用ソフトを学ばねばならなかった)、印刷の準備は整っていた。この時、1人の男がプリントショップに入って来て、大きな印刷の仕事を発注したいと言い出したのである。彼は2m以上ある大男でプカプカと葉巻を吹かし、口にする発注額は桁の所で煙の輪によって区切られた。パムと子供たちはもっとお金が欲しくてたまらなかったので、彼がいかに祈りに応えてくれるかと、お告げの一言一句に耳を傾けた;彼女たちはプリントショップで宝の山を掘り当てたのであり、彼が印刷用紙の山を富に変えてくれるのだ。彼が一言言うたびに、私の機関紙が印刷部屋の奥へと押し込まれるのが見えるようだった。

果たして、パムと子どもたちは突然、私の機関紙その他にはもはや目もくれなくなり、この「不思議なよそ者(mysterious stranger)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E5%B0%91%E5%B9%B4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
がもたらしてくれる富と栄光の約束しか頭になくなってしまった。プリントショップに電話しても、パムの自宅に電話しても、誰も出なくなり、あれだけ重労働の末に作った版下が手の届かない所にしまい込まれたかと思うと、私はまたしても絶望を感じた。少なくとも家の娘は、パトリックの本性を悟ったようで、彼と距離を置くようになっていたが、これだけは不幸中の幸いだった。

やがてパムが電話してきた。「不思議なよそ者」には何かおかしな点があるという。彼女の生活もまたすっかりおかしなことになっていたのだ。「あなたと話して、カシオペアンに質問しなくてはと思うのよ」 やっとだ!光が差し込み、皆、問題の全貌が分かってきて、再び人間らしい振る舞いを取り戻したのだ。

パムが語った非常に混乱した物語をなるべく整理し直すとこういうことだった。この不思議な男は、パトリックに大金を支払うと約束して彼を虜にしておきながら、それを裏付けるお金を持ってこないのである。それだけではない。この男はこの親子全員の前で秘密工作員としての体験を語ったのだが、これが聞けば聞くほど奇妙なものだった。

彼は第2次大戦期にナチスに潜伏したスパイだったと言い、また、アウトロー・モーターサイクルギャング壊滅に向けて孤軍奮闘してきたとも主張した。(このようなアウトロー・モーターサイクルギャングについての言及にはゾッとさせられた。というのも、サンディーがそのような環境に長く居たからだ。これはこのドラマ全体を貫く、数多いイカレたつながりの1つに過ぎなかった。)

この戦いのため、彼は妻と離婚し家族を捨てることを余儀なくされた。これは彼が払った重大かつ尊い犠牲なのだったが、どうしてそうしなければならなかったかという理由は述べないのだった。さらには、これらが全て片付いた後(全てはタラハシーで起こったらしい)、彼は別れた奥さんと再婚し、子供が出来たのだが、子どものためを思った彼はスパイ人生に見切りをつける覚悟を決めたのだ。それで彼は今有望な事業を探していて、巨額の投資をしようとしているのだ。唯一問題なのは、まだ実際に収益が上がっていないらしいことだった。

彼はパトリックに対して、大仕事の頭金にするための、巨額の小切手を持って来ると約束した。将来、大きな収益をもたらす事業が始まるのだ;だが、この約束は何度も先延ばしされた。それでパムはペテン師に騙されているのではないかと疑い始めた。彼女が息子のパトリックにこの考えを述べると、彼は件の男にすっかり騙されていたので、母親と仲違いし、ますます店をさぼる時間が長くなったが、それは行われる作業がどんどん少なくなることを意味した。

私は何とかしてこの窮地を逃れたかったのだが、どうしていいか分からなかった。私は印刷用紙を仕入れるために私が支払ったお金を、パムが払い戻せないと知っていた。それはまだ使われないまま店内にあったのだ。私の印刷用紙を別の店に持って行って、費用を抑えるために類似の契約を結ぶ訳にもいかない。別のプリントショップに行って、一からやり直すお金もなかった。その上、残された時間は少なくなってきていた。機関紙を1000部カンファレンスに持って行くには、そろそろ完成させなくてはならなかった!

後で分かったのだが、パムが電話して来たちょうどその日、彼女が電話を切った直後に例の不思議なよそ者が店に入って来て、彼女に対して数日中には大金を払うつもりだと請け合ったようなのだ。この時、彼は妻子を伴っていた。パムが後で電話してきたところによれば、唯一問題だったのは、子どもはわずか8、9歳だったのに、夫人は明らかに70歳ぐらいであり、しかも件の男はと言えば、40以上には見えず、彼らの歳の計算が合わないことだった。

パムは当惑していた。

私は何もかもうんざりだった。どうしてパムが初めからこの男がペテン師だと見抜けなかったのか、1文たりとも払っていないこの男の言葉を熱心に聞くのか、私には分からなかった。

彼女は、この男が彼女に話した事および彼女の息子に話した事の全てや、話に出て来た日時、全体シナリオのあらゆる詳細について議論したいと言って、私の元にやって来たが、これらは世界で一番の賢者でも困惑するぐらい奇妙だった。この男は言っていた全ての事を行える程の歳ではなかったし、細君は思春期前の子どもの母親という程には若くなかった。

私達はこの男が完全な詐欺師でありペテン師だと断定した。私は彼に居なくなってもらい、機関紙の印刷を済ませたかった。どうやらパムは、既に仕上がっている筈のものを納められないくせにアドバイスを求めてやって来るのが恥ずかしかったとみえて、本文ページを印刷するようにパトリックを説き伏せたらしい。それでフランクと私は翌日、店に招かれて、機関紙の本文ページを製本したのだった。これで、あとは表紙を印刷するだけとなった。

それで翌晩、私達は営業終了後のプリントショップに居た。裏の部屋では印刷機が稼働し、パトリックはいつもよりしっかりしているようだった。彼は賢明に働き、いい仕事をした。私はこれで何とかなるだろうと思っていた。

やがて、ドアをノックする音がした。

それは不思議なよそ者が、翌朝には巨額の小切手を持ってくると言うために、ひょっこり立ち寄ったのだった。彼はあらゆる詫びの言葉を述べた。「緊急で特殊任務が入ったので町を離れねばならなかったんだ」 スパイ稼業から引退したことなどどうでもいいらしかった。「私にしか対応できない緊急事態だったんだ!」 今や彼は戻ってきたのであり、万事オーケーだった!すると、いきなり彼は、質問されてもいないのに、私達が彼の物語に関して理解しがたいと思った部分について逐一説明を始めた。その中には、彼は優に60を超えているが、そんな歳には見えないような若々しい外見の家系であることも含まれていた。それなら彼がナチスに対してスパイを行なった経験を持ちながら、アウトロー・モーターサイクルギャングのおとり捜査ができるぐらい若く見えても当然だった。

他方、細君の方は、何らかの諜報任務のせいで、ひどい怪我を負っていた。道理で、彼は彼女と離婚しなくてはならなかった訳だ。彼女の身の安全のためだったのだから。そして、2人が再婚した時、彼女はまだ整形手術を受けていたのだが、それが「うまく行かなかった」ために、彼女はあんなに老けて見えたのだった。だが、彼女は実際にはずっと若いのだという。しかし、見た目より若いとはいえ、子供を産める歳ではなかった。それでも、彼らは普通の家族を持つのが夢だったので、体外受精によって今の子どもを得たのだ、云々。

何の問題も無かった。全て説明がついたのだ。

全ては、こうした疑問を誰一人尋ねなかったせいだった:少なくとも彼に面と向かっては。

だが彼はそこに立ったまま、前の晩に私たちだけの会話で重要な問題だと判断した点について、いちいち私達が議論したのと同じ順番で、疑問に答えたのだ。私は、印刷結果をチェックしながら、彼に背を向けて聞いていたのだが、正直な話、彼がこのテーマで話し始めた時には、口が開くほど驚いた。首の後ろの髪が逆立ち、身の毛がよだつくらいゾッとした。時間が止まるようなとても奇妙な感じがし、リズミカルに紙を積み上げながらも、殆ど固まってしまった;私は強いて作業し続け、驚きや好奇心を悟られない様に努めた。やがて、恰も立ち寄った用事が済んだかのように、彼は皆に対して元気におやすみとさよならを言うと立ち去った。

私達はみな向き直ると、口をあんぐり開け、目を皿のように開いたまま、お互いの顔を見て、「一体今のは何だったの?」と言い合った。3人とも殆ど口がきけなかった。私達はせいぜい互いに顔を見合わせることしかできず、宇宙の法則がどこかしら蹂躙されたように感じていた。

数分経ってから、パムが言った。「おやおや!まるで彼ったら、昨夜の私たちの話を聞いていたみたいね!」

彼女の言う通りだった。

私達は印刷室からパトリックを呼んできて、この物語をしたのだが、彼は嫌悪の表情で私達を見て、私達は誇大妄想にかかっていると宣言した。

多分、そうだったのかも知れない。

だがおそらく、それも理由があってのことだった。次の晩、フランクは机に座って作業をしている時、水飲み場に行こうと立ち上がった。彼がイスから立ち上がって振り返り、作業していた建物の窓を見ると、そこに立って中を凝視していたのは、例の不思議なよそ者だった。フランクが立ち上がるや、あたかも通りかかった風を装って、彼は立ち去ろうとし始めたが、時既に遅く、フランクは見られていたのに気付いていた。

フランクは家に戻ってから電話してきた。私達に分からなかった重要な点は、フランクがどんなスケジュールでどこで働くことになっていたかを、この男がどうやって知ったのか?ということだった。私はパムに電話した。「あなた、あの男に何か話した?」
パム「実は、フランクがどこで働いてたのか、私も知らなかったのよ」

この男はどうやって知ったのだろうか?どうしてフランクを監視していたのだろうか?彼は一体何者で、何が望みだったのだろうか?どうやって彼は、私達が家で話して居た身内の会話について知ったのだろうか?彼を奇妙にもサンディーと結びつけるアウトローに関する本件は、一体何だったのだろうか?

パムはこの事件があまりにも恐ろしかったので、地元の警察に電話で問い合わせて、苦情を言った。彼女が警察に電話したあくる日、例の男が姿を現し、「裏切り者は永久にどんな扱いを受けると思う?警察の連中はいつだって互いに情報交換してるんだ」と曖昧な、脅すような事を言った。彼が言ったのは何ら具体的でなく、概して曖昧で間接的な話に終始した。にもかかわらず、パムはあやうく心臓発作を起こすところだった!

ということで、幾つか質問を行うのにふさわしい状況になったのだった。次のセッションには沢山のゲストが参加していて、その中には、リリーが連れてきた友人も1人含まれていた。カシオペアンはいつになくサンディーに厳しく、私はあらゆる類のエネルギーの乱流が部屋中に漂っているのに気付いた。少し前から、サンディーはノートを取る担当だったのだが、私は彼女のノートにはいつも手を焼いていた。というのも、彼女は全く注意散漫だったからだ。どうやらカシオペアンもこのような状態にはあまり満足していないか、あるいは、彼女に対する言葉を通じて私に何か伝えようとしているらしかった:


960203
Frank, Laura, SV, PZ, SZ, MM, Sandra, Tom F., Cherie D., PkZ
---
Q: (L) 今夜は幾つか質問があるわ。まず、あなたたちからここに居る誰かに対して、特に何かメッセージはある?

A: メッセージは自然に流れるよう伝える必要があるから、筆記手順のための「時間」を乞うて、「演出」していてはダメだ。どうかサンディーに言って欲しいのだが、私達が言葉を引用符で括ったときには、その通り記録してもらいたい!!!!! 各人にとって、メッセージの細部まで意図された通りに受け取って吸収するのが重要なのだから、メッセージを正しく伝えないのは迷惑だ。私達はこれまで、彼女が自分でこのことを学ぶのを期待して、これについては何も言わなかったが、悲しいかな彼女は学ばなかった。だから、残念だが必要な叱責を行う。サンディーよ、すまないが、言われたことに気付いて、この過ちを繰り返さないで欲しい!

Q: (L) おやまあ!私は誰かにメッセージがあるかと訊いただけよ!

A: だが、あなた方にとっては、同じ一定のペースで続けるのが重要だ。

Q: (L) もう質問を続けていいの?

A: あなたがいつでもしてみたいと思うことができるのは明らかだ。

Q: (L) 第1問:ネット上で噂になってるんだけど、名高い科学者が、土星の回りを回っている宇宙船が存在していて、これは地球と同じくらいの大きさがあると言ってるわ。彼は、宇宙探査機が送って来た土星の環の写真に、このUFOの窓までがはっきり写っていると語ったみたいね。この土星の周りに見えてる物についてNASAの科学者がテレビで語った内容は見てないので確認できてないんだけど、これって本当に人工的に建造された宇宙船の類なの?
http://amanakuni.net/uchu/28.html

A: No. 人工的に拵えられた物語だ。

Q: (L) Okay, パムのプリント・ショップに客として出入りしているTFという奴がいるんだけど、こいつの過去および現在に関する物語は、実に奇妙なのよ。さらに奇妙なんだけど、彼の来歴に関する物語が奇妙だと、私たちが最近議論していたところが、その翌日に、彼ったら、まるで私たちの会話を聴いていて、私たちの疑念を知っているかのように、逐一説明したのよ。この男は誰で、パムに関わってきた目的は何かしら?

A: 自由意志についての指令を妨げるおそれがある問題については議論しないのがベストだ。この人物については「注意する」ことを勧める!

Q: (L) 本件に関して、自由意志に干渉せずに教えてくれることは何かある?

A: 問題の人物について、穏やかに尋ねようとは思わなかったのかな?思わなかったとしたら、どうしてだろうか?単純なものであれ、複雑なものであれ、策略に関与している人物は概して、徐々に暴露を増やしていくと困惑するものだ!

Q: (L) あなたたちが本件について、もっと自由に議論できない理由の1つは、今晩、こんなに大勢でセッションしてるからかしら?

A: 私たちがその件について、自由に議論していないと誰が言ったのかな?微妙な答えは分析する努力を必要とするので、強力に学びを推進する。

Q: (L) Okay. 私の観察したところでは、奴が政府のスパイだとしたら、彼が話したのは確かに素晴らしい架空の経歴なんでしょうね。合ってるかしら?

A: 多分。

Q: (L) どうも時として、エイリアンがプログラミングを行ったりコントロールしたりしている人達には、筋が通った/首尾一貫した体験談がないようね。というのは多分、連中の人類文化に対する理解に、何か欠けたところがあるからでしょうね。合ってるかしら?

A: 時々というのは、いつでもではない。

Q: (L) この男は、ものすごい大男で、17フィート(5m)もあるのよ。。。まるでネフィリムみたいに見えたわ!合ってるかしら?

A: 「35」フィート(10m)あったら、もっと面白かっただろう!
---


興味深い事に、3-5コードに言及されていることに注意されたい!彼らは何を伝えようとしていたのだろうか?


---
Q: (L) 誰が35フィートもあるの?

A: もし出会ったら、「どうぞお電話ください!」

Q: (L) からかってるの?冗談はさておき。。。

A: あなたは、どんな「奴」にも注意する必要がある。
---


またしても、注意するようにという警告だ。


---
Q: (L) パムには、何か怖れるべき事があるの?

A: 無知の反対である知識に関して、私たちは何と言ってきたかな?

Q: (L) パムは、彼の狙いが知りたいのよ。

A: 第2の回答をおさらいしなさい。
[ここでの第2の回答とはこれだ:「単純なものであれ、複雑なものであれ、策略に関与している人物は概して、徐々に暴露を増やしていくと困惑するものだ!」]

Q: (P) 彼は、先週の晩に私たちが質問していたことで、被害妄想になってたの?

A: 困惑した人たちには何が起きるだろうか?

Q: (L) 彼らは難局を脱するわ。それじゃあ、彼への詰問を始めれば。。。

A: 「詰問(grill)」はダメだ。巧妙なやり方を勧める。すなわち、「回転グリル焼肉」スタイルで問い詰めなさい。

Q: (P) 彼に関してとった行動を私が気に病んでるのは何か理由があるのかしら?警察に彼を調べてくれるよう電話したり、州検事の事務所に報告したんだけど。

A: おそらく。

Q: (P) ここのちっぽけな警察署にスパイが居るなんてあり得るの?

A: Open.

Q: (P) ボディーガードを雇う必要があるかしら?

A: あなたの話題は本筋から外れつつある。どうか、おさらいして。

Q: (P) パトリックは、男の言う事を全部信じてるみたいなのよ。

A: パトリックに訊きなさい。

Q: (L) あなたはどう思うの、パトリック?

(PK) 彼は少々訳の分からないことを言うけど、皆が思っている程じゃないさ。

A: それは問題ではない。

Q: (L) 具体的に問題なのは、あの男がエイリアンとの繋がりを持っているかで。。。

A: No, それではない。

Q: (P) 彼は私たちを盗聴してるの?

A: 第2の回答をおさらいしなさい。さて、パム、自問してみなさい。途方もない能力を持った人が大儲けしようというときに、「向こうからやって来て」、あなたに、巨万の富を築くプロジェクトのパートナーになってくれるよう持ちかけるということはどれぐらいありそうだろうか?もしこの人がそれほど物凄い眼識を持っているなら、どうして彼は「恩恵」をシェアしたがるのだろう?古い諺を思い出しなさい:「上手過ぎる話には。。。」
---


ここのところで、議論は逸れて、チュパカブラ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=46346191
の話になった。これについては既に、本来取り扱うべき場所
http://takapachi1962.seesaa.net/article/308472975.html
で取り扱い済みなので、ここでは割愛し、本セッションの最後の部分からの引用で、時系列の物語を続けよう。


---
Q: (Lilly) カシオペアンは、3次元レベルで、パラマハンサ・ヨガナンダとして知られる実体
http://www.srf-tokyo.org/paramahansa_yogananda.php
と親しいか教えて?

A: 第3密度だ。3次元ではない。そして、答えはイエス。だが、この実体には多くの別名がある。ソーン、クリスチャン、モブソン=シン等々。

Q: (Lilly) パラマハンサは今、どこに居るの?

A: 第5密度だ。

Q: (Lilly) 彼はアバターなの?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13148736218

A: それは主観的で人工的な概念で、当人が自称する、多様なものだ。

Q: (Lilly) 誰がこの概念を思い付いたの?

(Wilma)
(ウィルマ)
http://takapachi1962.seesaa.net/article/319607191.html
分からないわ。ある本のどこかで読んだのよ。

(L) それじゃあ誰かが、彼は今やアバターだと言ったの?

A: デビーは「シャーマン」で、ビリーは「ヒーロー」で、オスカーは「ブレードランナー」なのかな?

Q: (L) 私はヨガナンダの本を読んだけど、彼はとても神聖な人だろうと思ったわ。彼はとても愛情のこもった考え方をし、人生で実践していたようだもの。

(Lilly) 私は彼が今どこに居るのか知りたいの。第5密度って、金星と関係ある?

A: それは正しい概念化ではない。

Q: (L) 第5密度は、沈思熟考してリサイクルするための「ゾーン」よ。

(Lilly) センターや道場、聖堂に居た人びとが、彼が姿を現わしたと断言してるわ。私、うちに居る実体にも興味があるの。

A: それは、ウィルマの家に居た居候だ。エネルギーを求めて居場所を替えた。

Q: (L) リリーのクリッターはSTS的実体?それともSTO的実体なの?

A: Open.

Q: (L) それと居るとどんな感じがするの?

(Lilly) 私、いつでも疲れてるわ。

(L) どうすれば、彼女はそれを取り除けるの?

A: 憑依霊解放。

Q: (Lilly) それは最初はウィルマに憑依していたの?

A: Yes.

Q: (Lilly) うちの火災報知器を鳴らしたのもそいつなの?

A: それが出したエネルギー。

[ブレイク]

Q: (L) サンドラ[サンディーでは無い]は、1月に亡くなった叔父さんについて知りたいそうよ。

(Sandra) 彼はどこにいるの?

A: 彼は第5密度に居る。

Q: (Sandra) 彼は慣れようとして辛い時間を過ごしてるの?

A: No, だが、いいかな。そこには「時間」はない。

Q: (Sandra) 家族のメンバーの多くが、彼のビジョンや夢を見たと言ってるわ。どうしてこうしたことが起こるの?

A: プロセスは様々。

Q: (Sandra) そうした中には、アンドリュー叔父さん自身の訪問によって起きたものもあるの?

A: それは単純化しすぎだ。つまり、あなたのコメントは単純すぎるんだ。質問だが:そうして現れた中に、アンドリュー叔父さんも居たのかな?

Q: (Sandra) 彼は、一番上の娘の前に現れたわ。。。

A: その考えは誤りだ。

Q: (Sandra) それじゃあ、現れたと言ってるのは、全部その人たち自身の期待だったの?

A: No, 常にそうとは限らない。だが、私たちが教えてみよう。

Q: (Sandra) 彼は心安らかで居るの?

A: Yes. あなたは学びたいかな?それとも、憶測する方を好むかな?

Q: (L) どんな類のものが姿を現わしてるの?

A: それらは、第5密度の思考投射エネルギー波だ。第5密度に時間は無い。全ての出来事の連続が、永久かつ一瞬に、一度だけ起きる。

Q: (L) それが、さっきの質問とどう関係するの?

A: サンドラが、「彼は心安らかで居るか、『慣れようとしている』か」と訊くからだ。あなた方が、誰かが「死んだ」と気づいた「時」には、彼らは既に本質的に、「時間経過ゼロ」のうちに、第5密度の、転生リサイクル/学び/沈思熟考の全体験を体験済みだということが分からないかな?!

Q: (L) サンドラからの質問だけど、彼女は人間として何回「リサイクル」されたの?

A: 84.

Q: (Sandra) やっぱりね!道理でこの身体はガタが来てる訳だわ!
[サンドラ自身も、このセッションから数か月以内に亡くなることになる]

(P) 私はどう?

A: 73.

Q: (P) シャイナと私は、別の生でも互いに知り合いだった?

A: Yes, 全てを共にした。転生の回数は、卒業のスケジュール予定とは関係ない。あなたも疲れ切っただろうねえ。だからGood Night.
---


この最後の言葉は私に向けたものだった。それは本当で、私はこのセッションを続けるのに大いに苦労していた。このセッションには、何か不快なものを感じていたのだ。エネルギーが合っておらず、私は終わりにしたかった。どうやらカシオペアンも同じことを感じていたようだ。

この次の週、私はゲスト参加の依頼を全て断った。私は「チャネルが改変された」と感じていたので、その問題に対処したかったのだ:


960208
Frank, Laura, SV
---
Q: (L) 先週の土曜の晩は、沢山の人がここに居て、とても不愉快な感じがしたのよ。これの出所は何だったの?チャネルが改変されたの?

A: 改変ではなく、薄められた。2つの実体セクターからEM静電放電があった。

Q: (L) それは部屋の中に居た誰か、あるいは数人のせい?

A: 1人の人だが2つの実体。

Q: (L) あなたたち、あの時、リリーは憑依されていて、憑依霊解放が必要だと言ってたけど、それと同じ人?

A: あなた方は、自分が学んだ事を利用して答えることで、さらに学ぶのであり、私達に絶えず確認を求めることによってではない。

Q: (L) たとえあなたたちが私の「驚くべき能力」について語ってきたにしても、私は明らかにあまり良く学んでいないので、最近はあまり驚くべきものとも思えないわ!

A: 驚くべき能力を持って居る全ての人たちはまた、内外からの堕落させる力を防ぐと共に、先入観や仮定、パターン化による憶測を含む、予想的願望に対処しなくてはならない。すなわち、常に偏見のない心を保つことだ!!!

Q: (L) そう言われて思い出したのが、サンディーと私、2人の母親たちの状況だわ:これに関して、緊急アドバイスを頂戴。どうしたらこの状況を解決できるかの手掛かりをね。

A: アドバイスは既に与えてあるが、あなたが従わないんだ!サンディーが別の内容に置き換えてしまった!!!

Q: (L) フランクがサンディーに与えたアドバイスのこと?

A: 最初の問題を最初に考えなさい!どうか、サンディーよ、正確にやるよう努めなさい!あなたに警告しているのだ、サンディー!どうかどうか、どうかどうか、あなたが私達を呼び、救いや導きを求めるときには、私達が常に常に常に答えると知ってもらいたい。気付きを持って、信頼し従うのはあなた次第だ。あなたに染み付いた頑固さがこれを妨げるのなら、結果的にあなたは完全な破滅を免れないと言わざるを得ない!それは私達が生命にかかわるくらい(Vitally)欠かせない時以外はこのような警告を行わないからだ!これは他の出席者全員にも等しく当てはまる!!

Q: (L) これは難しいテーマね。もっと何かある?

A: あなた方次第だ。この状況も、全ての状況と同様、自然に解決するだろう。。。

Q: (L) 私たちがパムと関わり合いになっていることは、幸運なの?それとも災難になりかねないの?

A: どちらか。

Q: (L) あなたたち以前、私たちが事を進めれば、突然かつ、ドラマチックかつ、即座に万事良くなるだろうと言ってたわ。私たち、これは、オンラインでの対話を進め、また、機関紙を出すという意味で理解したのよ。私たち、すぐにこれができるの?

A: 必要なだけすぐに。
---


私は、丸い穴に四角い杭を打つみたいに、合わないものを無理に一緒にしようとしていたのだ!私自身の「英雄の冒険」に関係していた出来事の多くは、第5巻および第6巻で詳しく述べておいた。しかし、この時、実に多くの事が進行中だったのであり、そうした物語については、あとで続きを述べるとしよう。

(本章終わり)
posted by たカシー at 12:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

ヨウ素 − この栄養素に関する抑圧されてきた知識はあなたの人生を変えるかも知れない

ヨウ素 − この栄養素に関する抑圧されてきた知識はあなたの人生を変えるかも知れない
http://www.sott.net/article/307684-Iodine-Suppressed-knowledge-that-can-change-your-life


医学博士 ガブリエラ・セグーラ
ソット・ドットネット
2015年12月3日

実に多くの人々が、気付いてみるとひどく毒物に侵された状態にあること、私たちが住んで居る環境が急速に変化していること、そして、ヨウ素が人々の健康を強化し、生活を向上させるような、信じられない働きを持って居ることに鑑み、私は本テーマに関する手引きとなるよう、ヨウ素補給に関する以下の要約を書くことにした。ここで提供する情報は、我々のフォーラム内のヨウ素に関する議論のスレッド
http://cassiopaea.org/forum/index.php/topic,13371.0.html
で読むことが出来る予備的調査や、ブラウンスタイン博士
http://www.npo-jikenkai.jp/holisticseminar.html#top
の『ヨウ素:なぜあなたにはそれが必要か。なぜあなたはそれ無しでは生きられないのか(第5版)』および、
http://www.drbrownstein.com/Iodine-Why-You-Need-It-p/iodine.htm
リン・ファローの『ヨウ素危機』
http://www.lynnefarrow.net/book.html
という書物に基づいている。


what_colour_is_iodine_solution.jpg
ヨウ素はあなたの健康を向上させる可能性を秘めている



ヨウ素は、必須の微量栄養素である。これは、どんな人のどの細胞も、これを必要とするという意味である。進化論生物学者の推測
http://www.sott.net/article/307495-Iodine-deficiency-linked-to-thyroid-and-breast-cancer-fibrocystic-breast-disease-infertility-obesity-mental-retardation-halide-toxemia
によれば、シーフードの摂取と、それによるヨウ素の吸収は、人間の脳の発達および進化において重要な役割を果たしてきたという。ヨウ素はまた、優れた抗菌/抗ガン/抗寄生虫/抗真菌/抗ウィルス性も持っている。

不幸なことに、現代の人々の殆どはヨウ素欠乏状態にあるのだが、それは、臭化物や、農薬/殺虫剤/殺菌剤、食品添加物のような我々の身の回りにある毒物が、我々の身体からヨウ素を押しのけているせいである。現代の農業技術もまた、土壌中のヨウ素や他のミネラルが欠乏する原因となってきた。かくして、ヨウ素が不足した土壌で育った作物もまた、ヨウ素不足となっている。

ある種の食事法やライフスタイルもまた、ヨウ素の欠乏を悪化させる原因である。ベーカリー製品(パン、パスタ等々)には、大量の臭化物が含まれており、これらを多く食べる人々はリスクに曝されている。ベジタリアンや、シーフード/海藻/塩を好まない人々もまた同じである。

『ヨウ素:なぜあなたにはそれが必要か。なぜあなたはそれ無しでは生きられないのか』の著者であるブラウンスタイン博士によれば、
http://www.drbrownstein.com/Iodine-Why-You-Need-It-p/iodine.htm
世界の人口の約1/3は、ヨウ素の摂取が不足している地域に住んでいる。彼をはじめとするヨウ素研究家は、何千もの人々を検査し、一貫した結果を発見した:検査を受けた人々の約96%がヨウ素不足だったのである。WHOは、ヨウ素の欠乏こそが、防げた筈の知恵遅れが世界中で起きている最大かつ単一の理由であるとしている。ヨウ素の欠乏は129の国々において公衆衛生上の重要問題とみなされており、世界の人口の72%までもがヨウ素欠乏に起因する体調不良状態にあるのだ。


goiter3.jpg
アメリカでは、甲状腺腫予防のため、食塩にヨウ素が添加されている。しかし、もう既にお分かりのように、これは他の多くの病気を予防し、埋め合わせるのに十分な量ではない。



以下の病気は、ヨウ素不足に関係がある:

・乳ガン
・甲状腺ガン
・卵巣ガン
・子宮ガン
・前立腺ガン
・自己免疫性甲状腺疾患
・甲状腺機能低下症
・繊維嚢胞性胸部疾患
・ADHD(注意欠陥・多動性障害、attention deficit hyperactivity disorder)
・慢性疲労
・線維筋肉痛

さらに、ヨウ素は以下の症状の手当に利用されてきた:

・ADHD/ADD(注意欠陥障害、attention deficit disorder)
・アテローム性動脈硬化症
・乳腺疾患
・デュピュイトラン拘縮
・粘液過剰産生
・乳腺線維嚢胞症
・甲状腺腫
・痔核
・頭痛/片頭痛
・線維筋肉痛
・慢性疲労
・高血圧症
・感染症
・ケロイド
・肝疾患
・ネフローゼ症候群
・卵巣疾患
・耳下腺管結石
・ペイロニー病
・前立腺疾患
・皮脂嚢腫
・甲状腺疾患
・膣感染症
・梅毒
・子宮筋腫
・重金属(水銀、鉛、ヒ素)中毒
・猩紅熱
・気管支炎/肺炎
・肥満症
・鬱病
・乳房痛
・湿疹
・マラリア
・生殖器-泌尿器病
・リューマチ
・扁桃腺炎
・咳
・胃痛
・鬱病の「思考に霧がかかった」感覚
・アレルギー
・生理不順
・歯肉感染症
・乾癬
・不整脈
・高コレステロール
・便秘
・薄毛
・2型糖尿病
・眼疾患
・GERD(胃食道逆流疾患、gastroesophageal reflux disease)
・多発性硬化症
・胃不全まひ
・小腸細菌異常増殖

等々である!!!

ヨウ素を補給することによって、広範囲に亘る症状が改善されることからも、この栄養素の重要性および、欠乏症が広まっている事が分かる。

『ヨウ素危機』
http://www.lynnefarrow.net/book.html
を書いたリン・ファローによると、ヨウ素の医薬品としての利用は1万5000年前に遡るという。19世紀には、腫瘍や原因のはっきりしない侵攻性疾患に対する治療の第1段階には、ヨウ素が用いられていた。さらにファローは、精製ヨウ素添加塩で1日の所要量が十分まかなえると考えられてきたのが、ヨウ素に関する最も危険な誤解であるとも論じている。ファローおよびブラウンスタインの調査研究によれば、精製塩に添加されたヨウ素のうち、吸収されるのはせいぜい10%だけである。しかも、こんにちでは殆どの人びとが、健康上の懸念や、(どんなものであれ)塩は心血管の健康に悪いという誤解から、
http://www.sott.net/article/232457-Low-Salt-Diet-Increases-Cardiovascular-Mortality
精製ヨウ素添加塩を避けているのだ。

ヨウ素のRDA(1日あたりの推奨摂取量、recommended daily allowance)が
https://en.wikipedia.org/wiki/Reference_Daily_Intake
150mcg(マイクログラム、0.15mg)であるという計算が確立されているが、これは甲状腺が甲状腺腫に罹らないのに必要な量に過ぎない。
http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/goiter/basics/definition/con-20021266
他の臓器の所要量が、この数字には含まれていないのだ。そこへ持ってきて、前世紀に導入され広まった、ヨウ素を阻害する汚染物質の影響もこの計算では考慮されていない。


世界は毒だらけ

ヨウ素の必要量を摂取するため、たとえあなたが日に1.8kgほどの新鮮なシーフードをどうにか入手し食べることができたとしても、あなたが住んで居る地球の海はきれいな滴ではあり得ない。福島原発事故だけでも、食事法における重要なヨウ素源である世界中の海藻の多くに放射能をコンタミしてしまったであろう。それ以外にも、1940年代から1990年代の間、核爆発は世界中で2053回も起こっているのであり、
http://www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isao-hashimoto/
より最近では、劣化ウランを用いた兵器を米軍が戦争で使用している。チェルノブイリも忘れてはならない。
http://www.sott.net/article/226021-Detoxify-or-Die-Natural-Radiation-Protection-Therapies-for-Coping-With-the-Fallout-of-the-Fukushima-Nuclear-Meltdown
(※『デトックスするか死か:福島原発メルトダウンの放射性粒子に立ち向かうための自然放射線防御セラピー』
http://takapachi1962.seesaa.net/article/398908327.html )

医療で多く用いられる放射性ヨウ素が、ヨウ素欠乏問題をさらに悪化させることは知られている。そしてまた、それに曝される結果、ヨウ素が体内で結合するのを抑制するような化学物質が数多く存在する(例えば、臭化物、フッ化物、塩化物)せいで、問題はさらに悪化する。健康上有害であると証明されているにもかかわらず、多くの国々では未だに水道水にフッ素を入れているのだ。
http://www.sott.net/article/148371-Fluorine-Compounds-Make-you-Stupid-Why-is-the-Government-not-merely-allowing-but-promoting-them
さらに悪い事に、ヨウ素が欠乏していると、フッ化物の毒性が増すのである。


Fluoride_danger1.jpg
そう、確かに彼らはこれを飲み水に入れるのだ



そこでグッドニュースだが、ヨウ素を適量補給することで、鉛や水銀のような重金属の尿中排泄が促され、フッ素/臭素/塩素の派生物の排泄量を増やすデトックス効果があるのだ。これはとても重要である。というのも、臭素、フッ素、塩素は有毒なハロゲン化合物となって、互いに競い合うようにして吸収され、体内のレセプターと結び付くからだ。

過塩素酸塩 ― 塩素化合物の1つ ― は、我々の身体の中のヨウ素輸送系にダメージを与える。低レベルでもこれに曝される結果、ガンになったり、免疫系が弱体化するおそれがあるのだ。クルマのエアバッグや、なめした革のような生活用品から、果てはロケット燃料に至るまで、過塩素酸塩が用いられている工業製品は数えきれない。

臭素中毒は、精神錯乱や、精神運動遅延(◆精神および身体の両方において発達が異常に遅れていること)、
精神分裂、幻覚に関わりがある。臭素を摂取した人は、だるさを感じたり、無気力になったり、集中するのが難しくなったりする。臭素はまた、憂鬱症や頭痛、神経過敏の原因ともなる。食事中に低レベルの臭素が含まれているだけで、このような症状を呈することになる。

ブラウンスタイン博士は、甲状腺および、その他のヨウ素が凝集している体内の全ての部位で、臭素がヨウ素の利用を妨害する仕組みを説明している。体内でのヨウ素の結合を妨害するため、臭素とフッ素は「甲状腺腫誘発物質」として知られている ― これらは甲状腺腫の形成を促進するのだ。臭素とフッ素は、我々の体内で何の治療に使われることもない有毒物である。発ガン物質として知られる臭素は、乳房内のヨウ素レセプターとも結合する。乳ガンに罹っている女性は、罹っていない女性に比べて、有毒なハロゲン(※第17族元素)である臭素とフッ素を体内にずっと多く持っている。他方、ヨウ素(※同じく第17族元素)には抗発ガン性がある。

女性の乳房は、ヨウ素の大量保管場所である。甲状腺および正常な乳房構造を十分に機能させるだけでなく、身体じゅうの全ての腺を正常な構造に保つ上でも、ヨウ素を適切なレベルに保つことが欠かせない。

ブラウンスタイン博士も、以下のように報告している:
http://www.drbrownstein.com/Iodine-Why-You-Need-It-p/iodine.htm


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体内の全ての腺が最適に機能できるかは、十分なヨウ素レベルを保てるか否かにかかっている。動物実験の結果、ヨウ素が欠乏状態にあると、副腎、胸腺、卵巣、視床下部-下垂体軸、さらには内分泌系全体に問題が出ることが分かっている。実際、卵巣は人体内で甲状腺の次にヨウ素濃度が高い。ヨウ素欠乏状態は、ホルモン系にアンバランスを惹き起こす。適切にヨウ素を摂取せずにホルモン系のバランスをとる事は不可能である。
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ヨウ素は体内の他の部位にも大量に蓄えられる。そのようなものとしては、唾液腺、脳脊髄液、脳、胃粘膜、脈絡叢、乳房、子宮、目の毛様体が挙げられる。脳内でヨウ素濃度が高いのは黒質であり、この部位はパーキンソン病(※認知症の1つ)に関係があるとされてきた。
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医学界にはびこる「ヨウ素恐怖症」

ガイ・アブラハム博士は、
http://beach-press.go-naminori.com/?p=7248
「ヨウ素恐怖症」 ― 自然の生物に由来しない非放射性のヨウ素/ヨウ化物を使用したり勧めたりすることに対する、根拠のない恐怖 ― は、肉体的/精神的健康を保つ上で最適なヨウ素の1日当たりの摂取量に関する有意義な臨床的研究が避けられてきた事と相まって、人類に両次の世界大戦以上の惨状と死をもたらしてきたかも知れないと述べる。


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甲状腺の機能がとても重要であり、健康を良好に保つことに成功するためのコツの1つかも知れないなどと、一体誰が教えてくれただろうか?



ヨウ素に関する指導的研究者の1人であるアブラハムは、全身に十分なだけのヨウ素を維持するのに必要な1日あたりの摂取量は13mgだと言う。甲状腺にとって十分なヨウ素の保持量は約50mgであり、これを維持するために日々摂取すべきヨウ素は、約6mgで十分だ。乳房には、最低5mgのヨウ素が必要であり;残りの2mgはこれら以外の身体の各部のための量である。ガイ・アブラハム博士の調査研究に依拠しつつも、健康を維持するために必要なヨウ素の摂取量は、1日あたり1から3mgだとする学者もいる。
http://www.sott.net/article/307495-Iodine-deficiency-linked-to-thyroid-and-breast-cancer-fibrocystic-breast-disease-infertility-obesity-mental-retardation-halide-toxemia
それでも、一般的に言われているヨウ素のRDAである150ug=0.15mgより遥かに多いのだ!

ヘルスケアの専門家の多くは、生化学および生理学を知らないせいで、ヨウ素を怖れているのである。彼らは、実際には甲状腺の機能を正常にするのに役立つヨウ素を、甲状腺機能低下症の原因だと信じ込まされてきたのだ。このような誤解が生まれた理由の1つは、ヨウ素セラピーを施す結果、甲状腺刺激ホルモン(TSH、Thyroid-stimulating hormone)が高いレベルとなるせいである。TSHは甲状腺の機能を監視する際の評価基準である。普通、甲状腺機能低下症を発症すると、このホルモンの分泌が増えるのである。しかし、ブラウンスタイン博士の説明はこうだ:


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TSHには、甲状腺ホルモンの産生を刺激する他に、もう1つの機能がある。それは、ヨウ素を輸送する分子 ― ナトリウム・ヨウ素共輸送体(NIS) − を産生するよう、身体に刺激を与える役にも立つのだ。十分な量のNISが無いと、ヨウ素は細胞内に入って利用されることが不可能となる。。。ヨウ素不足の患者の身体は、大量のNISを必要としない。というのも、細胞内に運ばれるべきヨウ素が殆ど無いからだ。しかし、このような人もヨウ素を補給し始めると、増えたヨウ素を細胞内に運ぶことが必要になる。身体がこの目的を達成する手段の1つが、より多くのNIS産生を刺激するために、TSHの産生量を増加させることなのだ。。。

TSHの値はどれくらいの間上昇したままになるのだろうか?私が調べた結果、正常レベルに低下するまで、最長で6か月間、TSH値は上がったままだった。TSHはどれぐらい高いレベルまで上がるのだろうか?TSHの正常レベルは、0.5から4.5 mlU/L(ミリ・国際単位・パー・ミリリットル)の間とされる。私はしばらくの間、患者のTSHレベルが5ないし30 mlU/Lまで上昇するのを見たことがあり、時には、正常な範囲に低下するまで6か月かかる例もあった。甲状腺内にヨウ素が行き渡った後、TSHレベルは妥当な範囲まで低下するのである。
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ヨウ素が原因で甲状腺機能低下症が起こっているのではない。反対に、主な甲状腺ホルモンであるT4とT3が産生されるには、十分な量のヨウ素が必要なのだ。甲状腺機能低下症が起きるのは、ヨウ素が足りないときである。というのも、T4およびT3を産生するのに十分なだけの原料が無いからだ。ヨウ素を補給することによって、合成薬剤を使わずに、甲状腺の機能を向上させ、あるいは甲状腺機能低下症を治すことさえできるのだ。さらに、調査によって分かったのだが、ヨウ素が欠乏している際に、甲状腺ホルモンを摂取する結果、身体の代謝速度が上昇するせいで、ヨウ素欠乏の状態が悪化することがある。ブラウンスタインは、ヨウ素が欠乏している人が、甲状腺ホルモンを摂取する結果、乳ガンや、おそらくは、他のガンのリスクが上昇する様子について報告している。身体のヨウ素備蓄量を低下させたり、身体のヨウ素所要量を増加させるようなものは何であれ、事態を悪化させると予想できる。

もう1つの誤解は、ヨウ素が、バセドウ病や橋本病(=chronic thyroiditis)
http://takenouchimari.blogspot.jp/2013_03_01_archive.html
のような自己免疫性の甲状腺疾患にとって禁忌であるというものだ。実際には、ヨウ素が足りない人こそ、甲状腺を攻撃する抗体を生み出すリスクが高いのである。甲状腺の場合を含む自己免疫疾患は、体内の酸化ストレスが過剰となる例だ。酸化ストレスは体内の炎症であり、火が燃えるのに似ている。火を消すには、適当な量の「水」:酸化防止剤や、精製されていない食塩/栄養素、抗炎症性の食事法(グルテンフリーで、遺伝子組み換えでない、糖質制限の、動物性脂肪たっぷりの食事)を用いればよい。自己免疫性甲状腺疾患に苦しむ人々は、酸化ストレスが多く、ヨウ素を欠いた食生活によるダメージを修復するため、ヨウ素を含む特効的な栄養素を摂取する必要がある。

ヨウ素を摂取することが本当に危険な状態というものはあるのだろうか?それは確かにあるのだが、極めて稀である。私もかつてヨウ素に関して懸念していた、このようなケースについて、ブラウンスタイン博士は著書で以下の内容をシェアしている:


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ヨウ素セラピーのせいで甲状腺機能亢進症になることはあるのだろうか?私は医学部でそうだと、特にバセドウ病や橋本病のような自己免疫性甲状腺疾患に苦しむ患者の場合はそうだと教えられた。こんにちの若い研修医も未だにそう教わっている。それでは、この質問に答えたい:そういうケースは極めて稀だ。両親の代と私の代で12年以上に亘って診てきた数千例の患者のうち、ヨウ素セラピーで甲状腺機能亢進症になった患者は10例以下である。

私が医師たちに講演を行う際には、ヨウ素セラピーによって甲状腺機能亢進症になりやすい、独特な1つの状態について述べることにしている。それは、患者に、自律性機能性甲状腺結節がある場合である。甲状腺スキャンで時折、高摂取結節(hot nodule)と呼ばれるものだ。

自律性機能性甲状腺結節には、下垂体や視床下部によるフィードバックコントロールが効かない。この結節は、甲状腺とは無関係に機能するのだ。ヨウ素があると、この結節はヨウ素を吸収して、大量の甲状腺ホルモンを産生する。その結果、甲状腺機能亢進症となるのだ。この状態は甲状腺スキャンで診断可能である。しかし、こうした診断が最も頻繁に行われるのは、ヨウ素セラピーの試行の際であり、患者は最初の2服で甲状腺機能亢進症になる。

自律性機能性甲状腺結節のある患者はどう扱うべきだろうか?このような患者は、結節の摘出が済むまでは、ヨウ素剤も、(海藻のような)ヨウ素を多く含む食べ物も避けなくてはならない。
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ヨウ素のような極めて有益な物質に関して誤解が蔓延していることを考えると、なんと偉大な知識とその利用が、意図的に抑圧されているのだろうかという思いを禁じ得ない。ソット・ドットネットで以前、注視・観察・分析したように、薬学において主流となっている、西洋の逆症療法的アプローチのせいで、真に健康的な生活を求めながら、殆どの人は道に迷っている。こうした記事で我々は、ローカーボで高動物性脂肪の食事法や、ビタミンその他の不可欠な栄養素、デトックスの仕方とそれが必要な理由等々について見てきた。しかし、大手製薬会社や健康関連産業が、人びとを病弱なままにしておいてまで、膨大なカネと権力を得ることに固執している現状を考えれば、我々の同胞の実に多くが、未だに真の健康を手に入れられないのも何ら不思議ではない!

現代医学界の大部分が、ヨウ素の使用やその他のホリスティック医療アプローチを知らないのが、単なる無知のせいなのか、極悪非道な企みのせいなのかは兎も角、ヨウ素に関するかけがえのない知識を得た今、我々はこの強力なアプローチによって、自分の健康状態について自分で責任を取る道を選べることとなったのである。しかし、これを選び実践するのはもちろんのこと、我々自身だ。


ヨウ素セラピーのプロトコル(手順)

十分なヨウ素を摂取することだ。上で述べたように、一般に言われるヨウ素のRDAでは、まず不十分である。殆どの人は、ヨウ素とヨウ化物の組み合わせを1日に12から50mg、ルゴール液(複方ヨード・グリセリン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E6%96%B9%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3
あるいは、その錠剤のかたちで摂取する必要がある。もっと少なくて済む人も居る。ルゴール液の濃度には何種類かあるが、悩むことはない。下の表を大まかな目安にするといい:


Lugol.jpg
c breastcancerchoices.org



朝食後にルゴール液を1滴服用するところから始めて、全般的な健康のバランスが取れるまで、3日毎に1滴ずつ増やして行くこと。最小の服用量から始めて、デトックスのリアクションに対処しながら、量を増やして行くのが、妥当なやり方である。午後4時以後はルゴールを服用しないこと。あまり時間が遅いと、元気になってしまい眠れなくなるからだ。細菌を殺しつつルゴール液とヨウ化カリウムを摂取する方法についても、フォーラムのヨウ素スレでは議論されている。
http://cassiopaea.org/forum/index.php/topic,13371.0.html

NADPH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸、nicotinamide adenine dinucleotide phosphate)系が適切に機能するよう刺激するため、ビタミンB2(リボフラビン)とB3(ナイアシンアミド)を摂取すること。こうすることで、ヨウ素が適切に代謝され、甲状腺にダメージを与える自己抗体の産生量を少なくし、ATPの形で十分なエネルギーがきちんと生成される役に立つ。量は?B2を100mg、B3を500mgずつ、1日2回摂取すればいい。

酸化ストレスによる損傷の炎を和らげるために、酸化防止剤を摂取すること。1日にビタミンCを3から10gだ。ルゴールを服用してから少なくとも1時間後、できれば2時間後に、ビタミンCを3g摂取する。ヨウ素のせいで起きるデトックスのリアクションが強い場合には、腸許容量の範囲内で、繰り返し飲んでもよい。
(※腸許容量について、下のURLに「ビタミンCを1回にまとめて摂りすぎると、軟便の原因となる。健康状態が良ければ、一度に2〜3 g摂っても、こうした問題はないかもしれない」とあります。)
http://www.iv-therapy.jp/omns/news/42.html
ビタミンCの午後4時以後の摂取は避けること。元気になってしまい眠れなくなるからだ。

1日に300から600mgのマグネシウムを摂取すること。マグネシウムは、体内にある300以上の解毒経路に働きかけてデトックス・リアクションの緩和に役立つ。マグネシウムはまた、酸化ストレスを増幅する細胞内のカルシウム・レベル過剰も阻止する。グリシン酸マグネシウムが好適である。

セレン(※原子番号34)、すなわち、それを含むアミノ酸であるL-セレノメチオニンを1日に200mcg(マイクログラム)摂取すること。安全範囲は:100から400mcgである。セレンのレベルを適切に保つことは、甲状腺の機能とヨウ素代謝を正常化する上で必要不可欠である。もしセレンが欠乏していると、自己免疫性甲状腺疾患に罹るおそれがある。セレンは甲状腺ホルモンを活性化するために重要で、ヨウ素セラピーの副作用を減らす働きがある。

肝臓を保護すること。N-アセチルシステイン(1日600から1200mg)か、α-リポ酸(同200から600mg)、あるいは、オオアザミのエキスを摂取しなさい。

臭化物をデトックスするために、水を充分に飲みつつ、精製されていない塩を溶かした水を摂取すること。塩化物は、有毒な臭化物の効果的な競合阻害剤であり、非精製塩は塩化物の1種である塩化ナトリウムである。非精製塩を日に小さじ1杯から1杯半程度摂取しないと、体内の臭素化合物を減らすことはできない。非精製塩を体内に摂取することはまた、酸化ストレスによる炎症を最低限に抑えるためにも欠かせない。朝起きたら、237mlの水(お湯)に最低小さじ1/4杯の非精製塩を溶かして飲み、それを少なくとも1日2回は行いなさい。ルゴールの摂取と塩水の摂取とは、少なくとも40分から1時間、間を空けること。

つまり、


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朝起きたら、大きめのグラス1杯の水に小さじ1/2から1杯の塩を溶かして飲む。

朝食または昼食後にルゴール液(少量から始めること)を摂取する。(眠れなくなるので)午後4時以後は避ける。
200mgのビタミンB2(リボフラビン)を摂取する。2服に分けて、ルゴールと一緒に飲んで構わない。
1000mgのビタミンB3(ナイアシンアミド)を2服に分けて、ルゴールと一緒に摂取する。
200mcg(これ以上はダメ!)のセレンを朝のルゴールと一緒に摂取する。
3から10gのビタミンCを、2服に分けて、ルゴールの1時間後に摂取する。
500mgのマグネシウム(グリシン酸マグネシウムが優れている)を夜に摂取する。
NAC(N-アセチルシステイン)か、ALA(α-リポ酸)、あるいは、オオアザミのエキスを摂取して肝臓を守る。
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デトックスのトラブルシューティング

たとえ低レベルでも、食事の中に臭化物が入っていると、臭化物中毒の症状が出る。(※ブリタニカ国際大百科事典:「臭化物の経口摂取による中毒。臭化物は,胃に入って胃酸と接触すると臭化水素となり,刺激性の酸として作用する。主として中枢神経系および腎臓が侵され,嘔吐,下痢,腹痛,傾眠,昏睡,けいれん,高血圧,乏尿,血尿,溶血などの症状が現れる」)
ヨウ素が欠乏していると、臭化物中毒は昂進する。不幸なことに、臭化物中毒はごく一般的に見られる。臭化物はプールや温水浴の抗菌剤として用いられているし、農薬その他の薬剤にも入っている。臭化物中毒は、自己免疫性のものを含む甲状腺疾患を惹き起こす。身体は、十分にヨウ素が利用できない限り、臭化物を除去できないのだ。

ルゴール液を1滴飲む事から、体内に蓄積された臭化物のデトックスを始めよう。ヨウ素で臭化物をデトックスする際の反応には以下のものがある:

・瞼の痙攣
・足の痙攣
・手足の疼痛
・気分が暗くなる
・鬱病
・不安症
・多情多感
・口内炎
・にきびに似た発疹(亜鉛
http://www.nutweb.sakura.ne.jp/webdemo/JZinc.htm
が有効なことがある)
・皮膚疾患
・脱毛症
・鬱病の「思考に霧がかかった」感覚
・各部の疼痛
・発疹
・口の中で古い硬貨のような金属味がする
・膿瘍
・サクランボ色血管腫
・鼻水
・頭痛
・頭がボーッとしたり、眠気がする過剰な鎮静
・嗜眠
・嚥下時の違和感
・体臭
・尿の色や臭いの異常
・口の乾燥
・尿道口痙攣
・頻尿。尿路感染症の結果と誤解されることが多い
・下痢
・便秘
・視力低下
・神経過敏
・唾液の増加
・悪夢
・ホルモン異常
・腎臓痛
・乳房の圧痛

等々。

デトックスの副作用として現れるこれらの症状を緩和するには、充分な量の塩水を飲み、少なくとも上に掲げたサプリメントを摂取することだ。ヨウ素はパルス投薬してもよい(※「パルス療法とは、薬を服用する期間と服用しない期間を周期的に繰り返す治療方法である」)。
https://www.kango-roo.com/word/5846
身体や腎臓から臭化物が無くなるまで、最低48時間はヨウ素の摂取を止めるのだ。言っておくが、ヨウ素の服用量を増やすに連れて、デトックスの副作用が悪化するようであれば、元の少ない量にいつでも戻して構わない。

遠赤外線サウナ毛布
http://www.sott.net/article/221518-Infrared-Saunas-An-Easy-Way-to-Lose-Weight-Lower-Blood-Pressure-Detoxify-and-Improve-Brain-Function
を使うことで、ヨウ素によるデトックス効果を高めることができる。


あなた自身で常に調査研究すること

本稿は、ヨウ素セラピーに関する医学的アドバイスには該当しない。すなわち、ヨウ素セラピーに関して適切な知識を得るために、あなた自身が調査研究する代わりにはならない。

我々が達した結論は、ヨウ素の数多くのご利益についての知識が広まるのが抑圧されているということだ。ヨウ素自体は一般に知られているとしても、それがいかに甚だしく過小評価されており、それが人体を健康な状態に変える潜在的な可能性がいかに知られていないかが、今や明らかとなったのである。


参考文献

ブラウンスタイン博士『ヨウ素:なぜあなたにはそれが必要か。なぜあなたはそれ無しでは生きられないのか(第5版)』
http://www.drbrownstein.com/Iodine-Why-You-Need-It-p/iodine.htm
リン・ファロー『ヨウ素危機』
http://www.lynnefarrow.net/book.html
カシオペアン・フォーラムの「ヨウ素とヨウ化物」スレ
http://cassiopaea.org/forum/index.php/topic,13371.0.html
オプティモックス・ドットコム
http://www.optimox.com/iodine-research
に公開されているヨウ素セラピーに関する文献
ソットの以下の記事:

・ヨウ素は乳ガン他に効く 確かな証拠
http://www.sott.net/article/305942-Iodine-treats-breast-cancer-and-more-overwhelming-evidence
・ヨウ素が欠乏すると起こる病気:甲状腺ガン、乳ガン、繊維嚢胞性胸部疾患、不妊症、肥満症、知恵遅れ、ハロゲン化物中毒
http://www.sott.net/article/307495-Iodine-deficiency-linked-to-thyroid-and-breast-cancer-fibrocystic-breast-disease-infertility-obesity-mental-retardation-halide-toxemia
・毒だらけの世界での生活を救うヨウ素
 http://www.sott.net/article/306508-Living-in-a-toxic-world-Iodine-to-the-rescue
・健康によいヨウ素
 http://www.sott.net/article/226366-Iodine-for-Health
・ヨウ素:昔からある救命医薬品を再発見!
http://www.sott.net/article/306573-Iodine-An-old-life-saving-medicine-rediscovered


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SOTT編集部コメント:ソット・ドットネットは、読者自身がこの物質について調査研究されるようお勧めする。いつもながら、ヨウ素補給を試みる前に、まずはかかりつけの医師に相談されたい。
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医学博士 ガブリエラ・セグーラ (プロフィール)

ガブリエラ・セグーラは中米の多民族家族に生まれ、ミラノ大学を卒業して心臓外科医となった。医学と代替医療の冒険を続ける彼女は、コスタリカ、スペイン、カナダ、ウズベキスタン、フランス、イタリアを移り住んできた。彼女のお気に入りの趣味は、SOTTドットネットを通じてこの世界の本性を調査研究することと、自然の中で過ごすことである。彼女は自らのサイト『ヘルスマトリックス』
http://www.health-matrix.net/
を立ち上げ、論稿を発表している。
posted by たカシー at 15:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする