2015年09月03日

ザ・ウェイブ44章: クレーン・ダンス

ザ・ウェイブ44章: クレーン・ダンス(鶴の舞)
http://cassiopaea.org/2011/11/29/the-wave-chapter-44-the-crane-dance/


カシオペアンとの交信文を丹念に読まれた読者なら、そこでのやり取りが、他ならぬ私個人の日記になっていることに気付かれることだろう。そうした皆さんはまた、実に個人的な問題に関する議論にフランクを参加させるレベルまで、私が彼を信頼していたことにもお気づきと思う。こうした要因を考えれば、私が交信文を全部公表するのは差し控えようと思ったのも、お分かりいただけるだろう。

交信文の中に出て来る、極く個人的な要素は別にしても、第41章で指摘しておいたように、ある理由から、シーズが公表しないよう、具体的に指示した部分は数多い。そしてまた、個人的な問題、少なくとも名前は公表しないで欲しいと望む人々も多く居る。そしてもちろん、私のフランクに対する配慮から、公表しなかった部分もあった。しかし全部を公表しなければならない立場に追い込まれてみて分かったのだが、フランクの最近の選択を考えれば、これはやって良かったと気付くのだ。というのも、実のところ、交信文自体が、フランクを闇の勢力に負けさせまいと奮戦した私の人生の証明だからだ。そして今やこれらを公表してしまった以上、もはやフランクを守れる可能性は無い。

だが、どんなことが証明されても、私はそれと反対のことを信じ続けていたのだ。シーズがフランクの中で起こると指摘した戦いに彼が勝つ=彼が必要不可欠な自省を行う結果、こうした勢力から自由を勝ち取ると、私が信じつづけていたのを、読者は交信文から読み取られるだろう。

私の外的生活の日記であるだけでなく、300万語を超える分量があるカシオペアン交信文の大部分は、私の霊的生活の日記=イニシエーションの記録でもあるのだ。シーズ自身も語った通り、フランクは「あなた(=私)の認識感覚を目覚めさせた一人に過ぎない」のである。シーズは次のように述べて、フランクの上のような位置づけをはっきりと示したのだ。「私達はあなたがいちどきに1段ずつ階段を上るのを手伝ってきた。それと言うのも、あなたがそれを求めたからだ。そして、そうするよう求めたのは、それがあなたの運命だったからだ。私達が取り計らって、あなたが類まれな能力を持つ人たちとコンタクトするようにしたのは、あなたが私達とコミュニケートできるためだ。繰り返すが、自分の道に気付けるよう、あなたがそれを望んだのだ」

とは言え、フランクの能力は実際、類稀なものだった。もっと後のことになるが、ある人が、自分でシーズにコンタクトできるかと尋ねたことがある。これはフランクの役割を明らかにするものだった:


981107
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Q: (BRH) 僕があなた達と直にコンタクトする方法はあるかな?

A: B***よ、それはあなたがここに居る第3密度の人々によるセッションに出席している場合に限る。いいかな、彼らは苦労してやっと求めたものを手に入れたのであり、そのうちの1人(=フランク)は、今生が台無しになる程、始終チャネリングしてきた。普通、近所の子供達というものは、霊能力に目覚めた少年に対して好意的な反応を示さないものではないかな?ここに居るもう1人(=ローラ)は、大変危険な目に遭いそうになりながら、全人類のために偉大な真理の探究を行って、文字通り世界を根底から覆した。そしてここに居る3人目(=アーク)は、あなた方の第3密度領域を第4密度への移行に向けた調整完了寸前にするという彼の運命の道を悟るため、殆ど想像できないような苦難や、スタミナを試されるような事件に耐えねばならなかった。それでも、挑戦することは可能だ。やってみたいかな?!?
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これを読んで直ちに気付くのは、フランクのチャネリング能力が奇妙にも、彼の人生を「台無しにする」程の損失だと述べられていることである。それは、「近所の子供達というものは、霊能力に目覚めた少年に対して好意的な反応を示さない」からだと言う。ここにもまた、井戸管の喩えの手掛かりが見て取れる。彼がどこに居て、誰と付き合うかは、大いにフランクのチャネリング先次第なのだ。チャネラーとしての彼が、永遠に呪われた者の責め苦に苦しんでいることは紛れも無い事実である。

マトリックスの要素や、個々の人間が、神学的リアリティで行われている戦争ゲームの駒としてどのように利用されているかを研究している人は、昨今では数多い。以下の説明は『グレイス』からの引用だが、これはフランクが成長する過程で起こった事について、彼自身が語った内容に全面的に基づいている。


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私は相当永年に亘ってフランクと親密にやり取りしてきた。会話を何千時間と行い、彼の家族とも付き合った。フランクの父親は医者だった。彼が子供の頃、彼ら一家はシカゴに住んでいた。彼は上位中流階級の隣人たちに囲まれて育ったが、その頃もそれ以降も、彼は物質面において、何ら不自由する事が無かった。彼の家庭環境は、生活へのアプローチにおいては、論理と金銭的価値、そして、科学的な処理を重んじた。彼の家庭では、知的/アカデミックな優秀さこそが優れていることの表れ:目的達成のための手段だった。そして「目的」とは概して、贅沢に、裕福に暮らすことであり、有名になることさえも含まれていた。

フランクの母親は、スカンジナビア半島のある国からの移民の子だった。彼女は最初の結婚生活で非常に不幸な思いをした。その際1女を設け、辛い離婚の後、自分よりかなり年上のフランクの父親と再婚した。彼女は伝統的な芸術の才能に恵まれていた。

子連れの若い離婚女性と結婚した頃のフランクの父親は、かなりの頑固者だった。科学的な職業に従事してきたフランクの父親は、心を育むという現代的な考え方ではなくて、彼の世代に主流だった育児理論に染まっていた。その理想は、身体を鍛え、意志を鍛え、精神を養うことだった。

フランクの母親は、移民の親を持っていたこともあり、同様の考え方を受け継ぎ、支持していたが、夫と子どもたちの意志に従い、それらを支持するようにも育てられていた。このドラマにおいて、彼女は夫や子どもたちの奴隷であったから、子どもたちが本能のままに操作するような真似をし、それが夫の意にそぐわないときには、大変な葛藤を味わわされる境遇だった。

私はフランクが、身体に何らかの酷い虐待を受けていたとは思わないが、彼は事ある毎に、父親によって「部屋の端から端までぶっとばされた」と主張していた。そのような事は稀だったのだろうと思う。

フランクが一番不満だったのは、ようやく男の子が生まれたということで、彼の父親が自分の息子を何としても強く、男らしい、典型的なアメリカン・ボーイ
http://jap-lyrics.com/uta/miseru/223193/bobby-bare/kashi-ando-honyaku-all-american-boy/
に育てたがったことだった。これは学問的に卓越し、強い倫理感を持つだけでなく、運動面でも優秀であることを意味した。フランクが言うには、この目的を達成するため、彼はごく幼い時分から、アメリカ的美徳の鑑を生み出すべく開発された様々な「プログラム」に参加させられた。だがフランクは、野球をしたり、ボーイスカウトに入ってキャンプに出かけたり、世間一般との交流が必要な活動に精を出したりする気には少しもなれなかった。

乳幼児の頃の私達はみな、自分が宇宙の中心であり、自分が全知全能の存在だと感じている。当初、私達は両親を単なる自分自身の延長として知覚している。どういう意味かと言うと、私達に何か不愉快なことがあると、この影のような人達、宇宙の景色の一部が、私達のために行動してくれるのだ。このように、発達の最初期の段階では、私達の要求に対する宇宙の反応が、私達自身や生活自体に関する最も深い信念となる ― このような信念が、言葉を使う技術が発達する前に叩き込まれる結果、文字通りの精神的探検に出る運命を受け入れるのはまず無理になるのである。

もし私達が空腹だったり、寒かったり、暖か過ぎたり、あるいは寂しくて手で触れて安心させて欲しいとき、母親としての宇宙が適切な解決策で即座に応えてくれれば、私達が抱く最初期、最奥の存在感が私達に対して、宇宙とは安全で良いものであり、それは私達に反応してくれると告げるのである。この感覚は、私達が人生で活動を営む上での基礎的土台となるのだ。私達は宇宙が安全であり、私達にとって良いものであり、手を伸ばして大声で叫べば、宇宙やその中の全てが与えてくれることを学ぶ。

人生のごく最初の段階で、型にはめて規格通りに作る対象として扱うような躾を行うのは、子どもの本質的自己に対する恐ろしい、存在の最も深いレベルにおける犯罪である。スケジュールで決められたエサの時間でないからと飢えたまま放置された子どもは、宇宙は泣き声に応えて食物を与えてくれないと信じるよう条件付けられる。おびえたり、驚いたりし、あるいは単に心細くて接触が必要な時に、抱き上げて慰めを得られなかった子どもは、宇宙に対して何らかの方法で手を伸ばしたり、ふれあいを求めても仕方ない事だと信じるよう条件付けられる。だから、デカルト流の「人間機械論」モデルに従って育てられた子どもには、安全さや満ち足りているという感覚が無いのである。

「医学/精神医学理論」を鵜呑みにして、「やるべきこと」をやっていると思っている両親によって、厳しい恣意的なスケジュールに従わされた幼児は、ついには未熟で芽を出したばかりの自尊心にひどい傷を負う。このような傷は深刻かつ修復不能なものとなることがある。

「最初の対象(Primary Objects)」
http://www.geocities.jp/toku2501/oppai.html
と呼ぶべき両親による親身の扶養が、この初期の段階では重要である。それが存在しないと、大人になってからの自尊心や自負心が、幼児期の自己愛的モードに退行することによる自己の過大評価と、たとえ善意からではあれサディスティックな仕打ちをする親の奴隷である無力な子供という過小評価の間を、激しく揺れ動くことになりがちである。

このような子どもは宇宙全体に対するつらく激しい失望感や徹底的な幻滅を抱いて大きくなるものだ。彼らはしばしば、自分に対する制限や失望、挫折、失敗、批判、幻滅を優雅かつ寛大に受け入れることができない。彼らの自尊心はむらがあり、ネガティブだ。彼らに起る事は何でも外部の出来事の結果であるか、あるいは何事も何らかの点で彼らの過ちであると彼らは思いがちである。我が家の場合で言えば、ラリー(※ローラの前夫)は前者のアプローチ、私は後者のアプローチを採用した!子どもによっては、自分がもっと与え、もっと励み、あるいは自分の欠陥を見付ければ、「全てを治す」ことができるだろうと考えるかも知れない。このような考え方は成長を促すものだ。だが、罪悪感のストレスに耐えられない子どもの場合、成長を否定するモードを選びがちで、幼児期の自己愛段階に逆戻りすることが多い。これが私の母やラリー、そしてフランクの選択だった。

フランクの父親が母親から唆されて外的自己を崇拝していたため、彼が他人からどんな風に見えるかが主な関心事となった。特定の状態で居るようにと絶えずかけられるプレッシャーはデフォルトで本質的に人為的であって、子どもに彼の内側にあるものが受け入れがたいのだと確信させるものだ。彼の両親は、子供とは白紙状態とトレーニングが必要な、汚くて無知な動物としての「自然児」との奇妙なミックスだと信じていた。早い話が、デリケートに扱われる必要がある、特有の性向と傾向を持つフランクには勝ち目が無かったのである。

フランクの子どもの頃の経験は、多くの点で私に似ていた。彼の父親は、古代ギリシャ劇の合唱隊のように援護する母親を従えて、彼をけなし、彼の感情を無視したのである。子ども時代に彼が放置された時の話で一番胸が痛んだのは、両親が2歳にもならない彼を、冷淡なベビーシッターにまかせて、2週間のバケーションに出かけたというものだ。フランクの父親は、小さな子供は誰が世話しているか気付いたり、基礎的な本能的欲動やプログラミング以上のことを感じる能力を持ったりすることはあり得ないと確信していた。フランクをタフにし条件付けたいと彼の父親は思っていたのだ。不運にも、フランクは自分がどういう仕打ちを受けたか分かっただけでなく、決して忘れなかった。

それに加えて、単なる「窓の顔」
http://angeleyes.dee.cc/tod_slaughter/tod_slaughter.html
以上のものに悩まされてもいた。彼は、繰り返し定期的にある者たちの「訪問」を受けていたのだ。やがて彼はこれがエイリアンだと分かった。彼は連中によって定期的に連れ去られ折檻されたと信じていたのだが、そのことをいくら伝えようとしても、彼の両親は無視するばかりだった。彼は救いを求めることができない人々に囲まれて生きていたのである。

彼は見知らぬ人々の中に置き去りにされるのが怖くてたまらなかった(無理もないが)。ある時など、ちょっと何かに気をとられている間に、母親が黙って彼を遊んでいる子供たちのグループの中に置き去りにしたという。彼があまりにひどく泣き叫んだので、先生は彼をグループの真ん中に無理やり立たせ、「自分の名前を言わせ」ようとした。当然ながら彼はすくんでしまって、それができなかった。フランクは、他の子どもたちがみな、惨めな彼をじろじろ見て、指さして笑ったのを覚えていた。

翌日、再びそのグループに戻らねばならないと気付いた彼は、着替えて支度するのを拒み、だらだらと遅らせた。ついにクルマに乗せられて、連れて行かれる道中で彼は、一か八か、クルマのドアノブを掴んで、母親にこう言った。「母さんがクルマを停めて、Uターンして僕を家に帰さないなら、僕はここから飛び降りて死ぬよ」 この時、彼はたったの4歳だった。

フランクの母親はクルマを停めて引き返した。フランクは他の人々を自分の意のままに操る秘訣を学んだのである。彼の母親が服従したのは、自分の置かれた環境の中で、自分も何らかの力を持っているのだと彼が感じた、それまでの短い人生の中でもおそらく最初の事だった。この体験が、後あと彼ら全員にとって苦い実を結ぶことになるのである。

この、身がすくんで動けないという感覚は、間違いなく私も1度ならず経験したことがある。だが、よくよく考えてみると、このような状況になる都度、私は、問題の解決になるような決定的行動をとったし、いかなる場合にも、私は基本的に怖いもの知らずだったので、自分が運に恵まれていたことが分かる。だから私が幼かった頃、誰かが正しい事をしなければならなかったのである。フランクの場合は、どんな事であれ、彼のために為されたのではなかった。

どうやら結局、両親が作り上げた「友好的でない宇宙」をどうにかしようというフランクの努力は、繰り返し常に失敗し続けたようである。私も似たような経験をしていたのだが、私が対処する上で学んだのは別の方法だった。だから、フランクもこのループから抜け出せるよう手助けしたかったのである。

自分の母親を「自殺するよ」と脅して、外からのプレッシャーから安堵を得たフランクが、4歳にしてようやく味わった全能感というファンタジックな世界と不断に欲求不満を感じる現実世界との落差に向き合うのは、明らかに痛ましすぎた。この不一致のせいで彼は、この歳になるかならないかのうちに、自分が全知全能で居られるファンタジックな世界に生きることを無意識のうちに決意したようである。自分だけの世界に居るとき、彼は自分が特別であり、かつて取り組んだこともなければ、普通の人間には期待されないような努力をする資格があると感じた。次に述べる面白い現象はまさにこのような土壌で育まれたものだった。

大きくなるうち、フランクは奇妙な芸当を習得した。ある種のリズミカルな踊りをし、ある種の振動音を立てて、ある種の感覚に浸る結果、そんなファンタジックな世界に異常なまでにのめり込んで居続けることができるのを発見したのである。このトランス状態では、彼は宇宙でただ1人の住人であり、彼のみがその秘密と知識を知る資格を認められていた。どうするかと言うと、地面を棒切れで叩きながら、一種の「クレーン・ダンス」を踊るのである。彼は一度やって見せてくれたことがあるが、それはまさに、純然たる本能によるシャーマンのパフォーマンスとでも言う感じだった。

このトランス状態へと退避することで得られる慰撫効果は、何かに中毒になる人々と同様、甚大なものがあったので、フランクはトランス状態の中毒になった。彼が発見したのは実のところ、生まれる前の無の状態へと退避する究極の手段だったのである。

彼が最初にこの状態を達成したのは、偶然からだったようである。彼が言うには、彼が両親に対して、愛と受容を求めて働きかけたのに、彼の過ちと欠点をあげつらい諭されるという出来事の後に、それは起こった。彼は裏庭に出て行って、棒切れを拾い、それで地面を叩き始めた。そうしているうちに彼は、棒の衝撃から伝わってくる振動感と音との両方に魅了されてしまった。やがて彼はダラダラと様々なリズムで実験を始めたのだが、そのうち気付くとトランス状態になっていた。その時からこのトランス・ダンスが始まった。

こうして彼は安楽を得られる芸当を習得したのである。

フランクは常にトランス状態に入ることを始めたのだが、それは彼の真の自己に対してあまり友好的でない世界から喜びと満足を引き出すためだった。この自己欲求の充足法は実に簡単なものだったので、彼は急速にこれを好むよう条件づけられた。もちろん、これには別の効果もあった:怠惰である。だが、これは世間で普通に言われる意味の怠惰ではなかった。フランクは心理的な意味で怠惰になった。というのも彼は、失敗が約束されたリアリティで努力するよりもファンタジックな世界に浸る方が好ましいと知ったからだ。フランクは、まるで脳の快楽中枢に電極を埋め込まれたネズミのように、繰り返しボタンを押して、現実生活よりも悦楽に浸る方を選ぶようになった。

これは私がフランクと付き合う中で、ある結果を惹き起こすのを可能にした特有の能力を、彼がどうしてどうやって高度に発達させたか知る上での重要な手掛かりでもある。

フランクがこの儀式的な棒切れダンスをあんまりしょっちゅうやったせいで、彼の両親は心配してしまい、ごく若い頃から、彼らは彼に「病気」の烙印を押して、精神科医に助けを求めたのである。

フランクの父親がこのことをひどく恥じた結果、彼を「鍛え上げ」、「男らしく」したいという欲求に拍車がかかるばかりだった。フランクはこれに対抗して、ますます激しく「儀式的」行動を行い、トランス状態で過ごすようになったが、もっとうまく隠す術を学んだ。

フランクはクレーン・ダンスという賜物を得た。その代償が如何ばかりかは推測する他ない。
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クレーン・ダンスはフランクの魂の逆転を顕わしていると推測できようが、完全な「オーラの死」は最近までは起こらなかったかも知れない。最終的にはその理由を述べることになろうが、今のところは、背景的事情の幾つかに逸れながら、私がイニシエーションを施され、マトリックスのコントロールシステムの実在に対する気付きを増大させて行ったことについての、おおよそ時系列的な説明に戻るとしよう。

今にして思えば、シーズの主な目的が、私にイニシエーションを施して、未来の私自身と、文字通り統合させることだったのは明らかである。この頃の私は、興味津々で訊かずに居られない質問をする結果、益々自分自身にアクセスするという「運命的付けられた」活動をしているのだと思い至るほどに、時間をかけて考えることがなかった。だが、彼らが与えてくれた手掛かりや、そんな手掛かりと相互作用するような出来事から、これがそのための過程だったのは明らかである。


960622
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Q: (L) どうして私は常に何事も解明しなくてはならない役回りなの?

A: あなたがリアリティの全てに存在する最重要問題を解明する「パワー」を求めたからだ。そして私達はあなたがパワーを得られるよう助力してきた。
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このコンタクトがきっかけとなって、アークが初めて私にメールを寄越した直後、気付いてみると私は、霊的な気付き・記憶・認識の覚醒という荒波の真っただ中に居たのだが、その頃、以下のようなちょっとしたやり取りが行われた:


960727
Frank, Laura
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Q: (L) 私は何を訊いたらいいの?私には何が起こっているの?私は精神的に参っちゃったわ。。。過去生でのつながりを感じるのもこの一環なの?

A: 手を取って導いたら、あなたの学びになるだろうか?あなたはこれを解明するのに必要な道具を全て手にしている。

Q: (L) あなたたちもそんな道具の1つだと思ってたわ!あなたたちは私達を助けようとして、ここに現われたんだとね。。。

A: だが、「レベル1」の質問に答えることによってではない。

Q: (L) 1つだけ知りたいんだけど、殆ど私の心を引き裂かんばかりの、この感情的エネルギーの出所はどこなの?私の内側からなの?それとも外側?

A: 私達も1つだけ知りたいんだが:あなたはどれぐらいテープ起こしを済ませたかな?

Q: (L) ノートは読み直して、清書済みよ。。。あとはワープロを始めるばかりだわ。。。

A: 「答え」はその中にある。

Q: (L) 2年ぐらい前に言われた事の1つをふと目にしたんだけど、何かが起こるだろうというのよ。私は瞬時にそれと分かるだろうけど、他のみんなは疑うだろうってね。私は瞬時にそれと分かるのよ。でも、「それと分かる」というのは本質的に、再び誰だか気付くということよ。だから思うに多分、あなた達が「それと分かる」という言葉を使ったのは、誰か人のことを言ってるんであって、必ずしも出来事ではないんでしょうね。

A: 学びは測り知れないほど多くの方法であなたを助けるものだ。
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シーズが「テープ起こし」と言ったのは、この頃私がテープ起こしのプロセスを滞らせていたからで、約60本のテープが箱の中で起こされるのを待っていたのだ。病気と、離婚活動の前および、その最中に味わった絶望のせいで、私にはテープ起こしをするエネルギーもやる気もなかった。

この頃、アークが交信文の全てを読みたがったので、私はこの仕事に取り掛かり仕上げようという気になっていた。それは長くて苦痛を伴うプロセスだった。ジャンが幾らか手伝ってくれてはいたが、彼女とテリーは商売もしていたし、既にテープ起こしの済んだ交信文を編集し分析することに専ら取り組んでいたので、大部分は私が自分でやらねばならなかったのだ。フランクは「僕はコンピューターを持ってないからね」と言い訳して、とっくに手伝うのを断っていた。私が「私のコンピューターを交代で使っていいのよ」と言うと、「時間が無いんだ」とか「疲れててそれどころじゃないよ」と言う始末。

私が手掛かりを見付けたのは、滞ったテープ起こし作業も終盤になってからだった。だがそれを説明するためには、筋道立てて話せるよう、これより以前にバックするとしよう。そこからディジョンでのアークおよび、その後分かった事に話を戻して行くつもりだ。

1994年10月20日に、彼らを試すための質問を矢継ぎ早に行っていた私は、以下のように尋ねた:


941020
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Q: 誰がバールベクの町を築いたの?

A: アンタリアン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=31928529
と初期のシュメール人。アトランティス人のことだ。
[アンタリアンとは誰だろうか?]

[…]

Q: 巨石を切り出して運ぶのに、彼らはどんなテクノロジーを用いたの?

A: 音波のフォーカシング。
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1994年10月23日には、別の質問に答える形で、似た答えがもたらされたのだが。。。何やら付け加えられていた:


941023
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Q: (L) 誰がストーンヘンジを建てたの?

A: ドルイド。

Q: (L) ドルイドって誰?

A: 初期のアーリア人グループ。

Q: (L) 彼らはどうやって石を運んで組み上げたの?

A: 音波のフォーカシング;自分で試してみなさい;コーラルキャッスル。

Q: (L) ドルイドに音波を使うよう教えたのは誰?

A: 彼らは知っていた;言い伝えられた。

Q: (L) ストーンヘンジは何をするために建てられた/何に使われたの?

A: エネルギーを導く。

Q: (L) そのエネルギーは何をするために導かれたの?

A: あらゆる事。

Q: (L) そのエネルギーは外に向かって導かれたの?それとも中心に向かって内側に?

A: 両方。

Q: (L) その音は、私たちの身体から出るの?

A: 学びなさい。ローラは発見によって答えを見つけるだろう。
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私が何かを発見によって学ぶとは、これはかなり不可解な言葉だ!そして、コーラルキャッスルに関するコメントもまた私たちの興味をそそった。フロリダに住んでいたにもかかわらず、私は未だ驚異的と噂のこれを見たことが無く、私がそれに関して知っていたのは、確か、『未解決のミステリー』というテレビ番組でやっていた内容だけだったと思う。

で、どうなったかと言うと、私は翌年2月にオーランドで行われたUFO愛好家グループの会合で講演するよう招かれたのだ。私は何を話したらいいかも、このグループがどの程度オープンなのか、すなわち、参加者についても全く分からなかった。

2人の子供たちを連れて行ったのだが、(家から160km近くあった)会場へとクルマで向かう途上、娘が私に「何を話すつもりなの?」と尋ねた。私が彼女に「分からないわ。だって、このグループが、カシオペアンが言っているようなUFO現象の真相や、地球にエイリアンが居るって事を聞く心構えができているかどうか分からないもの」と言うと、彼女はこう答えた。「じゃあ、ママ、彼らを傷つけずに伝えるだけの時間はないわね!」

だから私はそうしなかった。私は1時間半以上話したのだが、最初にカシオペアンとの交信に先立って起こった現象について述べ、続いて、カシオペアンが述べる様々なプレイヤー、特にグレイとレプトイド(爬虫類人)に関する概要について述べた。

レセプションには、控えめに言っても失望させられた!私の講演後、聴衆の中から1人の女性が現れて、「私がプレアデス人とコンタクトして、あなたが数か月前に自動車事故で負った傷を癒してあげましょう」と申し出た。他の1人は、このリアリティを、彼の修めたカバラー等々に従って解釈しようと提案した。彼らは僅かに同情するような表情を浮かべて私の周りに集まって来たのだ!「どうしてあなたはエイリアンが人類の救世主でないなどと勘違いしていられるんだろう?」

だが、そこに1人の変な老人が、満面の笑みを浮かべながら私のところにやって来て、私の手を掴んで元気に握手すると、若干訛りつつこう言ったのだ。「わしはこのUFOというものをかれこれ40年以上も研究してるんじゃよ。。。ハイネックに、キーホー少佐、その他もろもろとも話したことがあるんじゃが。。。あんたのように公衆の面前で真相を話すのは初めて聞いたわい!わしはあんたが興味を示すような資料を持っておる。いつか尋ねて来るんじゃな!」

まあ、私としては、彼は時間を持て余したお年寄りで、人寂しいもんだから人と会う口実にこんなことを言ってるんだろうと思い、彼に感謝の意を述べてからゆっくりと遠ざかり、イベントの主催者の方の会話に加わったのだった。主催者がおしゃべりしていた人々はどうやら地方から来ていて、観光名所について尋ねていたらしい。主催者は彼らに数多くの面白い場所について述べた後、こう付け加えた。「あと、コーラルキャッスルも見に行くといいでしょう!」

「何だい、それ?」と1人が尋ねた。主催者は『未解決のミステリー』でやっていた話を要約し始めた。それからこう言ったのだ。「あそこに居るヒリアードに訊くといいですよ」 そして、ハイネック博士と知り合いだという老人を指差した。「彼はコーラルキャッスルを建てた男と親友だったんですよ」

これを聞いた私が、カシオペアンの言った、私がコーラルキャッスルに関係のある、「音波のフォーカシング」について何かを「発見する」だろうという言葉を思い出したのは言うまでもない。
私は徐々に例の老人の方に戻ると、言った。「あなたはコーラルキャッスルを建てた人物を知ってたそうね?」「おお、もちろんだとも!長年の知り合いだった!わしは終戦後、あのホームステッドに駐留しておってな。彼とはかなり親密になったんじゃ」

私は尋ねた。「彼はあれのやり方をあなたに話したのかしら?」

「いや。彼は決して誰にも話そうとしなかった。彼はいつもピラミッドがどうやって建てられたかに関する秘密を知っていると言って居ったが、彼がやってみせるのを見た者は居ない。じゃが、わしも多少持論を持って居るので、彼のことやわしの経験と所見を小著にしてある。いいかな、テレビ番組が本当の事を言ってないのは残念なことじゃ!『スィートシックスティーン』だとか『失恋』だとか何とか全部ナンセンスじゃよ!なんというたわ言だろう!そうじゃ!もしあんたが訪ねてきたら、わしの知ってることを教えてあげよう!あんた、何かを知ってるって?わしこそリーズカルニンの自宅に招かれた、ただ一人の人間だったんじゃ!おおよ!彼は本当に孤独が好きじゃった!」

云々かんぬん。私は既にそこを訪れる計画を立て始めていた!訪問直前に、以下のような手掛かりが与えられた:


950304
Frank, Laura, Terry and Jan, SV
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A: もう沢山だ。いいかな、あなたは個人的な問題は重要性が少ないと学ぶのが遅い。だが、テリーの夢は重要だ!!!!! フランクも同様のメッセージを送られた。

Q: (L) あなたにも夢かメッセージがあったの、フランク?

(F) それは本当だ。何やらおかしな感じがしたんだ。同じような事で、僕らが質問し損なっている事が何かあるんだよ。

(T) OK. 僕らが重要なテーマか問題を、訊き損なっているのは確かだ。

A: 第4レベルSTOだ!あなた方は第4レベルSTSのことしか考えていない。

Q: (L) あっ!S***が言ってたように、善玉についても訊かなくちゃね。

A: あなた方が第4レベルの攻撃から身を守れるよう助けられるのは彼らしかいない!!!! 私達はあなた方に、本質的にとても重要な情報を与えている。だが、いいかな、私たちは第6レベルのSTO=光の存在であり、自由意思への妨害があなた方にとってどれほど有害だろうが、第6密度レベルにはそんなものは存在していない!!!

Q: (T) 第4密度STOの存在なら、実際に意味のあるやり方で助けてくれるんだ!両サイドがあることを知りながら、僕らは質問しなかった。僕らはトカゲについて解明することだけに専念してたんだ。僕らがコンタクトする必要がある、この第4密度の存在とは誰なんだろう?僕らが彼らに話しかけねばならないのは明らかだ。だって、彼らは僕らに話しかけられるんだから。第6密度の「僕ら」には無理なんだ。

A: オリオン連合。

Q: (L) それで、オリオン連合のメンバーとは誰なの?何か教えてくれるの?

A: あなた方は私達に守ってくれと頼んだが、私達がそういうことを超えた存在だと理解するのが重要だ!

Q: (T) 僕らはキミたちが第6密度に居て、両サイドの自由意思を妨害できないのは分かっている。キミたちは知識が守るのだと言って、知識を与えてくれている。

A: 間接的にだ。私たちはとても重要な情報を提供していて、それが知識となる。だが、あなた方は攻撃されているので、攻撃元と同じ密度からの直接的なパワーを多分利用できるだろう。

Q: (L) あんたたち、分かったわ。私たちはここで何をする必要があるの?

A: 「ノルディック」を探しなさい。彼らは地球上に居て人間を装っている。

Q: (T) 彼らは第4密度の存在なんだ。

A: Yes.

Q: (T) 第4密度の存在は、振動数をそんなに長く保てないんだろう。だからこそトカゲはあれほど苦労していた筈だ。

(J) 連中はSTSよ。

A: STOではない!

Q: (T) いいぞ、ジャンは彼らが言う事をズバリ当てたな。STSは第3密度に留まれない。それができるのはSTOだけなんだ。

A: Yes. 見付けなさい。いいかな、彼らもあなた方の保護者だ。それに、ローラとフランクは、レベル1の攻撃がどんなものか知っていて、テリー、ジャン、S**はそれを受けかねないくらい危険な状況だ!

Q: (L) 人込みの中でも私達を見付けられるように、赤いスカーフみたいな特別な服装をするべきなの?

A: 全く必要ない。オープン、かつ、目覚めていればいい!!
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数日後、私はヒリアードを訪ねた。以下は、訪問後の1995年3月11日のセッションからだ:


950311
Frank, Laura, Terry, Jan, SV
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Q: (L) コーラルキャッスルを建てた人物について訊かせて。知っての通り、私達はヒリアードに会いに行ったのよ。ヒリアードと話していた時、彼はコーラルキャッスルを建てた人物や、彼の習慣等について話してくれたわ。彼はとても禁欲的で倹約家だったそうよ。彼にはあまり多くの友達が居なくて、コーラルキャッスルの中には彼の住んでいた場所というのがあったんだけど、誰も入れてもらえなかったそうなの。ヒリアード以外はね。ヒリアードによれば、この人物はどうやら、自分の住んでいた部屋に家具を3つだけ持っていたらしいの:ベッドとテーブルと、天上からチェーンでぶら下げられた、飛行機用の座席を使ったブランコで、シートベルトも付いてたのよ。これって。。。

A: 正しい理解だ。というのも、これや、他の活動の結果、あなたは学び、また、DNAを束ね直しているところだからだ。

Q: (L) 最後まで言わせてくれないのね!OK, それじゃあ、S**と私が議論していた事=このミステリー=この人物が工学と建築の卓越した離れ業をどんな風にやってのけたかに関する理解は正しいの?
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ここの所でカシオペアンは話題を変えた!


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A: S**に催眠術をかけたいのなら、そうしなさい。S**の人生に何が起こったと思う?彼女が明かさないことを選んだ彼女個人の真実について、彼女はどうして拭いきれない不安感を抱いているのだろうか?
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これは何ともおかしな発言だった。私達が無理やり答を訊き出そうとし過ぎたのは明らかだったが、カシオペアンがヒリアードとコーラルキャッスルに関する議論を続けたがらずに、S**の事に話題を逸らしたのは、何とも奇妙だった。だが、読者は今やご存知のように、これはフランクが本性を現す出来事の直前のことだったのであり、それがS**との付き合いに関係があり、その結果、私たちは後に、『ノルディック同盟』というテーマに連れ戻されることになる事はじきに明らかになろう。

数か月後、これまた、私がMUFONで行った講演がきっかけで、地元の1人の女性が電話して来た。「あなた、雑誌を始めようとしてるって聞いたわ」 それは本当だった。私はカシオペアン文書を公表する場を探していて、様々な講演やセミナーをしばしば店内で開催していた、ある地元書店のオーナーにそう話したことがあったのだ、

電話の女性「私、2年以上も神秘主義のニュースレターを刊行してきたんだけど、そろそろ廃刊したいので、よかったら、購読者リストやプロジェクトの様々な設備を引き継いでくれると嬉しいんだけど」 私達は会って話し合うことにした。

私達が話し合ううち、奇妙にも様々な事が明らかになった。彼女は自分がユダヤ人だと言うや、間髪入れずにナチスドイツ時代での過去生の話を始めたのである。メンゲレ医師に実験台にされ、その結果殺されたというのだ。私達はたちまち親密な中になり、彼女はセッションへの参加に興味を示した。

この会合の直後、彼女が参加したセッションの前に、私は、ある夢を見た。夢の中の私は花嫁で、素晴らしいドレスを着て、頭には花を飾り、外には私を「結婚式」に連れて行くためのリムジンが待っているのだった。花婿が誰かは分からなかったが、私の周りには大勢の人が居て、「クルマに乗って、花婿に会いに行きなさい」と私を励ましていた。何らかの理由で私は幸せ一杯で、周りの人々が嬉しそうなのにつられてためらいを捨てると、クルマに乗って式場へと向かった。これが土曜日なのは分かっていて、どうも14日のようだった。というのも、誰かが前日が13日の金曜日だというような事を言っていたからだ。

着いてみると、式場は大きなレストランで、素晴らしいご馳走が準備され、私の到着を待っていた。全てが花で飾られていて、吹き流しが至る所にかけられ、とても沢山の人々が集まって幸せそうに、楽しそうにしており、クルマを降りる私に喝采を送ってくれた。

「花婿」が進み出て私の手を取り、2人は群衆の間を通って神父らしき人の前に立ち、誓いを済ませた。花婿の顔は見えなかったにもかかわらず、私は幸福感に圧倒されてしまった!

誓いが終わると、音楽の演奏が始まり、彼が私を花々の真ん中へと連れて行くと、皆が場所を空けたので、私たちは踊り始めた。まるで宙に浮かんで、グルグルと旋回しているようだった。こんな幸せはこれまでの人生で味わったことがなかった。私は喜びで忘我の境地のまま目を覚ました!

数日後、新しく友達になったユダヤ人のRCがセッションにやって来ると、カシオペアンは幾つか奇妙な事を言った。RCは私達が親近感を抱いた理由を訊きたがったが、私はその前に、この夢についての質問を済ませようとした。


950916
Frank, Laura, Roxanne C
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Q: (L) こないだの晩、夢を見たんだけど、私、結婚式を挙げるのよ。大きな会場で披露宴をして、踊って、送り迎えはリムジンで等々。。。花も沢山あって、幸せだったわ。夢の中で声が聴こえたの。式は13日の金曜の翌日、14日の土曜だってね。この夢について何か教えて頂戴?

A: No.

Q: (RC) フランク、ローラと、私とは過去生からどういう関係なのかしら?私達はドイツで親しかったの?

A: 多分。見付けなさい。

Q: (L) どう相性がいいのか知ろうと思って、星位図を見てたんだけど、一致する点が沢山あったわ。

(RC) 占星術で、過去生のつながりが分かるものね。

A: あなたは誰だったのかな?

Q: (L) 私のこと?

A: Yes.

Q: (L) 私はまさにドイツ人女性だったわ。。。

(RC) 私はエジプトにも居たんじゃないかしら?

A: だけど、まだドイツでの話だ!

Q: (L) 私が知ってるのは自殺したってことと、確かヘルガという名前だったことだけよ。。。

A: あなたの夫は誰だった?

Q: (L) 分からないわ。ユダヤ人よ。こういうことでいいの?

A: Okay. あなたの子どもたちは誰だったかな?

Q: (RC) 彼ら、誰が子供だったかって訊いてるわ。私、あなたの子どもの1人だったのかしら?

A: 見付けなさい。見付けなさいと言うのは、あなた方が天賦の才を使って学びなさいという意味で、一歩踏み出す度に私達が手を取って導いてあげるという意味ではない。そんなことをしたら、私達はあなた方を欺いて、知識を得る機会を取り上げることになるし、さらに重要なのは、これが理解する機会だということだ。それでは自由意思を剥奪することになる!
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私が結婚の夢について尋ねたのに応じて、彼らがこんな風に考えるよう導いたのは、何とも変な感じだった。彼らは私の質問に答えていなかったが、自由意思を侵害せずに何かを伝えようとしていたのだ。やがて、彼らはこう言った:


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A: 私達は、採り上げることにしたテーマを取り巻いている、強力な波動パターンを受信中だ。よって、質問を中断する!イスラエルのモシェ。

Q: (RC) イスラエルのモシェって誰?

A: モシェはイスラエルに居る。
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だが、私達は意味が通るような答えをこれ以上得られなかった。

翌週、RCが参加していたセッションで、別の奇妙な一連の言明があった。私は秘密結社について調べていたのだが、薔薇十字、メーソン等々と調べていくうち、ついには難解な錬金術研究の世界に踏み込んで行ったのである。カシオペアンは以前、クォラムという極秘グループについて語ったことがあり、私はそれを調べていたのだ。私達は最近、デビッド・ハドソンによるモノアトミック・ゴールド
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=70957985
の研究を紹介されたところだった。私は何とかこれらのパズルのピースを組み合わせて、「ファースト(元祖)は誰なのか」
http://lang-8.com/301885/journals/1568935
解明しようと奮闘していた。


950924
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Q: (L) OK, もう1度始めからよ:クォラムというのは、元々は錬金術師の集まりで、今でも「不老不死の薬」と呼ばれる物質を持っていて、それをデビッド・ハドソンはモノアトミック・ゴールドと呼んでるの?

A: まだまだ沢山ある!モノアトミック・ゴールドは些細な問題に過ぎない。どうしてそれだけにフォーカスして惑わされるのか。それは「バットマン」が飛べるという点にフォーカスするのに似ている!あの物語では「バットマン」が飛べるという事だけが重要なのかな?

Q: (L) もちろん、違うわ!

(RC) バットマンは犯罪と戦うのよ!

A: 私達が言っているのは、錬金術はパズルのうちのほんの小さな1つのピースに過ぎないということだ。

Q: (L) OK, 分かったわ。でも、錬金術的な繋がりやそれが持つ、寿命を延ばしたり特定の能力を花開かせる潜在力を理解する結果、地球上には何千年もの間、途切れることなく一貫して、ある団体が存在してきたという事が、よりもっともらしく思えてくるわ。

A: 彼らだけがそうなのではない!
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このセッションの夜は実に奇妙だった。RCと夫君が帰った後、私は奇妙な興奮状態でベッドに入った。眠れないと思ったので、リラックスするために、私は瞑想呼吸法を始めた。すると突然、目の前に顔が見えたのだ!まるで誰かが部屋に入って来たかのように、それははっきりしていてリアルだった。この顔がどれほど実在感のある3Dだったか伝えるのは難しい。見覚えのある顔ではなかったが、薄い色の髪に輝く目をした男性で、とても優しく、愛情をこめて私を見たと思うと、風船が割れるように消えてしまったのだ!驚きのあまり息が停まりそうだったが、何とか落ち着きを取り戻そうと努めて、瞑想を再開すると、すぐに眠れたのだった。

1995年12月に私達は、『ガルフブリーズUFOカンファレンス』が1996年は秋ではなくて、春に開催予定なのだと気付いた。これにはかなり驚いた。というのも、先の2月に、シーズは『ガルフブリーズ』が春に開催されるだろうと予言していたからだ。さらに面白かったのは、この言明が、私が考えていたメンタルな問題についての質問の直後にもたらされたことだった。私はこの時考えていた事を誰にも知られたくなかったし、声に出して質問したくもなかった。しかし、最近の出来事を踏まえつつ、背景的な事情を述べた上で、読者にはお話しするとしよう。

『グレイス』の読者はご存知のように、フランクの父親は、自分の健康が衰えた結果、家族の重荷になるのを避けるために自殺したのだった。フランクの着服が発覚するまで、彼の父親は年齢の割には非常に健康だった。実際、彼は実際の年齢には全く見えなかったし、フランクが何時間もの間、「年老いた父親」の下で育てられた自分は悲惨だと大言壮語していたので、最初に彼に会った時は驚いたものだ。フランクは自分の父親が若くなく男盛りでもないので、近所の子供たちがみな彼の事を背後から嘲笑しているものと思い込んでいた。たとえ何歳だろうが、こんな父親が居たら幸せだろうと思っていたので、彼がどんなに悩んでも、私はさして同情しなかった。

それにもかかわらず、この老紳士は、フランクが牢屋に入れられないよう、フランクが着服したお金を返す算段をするうち、突如として一気に老け込んでしまったのだ。毎日、プールを往復で泳いでいたのに、半年もしないうちに、助けなしでは椅子から立ち上がれなくなってしまったのである。

フランクは父親が感染症で入院していた間の投薬のせいで衰えたのだと言う。確かにアメリカの医療制度が衰弱の一因だった形跡はある。健康問題に対してもっとホーリスティックなアプローチを採用していれば、父親の命は助かったというフランクの意見には確かに賛成だ。だが、ホーリスティック投薬を云々する前に、彼を病気にしたストレスについても考えるべきだろう。フランクの犯罪行為を恥じた結果、彼の父親が病気への抵抗力をすっかり失ってしまい、入院が必要になったのはどうみても確かである。要するに、彼は勇敢な男だったのであり、健康が衰える結果、じき金銭的にも不自由になるのは目に見えていたので、他人の重荷になる前に死ぬことを選んだのだ。

それは奇妙な出来事だった。フランクの父親は、自分が死んだ後、残される人たちが彼の遺産を管理する便をはかって重要な書類をひとまとめにしてから、戸外に出て、面倒なことにならないような場所を選んで、自殺を遂げたのだったが、丁度その頃、私は何とも眠くてしかたがなかった。そして、私が眠ると、フランクの父親は私の元に現れ、私達は長い事語り合ったのだ。ただ1つ問題だったのは、目覚めてみると、何を話したのか思い出せなかったことである。電話の音で目を覚ますと、それはフランクからで、彼は何が起こったか話した。この事件のほんの2週間前、フランクと私は、2人の間に何か前世でのつながりが無かったか質問していた。


950105
Frank and Laura
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Q: (L) フランクと私が、最後に一緒だった生はいつ?

A: 1700年代。

Q: (L) 1700年代、フランクは誰だったの?

A: バイエルンの地主の息子。

Q: (L) その生で私は何だったの?

A: 娘。

Q: (L) 私がフランクの娘だったの?

A: No, 妹。

Q: (L) それは私がG**と結婚したのと同じ生?

A: No. 今のドイツで3度の人生を過ごした。

Q: (L) 母は、その生で一緒だった?

A: No.

Q: (L) バイエルンの地主の子だった生で、フランクの名前は何だったの?

A: ハインリッヒ。

Q: (L) 私は何ていう名だったの?

A: シャイラ。

Q: (L) その生で、私たちは何をしてたの?議論?

A: 避難していた。

Q: (L) 類まれな才能でもあったの?

A: ピアノとハープ。

Q: (L) それじゃあ私は、始終座って、ピアノとハープを弾いてたの?

A: Close.

Q: (L) 本も読んだの?フランクは何してたの?葉巻を吸って、窓外を見つめてたの?

A: 読書。

Q: (L) きっと素敵な人生だったに違いないわね、フランク。それはバイエルンのどの地域?

A: ミュンヘン近郊。その南にあるブラウナウだ。

Q: (L) そこは大きな屋敷だったの?

A: 城。

Q: (L) いつ聞いてもいい響きねえ。そのお城は今でも建ってるの?

A: Yes.

Q: (L) 名前を聞けば分かる?

A: No.

Q: (L) 私たちの苗字は何?

A: フォン=エンデルゾーン。

Q: (L) 私達は長生きして、充実した、幸せな人生を送ったの?

A: Open.

Q: (L) 悲惨な目に遭ったの?

A: 不穏な時代だった。

Q: (L) 私は何歳で死んだの?

A: 43.

Q: (L) フランクは何歳で死んだの?

A: 43.

Q: (L) 私達双子だったの?

A: No.

Q: (L) 私と彼のどちらが年上だった?

A: 年子だった。

Q: (L) 彼は何で死んだの?

A: 心臓麻痺。

Q: (L) 私は何で死んだの?

A: 肺炎。

Q: (L) 私達はまだお城に棲んでるうちに死んだの?

A: Yes.

Q: (L) どちらも子供は居なかったの?

A: 居なかった。金持ちを狙った騒乱から避難していた。

Q: (L) どうやって騒乱から避難してたの?

A: 隔離されていた。結婚しなかった。

Q: (L) 決して出歩かないのは、騒乱から避難する1つの方法でしょうね。ただ座ってピアノとハープを弾いて読書してたのね。かなり理想的な生き方だったみたいね。馬にも乗ったの?

A: Yes.

Q: (L) 相当頑張らないと退屈だったでしょうね。

(F) 道理で僕らは、安全や平和な読書等々に憧れる訳だ。

(L) 私はいつもヨーロッパに棲みたがったのね。それが幸せだったの?

A: あなた次第。

Q: (F) だからこそおそらく、キミはヨーロッパに棲むのに憧れたんだろう。だって、その地域で3度も生を送ったんだから。

(L) 催眠術に罹ったら、私はピアノを上手に弾けるかしら?それと、ひとりでにハープが弾けるかしら?

A: Open.

Q: (L) それが出来た生はその後もあった?

A: Yes.
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またしても実に奇妙にシンクロしつつ、上のセッションで述べられた生についての記憶がよみがえる引き金になった事件の直前、ふと疑問が湧いてきたのである。私はこの時期が実に簡素で平和で、私たちは避難していただけだという見方が、今にもふいになろうとしているとは思いもよらなかった。上のセッションを読まれた皆さんはおそらく、上のシンプルなやり取りの中に、何ら奇妙な点も恐ろしい点も見出されなかっただろう。だが、この疑問に関する質問を行った結果、ドアが開き、私は思い出しそうになったのだ。それはフランクの父親が自殺した日に始まった。


950211
Frank, Laura, SV, DM
{私見では、DMは少々ニューエイジ的で、彼女が参加したのが問題含みだったのだろう}
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Q: (L) OK, 自分で解明できる事は訊かないつもりだけど、分からないことを訊きたいのよ:知っての通り、フランクのお父さんが、約2週間前に亡くなったわ。以後、今日まで、動学やエネルギーという点で、万事が違ってしまったのよ。それはフランクと彼の家族だけではなく、私もそうなのよ。どうしてこうも違う感じがするのか是非知りたいわ。どう違って感じるのかはうまく言えないんだけど。。。確かに違う感じがするのはなぜかしら?

A: これは布石だと言っておこう。その方が良ければ「マイルストーン」と言ってもいい。

Q: (L) OK, これはマイルストーンなのね。でもどうして。。。どれだけ奇妙な感じなのか伝えられたらねえ。。。

(DM) 奇妙って具体的にはどんな?

(F) ね、僕にも分からないよ。。。

(L) フランクのお父さんは地上に留まってるの?

A: 部分的に。

Q: (L) 彼は私を通じてコミュニケートしようとしてるの?

A: 多分。

Q: (L) フランクのお父さんが、あの世に行こうとした日の、その時間に、どうして私は眠気に圧倒されたの?

A: つながり。

Q: (L) 何へのつながり?

(DM) 彼がローラとつながってたってこと?

A: Close.

Q: (SV) ローラが彼とつながってたの?

A: Close.

Q: (DM) 2人は心がもつれ合ってたのかしら。

A: No, 話題が飛んだ。

Q: (F) ローラに質問させるんだ。

(L) 彼は基本的に別のレベルで私のところに来たの。。。

A: Yes.

Q: (L) 彼は他のレベルで私のところに来たんだわ。どうしてフランクじゃなくて私なの?

A: 彼はいつも、他の人の方がよりふさわしいと思って信頼している。

Q: (L) じゃあ、彼は新しいレベルに移り住んでも、フランクにアドバイスする上で私の方がフランクよりふさわしいと思って信頼してるの?

A: Yes.

Q: (F) 確かに彼の性格にぴったりだな。

(L) 彼は今、私に何をさせたいの?

A: 具体的に何という訳ではないが、チャネルを開いて、よく見なさい。

Q: (L) ボードを使って、フランクのお父さんに直接話しかけられる?

A: ローラが個人的に瞑想可能。そのモードが選ばれた。

Q: (F) 妙な気分がするのはおそらく、キミが自分のチャネルを開いてないからだよ。

(L) Yeah, 気が狂いそうよ。

(DM) あなたの思考プロセスを邪魔してるのね。

(L) フランクのお父さんは、光の中に解放されるのに私の助けが必要なの?

A: Open.

Q: (L) きっと問題があるんでしょうけど、私がなんとかしないとね。

[…]

OK, 本件に関して、この状況から私が楽になれるような情報はもう無いの?

A: 無い。

Q: (L) フランクと私が前に質問して、私達がバイエルンで兄弟だったと知って以来、過去生のことが絶えず繰り返し思い出されるんだけど、当時、フランクのお父さんとは何かつながりがあったのかしら?私の目の前に絶えずよみがえって来るのは、そのせいなの?

A: どうして確かめないのかな?その気になればうまくできるだろう。

Q: (L) 明らかに、私に自分の頭で確かめさせたいみたいね?

A: Yes.
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さて、そもそもこれは「布石」であり、私は自分で「チャネルを開く」よう言われたのだった。続けて言われたのが「ローラが個人的に瞑想可能。そのモードが選ばれた」である。読者はまた、私がしきりに思い出すと言った過去生に関する発言が、少々ネガティブだったことにも気づかれただろう。私は「目の前によみがえって来る」という言い方をした。

私はほのめかす様な言い方と不明瞭な質問をする以外に述べようとしなかったけれど、それでは一体何が起こっていたのだろうか?

まず第一に、確かに私の中では、吹き込むようにチャネルが大きく開いていた。この感じは、太陽神経叢のところが大きく開いて、決壊したダムから水が流れ込むようにして、感情エネルギーが入り込んで来るとしか言いようがないものだった。このような感情の全てが、1つの記憶と結びついていて、それらの感情が突入してくる度に、この記憶が活性化し、まるで総集編を早送りで再生するように、その一々を私は再体験したのだ。私はフランクと一緒だった前世の詳細を全て思い出したのである。

確かに私達は、1人の影響力ある男性の子供だったが、シーズが言った名前が正しいかどうかは分からない。私たちの父親が亡くなる時、彼は「兄」に私の世話を任せた。しかし、その生で「兄」だったフランクは、こんにちで言う「放蕩者」であり、極端なまでにやりたい放題だった。彼は虚弱で気紛れであり、完全に意のままにできる唯一の相手が私だった。彼は悪魔のように堕落したやり方で私を支配したのである。

私が見たのは恐怖と嫌悪のあまり吐き気を催すようなマルキ・ド・サド的光景だったのである。これを見終った後には、この実に底意地の悪い堕落しきったフランクと、通常の人間の性生活に対して極端な嫌悪感を繰り返し表明する今のフランクとが同じ人間だと折り合いをつけるのに苦労したと言わねばならない。

フランクが彼の中のこの側面を拒絶するのには ― いかなる性的な行為も彼は完全に拒んだ ― 何とも困惑させられたものだが、どうしてそうなのか、これで全く合理的に説明できるようになった。彼は死後生の状態で、深い自責の念に駆られ、再び転生して、このような性向を抑圧して生きることで罪滅ぼしをしようと決心したのだろうというのが、私の出した結論である。こうして私は、彼が代償的なわいせつ行為に耽っているのだろうという噂は無視して、フランクの考え方を正当化することができた。彼は何度も「カウンターで売られているいかがわしい本や、暗くて煙い、いかがわしいバーはお馴染みなんだ」と言ったことがあったが、これで気にしなくてもよくなった。彼は、「床が何かでベトベトで、靴がくっつくような部屋には入らないよう気を付けなくちゃね」と言ったこともあった。どういう意味かと私が尋ねると、彼は私の無知を笑い、説明するのを拒んだ。ずっと後になってようやく、他の誰かに説明してもらったものだ。

だが、何を信じるかは選べばよいのだ。私はフランクが償い、学び、カルマのバランスを取る道を選んだと信じたのだった。彼にどんな恐ろしい目に遭わされたか思い出したというだけの理由で、今それを持ち出して、彼を咎める気はなかった。

それでも、これらの出来事の結果、私はシーズに心の中で問いかけた質問を思いついたのであり、その結果返って来た奇妙な答えには、驚くべき予言が含まれていたのだ。フランクの父親の物語に逸れる前に、この頃には間近に迫っていたガルフブリーズでのUFOカンファレンスの問題を取り上げよう。既に述べたように、私たちはこのカンファレンスに参加して、私たちの機関紙『オーロラジャーナル』を配ろうと計画していたのだが、カシオペアンは、いつもは秋に開催されていたガルフブリーズ・カンファレンスが、今回は「春に」開催されると教えてくれていたのだった。

さて、次に引用するセッションは改変されたものだと思う。D**という女性が原因だと思われるのだが、彼女とジャンの間にも激しい確執があった。セッション全体を見ても、奇妙な点は多い。後で分かるように、時折感情的な高まりを見せていたのは、D**の「人格」だった。だが、シーズのエネルギーも幾らか届いていた。第1の手掛かりは、彼らが『カシオペア(Cassiopaea)』という言葉を略語で”Cass”と言ったことであり、これは奇妙で。。。あたかも私の接続が部分的なものであることの手掛かりであるかのようだ。

最初の発言も奇妙で、私は心を読まれているかのようである。何と言っても私は過去生を思い出した最近の体験および、それが惹き起こした思考と感情におけるひどい混乱の全てについて、懸念していたのである。


950218
Frank, Laura, Terry, Jan, DM
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A: そんなことは忘れなさい、ローラ。それは、膨大な学びの体験のうちのたった1つに過ぎない!体験はどれも、私達に豊かな学びをもたらす。

Q: (L) 体験の学びを忘れるべきなの?

A: 「苦悩」に満ちた過去生をだ。

Q: (T) これは彼女の/キミたちの苦悩に満ちた過去生の1つなんだね?

A: 私達がそのような観方を選べば、全てがそうだ。

[…]

Q: (L) ちょっと言わせて頂戴。。。

A: Okay, ローラ、どうしてもということなら、訊きなさい。

Q: (J) 私、訊きたいんだけど。。。

A: ローラが最初だ。私達/彼女はうんざりなんだ。

Q: ww

(T) 何でも訊きなよ。

(L) 訊きたいんだけど、あんたたちは私に立腹するでしょうね。だって、急に話題を変えるつもりなんだもの。。。

A: 分かってる。訊きなさい。既に!!!

[…]
(※この間、上の破格の文法が話題になってます。)

Q: (L) 知っての通り、私が今読んでるこの本には、ホロコーストの犠牲者が現時点に転生してきて、その経験を思い出してると書かれてるわ。質問だけど、以前あなたたち、人種としてのユダヤ人は、アトランティス人の末裔だって言ってたけど、正しい?

A: 一部は。

Q: (L) 一部なのね。どの人たちか教えて?

A: No.

Q: (L) ホロコーストによって、何らかのカルマ的な要素が成就したの?

A: もちろん。

Q: (L) あれによって、どのカルマが消し去られたの?ユダヤ人はどの人種に当るの?

A: 適切でない質問。だが、あの生での経験で罪を「消し去っている」のはアトランティスの監督者たちだ。

Q: (L) それじゃあ。。。

A: それがどうしたかな?
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読者はお察しと思うが、私はこの交信にあまり満足していなかった。テリーとジャンも同じであり、それは彼らの表情にも表れていた。私達は「軽妙」であろうとし、少々楽しもうとしたのだが、コンタクトの「おかしな」感じから、何かが進行中であることは明らかだったし、それが何であるかの手掛かりは、最後になってようやく与えられたのだった。D**という女性がフランクにエネルギーを供給していて、そのエネルギーがSTS勢力に、フランクと繋がる力を与えていたのだ。私達の発言を手掛かりに、過去数週間に私が考え、経験したことの詳細の多くを、彼が私から吸い取ることができたのは明らかだった。その点では、与えられた情報は確かに「全く正確」だった。この後起こることになる個人的な出来事についての私の予見が傍受されていた明らかな証拠もある。これはまた、フランクが活発に発言した数少ないセッションの1つでもある。


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Q: (L) Alright, 訊きたいんだけど、1週間くらい前に、私の体内にあらゆるものが注入されたように感じられて、感情的にコントロールできそうもなかったんだけど、何が起こっていたの?

A: あなた方/私達の計る時間で30分くらい前に回答済み。

[…]

Q: (L) あなたたち、何の事を言ってるの。。。過去生の事?

A: Yes.
---


これは、冒頭の「苦悩に満ちた過去生」発言のことを言っている。これは何の質問もしていないのに、自然にもたらされたのであり、これまた、フランクがSTSの流儀で「情報を吸い取っていた」ことのちょっとした証拠だった。


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Q: (L) 何がこのような活動を招いたの?

A: 気付きによって帯電したイオンがEM外套に窓を開いた。この結果、あなたはこれまでも身体の周りに身体的外傷を負ったことがある。ここでの”Used to”は(※「用いられた」ではなく)過去形を表す。

Q: (L) OK, それじゃあ、過去において、この種の「EM外套に窓を開く」活動は。。。

A: あなたは苦悩することで自らの人格を高めた。

Q: (T) キミは他の生での経験に接続することで、別の方法でそれらを体験できたんだ。

(L) それが物凄く奇妙な効果を及ぼしたとしか言いようがないわ!あんまりハッピーじゃなかった。

(T) 人格が高められた今となっては、彼女はもっとこういう体験をするんだろうか?

A: Yes. エピソードを再体験して行く毎に、益々起こりやすくなる。

Q: (L) それは有り難いわね!この人達が楽しんでる時は。。。

(T) 僕らはまだその域に達してないな。それとも、違った再体験の仕方をするんだろうか?

A: 幾分は。誰でもその人なりの問題を抱えている。

Q: (T) 僕らは前進するに連れて、みんな別の事をすることになるんだ。

(J) みんな取り組むべき様々な問題を抱えてるのよ。

A: どうして他人が苦しむよう望むのかな?

Q: (L) 他人が苦しむのを望んでなんかいないわ。あんたたちに、ひどい苦痛だと分かって欲しいのよ。。。

(T) 彼らは分かってるさ。。。

(J) 私達もね。。。彼らはあなたと一緒にそれに取り組んだのよ。あなた一人で取り組んだ訳じゃないわ!

(T) 彼らはキミなんだ!

A: どうして他人が苦しむよう望むのかな?誰しも個人的に試されるんだ。あなた達/私達はシェアしたいだろうか?
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ここで、あの件に関する最も好奇心に満ちた「詮索」が行われたのだが、それは明らかに、あの件の本質についての何らかの気付きと記憶が漏れたことを示していた。もちろん私としては、フランクについてのそんな不快な情報をシェアする気はなかった!


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Q: (L) つまり、もっとひどい事にならなかったのを感謝しろってことね。

(D) 訊きたいんだけど。だって、あなた達はおそらく理解してるんでしょうけど、私はそうじゃないんだもの。もし私達が将来、第6の存在であって、同時に第3の存在であるとしたら、第3と第6に居るのは別々の私達で。。。

(F) 僕らの第3密度の知覚では、僕らの時間がリニアであって、今の僕らに語りかけて来るのが、未来の僕らに見えるんだけど、全ては同時に起きてるんだ。だって、本当は時間など存在しないからね。ということはまたおそらく、ある日。。。というのは今日でもあるんだけど、僕らは第6となって、こちらを見下ろしてるんだろうね。。。

(D) 私達、同じことを何度も繰り返すの?

(F) いわば、イエスでもあり、ノーでもある。。。僕らにも全体像は分かってないんだ。。。

(T) 問題は。。。

A: 第6レベルに来れば、分かるだろう!!! だから、「今ここに」居ることを喜びなさい!

Q: (T) 第4でだって、僕らが今理解しているより多くの事が分かるだろう。彼らは第3レベルを超えた概念を与えてくれてるんだ。彼らは僕らが第4へと移行した時に、何が起こってるのか分かっていれば有利だから、僕らに準備させる作業に取り組んでるんだ。彼らは僕らが既に居た場所に僕らを連れて行こうとしてるんだよ。というのも、僕らは元々第4から、他の人たちが第4へと移行できるように、周波数を固定して保つために、ここに来たからだ。僕らは第4密度からこれをしに来たんだ。彼らは僕らが思い出せるよう、十分な情報を与えようとしているところなんだよ。これはヘンゼルとグレーテルが森の中に入って行って、帰り道が分かるようにパン屑を点々と残すようなものさ。僕らはやらなきゃならない事をやるために、第4から第3に戻って来ていて、いずれ第4に戻ることになるんだけど、元居た場所とのつながりを保つために、軌跡を残さなくてはならないんだ。。。とにかく、そのような事だ。イメージが広がったかな、D**?僕らが今居る場所では、全貌は分からない。だって、このレベルではそれは無理なことになってるんでね。

A: 学ぶことだ。ローラはもう1本DNA鎖を手に入れたところだ。だからこその苦痛だ。okay?

Q: (D) ねえ、おめでとう!

(T) うん。彼女はもう1本手に入れてレイキマスターになったんだ!

(L) 私は機嫌が悪いわ!

(T) 愉快だね!第6密度のキミはキミのことを今とても喜んでるんだ。ここで休憩だ。

(F) DNA鎖を1本手に入れたんだって?
---


いずれにしても休憩ということで、テリーとジャン、それに私は台所で相談し、一方、フランクはD**とリビングに行き、彼はチャネリングという大胆な偉業を成し遂げた物語をして彼女を喜ばせた。その後私達は気付きと警戒心を持ってテーブルに戻ったのだが、残りのセッションは、歪めようとする急展開が2回、そして、STS勢力が干渉しようとしていることを常にすっかり露呈する「時間を特定する予言」の試みが2回あったとはいえ、ずっと安定したものだった。

この時、私は質問も行った。過去数週間の出来事がDNAに関係していたのだということを熟考した結果、私はDNAを活性化させる手段として、チャネリング・プロジェクトに着手するようインスパイアされ、その結果、この覚醒ないし高まりが起こったのであり、最終的には、私の全人生が結果的に全く変わるのだろうということに思い至った。私は、これが正しいのかどうか、正しいのだとすると、どのように顕現するのか?と心の中で尋ねていた。


---
Q: (L) Alright, 質問したいんだけど、これは引っ掛け質問よ。マインドリーディングを含んでるの。私が考えてることに答えて頂戴。

A: あなたの夢は有効だ。

Q: (D) 私の夢が有効なの?

A: No.

Q: (T) ローラの夢かい?

A: Yes.

Q: (T) どんな夢だろう?

(D) あなたの夢が有効なのよ、ローラ。

(T) そういう質問だったのかい?

(L) そのようなものよ。この答えに当てはまるわ。

(T) 彼らはキミが質問する前に答えたんだ。

(L) Yeah. いずれにしても、声に出して訊くつもりはないわ。

(T) もし質問を飛ばしても答えが得られるのなら、この場で、もっと時間を有効に使えるね。

A: そうしてきた。

Q: (L) つまり、このようなDNAの突然の変化の末に最終的にもたらされるものについての私の印象は。。。

A: Yes!

Q: (T) 他に何か質問は?

A: ペンサコーラに行きなさい。

Q: (L) 誰がペンサコーラに行きたいの?

A: 私だ、私w

Q: (T) ペンサコーラで何かが起こるの?

A: カンファレンス。フロリダ・パンハンドルでヴォルテックスの活動が活発になっている。ペンサコラに行けば、あなたは小生のものを含めた、あらゆる所から来たUFOを見るだろう。

Q: (T) Oh! キミたちのカンファレンスか!僕たちは招待されたんだ!

A: Okay.

Q: (T) 僕らはいつ行けばいいんだろう。いつ行けば、そのカンファレンスはあるんだろう?

A: 5月。

Q: (T) ペンサコラでは5月に何かあるのかな?

(J) 『プロジェクト・アウェアネス』が5月にあるけど、タンパでだわ。あなたたち、ペンサコラ・グループが5月に開催するカンファレンスのことを言ってるの?

A: 注意してみなさい。

Q: (T) OK, 5月に僕らはガルフブリーズに行くべきなんだね?

A: Yes.

Q: (T) OK, ガルフブリーズ・カンファレンスが5月にタンパで開かれるんだ。

A: その時にセッションを行って、空を監視しなさい。誰かにビデオカメラを持たせて、外の様子を連絡させなさい!! 「UFO研究家」たち全員を、丁度いい場所に誘導してみよう。

[…]

Q: […]
(D) あなたたち、私もうフラフラよ。

A: 明らかに。

Q: (L) 今夜は終わりにしましょう。くたびれたわ。
---


さて、今話しているUFOカンファレンスの変わっている点は、春のカンファレンスがタンパで開かれ、秋のカンファレンスがガルフブリーズで開かれるのが通常のスケジュールであることだった。

蓋を開けてみると、ハリケーンのせいで、この年の秋のガルフブリーズ・カンファレンスは危うくキャンセルされそうになっていたのだ!カンファレンス自体はとても面白いイベントだった。私達はこの、秋のカンファレスへの参加を計画していて、テリーとジャンは既に予約していた。ハリケーン・オパールがメキシコ湾付近で猛威をふるっていたので、上陸するかどうか、みんなが見守っていた。


951007
---
A: おさらいしなさい:天候について、私たちは何て言ったかな。「オパール」はどうしてこの時期、この場所に現れたと思う?

Q: (L) ガルフブリーズUFOカンファレンスを中止させるため?つまり、私達は家に居るべきだってこと?

A: あなた方次第だが、延期することを勧める。壮大な戦いがあるだろう!!!!

Q: (L) それじゃあ、ハリケーンは高次レベルでの戦いを反映してるのね?善玉が勝ったの?

A: Yes, だが、まだ終結していないので、第4密度STSの邪悪な計画のせいで、ロケーターに惹きつけられる人々が心配だ。

Q: (L) どのような計画?さらに天候が悪化するの?それとも、より直接的な何か?

A: 両方だ。幾つかのオプションがあって、進行中だ;カンファレンスの間に巨大ハリケーンが襲来、あるいは、竜巻がエンバシー・スイート・ホテルを直撃、あるいは、暴風のせいでカンファレンスセンターがぺしゃんこになる、あるいは、不和やおそらくは暴力沙汰を起こさせるために大量アブダクションと精神コントロールが始まり、党派対立が起こる。

Q: (L) それじゃあ、カンファレンスで生まれたつながりから、ポジティブな何かがもたらされる可能性があるので、そうはさせまいと、第4密度STSが手段を講じているの?

A: Yes, どうして現時点で分裂工作が行われると思う?そして、例年なら10月にはハリケーンの活動がおさまるのに、今年はまだ活発なのに気付いたかな?

Q: (L) それじゃあ、私達、家に留まると思うわ。

A: 自由意思だ。
---


という訳で、私たちは予約をキャンセルした。どうなったかと言うと、ハリケーンはガルフブリーズをほぼ直撃し、カンファレンスは開催地をアラバマ州モービルに移した。暴風や竜巻は明らかに無かったので、上で述べられた事が実現したとすれば、大量アブダクションと精神コントロールが始まったのだろう。

このハリケーンの結果、カンファレンスの主催者は、スケジュールを入れ替えることに決め、ガルフブリーズ・カンファレンスは翌1996年の春に開催されることになった。だが、5月ではなくて3月だった。だから、カシオペアンが本件スケジュール変更に関して何かを感知していたとしても、それは大当たりではなかったのだ。もう1つ、このハリケーンが来た以降に起きたことがある。カンファレンスの主催者が、組織を解体して改革を行ったのだ。彼らはもはやUFOカンファレンスを開催せず、代わりに、神秘主義/ニューエイジの集会にフォーカスするようになったのである。だから、もしかすると、不和を惹き起こすような大量アブダクションや精神コントロールがあったのかも知れないが、既にバラバラの党派に分かれているUFO愛好家をこれ以上分裂させるのは難しかっただろう!

だが、私達が開催を知らされたUFOカンファレンスに話を戻すと、それは、私達がRCの雑誌を引き継ぐ取り決めを行った直後の春に開催予定なのだった:


951202
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Q: (L) 今年のガルフブリーズUFOカンファレンスは春に行われるのよ。私達が行くべきカンファレンスは、これなの?

A: Yes.
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1996年春に開催されたUFOカンファレンスには、あらゆる奇妙な要素が重なっていた。そして、振り返ってみると、黙って問いかけた私の質問に対する、「あなたの夢は有効だ」という答えは、このイベントに直接関係していた。自分の雑誌を私達に譲りたいという女性に会った直後に、私が結婚する夢を見ただけでなく、そのプロジェクトが進行を始めるや、私はアークの顔のヴィジョンを見たのだ。ガルフブリーズで、私はもう1つの夢を見たのだが、たしかにカシオペアンはそこに居た。これから見るように、それは予想しなかったようなかたちでだった。

私達がガルフブリーズ・カンファレンスに行きたかった主な理由の1つが、雑誌だった。この雑誌はカシオペア文書の機関紙となることを期待されていた。というのも、交信文を人々の用に供する上で他に価格的に手頃な方法は思いつかなかったからだ。私達はそれを1000部印刷してカンファレンスに持ち込み、購読申し込み書を挟み込んで配布することを計画していた。

ご推察の通り、この雑誌『オーロラ・ジャーナル』の発行をめぐる出来事はトワイライトゾーン的な性質を帯びていた。マトリックスはまたしても計画の実現を阻止しようと暴走を始めたのだ。

最初に私がしたかったことの1つは、リーズナブルな費用で素晴らしい仕事をしてくれる印刷屋を見付けることだった。というのも、費用は私が自腹で払うつもりだったからだ。私はまだ週に3回セラピストに診てもらっていたのだが、そのカイロプラクターの診療所の近くにプリントショップがあったので、私はそこに立ち寄って、どんなコースがあり、自分で作業することでどれだけ出費を抑えられるか訊いてみることにした。それと同時に、私はこれまで大量にカシオペアン文書をプリントアウトしていたのだが、印刷にすれば安上がりだろうと考えたので、それも持って行ったのだった。

カウンターに居た若い女性は、とてもリーズナブルな料金を見積もったが、「私はただの事務員なので、雑誌のレイアウトについては分かりません」ということだったので、私は帰るしかないと思った。私は交信文を3部印刷して樹脂のりで製本してもらおうと原紙を置いていった。

数日後、私は印刷物を受け取りに、再びその印刷屋を訪れた。女の子が印刷物を事務室から取って来る時、売り場に居た1人の女性がにっこり笑いながら私の前に現れて、こう言った。「ここで聞いていて、きっとあなただと思ったのよ!」 私はぽかんとして彼女を見た。というのも、正直、誰だか分からなかったからだ!私が誰だか分からないでいる事に気付くと、彼女は言った。「パムよ!覚えてるでしょ!催眠術を受けにあなたの家に行ったじゃない!」

それで私は彼女が誰だか分かった!彼女は、1993年、付近3郡の上空で空飛ぶ黒いブーメランが目撃された晩に、私が催眠術をかけた女性だった。彼女は自分の潜在意識の中にエイリアン・アブダクションの記憶があると知ってすっかり動揺してしまい、催眠セラピーの続きを受けに来なかったのだった。私は常々、その後彼女はどうしているだろうと思っていたので、彼女がプリントショップのオーナーになって居て、私を呼び止めたのはまことに興味深く感じられた。しかも、このプリントショップを選んだ理由が単に場所的な問題だったこと − このプリントショップは、超次元の勢力が私の命を意図的に狙ったに違いない事故の結果一日おきに診てもらうことになったカイロプラクターの元に我が家から向かう途上にあった − を考えると、なおさら不思議だった。それだけではない。私がこのプリントショップに行ったのは、他でもない、元々パムが関与していた事件に関する交信文を印刷するためだったのだ。さらに言えば、私は、その事件の副産物として生まれた雑誌の印刷費用を見積ってもらうおうとしていたのである。

私はショックだった。彼女に前回会ってから3年ほどしか経っていないのに、彼女は20歳も年取ったように見えたのだ!話してみて分かったのだが、パムは最近、子供たちの生活費を稼ぐベンチャービジネスとして、このプリントショップを買い取ったのだった。彼女は「コーヒーでも飲まない?」と、私をショップの事務室に招じ入れたので、私達は互いに、UFO事件以来それぞれの生活に起こった最新情報を述べ合った。この事件にすっかりショックを受けた彼女は、事件を完全に否定するところまで退却し、「普通の生活」のルーチンに避難したのだった。私は彼女に、「あの事件から私が受けた影響は、あなたのと正反対だったわ。あれ以来私は一連の学びの体験へと放り出され、かつての私の世界は跡形もなくなって、ずっと激変の日々が続いたままなのよ。ねえ、あなた!あなたが家に来て忌々しいエイリアンどもへの扉を開いた1件以来、私にどんな事が起こったか話しても、信じてはくれないでしょうね!」 私達は二人で笑い合った。

ということで、私たちは1時間ほど互いの最新情報を述べ合った。パムは、彼女の催眠セッション以降、カシオペアンとのコンタクトがどのような展開を見せたかの物語に魅了され、交信文を読むだけでなく、セッションにも参加したがった。話をしてみたところ、彼女は謎にとても興味があると言うのだ。だが、彼女が彼女自身の謎に興味が無いのはなぜなのだろうということには思い至らなかった!

私はと言えば、もちろんのこと実にリーズナブルな価格で雑誌を印刷してもらえることになったのだから、パムがこのプリントショップのオーナーだとは、何と幸運な偶然だろうと内心思っていた。

そのうち、彼女は自分の過去について打ち明け始めたのだが、それは奇妙というどころではなかった。彼女が催眠術を受けに私の元に来た時、彼女は不動産業界で働きながら、元は政府に雇われていて、退職し死期が迫っていた夫の世話をしていたという。この時彼女が言ったのは基本的にこういう事だった。私は彼女に対して、彼女のご主人が働いていたのは、郵便局だったのか、それとも何か別の省庁だったのか尋ねなかった。それが重要だとは分かっていなかったのである。

ところが、彼女はこう語り出した。「主人は物理学者だったの。彼は様々な政府の研究所で働いたことがあって、JPLで『マーズ・オブザーバー』のプロジェクトにも携わってたのよ。大半はメリーランド州あたりの地下研究所で働いてたわ」 彼女はあまりにも沢山の事を話したので、全てを理解するのは困難だった。まるで、彼女の心の中でエイリアンという概念への扉がかつて開いた時期以降の、関連する出来事の全てがまとめて去来した感じだった。これが私の興味を惹くための罠だなどとは、私には思いもよらなかった。

ご主人の仕事に加えて、パムもまた極秘機密取扱許可を持っていたので、あるオフィスで何年か働いている間に彼女は、高度な機密情報にもアクセスしていた。私は、パムがアブダクトされた理由がこれでやっと分かったと思った。彼女のご主人が科学者で、彼女が機密取扱を許可されていたのなら、説明がつく。私は彼女に、「政府職員の家族は一般に、平均的な人よりもアブダクトされる割合が高いそうよ」と教えた。彼女「それは面白いけど、私に限っては当てはまらないんじゃないかしら」

私はこうした全ての事が分かって、かなりエキサイトした。この世のものではない存在を、彼女は本当に目撃しているかも知れないのだ!ものすごい掘り出し物だ!

私達は雑誌について話し合った。そしてついに彼女は、私が店の中に入って、手ずから編集を手伝い、さらに版下を完成させたら、大幅な値引きをすることに同意したのだ。だから私は、自分は運を味方に付けたのであり、これで万事うまく行くだろうと感じながら、店を後にした。そしてまた、カシオペアンがこの前の年の10月に言っていた「絶好の機会」とは、おそらくこのことだろうとも思った。


---
Q: (L) 私達はフォーラムを作る必要があるのね。

A: Yes. あなた方がそれをやり抜けば、1つの方向性が開けるだろう。

Q: (L) それじゃあ、私達がやり抜けば、色々とためになる事が起きるの?

A: すぐに絶好の機会が期待できる。

Q: (L) きっと、それが何なのかは訊くべきじゃないんでしょうね?信じることよね?

A: Yes. 折角の好機を誤解する危険がある。

Q: (L) 私達は一致してそれが好機だと分かることができなくてはいけないの?

A: 程度の差はあるが。

Q: (L) もし私達が好機を誤解する危険があるようなときは、私達が見逃さないように、あなたたち、幾つかヒントをくれるんでしょ?

A: あなた方のうち少なくとも1人は瞬時にそれと分かるだろうが、他の人々は分からないかも知れない。静観しなさい。
---


私が最初にこのような好機だと解釈したのは、RCが自分の雑誌をやめようと思うと言った時だった。彼女は前世でのつながりで私が「分かった」と主張したが、私は同じことが自分にも分かったと言うことができなかった。雑誌とは「フォーラム」だったのだ。

次に私が好機と解釈したのは、パムが「即座に」私を見分けたことだったが、この時も私は彼女だと分からなかった。他ならぬ機関紙の印刷計画にツテが見付かったのも、「フォーラム作り」の「絶好の機会」に違いないと思われた。

これより先、私はAOLにマイク・リンデマンが開設したISCNI(Institute for the Study of Contact with Non-human Intelligence、非人間的知性とのコンタクト研究協会)のフォーラムに参加し、彼のグループメンバーたちと質疑応答するオンライン・ライブチャットに招待されていた。きっとこれもまた、「フォーラム」の一環であり、「絶好の機会」だったのだろう。

だが、これらいずれの場合にも、グループの誰かが「瞬時にそれと分かり」、他のメンバーが「疑う」ということは無かったので、なおも私は悩んでいた。果たして「絶好の機会」とは何だろうか?

だから、なかなかピッタリ当てはまらない予言に期待を抱きつつ、実現させたいと捨て鉢になる私達は何とも滑稽だった。

1996年初頭、私達が気付いた時には、私は、ゆっくりだが容赦なく、未知のものの棲む入口へと向かって行くところだった;私の意識は捕食者の心も、マトリックスも知らないままに、経験と直接かつ骨の折れるやり取りから学びつつ、私自身のハイアーセルフの力と必死に戦っていたのだ。このドラマが顕現している現実の出来事の世界が存在し;その下には、心理学的ドラマが存在し、さらにどうやらもう1つのリアリティ ― 神学的リアリティ ― が存在していて、そこからエネルギーが放射されているようだった。

このもう1つのリアリティを見る術を学び、明かな証拠が無くても、それに反応できるようになることが、大きな試練であるらしかった。

(本章終わり)
posted by たカシー at 18:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

ザ・ウェイブ45章: ガルフブリーズ

ザ・ウェイブ45章: ガルフブリーズ
http://cassiopaea.org/2011/12/02/the-wave-chapter-45-the-gulf-breeze/


フランクときたら、ガルフブリーズ旅行のことばかり話していた。私は、みんなで私のバンに乗って行き、費用は3人で割り勘にし、バンは大きなビーチに停めて、寝袋で野宿すればいいだろうと思っていた。だが、フランクはそんなことは認めなかった!彼はホテルに泊まるか、行かないかどちらかだと言う。

OK. いいだろう。でも私にはホテル代を払う金銭的余裕はなかった。だが、フランクはS**なら払えるだろうと指摘した。彼女には父親からの巨額の遺産があるので、この旅行費用は彼女が負担すべきだとフランクは思い込んでいた。彼が指摘する通り、確かにS**はプリンタのインクも用紙も、セッションで私が使うテープも提供していたし、交信文やそこからの引用も印刷していた。「どうして彼女がガルフブリーズへの旅費だけは払わなくていいなんてことがあるんだい?」

私は気が進まなかったが、フランクは「颯爽と出向くのでなければ、僕は行かないよ!」と言うのだった。でも私は何としてもフランクを行かせたかった!「S**との話は僕に任せなよ」と彼は私に請け合った。

私はS**独りではフランクと議論させたくなかった。というのも、私は既に彼女には、彼が行うちょっとした操作を見抜けないと確信していたからだ。私なら、彼がそんなことを試みても、大抵知らん顔をして、他の人々を守ることに最大限の努力を払うのだが。(繰り返すが、私はフランクが本領を発揮するのを待っていて、最後はそうなるものと確信していたので、それまではと思って、彼の欠点にも耐えていたのだ!)

フランクは彼女に、殆ど単刀直入に提案を行った。正直なのは非難のしようがなかったのだが、私は「私としては、ドライブして野宿すれば出費を抑えられると思うんだけど」と付け加えた。
S**「あら楽しそうね」
フランク「ホテルに泊まらないなら、僕は行かないよ」

S**「分かったわ!それも楽しいでしょうね!ツインの部屋にみんなで泊まればいいんですものね!」

フランク「ダメだ!僕は一人部屋でなければ行かないよ」
私には、カンファレンスに行って、機関紙を配るチャンスがしぼんで行くのが目に見えるようだった。だが、S**は同意したのだ。
「それであなたが満足するのなら、2部屋分出すわ」

だが、フランクが望んだのはこれだけではなかった。
「飛行機で行った方が、遠路はるばるクルマで行くより安上がりだよね」
私には、カンファレンスに行って、機関紙を配るチャンスがしぼんで行くのが目に見えるようだった。だが、S**は同意した。
「分かったわ。3人分の往復チケット代を払うわね」

フランクは嬉しそうに微笑んだ。

S**が、儀式魔術やその他のいかがわしい行為に深く関わっている人たちと交流があるのだとぶっきらぼうに認めたのは、機関紙を準備していた、この時期のことだった。私は驚いた。何といっても、私たちはこれまでの経験で学んでいたではないか。
「あの人たちと一緒に居るのが危険だと思わないの?」
「ただ一緒に居る訳じゃないわ。セラピーをして、おカネを受け取ってるのよ。単なる純粋なビジネス上の関係だわ」

だが彼女は、この人々が、前に私を傷つけようとしたのと同じグループのメンバーであると知っていたのだ。私は甚だしい裏切りだと感じた。私としては彼女に、仲間である私への配慮から、そんな人にマッサージするのをやめて欲しかったのだが、そう頼む訳にもいかなかった。

突然明らかになったこの事実のせいで、まじかに迫った旅行が楽しいものになるという期待は水を差されたが、私は機関紙の発行を公約していたので、このことについては考えないようにした。

S**のことで一波乱ありそうだったのに加えて、私たちのパムとの関わりが思っていたよりずっと複雑で問題含みであることが、次第に明らかになってきた。印刷プロジェクトは年初には始めていたので、私は既に、パムが子供たちや死期の迫った夫に対して行っていた支配ゲームに巻き込まれていた。この家族全体の動学は、当初、実に魅力的で愛に満ちたものに見えた。だが、機関紙プロジェクトのために、彼女たちと一緒に働くうち、段々と多くの秘密が ― 醜い秘密だった ―  水面に泡が浮かぶように姿を現した。

まず明らかになったのは、パムがプリントショップ事業を手に入れたのは、子どもたちを完全に支配するためだということだった。そして、20歳と17歳になる彼女の子どもたちが、責任感の欠片もないこと、支配されるのを嫌っていたことも明らかになった。死の迫った夫を抱え、医療費の請求書が山のようになっても、パムは子供たちそれぞれに高価な新車を買い与えて、支配力を行使しようとし、自分用にも500万するスポーツカーを買って、「ビジネス・オーナー」としてのイメージを保とうとした。2人はパトリックとシャイナという名前だったが、いずれもプリントショップを、何か欲しくなったらそのためのおカネを出してくれる、個人銀行だと考えていた ― 顧客からの注文の多くを完成出来なかろうが構わなかったのである。ビジネス用の大口の注文で手付を受け取ると、彼らは店を閉めて食事やパーティーに出かけてしまい、何日か店に戻らないことも時々あった。

パムは暫くの間、これを寛大に笑って見ていた。だがそのうち、資材の未払請求書が山のようになり始め、他の投資からの収入も枯渇し、夫の年金や相続した信託基金からの収入では、クルマの月賦や保険金を払えなくなってきた。

怒鳴り込んでくるお客もどんどん増え、パムは、自分が目を光らせていないと子供たちが何をしているかに気付き、すっかりあきれてしまったのだ。

パムは途方に暮れてしまった。彼女が家に居て、夫の看護をしながら、子どもたちがちゃんと仕事をしているか確かめようと店に電話すると、店が閉まっていて、二人とも出かけていたりするのだから。彼女は私に、パトリックについて抱いている心配を、少しずつ打ち明けるようになったのだが、どうやら彼は薬物乱用の問題を抱えているようであり、娘のシャイナもまた、気紛れで乱交気味の、精神障害の境界例だと彼女は感じていた。パムはしょっちゅうパトリックを医者に引っ張って行き、プロザックその他の抗鬱剤をはじめとする向精神剤をもらっていた。彼が薬を飲み損なうと、モンスターに変わってしまうのであり、母親である彼女が始終ついていないと、きっと薬を飲み損なうものと確信していた。

パムはいつ頃、そう感じたのだろうか。パトリックにはDVの気があり、それまでも時折両親に暴行を加えていたらしい。パムが「息子が父親の酸素ボンベをプールに投げ込むなんてこともあったのよ」と私に打ち明けるまで、彼女がそのように感じたことがなかったかどうかは定かでない。パムは何度か警察を呼ばざるを得なかったが、警察が戸口に現れる度、すぐさまパトリックが彼女に許しを請うたので、彼女は告訴を拒んだ。ある時など、怒って家を飛び出した彼は母親のクレジットカードを持ったまま、彼女のクルマに乗って2週間行方をくらました。後で分かったのだが、彼は友人とニューオリンズでパーティーを行ったり、売春宿に行ったり、高級レストランで食事したりしていたのだ。彼女はこのような行動は全て彼が薬を飲み損なったせいだと考え、彼を監視下に置くことに決めた;だから、彼女がプリントショプを買い取ったのも、息子が印刷業に興味を示したからだった。

人並み外れて頭が空っぽな少女だったシャイナは、10代にして一級のふしだら女であることを証明しつつあった。彼女は、ナイトクラブで品のないボーイフレンドをナンパしたのだが、男の方では、彼女が高級車を乗り回し、家が近くて、金回りがいいので彼女につかまったのだった。私は彼がずうずうしくも店のレジスターを開けて、シャイナとのディナー&映画代を持ち出すところを一度ならずみかけたが、彼女はこんなしゃれた男が自分にこうも親切にしてくれると考えるようないかれた娘で;それがお客のおカネであり、支払いに応じた仕事をしていなくてもお構いなしなのだった!

パムはこうした全てをコントロールし、プリントショップを経営して行こうとしたが、これは勝ち目のない戦いだった。私は機関紙を完成させようと死に物狂いだったが、パムはその目的のために私を操り始めた。彼女は他の、もっと前からの滞留受注残をこなすまでは、私の(代金支払い済みの)雑誌に取り掛かることができなかったので、私は何晩も店に行って、彼女がそれらの受注残を消化するのを手伝う始末だった。だが私達がそれをできるのも、パトリックが姿を現わして、印刷機を動かせる状態の時だけであり、しかもそれがいつまで続くかは疑わしかった。彼は一度姿を消すと数日は戻らず、やがて、ぼんやりとした目で憂鬱そうな姿を現すのだが、どこに居て何をしていたかは説明しないのだ。

さらに悪い事に、彼は私の娘の後を追い回していたのであり、彼女は私が「あなたはブラックホールに吸い込まれようとしてるのよ!」と警告しても全く訊く耳を持たなかった。

まさに悪夢のような状況だった!機関紙を作ってガルフブリーズ・カンファレンスに持って行こうという私の夢は急速に消えて行き、私の娘は、『タバコ・ロード』に登場する人々の生まれ変わりのように思われてきた、この一家の手中に引きずり込まれようとしていて、一方、S**と意地悪な魔女のような彼女の母親は、背後の方に蜘蛛のように身を潜めていたのだ。私はこの危険地帯を可能な限り冷静に舵を取って、地雷原から最小のダメージで脱出しようと決心した。

その一方で、まだまだ異常さが足りないかのように、この状況の中に、もう1つ奇妙な要素が加わって来た。あらゆる予想と反対意見を覆して、ついに私は全てのレイアウトを終え、コンピューターでの版下作成を完了していたので(そのために、専用ソフトを試行錯誤で学ばねばならなかったと付け加えるべきだろう)、印刷の準備が整っていた。この時、1人の男がプリントショップに入って来て、大きな印刷の仕事を発注したいと言い出したのである。彼は2m以上ある巨人で、プカプカと葉巻を吹かしたので、口にする発注額は煙の輪で桁に区切られた。パムと子供たちはもっとお金が欲しくてたまらなかったので、彼がいかに祈りに応えてくれるかと、お告げの一言一句に耳を傾けた;彼女たちはプリントショップで宝の山を掘り当てたのであり、彼が印刷用紙の山を富に変えてくれるのだ。私は、自分の機関紙が、印刷部屋の奥へと押し込まれるのが見えるようだった。

果たして、パムと子どもたちは突然、私の機関紙その他にはもはや目もくれなくなり、この「不思議なよそ者(mysterious stranger)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E5%B0%91%E5%B9%B4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
がしてくれた富と栄光の約束しか頭になくなってしまった。プリントショップに電話しても、パムの自宅に電話しても、誰も出なくなり、あれだけ重労働の末に作った版下が手の届かない所にしまい込まれたかと思うと、私はまたしても絶望を感じた。少なくとも家の娘は、パトリックたちの真の姿を悟ったようで、彼と距離を置くようになっていたが、これだけは不幸中の幸いだった。

やがてパムが電話してきた。「不思議なよそ者」には何かおかしな点があるという。彼女の生活もまたすっかりおかしなことになっていたのだ!「話を訊きに来てくれない?カシオペアンに質問しなくてはと思うのよ」 やっと来た!光が差し込み、みんな問題の全貌が分かってきて、再び人間らしい振る舞いを取り戻したのだ!

パムが語った非常に混乱した物語をなるべく整理し直すとこういうことだった。この不思議な男は、パトリックに大金を支払うと約束して彼を虜にしておきながら、それを裏付けるお金を持ってこないのである。それだけではない。この男はこの親子全員の前で秘密工作員としての体験を語ったのだが、これが聞けば聞くほど奇妙なものだった。彼は第2次大戦期にナチスに潜伏したスパイだったと言い、また、「アウトロー・モーターサイクルギャング」
http://gigazine.net/news/20090920_mc_gangs/
壊滅に向けて孤軍奮闘してきたとも主張した!(このような「アウトロー・モーターサイクルギャング」についての言及にはゾッとさせられるが、これは繰り返し出て来る、このドラマ全体を貫く、数多いイカレたつながりの1つに過ぎない。)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=69894412
この戦いのため、彼は妻と離婚し家族を捨てることを余儀なくされた。これは彼が払った重大かつ尊い犠牲なのだったが、どうしてそうしなければならなかったかという理由は述べないのだった。さらには、これらが全て片付いた後(全てはタラハシーで起こったらしい)、彼は別れた奥さんと再婚し、子供が出来たのだが、子どものためを思った彼はスパイ人生に見切りをつける覚悟を決めたのだ。それで彼は今有望な事業を探していて、巨額の投資をしようとしているのだ。唯一問題なのは、まだ実際に収益が上がっていないらしいことだった。

彼はパトリックに対して、大仕事の頭金にするための、巨額の小切手を持って来ると約束した。将来、大きな収益をもたらす事業が始まるのだ;だが、この約束は何度も先延ばしされた。それでパムはペテン師に騙されているのではないかと疑い始めた。彼女が息子のパトリックにこの考えを述べると、彼は件の男にすっかり騙されていたので、母親と仲違いし、ますます店をさぼる時間が長くなったのだが、それは、行われる作業がどんどん少なくなることを意味した!

私は何とかしてこの窮地を逃れたかったのだが、どうしていいか分からなかった。私は印刷用紙を仕入れるために私が支払ったお金を、パムが払い戻せないと知っていた。それはまだ使われないまま店内にあったのだ。私の印刷用紙を別の店に持って行って、費用を抑えるために類似の契約を結ぶ訳にもいかない。別のプリントショップに行って、一からやり直すお金もなかった。その上、残された時間は少なくなってきていた。機関紙を1000部カンファレンスに持って行くには、そろそろ完成させなくてはならなかった!

後で分かったのだが、パムが電話して来たちょうどその日、彼女が電話を切った直後に例の不思議なよそ者が店に入って来て、彼女に対して数日中には大金を払うつもりだと請け合ったようなのだ。この時、彼は妻子を伴っていた。パムが後で電話してきたところによれば、唯一問題だったのは、子どもはわずか8、9歳だったのに、夫人は明らかに70歳ぐらいであり、しかも件の男はと言えば、40以上には見えず、彼らの歳の計算が合わないことだった。

パムは当惑していた。

私は何もかもうんざりだった。どうしてパムは初めからこの男がペテン師だと見抜けなかったのか、1文たりとも払っていないこの男の後をどうして追い回すのか、私には分からなかった。

彼女は、この男が彼女に話した事および彼女の息子に話した事の全てや、話に出て来た日時、全体シナリオのあらゆる詳細について議論したいと言って、私の元にやって来たが、これらは世界で一番の賢者でも困惑するぐらい奇妙だった。この男は言っていた全ての事を行える程の歳ではなかったし、細君は思春期前の子どもの母親という程には若くなかった!全く奇妙なのだ!

私達はこの男が完全な詐欺師でありペテン師だと断定した。私は彼に居なくなってもらい、機関紙の印刷を済ませたかった。どうやらパムは、既に仕上がっている筈のものを納められないくせにアドバイスを求めてやって来るのが恥ずかしかったとみえて、本文ページを印刷するようにパトリックを説き伏せたらしい。それでフランクと私は翌日、店に招かれて、機関紙の本文ページを製本したのだった。これで、あとは表紙を印刷するだけとなった。

それで翌晩、私達は営業終了後のプリントショップに居た。裏の部屋では印刷機が稼働し、パトリックはいつもよりしっかりしているようだった。彼は賢明に働き、いい仕事をした。私はこれで何とかなるだろうと思っていた。

この時、ドアのベルが鳴った。

それは「不思議なよそ者」が、翌朝には「巨額の小切手」を持ってくると言うために、ひょっこり立ち寄ったのだった。彼はあらゆる詫びの言葉を述べた。「緊急で特殊任務が入ったので町を離れねばならなかったんだ」 スパイ稼業から引退したことなどどうでもいいらしかった。「私にしか対応できない緊急事態だったんだ!」 今や彼は戻ってきたのであり、万事オーケーだった!すると、いきなり彼は、質問されてもいないのに、私達が彼の物語に関して理解しがたいと思った部分について逐一説明を始めた。その中には、彼は優に60を超えているが、そんな歳には見えないような若々しい家系の出であることも含まれていた。それなら彼がナチスに対してスパイを行なった経験を持ちながら、アウトロー・モーターサイクルギャングの覆面調査ができるぐらい若く見えても当然だった!他方、細君の方は、何らかの「諜報任務」のせいで、ひどい怪我を負っていた。道理で、彼は彼女と離婚しなくてはならなかった訳だ。彼女の身の安全のためだったのだから。そして、2人が再婚した時、彼女はまだ整形手術を受けていたのだが、それが「うまく行かなかった」ために、彼女はあんなに老けて見えたのだった。だが、彼女は実際にはずっと若いのだという!しかし、見た目より若いとはいえ、子供を産める歳ではなかった。それでも、彼らは普通の家族を持つのが夢だったので、体外受精によって今の子どもを得たのだ、等々。

何の問題も無かった。全て説明がついたのだ。全ては、こうした事を少なくとも彼に向かって誰一人尋ねなかったせいだった!

だが彼はそこに立ったまま、前の晩に私たちだけの会話で重要な問題だと判断した点について、いちいち私達が議論したのと同じ順番で、疑問に答えたのだ。私は、印刷結果をチェックしながら、彼に背を向けて聞いていたのだが、正直な話、彼がこのテーマで話し始めた時には、口が開くほど驚いた。首の後ろの髪が逆立ち、身の毛がよだつくらいゾッとした!時間が止まるようなとても奇妙な感じがし、リズミカルに紙を積み上げながらも、殆ど固まってしまった;私は強いて作業し続け、驚きや好奇心を感じているのだとさとられないよう努めた。

やがて、やりに来たことが終わったかのように、彼は皆に対して元気におやすみとさよならを言うと立ち去った!私達はみな向き直ると、口をあんぐり開け、目を皿のように開いたまま、お互いの顔を見て、「一体今のは何だったんだ?!」と言い合った。3人とも殆ど口がきけなかった。私達はせいぜい互いに顔を見合わせることしかできず、宇宙の法則がどこかしら蹂躙されたように感じていた。

数分経ってから、パムが小声で言った。「おやまあ!まるで彼ったら、昨夜の私たちの話を聞いていたみたいね!」 彼女の言う通りだった。私達は印刷室からパトリックを呼んできて、この物語をしたのだが、彼は嫌悪の表情で私達を見て、私達は誇大妄想にかかっていると宣言した。多分、そうだったのかも知れない。

だが、多分私達がそこに居たのにも理由があったらしい。次の晩、フランクは机に座って作業をしている時、水飲み場に行こうと立ち上がった。彼がイスから立ち上がって振り返り、作業していた建物の窓を見ると、そこに立って中を凝視していたのは、例の不思議なよそ者だった。フランクが立ち上がるや、あたかも「通りかかった」風を装って、彼は立ち去ろうとし始めたが、時既に遅く、フランクは見られていたのに気付いていた。

彼は家に戻ってから電話してきた。私達に分からなかった重要な点は、フランクがどんなスケジュールでどこで働くことになっていたかを、この男がどうやって知ったのか?ということだった。私はパムに電話した。「あなた、あの男に何か話した?」
パム「実は、フランクがどこで働いてたのか、私も知らなかったのよ!」
この男はどうやって知ったのだろうか?どうしてフランクを監視していたのだろうか?彼は一体何者で、何が望みだったのだろうか?どうやって彼は、私達が家で話して居た身内の会話について知ったのだろうか?これはアウトローとどう関係するのだろうか?

パムはこの事件があまりにも恐ろしかったので、地元の警察に電話で問い合わせて、苦情を言った。彼女が警察に電話したあくる日、例の男が姿を現し、「裏切り者は永久にどんな扱いを受けると思う?警察の連中はいつだって互いに情報交換してるんだ」と曖昧な、脅すような事を言った。彼が言ったのは何ら具体的でなく、概して曖昧で間接的な話に終始した。にもかかわらず、パムはあやうく心臓発作を起こすところだった!

という訳で、幾つか質問を行うのにふさわしい状況になったのだった。次のセッションには沢山のゲストが参加していて、その中には、リリーが連れてきた友人も1人含まれていた。カシオペアンはいつになくS**に厳しく、私はあらゆる類のエネルギーの乱流が部屋中に漂っているのに気付いた。少し前から、S**はノートを取る担当だったのだが、私は彼女のノートにはいつも手を焼いていた。というのも、彼女は全く注意散漫だったからだ。どうやらカシオペアンもこのような状態にはあまり満足していないか、あるいは、彼女に対する言葉を通じて私に何か伝えようとしているらしかった:


960203
Frank, Laura, SV, PZ, SZ, MM, Sandra, Tom F., Cherie D., PkZ
---
Q: (L) 今夜は幾つか質問があるわ。まず、あなたたちからここに居る誰かに特に何かメッセージはある?

A: メッセージは自然に流れるよう伝える必要があるから、筆記手順のための「時間」を乞うて、「演出」していてはダメだ。どうかS**に言って欲しいのだが、私達が言葉を引用符で括ったときには、その通り記録してもらいたい!!!!! 各人にとって、メッセージの細部まで意図された通りに吸収するのが重要なのだから、メッセージを正しく伝えないのは迷惑だ。私達はこれまで、彼女が自分でこのことを学ぶのを期待して、これについては何も言わなかったが、悲しいかな彼女は学ばなかった。だから、残念だが、必要な叱責を行う。S**よ、すまないが、言われたことに気付いて、この過ちを繰り返さないで欲しい!

Q: (L) おやまあ!私は誰かにメッセージがあるかと訊いただけよ!

A: だが、あなたにとっては、同じ一定のペースで続けるのが重要だ。

Q: (L) もう質問を続けていいの?

A: あなたがいつでもしてみたいと思うことができるのは明らかだ。
---


この次の週、私はゲスト参加の依頼を全て断った。私はチャネルが改変されたと感じていたので、その問題に対処したかったのだ:


960208
Frank, Laura, SV
---
Q: (L) 先週の土曜の晩は、沢山の人がここに居たんだけど、とても不愉快な感じがしたのよ。これの出所は何だったの?チャネルが改変されたの?

A: 改変ではなく、薄められた。2つの実体セクターからEM静電放電があった。

Q: (L) それは部屋の中に居た誰かあるいは何かのせい?

A: 1人の人だが2つの実体。

Q: (L) あなたたち、あの時、リリーは憑依されていて、霊解放が必要だと言ってたけど、それと同じ人?

A: あなた方は、自分が学んだ事を利用して答えることで、さらに学ぶのであり、私達が絶えず確認することによってではない。

Q: (L) たとえあなたたちが私の「驚くべき能力」について語ってきたにしても、私は明らかにあまり良く学んでいないので、最近はあまり驚くべきものとも思えないわ!

A: 驚くべき能力を持って居る全ての人が先入観や仮定、パターン化による憶測を含む、予想的願望と関係した、内外からの堕落させる力を防がなければならない訳ではない。すなわち、常に偏見のない心を保つことだ!!!

[…]

A: 重要なことが先だ!どうか、S**よ、正確にやるよう努めなさい!あなたに警告しているのだ、S**よ!どうかどうか、どうかどうか、あなたが私達を呼び、救いや導きを求めるときには、私達が常に常に常に答えると知ってもらいたい。気付きを持って、信頼し従うのはあなた次第だ。あなたに染み付いた頑固さがこれを妨げるのなら、結果的にあなたは完全な破滅を免れないと言わざるを得ない!それは私達が生命にかかわるくらい(Vitally)欠かせない時以外はこのような警告を行わないからだ!これは他の出席者全員にも等しく当てはまる!!
---


私は未だに木に竹を接ごうと無理していたのだ!シーズは手掛かりを与えてくれたのであり、それは以下の言明に暗号化されていた:「気付きを持って、信頼し従うのはあなた次第だ。あなたに染み付いた頑固さがこれを妨げるのなら、結果的にあなたは完全な破滅を免れないと言わざるを得ない!それは私達が生命にかかわるくらい(Vitally)欠かせない時以外はこのような警告を行わないからだ!これは他の出席者全員にも等しく当てはまる!!」

S**の苗字が「ビターレ(Vitale)」であることに注意されたい。

さて、読者はここでの問題を理解しなくてはならない。確かにシーズは私たちに対して、エージェントや両勢力間の神学的な戦いや、これらの勢力が人間を通じて作用すること、そして、人々はエージェントとして配置されうること、誰もが一種の邪悪な魔術師複合体が営んでいる巨大で奇怪なシステムによって、程度の差こそあれコントロールされていることを語っていた;だが彼らがこれを私達に語ったことと、それに基づいて私たちが人生に関わる決断を行えるように、それを人生に適用することとは全く別物だった。

しかし、私達がガルフブリーズに旅行した時、状況は耐え難いものになろうとしていた。私は日夜一緒に居ることになるこの期間、じっくりとS**を観察し、実際何が問題なのか見極めることに決めた。私としては、それがパーソナリティーの問題であっても、即断して彼女を締め出したりしたくなかった。私はたとえ人々のパーソナリティーが様々であっても、彼らが共通の何か、少なくとも共通のゴールを持っているならば、うまくやって行けると常々信じていた。ただ問題なのは:S**のゴールが何か?ということだった。彼女は何を意図していたのだろうか?どうして彼女はあれほど熱心に私たちのグループに参加しようとしたのか?もちろん、彼女が主張していたように、彼女が交信文にとてもエキサイトしていて;参加することが真に彼女の役に立ち;彼女が最も誠実な参加者だと考えるのは楽しかった!だが、その陰には、あまり慈愛に満ちていない動機があったのだろうか?

旅行直前のある日、フランクは私に尋ねた。「S**がかつてアウトロー・モーターサイクルギャングに関係していて、パムを狙ったエージェントもまたアウトロー・モーターサイクルギャングと関係していたのは奇妙だと思わないか?」

私はその点についてそこまで考えたことはなかった。S**は養女に出されていて、実の家族については何も知らなかったのだが、それは問題ではなかった。若い頃彼女はグレた。これは一般には普通の事と考えられるだろうが、彼女のグレ方は少々極端だった:彼女は悪名高いモーターサイクルギャングのメンバーの1人と深い仲になったのだ!

もちろん、私が彼女と出会った時には、全て過去の事だった。彼女は長い事彼らと遠ざかっていたし、マッサージ・セラピストになるための学校にも行っていたし、地元の神秘主義者コミュニティの活発なメンバーにもなっていた。彼女は「目覚め」と「改心」を経験し、私たちのグループの一員になることが奉仕だと宣言していた。

だがそれでも、フランクが指摘したように、彼女は想像しうる最も支離滅裂な態度で、暴力や殺人についてすら語っていたのかも知れなかった。恰も何の感情も持たないかのようにだ!! これは実に気掛かりだった。フランクは指摘した。「僕は何度か、彼女がどんな経験をしたのかと尋ねたことがあるんだ。すると恐ろしいことだと言うどころか、彼女はそれらについて笑いながら話したんだよ。話すのになんのためらいもなかったんだからね!!」 フランクの話は、彼女の態度が人格的に改心したこととそぐわないと納得させるものだった。「ゴキブリを殺すのも非難するような人が、どうして殺人を何事でもないように言い繕うことができると思う?」

私は答えられなかったが、フランクにはできた。彼はこれがグループの抱える全ての問題の根源だと確信していた。態度、雰囲気、奇妙なつながりと、S**を咎めるべき点は、数え切れないほどあった。だが中でも、カシオペアンが彼女の前ではかつてのように前向きな姿勢を取らないのがこのせいなのは今や明らかだった。それはまた、私がコーラルキャッスルの話をしていた時に、彼らが話題を変えて、その代わりにS**の生い立ちが普通でないという事実を持ち出した理由も説明していた。。。全ては私の自由意思を侵害しないようにしつつ、手掛かりに気付かせようとしてのことだったのだ。

私達がこのことについて議論するや否や、まさにパムの店に来た男と同様に、私達が考え、話していた事を説明し、あるいはこのような考えに対処するような事態が顕現した。ガルフブリーズ旅行の間、突然S**は文字通り感情の塊となった。彼女はその3日間で、これまで見せなかった感情の全てを穴埋めしたにとどまらなかった。恰も彼女には私たちの考えていたことが聞こえたかのように、今やそれらに対抗していた。この時の私には思いもつかなかったのだが、どの会話の際にも物理的にその場に居たのはフランクだけだったのであり、この後マトリックスはちょっとした2段階シフトを行ったのである。

トム・フレンチとシェリー・ディーツは私達とガルフブリーズ・カンファレンスで落ち合った。おそらく、バンでのドライブよりもヘトヘトになりながら、空路ガルフブルーズに到着した後、私達はホテルの部屋で一服し、それからトムとシェリーを探しに行った。ホテルのロビーには連絡板があって、トムが待ち合わせのためのメッセージを残していたので、私達は機関紙を配ってくれると約束してくれた友人たちの分を受け取ろうと、荷物預かり業者の方へと向かった。

それを済ませた後、私達は2、3の講演を聞き、それからトムとシェリーに会って昼食を共にし、さらに彼らと一緒に2つ講演を聞いた後、その日の終りに、みんなでビーチにUFOを観に出かけた。

私は、世界中の有名なビーチを訪れた人々がいずれも、フロリダ・パンハンドルのこのビーチは世界最高だと言っているのを読んだ事があったが、これには同意する他なかった。そこは断然ゴージャスだった。

だが、UFOは1機も現れず、私達はとうとうこの晩は引き上げることにし、フランクは彼のシングルルームへ、S**と私はツインルームへと引き上げた。私はすぐに寝入った。すると、あの夢が始まったのだった。

夢の中では、部屋の遠くの方に誰かが居て、これに対して部屋の中一杯の人々は、彼に危害を加えようと何かを計画していたのだが、彼だけはそれを知らなかった。私は彼の注意を惹こうとし、隣の部屋で会おうと合図した。彼は私に従ってそこに入って来たので、私は彼に「あなたの身が心配だわ」と言った。
彼「心配には及ばない。私は大丈夫だ。君は家に帰って、私が戻るのを待ちなさい。協定を結び、この危険を脱したら、私は君のもとに行くからね」
それから彼は私にキスした。彼の顔ははっきり見えなかったが、間違いなくキスされた感覚があった。

確かに言えるのは、これは眠れる美女が王子にキスされたようなものだったということだ。というのも、これで私は目覚めたからだ。比喩的にだけでなく、文字通り目覚めもしたのだ。私は目覚めて、しゃちこばってベッドに座っていたが、まだ唇にキスされた感覚が残っていた。私は当惑しながら、見慣れぬホテルの部屋を見回した。すると、S**が軽くいびきをかく音が聞こえた。私は指を唇へ伸ばし、キスした人の痕跡を見付けられるかのように、それに触れた。だが、何の手掛かりも無かった。驚くべき何かが起こったという信じられない感覚だけだった。私は仰向けに横になると、再び眠りに就いた。するとまた夢を見た。今回も、さっきキスした男と一緒だったが、またしても彼の顔は見えなかった。今度の夢では、当時の夫が私のところにやって来て、「俺の元に戻って来てくれよ」と頼んだが、このもう1人の男は守るように腕を私の身体に回して言った。「彼女は私のものだ。彼女は常に私のものだった。キミは私が来るまで、彼女を守ることになっていたのだが、キミときたら、彼女を傷つけてばかりだった。さあ、立ち去りなさい!」

朝食の際に、私はS**とフランクにこの夢の話をし、後からトムとシェリーにも話した。キスされた感覚は、まだ唇に残って居た。今では、何年も経ったが、それに連れて、この意味合いもよく分かってきた ― 「私たちは未来のあなた方だ」ということの本当の意味が分かった今でも ― 私はこの夢やこの時のキスが、このUFOカンファレンスに現れたシーズだったと分かるのだ!

帰りの飛行機はすごかった。私達は巨大な雷雲に出くわし、その中を通過した。その下や、上を飛ぶことも、周囲を迂回することもできなかった。私達は身構える他なく、飛行機は野生の仔馬のように翻弄された。私は笑うしかなかった。というのも、人生で飛行機に乗るのはまだたったの3度目だったからであり、フランクは旅に出る前、何時間もこれまでの忘れられないフライトについて、彼がどれだけ飛行機が好きかについて詳しく語っていたからだ。今の彼は、乗り物酔い薬を手放せず、アマガエルのように真っ青で、私はと言えば、一生の思い出になるような楽しい経験をしていた。

奇妙なことに、あれだけガルフブリーズに飛行機で来るのを怖がっていたS**は、この間じゅうぐっすり眠っていた。私が大袈裟に言っていると思われないよう、付け加えておくと、フライトの終わった時、搭乗口に立って皆と握手していた機長も真っ青だった。みんな口々に、「まだ生きてるのはあなたのお蔭だ!」と彼に感謝していた。

私たちが旅から戻った後、V**がやって来て、ノートを取ってくれると言うので、私たちはこの時の状況について質問することに決めたのだった。


960323
Laura, Frank, V
---
Q: (L) 最初に訊きたいのは、SVとの関係で私たちが置かれている状況についてよ。私達はそれぞれ違う様々な手掛かりを受けとっているし、私自身の観察結果も違うし、このテーマで議論やネットワークでのやり取りもしたのよ。一般的に言えることは何かある?それとも、このテーマについて、何か具体的な質問をしなくてはならないかしら?

A: SVは極めて重要な情報の宝庫で、あなた方にとっての手掛かりは、その名前にあるのだが、あなた方は気付けないでいる!

Q: (L) OK, でもSVは。。。

A: そういう風だから、あなたは不満が募るのだ;価値あるものはタダでは得られない!!

Q: (L) 1つ。SVは私達に嘘をついてたわ。2つ。あなたたち、ロボット人間は、多くの時間を一人で過ごすと言ってたけど、私達が彼女には感情というものが深刻に欠けてると議論してたら、彼女、感情を見せ始めたのよ。。。

A: 代償は、続けることなんだ。。。

Q: (V) 関係を続けることなのかしら?

A: 『ノルディック同盟』とは二重性のことだ。

Q: (L) SVはノルディック同盟の地出身なの?つまり、ミネソタ?Oh, そのように結び付けて考えたことはないわ!何てことかしら!「ノルディック同盟とは二重性のことだ」ですって。。。それじゃあ、あなたたちがノルディック同盟や銀行スキャンダルと言ったのには、二重の意味があったの?

A: 多分。だが、あなたは重要な点を見落としている!ノルディックの伝統を継ぐ人々は皆、秘密のパワーセンターを持っており、それは闇のものであることも、光のものであることもあり得る。。。SVはこのようなスーパーパワーソースに直結している、トゥーレ協会その他のようなチュートン族の血統を引いており、彼女は自分のパワーとミッションに気付いている。それはポジティブ志向のものだ。しかし、あなたは第4から第6密度の勢力によって、続けるだけの強さと賢さを持っているかどうか判定すべく試されているところだ!

Q: (L) まるで意味が分からないわ。。。て言うか、彼女、嫌らしい、赤色のオーラを出してるのよ。。。

A: 赤色のオーラについては、あなたの方でさらに勉強が必要だ。あなたはこのような情報に関するソースに、騙されているかも知れない。

Q: (L) それじゃあ。。。

A: 私達はカシオペアンだが、欲するままに生きるのはあなたの意志次第だ。

Q: (L) それじゃあ、彼女はどうしてあんたたちから、ある事をしないなら、完全な破滅を免れないと言われたの?

A: テープも補助的に聞き、全ての方向に心を開いて、もう1度あのメッセージを復習しなさい。真意をチェックすること。悪意はない。違いに注意しなさい。同盟の二重性だ!!!

Q: (L) フランクもノルディックの血統よ。彼もこの同盟のメンバーなの?

A: 多分。

Q: (F) だとしたら、僕は初耳だw

(L) あなたたち、彼女は自分のミッションに気付いてると言うの?

A: 何人かは。

Q: (L) 彼女の母親は、彼女がミッションを遂行する上で何か障害になってるの?

A: 母親は重要ではない。

Q: (V) 彼女の養母は。。。重要じゃないのね。OK, それじゃあ。。。

A: 経歴がどのように秘密にされているのかは、確かに興味深い!

Q: (L) Yes, それは好奇心をそそるわ。

(V) さらに深い事情があるような気がするのよ。。。

(L) Well, yes, でも彼らは、彼女の出自や、養女であるといった類のことを、別のセッションでも話してたわ。はっきりしない事情について、彼女は何も知らないと言ってるのよ。実に奇妙ね。。。SVは「ウォークイン」なの?

A: 不正確な用語法。

Q: (L) それじゃあ、正しい用語法だとどうなるの?SVは何なの?

A: 生得の長所。
http://konayuki-dorama.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/laworderu61-bir.html

Q: (L) どういう意味?

A: 見付けなさい。

Q: (L) ノルディック同盟やトゥーレ協会の話が出たということは、SVはプログラムされてるか、何層かのプログラムを持ってる可能性があって、彼女のプログラムの幾つかは、彼女のやってる事を知ってるけど、他の部分は多分知らないって言いたいの?

A: Yes, だがこれはネガティブな事ではない。

Q: (L) OK, じゃあ、もう少し突っ込んで訊くわよ。SVはもしかしたらあなた達の言うロボット人間なんだけど、ポジティブな目的のためにプログラミングされてるのかしら?

A: No, ロボット「人間」には血統はない。

Q: (L) それじゃあ、これはある血統の中に遺伝子的にプログラミングされた何かなの?

A: ちょっと違う。この血統の人々は、それに相応する魂のつながりがある。

Q: (L) この遺伝的血統は相応する魂と結びついた特定の能力と遺伝子を活性化させるもので、そのような遺伝子がこの血統の発現を準備するの?

A: Yes.

Q: (L) SVがかつてアウトロー・モーターサイクルギャングと共に暮らしていたことや、この同盟のメンバーであることは重要なの?

A: Yes, そのことが第4密度STSと直接関連する「アウトロー」グループに破滅をもたらしてきたし、今もそうだ。

Q: (V) 彼女が参加したせいで、それらが崩壊することになるんですって?それはいいことね。そういうことが言いたいの?それとも、彼女が参加することで、彼らの気持ちが昂揚するの?

(L) 昂揚させるんじゃなくて、破滅させるのよ;彼らはみんな牢獄行きなのよ!

A: Yes それは「エージェントSV」が醸成した環境のせいだ。だから、全体的な状況と結びつけると、感覚が欠如しているように感じられるのだ。ビターレはあなたがこれまで知っている中で最も勇敢な人間だ!それと反対の証拠はいずれもヴェールだ;テストするプロセスの一部なのだ。

Q: (L) 私達がテストされてるんだったら、どうしてあなた達そのことを私達に教えるの?

(V) あなたが失敗しないようにかしら?

A: Yes.

Q: (L) SVはこれが進行中だと気付いてるの?

A: あなた方が失敗しないのが肝心(Vital)だ。

Q: (V) SVはそれに気づいてるのかしら。。。

A: Yes.

Q: (V) 明確な理解に通じる扉をこじ開けるような重要な言葉があるのかしら?

A: 見付けなさい。

Q: (L) さて、私達が飛行機で帰って来た時、嵐の中を通り抜けたんだけど、私達が向こうを飛び立つ前に始まって、帰路その中を飛んで来た、あの嵐は、両勢力間の戦いの副産物ないしブリードスルーかしら?

A: Yes.

Q: (L) あれは何らかの方法で私達に危害を加えようとしていたのかしら?だって、私達、あの中を通って飛ばねばならなくて、上を飛び越えられなかったんだもの。て言うか、何年も飛行経験を積んだパイロットでさえ、困惑してたのよ!

A: Yes.

Q: (L) あの戦いを終わらせたのは何?

A: ビターレ。彼女が「動じなかった」のに気付いたかな?!?

Q: (L) 私達を怖がらせようとしてた事は全部偽物だって言ったでしょ!

(F) Yes, 彼女、行きの飛行機では、何も怖い事が無かったにもかかわらず怖がってたくせに、帰りは、機体がピンボールマシンのボールみたいに跳ね回ってたというのに、彼女は寝てたんだ。僕は気分が悪くなったし、ローラは「カウボーイみたいに乗りこなすのよ!!」と言ってたんだぜ。[一同w]

(L) OK, それじゃあ、この状況への反応として、私達はどうすべきなの?

A: あなた方次第。

Q: (L) OK, そう言うと思ったわ。これが分からないと今夜はよく眠れそうにないわ!

(V) 世の中には、いくら働きかけても変わらないこともあるじゃない?

(L) フランクは、彼女が明かした以上にもっと背景的な事情があるんじゃないかと考えてるんだけど、正しいの?

A: 多分。

Q: (L) Well, OK, 私、あんたたちを信用するわ。大勢に従って、あんたたちが正しいと思い、これが最善なのだと思って、条件反射的に動くのは止め、この事を心配するのは止めるわ。

A: よく考えて行動するよう勧める。結果を受け入れるか、拒絶するかの判断を急ぐ人は皆、間違えることになる。何事も見かけ通りではない。。。いいかな、あなたのグループや、あなたの影響圏に入って来る人たちは、あなたが考えているのとは違うかも知れない。

Q: (L) あなたたち、私達がテストされてるって言ったわね。何のテスト?

A: 継続性。

Q: (L) 何の継続性?

A: 全て。

Q: (L) 全ての継続性ですって。OK, で、私たちはSVを通してテストされてるの?

A: 目下のところは。

Q: (L) つまり、私達が攻撃だと考えてきたのはテストだってこと?

A: ビターレと関わる人々にとっては。確かに、この名前の人が全てこのような志向の持ち主だという訳ではないが、この手掛かりは、あなた方のために導入された。

Q: (L) SVが私たちにとっての第4密度ノルディックだってこと?

A: ?

Q: (V) 多分、彼女が存在する目的からして、彼女はあなたにとって重要(vital)なのよ!
---


セッション終了後、ノートをざっと読んでみると、S**は確かにシーズの言う通り、ポジティブな存在だろうと私が同意したのに答えて、シーズがこう言っているのに気付いた:「よく考えて行動するよう勧める。結果を受け入れるか、拒絶するかの判断を急ぐ人は皆、間違えることになる。何事も見かけ通りではない。。。いいかな、あなたのグループや、あなたの影響圏に入って来る人たちは、あなたが考えているのとは違うことがあり得るのだ」

シーズがあまり大袈裟にS**を称賛するので、真実は彼らが言っていることとは真逆だと理解すべきなのだろうという気に突然なったのである。この時の状況に困惑するあまり、醜い口論をすることなしに、私たちの関係を穏便に終わらせる方法を探ろうとしている事は、自分でも分かっていた。こうした事を十分認識した上で、私はシーズに、戻って来てコメントしてくれるよう頼んだ。


---
Q: Hello. もしもし、あなたたち、まだ居る?私、SVについてのこの情報には満足してないの。私が気付いたり感じてる事と、全部矛盾してるように思うのよ。

A: カシオペアのヒクルだ。これ以上心配しないことだ!不安を感じても必ずしも危険とは限らないし、それは成長と学びを示すものだ。だから、前向きに祝いなさい!!
---


どうやら、私はテストに合格したらしい。しかし、行く手にはまだ、もっと多くの事が待ち構えていたのだ!

勉強し熟考する必要があると言われることが多くなってきていた。マトリックス越しに真相を掴むのが簡単でないのは明らかだった。私は二重三重に暗号化されたメッセージを解読する必要がある敵地に潜入したスパイになったような気がしてきた。

成功することが重要(Vital)だった。

(本章終わり)
posted by たカシー at 15:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

ザ・ウェイブ46章: 神学的リアリティ

ザ・ウェイブ46章: 神学的リアリティ
http://cassiopaea.org/2011/12/02/the-wave-chapter-46-the-theological-reality/


本章では、神学的リアリティの中に潜むマトリックスに関する私の気付きが増大したこと、および、私たちのリアリティが今のような現れ方をしているという幻想から抜け出すのがいかに困難かという問題を取り扱う。体験している間は気付かなかったのだが、この時期の全ての出来事とはまさしく、目覚めつつあった人々を怖れさせ、眠りに戻るよう悟らせ、それが不可能ならば、彼らを消耗させ、健康を破壊し、でなければ、目覚めるのを不可能にするような力が働いた結果に他ならなかった。

読者が出来事や人間関係、およびそれらに関して私が考えた事の「反復」を読み進められる際に覚えておかれたい重要な点は、私には読むべきカシオペア・サイトも『ウェイブ・シリーズ』も無ければ、自分の体験を評価する上で利用できるようなマトリックスの概念自体が無かったという事である。私は地図に書かれていない領域に居て、ジャングルを切り拓きながら進まねばならなかったのであり、野獣の習性も完全に把握できておらず、ましてや、明確に述べることなどできなかった。

今になって過去を振り返り、「ああ、あなたはフランクが、これこれだと見做すべきだったんだ」とか、「これがあのように展開することになると知っておくべきだった」、あるいは、「どうしてあなたは、この人たちとの関係をこんなに長く続けたんだ?」等々と言うのはた易い。

ほぼ同様で僅かなバリエーションしか無い、家族的/宗教的/社会的プログラミングを誰もが施されていることに留意するならば、「疑わしきは罰せず」、「反対の頬をも向けよ」、「過去は水に流せ」、「キスして仲直りせよ」、「好印象を与えよ」、「素敵な事が言えないのなら、何も言わない方がいい」等々のプログラミングに逆らうのが簡単でないと分かるだろう。私達は文化から、様々な心理学理論を通じて、「妥協してうまいことやれ」、他の人々の行うことによって支配を受けないように、自分の問題に対処せよと教えられている。私達は傷ついたインナーチャイルドを癒し、全て両親のせいにせよと教えられている。私達は3日間の神経言語プログラミング・コースを受講して、自らの経験を再構成し、誰とでも親密な関係を構築する術を学ぶことができ、あるいは最後の手段として、少々プロザックか何か同種の薬を摂取することによって、問題を解決できるのである。

実のところ、シーズが神学的動学について話してくれたとは言え、私は必ずしも信じて(buy)いなかったのである。単にシーズがそう言ったというだけの理由で、私がそれを信じることはなかったのであり、それは今でもそうである。確かにシーズからは多くの事を言われたので、私達は多くの事を実験し ― 「購入(buy)前にお試しください」 ―、彼らが客観的に検証可能な、リアリティの観方を提示していることを示す結果が出るのを観察してきた。それ以外に、シーズが与えてくれた手掛かりに基づいて、自分達で調査したことも数多く、「彼らが正しくないことなど断じてないのだ!」と繰り返し気付かされた。しかも多くの場合それらは、私達があり得ないと思っていた事だった。

しかし、だからと言って、全てが本当だったということでは確かにないし、徹底的にチェックしないまま私達が何かを信じることもない。

私は人間関係および動学とは、高次密度の勢力同士が交戦する媒質 ― マトリックスのコントロールシステム ― であるという高次密度の観方を与えられていたのだが、それでもなお、その中に居て、大いにコントロールされているのである。この意味で、私の選択や行動について、何をすべきだとか、すべきでないとか直接言おうとしないシーズはとても賢明だった。彼らが私に与えてくれたのは、高次密度での出来事に関する新しい観方と、私達のレベルのリアリティに関する手掛かりであり、この結果私は、高次密度での出来事について研究し、高次密度と私達のレベルのリアリティとのやり取りを見分けることができたのであるが、もし彼らが私に、疑問の答えや、何をすべきかを言ってしまったら、それは私が「自由意思により学ぶべしとの指令」を守るのを妨げることになっただろう。換言すれば、あらゆる人生体験は、知識を得るためにあるものと思われる。『ターシャム・オルガヌム』(※邦訳書259ページ以下)その他の、P.D.ウスペンスキーがこのテーマについて書いた物を読まれた方はお分かりだと思う。要するに、私達がこのリアリティに居るのが学ぶためだとすれば、他の誰かに代わって宿題をやってもらっても、何もいいことは無いのである。私達が自転車の乗り方を学ぶ際には、他の誰かがやるのを眺めたり、本で読んでも無理なのだ。確かに、どうやればいいのかについて、幾らかの手掛かりはつかめるだろうが、立ち上がって試してみなければ、マスターできるものではない。往々にして、それは実際よりも簡単に見えるものだが、一度やってみて転んで膝をすりむいてみて初めて、どうやったら転ばないか、コツがつかめるものだ!

だから、この時点では、交信文に記録されているように、神学的リアリティの問題に関する議論が起こっていたのだが、だからと言って、私が自転車に乗る準備が出来ているということには、未だならなかった。たとえ、S**やPZ、あるいはその他の人物が、エージェントだったり、STS勢力なるものと密接な関係があると分かっても、だからと言って私が彼女たちの目の前に飛び出して、「リジー好きめ!」とか、「グレイ好きめ!」と叫んで、友人や知り合いとして見限るということにはならなかった。

しかし、あの「キス」の後、私は目覚めたのだった。

私の知覚が確かに変わったのだが、どうして、どういう風に変わったのかは言えなかった。リアリティに関する、あらゆる類の思考と理解が頭の中に形を成しつつあったのだが、常のごとく私はそれを秘密にしておき、誰かに説明しようとする前に、自分でそれを観察し熟考していた。この目覚めが最初に具体的に現れたのは、カンファレンスから戻って来た直後、日課に従って、娘をハイスクールまでクルマで迎えに行った時だった。私は駐車場に停めたクルマの中に座ったまま、子供たちがみな、校舎のあちこちのドアから校庭にドッと出て来るのを眺めていた。迎えのクルマや、バスへと駆けて行く子どもも居たが、他の多くは、あたりをうろつきながら、自分の属する小さなグループへと集まって行った。離れたところから見ていたので、誰かが何かを言うのが聴こえた訳ではないのだが、確かにある動学 ― 鳥の社会のつつき順番のようなもの ― が、目の前で演じられるのが見えたのである。

各グループには大体7人か8人 − ことによると10人くらい − のメンバーが居た。各グループには支配者が居て、その子を中心にメンバーが集まっていた。アイコンタクトやタッチといった、グループの中の「下っ端」たちのおもねる様な態度が見れたのは、興味深くも勉強になった。だが、見ているうちに、私は他の何かに気付いた:服従する人々が支配者の周りに集まるに連れて、彼らが文字通り縮んで行く一方、支配者が膨れて大きくなって行くように見えたのである。もちろんこれは、身体のポーズや姿勢によるトリックだったのだが、一種の食餌行為が起こっていたのは間違いない。下っ端の子たちが「精力」を使い果たすと、サークルの外周へと追いやられ、新たな下っ端が入って来てその位置に着くのであるアイコンタクトやタッチといった同じ一連のジェスチャーが繰り返されるにつれて、支配者は益々背が伸び、彼/彼女の目は益々見開かれ、輝きを増す一方、下っ端たちは一人、また一人と勢いを失い、肩を落として、しばしばこっそり立ち去って行った。

この驚くべき光景を目の当たりにした私は、まさに息を飲んだのである。私の頭にはもちろん、ジェーン・グドールが長年観察してまとめたチンパンジー社会についての所見が去来したが、私はここで物凄く独創的な何かを考えていた訳ではないのに気付いていた。グドールの所見との大きな違いは何だったかと言うと、私は単なる心理的な動学の観点から見ていたのではなく、実際にエネルギーが移動するのを ― 神学的リアリティ ― 見ていたのである。突如として私の知覚に向かって開けたのは、この神学的リアリティであり、恰も私は自分の宇宙に引き籠もって遠くから見ているかのようだった。

人間である私達の本性に不可欠の部分とはどうやら、生命には、見た目に明らかな物質世界以上の意味があると感じることらしい。これは私たちの持って生まれた気質のうち、宗教および哲学によって刺激される側面である。物質世界に「とどまらない」ものに対する説明の仕方で、人間は2つのグループに分かれる。宗教と哲学の殆どは、私達が如何に特別な存在であるかを説き、私達が、あれやこれやの教えを信じ、どこぞの尊師に従って、何たらいう「救いをもたらす」お勤めに励むならば、大きなご利益があると約束する。このような教えを検討すると実にはっきりするのが、私達は、自分たちの人生が、神がプレイする、運が決め手のゲームであるなどとは考えたくないということだ。だがこの頃、既に人生における調査研究と体験を積み、とりわけ、シーズが示した説明に照らし合わせることで、標準的な教えが、確かな証拠の前で破たんするのを何度も際限なく見ていた私は、世界の薄情な出鱈目さは、「神とは愛してくれる、慈悲深い存在である」という宗教的見解と真っ向から対立するということが驚くほどはっきり分かったのだった。それは恰も、突如として私の観方がもはや人間のそれではなくなってしまい、リアリティに埋没して木の森が見えなくなったかのようだった。

私達の周りを取り囲む自然界には、不思議な事、恐ろしい事が一杯ある。最も高い山々から最も低い谷に至る迄、灼熱の地から寒冷の地に至る迄、海の上でもその中でも、地球の殆ど隅々に至る迄、数多くの植物と動物が共存関係にある。この共存関係という言葉が真に意味するのは、殆どの場合彼らは互いに「食べ合っている」ということだ。

私の家の裏の質素な庭にも、鳥やトカゲ、昆虫、それにあらゆる種類の植物が生きている。トカゲは昆虫を食べるが、彼らも鳥か猫に食べられるし、猫は機会があれば鳥も食べる。美しいが危険なトゲを持つバラは、ミミズが枯れた植物を有用な栄養物に変えることで出来た堆肥の混ざった土で育つ。コガネムシの幼虫である地虫やオケラも居て、何のことはない、私が丹精込めて育て手入れしている植物を台無しにしようとしているようである。晩になるとコウモリと蚊が大勢出て来るが、(ありがたいことに)前者は後者を捕食し、夜香木も花開いて、大好物の花蜜に寄って来た、夜行性の蛾を食べるのだ。

春になると、私は日に8時間かけて庭の手入れをする;夏が来ると私はリラックスして努力の成果が育ち花開くのを眺める;秋に私は枯れた1年生植物を引き抜き、育ち過ぎた多年生植物を剪定する;冬には全てが休息し、続く春の活動に備えて英気を養う。そして新たなサイクルが始まるのである。サイクルの中のサイクル;生まれ、育ち、成熟し、繁殖して、衰え、死を迎える。万物にとって季節が存在する。

さて、宇宙に高性能望遠鏡を据えて地球を観察しているとしよう。この望遠鏡を使えば地球上のどんな場所でも細部に至るまでクローズアップして見ることが出来るのだが、音は全く聞こえない。ただ見えるだけだ。生物学で教わる原則など忘れなさい。生き物の振る舞いのあるべき姿については忘れるのだ。さて、何が見えるだろうか?

最初に気付くのは、この惑星の表面が活動に満ちているということだ。これには地下や海中深くのエリアも含まれる。惑星表面での活動とは、様々な形や大きさをした膨大な数の生き物が、環をなして互いを食べることに精を出すというものである。

さらに気付くのは、このような生物の、ある類全体が本質的に動かないということ;捕食されることから逃れられないということだ。実際彼らは食べられることに全く異議が無いように見える。逃げ出せるものなら、おそらくそうするだろうが、それは出来ない。だから異議が無いようにしか見えないのだろう。だが実のところ、このような不動の生き物(植物と呼ぼう)は、食べられるという事実を都合よく利用しているのだ。食べられることによって彼らは、さもなければ自力では住むことのできないような遠隔地にも増殖して行くことが可能なのである。

しかし他の全ての生き物は明らかに食べられるのを嫌がっている。彼らは食べられぬよう多大な努力を繰り返す。

ここに、ある特定のパターンが生まれるのが分かる:状況が絶えず変わっても、生物種のシステムはヴァリエーションを持つことで、生と死という恐るべき地球規模でのゲームにおける競争を生き残ることができるのだ。危険はどこにでもあり、最も精力的で適応性のある種のみが生き残るのは明らかである。

私はまた一種のバランスも見出した。しばしば良いカモだと思われている生物の多くは、危害を避けるのに役立つ精巧な感覚器官を備えているし、捕食者の多くは、歯や爪のような、恐ろしく効果的な破壊のための器官を持っている。もし捕食者の数があまりに多くなり過ぎると、彼らは最も賢い餌を除いた全てをすぐさま食べ尽くしてしまい、やがて共食いを始めるのだ。このようにして、双方の個体数が減る。私は群れを成して生きる動物にも注目した。弱いメンバーも、強いメンバーが分担して守る結果、捕食者を目の前にしても、ずっと生き残る見込みが増えるのである。

何とも恐ろしいことに気付いたのだが、これはまさに人間にも当てはまるのである。ただし、起こるレベルは違っていた ― 人間は物質界とエーテル界の仲立ちであり、人間によって、餌と捕食者のエネルギーは神学的レベルで顕われるのである。厳密な人間の視点からすると、このような理解はゾッとするものだ。私達が住んでいる心理的/霊的環境は、神学的リアリティの基盤なのだが、これは動物たちが類似のドラマを生きている野生の世界の中に正確に描かれているのだ。数千年の昔から、「上の如く、下もまた然り」という古代の教えが繰り返し説かれてきたが、これが言わんとしているのは、このことなのだと私は悟った。このような教えが、「人は自然を研究することによって、創造の秘密の全てを学ぶことができる」と説いているのは、嘘ではなかったのだ!

一方で私は、恐ろしい眺めを目の当たりにし、「神は天にいまし、すべて世は事もなし」という幻想は粉々にされる。だがその一方で、それは容赦ない無慈悲さではないことが分かる;存在の別のレベルからすれば、それは目的を持った行動なのである。

娘がやって来たので、子供たちのグループがジェーン・グドールの観察したチンパンジーの社会みたいだと思って見ていたのだと話すと、当然ながら彼女は素っ気なく言った。「うわー!それだけ分かるのに、どれほど長いこと考えてたの?」 彼女は心理学的観点から考えただけであり、文字通りの生命エネルギーの移動という観点からでなかったというだけのことだ。

シーズが語ってきた数多くの事から、私の場合は即座にこのような連想を行ったのである。私はまた、ジェームズ・レッドフィールドの『聖なる予言』の1節も思い出した。


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「私は、人間はなぜ、互いに相手を暴力的に扱うのか、研究しています。今までは、こうした暴力はお互いに相手を支配し、優位を占めようとする人間の衝動から来ると、理解されていました。ところが最近になって、この現象を内面から、つまり個人の意識という面から、研究するようになりました。人間の中で何が起きて、彼に他人を支配したいと思わせるのだろうかと、問い直してみたのです。1人の人間が他の人に近づいて話を交わすという、毎日世界で何十億回も起こる出来事の際に、次の2つのうち、どちらかが生ずるということがわかりました。2人の間に何が起こったかによって、その人は力を得たように感じるか、失ったように感じるか、のどちらかなのです。

「そのために、我々人間は、いつも相手を何とかうまく操ってやろうという態度をとっています。また情況や話題がどうであれ、会話の主導権を握るために、必要なことは何でも言おうと、待ち構えています。誰もが、相手を支配する方法を見つけ出し、その出会いで優位に立とうと、追い求めているのです。それに成功して、自分の意見が勝てば、落ち込まずに心理的な高揚感を味わうのです。言うなれば、人間が互いに相手を出し抜き、支配しようとするのは、外の世界の具体的な目的のためではなく、心理的な高揚感を得るためでもあります」
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※角川文庫ソフィア、山川夫妻訳、115ページ。第4の知恵の導入部での心理学者ルノーの言葉。


続けてレッドフィールドは、主人公がある夫婦とその娘に出会って、不愉快な思いをする様子について述べる。その男と妻は、自分達の娘を完全に支配しており、少女が自分のコントロールを取り戻すためには、暴力的に出るより、他に方法がないのだと、ルノーは指摘する。「彼女が大人になった時、この若い心の傷のために、自分も同じように他人をコントロールし、支配しなければならないと、考えるようになります。この性格は心に深く刻みこまれ、両親と同じように、彼女を支配的な人間にしてゆきます。「実際は、この同じ心の傷は、両親も必ず持っています。彼らは自分の両親に支配されたために、今、支配しなければ気がすまないのです。こうして、心理的な暴力は世代から世代へと、受けつがれてゆくのです」

この観方と私が見ていたものとの唯一の違いは、私の理解はさらに深いものだったということだ ― 捕食関係というピラミッドの頂点では、まるでエーテルでできた心の糸のようなものを通って来る全てのエネルギーを、誰かがせしめていたのだ。コントロールシステムが数千年前に、誰か/何かの利益となるように、このような心のトラウマを負わせようとして、社会的・宗教的プログラミングを施し、それが数千世代以上も広められてきたのだということを、私は突然に理解した;地球という1つの生命集団の「最上位の支配者」が存在しているのである。それは誰だろうか?人類は、食物連鎖の頂点に居る訳ではなかったのだ!

ここ数年の間に、入手可能になった、このような事に関する他の情報にアクセス済みの読者にとっては、簡単な事だと思われるかも知れないが、私にとって、これは驚くべき新事実だった。

それから私はS**および、私に伝えられるであろう「重要な情報」のことを考え始めた。最初に私が気付いたのは、人間は発達途上のある点で、魂に関してどちらの動学を育むかを選ぶことができる岐路に差し掛かるということだった:すなわち、捕食者になるか、餌になるかであり、それは肉体的な資質とは関係がなかった。実はそれが選択なのかすら、不確かなのだが、これらは個々人が生来持つ性質ではなかった。

私はS**がシーズの言った通り、確かに寛大であるのは理解できた。だが、母親との動学的やり取りにおいて、彼女は文字通り、母親の捕食者としての役割に対して、餌の役回りを演じていた。母親が年老いてきて、自分で狩りができなくなると、母親は食餌が続けられるよう、S**を一種のオトリに仕立て、他の餌を自分の自由になる範囲におびき寄せるようにしたのである。ある意味、それは群れの中の弱ったメンバーによく似ていた。すなわち、彼女は捕食者のテリトリーをさまよい歩き続け他の仲間が彼女を助けようとして後を追うと、その人達も餌になってしまうのだ;助けに出る人たちは群れ、すなわち、ネットワークの保護下から出てしまうのである。この意味で、捕食者の一種の代理 ― 破滅を招くオトリ ― となる人が居るのだ。その一方で、私はこれが全く正しいとも確信できなかった。おそらく、長い事ゆっくりと、黙ったまま、辛抱強く密かに、餌に対するストーキングを行っていた捕食者が居たのではないだろうか?

神学的な餌と捕食という基盤的構造に気付かないために、殆ど全ての人間がひどい苦境に喘いでいるのはすぐに分かった。動物の世界では、どっちが捕食者で、どっちが餌なのかは、かなり簡単に分かるのである。両者は互いに見かけが異なり、行動が外面的で目につくからだ。だが、人間の動学においては、それは隠されている。それが隠されているのには、どうやら理由があるらしい:群れから引き離すために隠されているのである。「分割統治」という訳だ。

もちろん、このような状況があり得るという事には、ポジティブな説明は無いと思われた。劣った者をとり除き、霊的活力を保つのが目的なのだろう。動物王国をテンプレートにすれば、自分の置かれた環境を正しく評価し、反応できる個体が生存と自己複製の機会に恵まれるのは明らかだろう。共生的なネットワーク環境に留まっている群れのメンバーは、強さ、安全さ、数において有利である。群れからはぐれ、危険に身を晒している個体は食べられてしまう。簡単な事だ。

この時私は、自分が巨大な世界的メカニズム ― 食餌マシン ― の歯車の1つであり、食料に過ぎないと分かったのだ。そう考えると、全く気分が悪くなった。それだけではない:私はこれら全てのエネルギーが実際どこに行くのか、知っておきたかった。誰が手に入れているのだろうか?食物連鎖の頂点に立つのは誰なのだろうか?

その1日後くらいに、夫は入ってくるなり、またしてもいつものように、子供の1人をつかまえて、延々とこき下ろし始めた。私はその子を弁護しようとして、夫に対して、理性的な説明を行おうとした。「子どもたちは1人1人違うのよ。みんな、自分の意見や、好き嫌いを言う権利を持ってるの。彼女たちはあなたが信じてる事やしたい事を反映するためにだけ存在している、あなたの小さなクローンじゃないんだから」 すると、他の子たちも加わって来て、彼女たちの例を用いて、私の理性的な発言をサポートしようとしたのだ。彼女たちは皆、父親を愛していたし、私達は皆、宗教的原理主義のせいで、彼が「問題」を抱えていると知っていた。彼は頑迷で、批判的、辛辣で、その意見は残酷ですらあり、子どもたちがすぐに彼に同意しないようなことがあると、彼女たちは見捨てられ、彼と同じ観方・考え方に直ちに改めないと、呪われ、破滅する運命を宣告されるのだった。

いつものことながら、彼の議論は結局、益々敵対的かつ辛辣になって行き、キリスト教神学の表現でもって私達全員に意地の悪い事を沢山言うことで終わるのだが、もちろんこれは、私たちのためなのだった。動学が進展するに従って、私は宥め、愛想よくするよう努めた。彼が全く間違っているのは分かっていたけれども、瞑想するよう努め、彼の親としての権威が保てるようにしつつ、心理的破滅から子供たちを守ろうと努めた。だが、そのうち恐ろしい事が分かった。ここで起こっている事とはつまり、彼が私たち全員を食い物にしているのだった!

私は彼に対して理を説くのを直ちにすっかりやめてこう言った。「あなたにはあなたの信仰の権利があるし、私には私の権利が、子供たちには子供たちの権利があるの。だから、このことについて、これ以上あなたと議論するつもりはないわ」 彼はカンカンになって私達全員に向かって何やら捨て台詞を吐いたが、何と言ったのかさえ思い出せない。

子どもたちも、私も憤慨したが、私はその場に座って、今体験したことをじっくりと考えた。そうしていると、娘の1人が入って来て、私にハグしながらこう言った。「こんな目に繰り返し何度も遭わされるなんて、ママが可哀相」 そして彼女が次に言った言葉を聞いて、私は危うくひっくり返りそうになった:「よくもこんな仕打ちに長い事耐えてこれたものね;彼は私達と違うのよ。彼は犬が一杯の家の中に猫が1匹居るようなものだわ」 小さな女の子の口から出た言葉だった。

実際には、彼は鳥たちの檻の中に居る1匹の猫という感じだったが、彼女の言いたいことは分かった。彼は「私達とは違う」のだ。この瞬間、私はどうにかしなければばらないと悟った。数年来、宇宙は私に手掛かりを与え続けていたのだが、私はそれらを無視し、「自己犠牲的」で、「何事も体裁よく」、「臭いものには蓋」、「うまくやり遂げよう」的な観方に頑固にしがみついてきたのだ。私は心理学の大衆書を片っ端から読み、保証付きの自己啓発法を全て試して、物事がうまく行くようにするという仕事を自ら引き受け;妥協し、何事もうまくやり遂げ、この男をサポートしつつ、同時にあからさまな捕食行為から、子供たちとわが身を守ることに膨大なエネルギーを注ぎ込んできた。私が数年来これを行って来たのは、十分な献身と寛大さがあれば、何事も正し、癒し、解決できると固く信じて居たからだった。

だが、今や突然、これは全く違って見えてきた。彼は捕食者であり、私たちは餌なのだ。私達=子供たちと私は、彼のエネルギー源なのである。彼のエネルギーがどこへ流れて行くのかは知らなかったが、ここまではよく分かったのだ。

読者は、私が彼を「悪い」とか、「間違っている」とか、そのような理由で責めたのでない点を理解するのが重要である。私は単に、彼が神学的リアリティの観点からして私達と似ていないから、どうにかしなくてはならないと気付いただけなのだ。私がこのようなエネルギー食餌的動学の犠牲になっていると気付いて、進んでそうなるのと、手本を示して子供たちにその役回りを引き受けさせ、その中で生きるよう強いるのとでは全く別のことだった。母親本来の役割とは、子供たちを擁護することである。そして本件で、私の子供たちが守られねばならなかったのは、彼女たちの父親からだった。

最も辛かったのは、夫のためにもどうにかしなければならないと私が知っていたことだった。鳩を食べる猫にも、鳩同様に生きる権利がある。彼らは悪くないのだ。というのも、彼らは猫なのだから。猫とは機会があれば、鳩を食べるものなのだから。さらに厄介だったのは、たとえ私が感じていたことを彼に説明しようが、彼は理解することがなく、信じることも、同意することも無いと分かっていることだった。彼は人生最後の日になっても、彼の生き方 ― 彼が「猫」であること ― が正しいと主張することだろう。

結局、私は ― いかに奇妙に感じられようが ― 彼にとって正しい事の重荷に耐えねばならなかったのだ。というのも、彼には理解することも出来ず、その気もなかったのだから。これを切り抜ける唯一の方法は、全ての責任を私が背負い、彼を全ての責任から完全に解放することであると考えたのを覚えている。なぜなら、彼の言動について彼に責任を取らせようとしたことも数多くあったのだが、結局私か子供たちが傷つくことになって、行き詰まってしまうからだった。

例えばこんな具合である:彼が子供たちに対して強圧的な態度に出るので、私は何時間もかけて、彼に児童心理学を説明する。すなわち、受け入れられず、自分の好き嫌いを認められないのが、子どもにどれほどダメージを与えるか ― 彼が子供たちに「このバカ者」だとか「そんな事する奴は地獄に落ちろ」等と言うのは虐待だと言う。私は彼に、育児に協力させようとしたのだ。彼は大人しく聞いているようなので、私がうまくいったと思っていると、やがてどんよりとした眼差しになって彼は言うのだ 「俺のやることが何もかも正しくないと言うのなら、俺は何もしないよ。お前が子供たちを育てろよ。俺は関わらない様にする」

そこで私は、両方の親が育児に関わり、子どもたちのために一致協力することの重要性を説明しようとする。すると彼はどんよりとした眼差しになって「だって、俺はお前たちみんなから、求められて居ないし、受け入れられていないし、尊敬されてもいないじゃないか。。。」とこじつけを言うのだ。私が言ってるのはそういう事ではなかった!私が言いたいのは、私たちは親として、子供たちのために考え方の違いも捨てなくてはならないということなのだ。

彼には自分の枠を超えて考えることができなかった。

ここまで来ると ― 大体その日のうちに、そうなるのは分かっていた − 「あなたと結婚したのが間違いだったわ。どうにかしなくちゃね」みたいなことを繰り返す以外には、何を説明しても効き目が無いのだった。全部私が悪いことにするのだ。これは、彼をけなしたり、彼のせいにしたりしようとしてのことではなくて、私と子供たちのために、この状況をどうにかしようとしてのことである。

真剣な戦いが始まる。彼は自分の立場を守り、餌にありつく縄張りを取り戻すために戦う。私も自分達をこれ以上食い物にされないために、同様に決意を固める。

彼「そう言うと思った。女はみんな同じだな」云々。彼の考え方は全くのこじつけだと分かっても、これには同意しておく。私は必ずしも「正しい」必要はないのだ。というのは、私が正しくても何の役にも立たないと知っていたからだ。どっちみち彼は自分の観方でしか見ようとしないのだから。

このような時に私が繰り返し思い出していたのは、妙な事に、本で読んだ、欲しくも無いものを売りつけようとする店員からちゃんとしたサービスを提供してもらう方法だった:こちらの欲しいのが何だろうと構わず、「これなんかいかがでしょう?!」 「いいえ。それは要らないわ。私はこっちがいいのよ」の繰り返しになるような場合である。

私は自分が成し遂げたいことを知っていたし、一種の「セールストーク」を聞かされているのも知っていた。こちらとしては、自分の欲しいものを繰り返し言い続け、話をすり替えないように主張しなくてはならないのだった。彼が私に議論をふっかけてきた時には、私はこう言うのだった。「結構だこと。あなたがそういう観方なのは分かったわ。でも、私はそうじゃないし、私はこうしたいのよ」 これの繰り返しである。

すると彼は、自分はこんなこともあんなこともしたんだと言い出す。私「確かにそうね。それをしてくれたのは良かったわ。でも、私が過ちを犯したのに変わりはないわ。それは正さなくちゃならないから、そうするつもりよ」

やがて、悪口と非難が始まる。。。私は全てに同意する。「そうね。あなたの言う通りだわ。私が嘘をついてたの。私はあなたを愛してなんかなかったのよ」云々。彼の言う事には全て、彼が正しいと同意するが、それでも、私がやろうと思った事をやるのには変わりがない。議論の余地はなかった。

最初に彼が自分の領土を宣言した時、彼は一歩も譲らないと明言していた。「俺の近くに居たくないのなら。。。もう終わりと決めたのなら、お前から出て行け。俺と一緒に寝たくないのなら、どこか他所に行って寝るんだな。俺は夫婦の寝室で寝る権利を放棄する気はない」

私は言い争わなかった。私は赤ん坊の部屋に行って、彼女に添い寝した。こうして、自動車事故に遭った後で買った、整形外科医推奨マットレス以外で寝る日が1、2日続くと、子どもたちは父親に対して、「ママをベッドで寝させないなんて、パパはなんてわがままなの。あれじゃあ、ママは身体が痛くなっちゃうわ」と言う。彼としてはもちろん、自分が被害者の風を装いたいので、早速遊戯室に移り、そこのソファで寝て、私に寝室を返して寄越した。

議論しても、侮辱しても、あからさまな操作を試みても、私の気持ちを変えるのに失敗した後、彼は同情を誘う旅人モードになった。「俺は行く所もないし、トラックをキャンピングカーに仕立てて、どこかの森で暮らすよ。準備のために数日はここに置いてくれ」

私は彼に家から出て行って欲しいだけだった。私の決心は危機に瀕し、同情を誘う旅はやめて欲しかった。同情は常に私のウィークポイントだったからだ。私は子供たちのために何としても勝たねばならなかった。私はもう何年もの間、餌食になる手本を示してきたのであり、今こそ餌食にならない手本を示す必要があった。

何やら全く奇妙な事が起こったのはこの時だった。真夜中に水を飲みたくなって、私は台所に行こうと思ったのだが、そのためには遊戯室の前を通らねばならなかった。そこを通る時、彼の話し声が聞こえたのだ。一体彼は誰と話しているのだろうと思った。家にはわずかな間接照明が点いていたのだが、見れば、彼は一人でソファーに大の字になって、眠っているようだった。彼は話してなどいなかったのだ。私は黙ってそこに立ったまま聞いていた。彼は夢の中で誰かと長い会話をしている最中だったようで、私が聞いたのは、最後の部分だけだったらしかった。これは何とも驚くべきことだった。長年の結婚生活で、彼が寝言を言ったことは一度として無かったのである。それが今、彼はこう言ったのだ。「はい、確かに私はミッションに失敗しました。でも二度と失敗しません。どうか私を罰しないでください!もうしくじったりしません!」 それから、恰も指示を受けているような、「はい」という返事が長く続き、会話の最後が卑屈な感じで終わったので、私はすっかり怖気づいてしまった。部屋からは邪悪な気配が発せられ、議論のテーマは私だと分かった。彼はどういう訳か、私をどうにかする任務を与えられていて、会話の様子からして、この「ミッション」の監督者は現在の状況が気に入らないようなのだ。

弱くなっていた私の決意は、この場面を見かけたことで、100倍強くなった。私は彼を何としても家から追い出すことに決めた。彼が物理的に近くに居るのは危険だった。彼はゆっくりとだが確実に、私を根負けさせようとし、子どもたちの感情を弄んでいたのであり、こんな状況はもう終わりにしなければならなかった。

私はこの事を友人のサンドラに話した。彼女は、州の健康・リハビリテーションサービス局児童支援実施課の管理者だった。彼女は私に援助を申請すべきだと言い、彼に対して、家から出て行くべきであり、さもないと、法的制裁を受けるだろうと明言した。私は既に生活保護手当を受けていた。私は健康上の問題で働くことができなかったので、事故の保険金がおりるまではそうするのも当然だと思ったからだ。家賃分さえもらえれば、子どもたちと私はどうにか生きて行ける。いずれ彼の住む所と仕事が落ち着けば、裁判所は養育費の支払いを命じてくれるだろうと考えたのだ。

それで私はその通りにした。私は法的手段に訴え、私の後ろにはサンドラがついており、サンドラが指揮する州当局と法的に争っても仕方ないと思った彼は、荷物をまとめて、実家に戻ったのである。

私の身体に何やら薬物の離脱症状に似た症状が出て来たのはこの時だった。サンドラは私に、自分がどうしてこういう手段に訴えたのか、繰り返し考えるよう説明した。彼女「食い物にされるような体験をした時のリストを作るのよ。いつどのような経緯で万策尽きたと感じ、またしても約束は守られず、同じことの繰り返しで、もう耐えられないと宣言したのかをね」

私は目を覚ましているためには、自分の頭を叩き続けて居なくてはならないことに気付いた。

そこに襲って来たのが、自分が「悪い女の子」あるいは「悪妻で悪い母親」だとみなされ、愛されないのではないかという恐怖だった。これは実に多年に亘って私をこのような状況に追い込んできたプログラムだった。これは、少女だった私に(そして他の数百万の女性に)繰り返し説かれたものなのだ。これは女性一般に施された主要なプログラミングだった:悪いことを隠し、臭いものに蓋をし、体裁を取り繕わせる ― したい放題される「良い女の子」になるためのものだった。

私は常々自分が『青ひげ』の妻なのだと言い聞かせねばならなかった。青ひげは城の中に秘密の部屋を持っていて、そこに他の妻たちの死体を隠しているのだ ― これは彼が捕食者であり、自分自身ではエネルギーを持って居ないので、私たちのエネルギーを吸い取っていることを象徴している。彼がエネルギーを持って居ないのは、彼がマトリックス、すなわち、人類を食い物にする高次レベルの闇の勢力による神学的リアリティの食物連鎖ピラミッドの中のエネルギー源に慣れているからだ。このような人々は気の毒である。彼らは幼児期/小児期に受けたダメージのせいで、青ひげになるしかなかったからだ。だが、これは治癒不能であり、彼らの受けたダメージは、彼らが接触する全ての人に感染症のように広まるのである。

私にとって何よりも大事だったのは、娘たちのために、自分がどうあらねばならないかを分かっていることだった。子どもたちは自分で見たままを行うのであり、こうしなさいと言われたことではない。私達が誰かに与えられる最高の贈り物とは、相手がこうあって欲しいという状態 ― 自由 ― に自分がなってみせることなのだ。

ここに至って、私は本件をカシオペアンとのセッションで取り上げたのだった:


960329
Frank, Laura
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Q: (L) 先週私は、かなり深刻なトラウマを経験したのよ。ある概念が具現化するのに直面しなくてはならなかったのでね。。。

A: ストレスが正しい。トラウマではない。

Q: (L) 私にはトラウマに感じられたのよ。まず初めに訊きたいのは:『青ひげ』のおとぎ話を意識の図として読んで分析してるんだけど、私が基本的に青ひげの妻としての人生を送っているという理解は正しい?

A: 今のところは大体そんなところだ。

Q: (L) この、言わば意識の図は、私の場合、結婚の領域だけでなく、それ以外の数多くのやり取りにも当てはまるのよ。そういう理解で正しい?

A: 多分。

Q: (L) どこが多分なのよ?

A: 学びは複雑なプロセスであり、答えは調べることでもたらされる。

[…]

Q: (L) どうやら私には、霊的/感情的状態が物理的に現れる強い傾向があるみたい;私の身体だけでなく、周りにも顕われたり起きたりするのよ。

A: Yes.

Q: (L) この家に最初に引っ越して来た時、私達は夜になると、強盗が押し入る夢を見たものよ。私は常に、奇妙な男が家に押し入るというシンボルに悩まされてきたわ。こないだの晩、本で読んだんだけど、人々が見る、強盗に入られる夢は、極度の危険が迫っているという、潜在意識の深い所からの警告だというのよ。このような夢は常に、生理的な症状を伴うってね。私が見た「強盗の夢」もこんな風だったわ。それどころか、実際に霊的な侵入者が顕われて身体の中から警告していると思ったのよ。

A: Yes.

Q: (L) 身体にこれが顕われたのは、何か深刻な脅威を示してるの?

A: Yes.

[…]

Q: (L) 私の質問に戻るけど:こないだの晩に見た侵入者の夢はとても気掛かりだわ。夢の中で私は夫を起こして、彼に「誰か/何かが家の中に居るみたい」と言うんだけど、見てみると彼は全身麻痺してるの。友人のキースみたいだったわ。。。このイメージが何だったか教えて頂戴?

A: 学びは楽しい!

Q: (L) あれは楽しくなかったわ!心臓がドキドキして胸から飛び出すかと思ったし、結局、夜中過ぎまで椅子に座ってたんだもの。長い事、多くの人々からエネルギーを吸われてきたと分かったのよ。。。

A: 思い返して見付けるのはあなただ。あなたが「カンニング」するのを手伝うために私達が居るのではない!

Q: (L) カンニングじゃないでしょ。本の背表紙に書いてある答えが見える訳じゃないもの。

[…]

Q: (L) あんたたち、手伝ってくれないのね!私、最近、物事が全く違って見えるのよ。あなたたちがこれについてあらゆる手掛かりを与えてくれていたのに、自分にはちっとも理解できなかったことすら分かるのよ。。。

A: ローラ、どうか、あなたの洞察が広がっているのを知りなさい。その結果、知識と能力は増大するだろう。それなのにあなたは、私達に手を取って導いて欲しいと思っている。その結果、このチャネルと導管は、ついにはSTSの伝達手段になるかも知れない!

Q: (L) そんな結果を招くために努力してきたんじゃないわ!私は他の人々を助けるための学びの経験を広げようとしてるのよ!

A: あなたは自分の力でそうする能力を持っている!! まだそれが分からないのかな?
---


ここでまたしてもシーズは、この交信の目的がこの個人的なイニシエーション・プロセスを通じて得た他人の役に立つような学びを活かす務めを準備することであると、理解すべき方向を指し示した。もちろん、この時点の私は、すっかり何をする自信も失っていた。私は眼に問題を抱えていた ― 炎症が起こって、薬を注していなくてはならず、見ることもままならなかったのだ。


---
Q: (L) 私は未だに、そのような洞察に基づいて人生を大きく変えている途中で。。。

A: そんな変化のための決心をしてどんな気がするかな?

Q: (L) 正しい事をしているとは感じるけど、決心をして心が痛むわ。痛みと怖れを感じるのよ。

A: 安堵は?

Q: (L) 全くホッとしたわ!

A: それと。。。

Q: (L) 私の人生を清らかにできるような何かが多分、ワークによって起こるというわずかな希望が持てるようになったわ。慣れてしまうのではと恐ろしい生活保護を受けるのはやめようとしてるのよ。

[…]

Q: (L) 私は苦境に陥ってるのよ。

A: そんなことはない。

Q: (L) 言うのは簡単だわ。

A: 静観しなさい。おカネが入ったら、人を雇ってテープ起こししなさい。

Q: (L) なるべく早く自分でできるようにするわ。。。SVがこれを手伝ってくれることになってるんだけど。。。ここに来て彼女、明らかに姿を見せなくなってるわ。。。

A: そうかも知れないし、そうでないかも知れない。あなたは起こりうる全ての要素を完全にコントロールしている訳ではない。

Q: (L) どういうことになろうと、今は大して気にならないわ。また眼が見えるようになり次第、テープ起こしに戻るつもりよ。見本を何ヶ所かに送ったんだけど、とてもポジティブな反応もあったのよ。。。

A: 楽しみなさい!

Q: (L) どういう意味?その響きが気に入らないわ!先日もあなたたち、「祝いなさい!」と言ったけど、こんな苦難しか、なかったじゃないの!

A: 悩むのはやめなさい!

Q: (L) そうせずにいられないわ! [もうじき別れる夫]がとても可哀相なのよ!彼は犠牲者になる名人だわ!私、いたたまれないの!私の状況について何か知るべきことはある?かなり絶望的なんだけど。

A: 前から「絶望的」だったのかな?

Q: (L) Yes.

A: 希望も何も塵と消え失せたかな?

Q: (L) No, でも、そうなるかと思ったわ!

A: 離婚調停の方はどうかな?

Q: (L) どうなろうと神のみぞ知るよ!教えてくれないんでしょ!

A: 私達がそんなことをしたら、あなたは「能無し」になってしまう。

Q: (L) どうも時間が経つうちに、あなたたちは益々私達に自分で学ばせる方向に変わってきたようね。つまり、教えるのは段々終わりに近づいていて、じき止めようとしてるの?

A: No.

Q: (L) じゃあ、どういうことなの?

A: あなたは以前はもっと助けが必要だった。

Q: (L) SVがMPDだという考えは正しい?

A: 虚心坦懐に検討して、全ての分析結果をクロスチェックしなさい。
---


この頃、殆どまる一か月私達はセッションを休んだ。どうしてかと言うと、炎症があまりにひどくなって、私はほぼ1カ月寝たきりだったからだ。耳と眼と肺に炎症が起きて、医者から何週間か読書もコンピューターの画面を見るのも止められていたのだ。日に数時間は眼に温湿布をしていなくてはならなかった。これは奇妙な具合に、私が文字通り、見て、聞いて、体験していた事に対する人間的な反応を表していた。私は殆ど我慢できないくらい落ち込んでもいた。

これと同じ時期に、年長の方の娘の1人も鬱になって、殆どベッドから出られなくなった。私は自分の健康問題と戦っていたのだが、何にも増して彼女の健康が心配で、何か身体の病気じゃないか診てもらうため、彼女を何度か医者に連れて行った。家のかかりつけの医師は、私たちの生活の一部となって、この時でもう7年になっていたので、情況の浮き沈みもすっかり分かっていて、一緒に心配してくれた。彼は医学的なあらゆる検査を行い、結論としてこう言ったのだ。「きょうだいで一番過敏な、この子にも、あなたが耐えて支えとなれば、彼女は全快するでしょう」。「保守派」だった彼は、投薬が正しい選択だとは考えなかった。彼は娘のことをとてもよく分かっていたのだ。

次に起きた災難は、下から2番目の娘が、裏庭でトランポリンをしていて、踵を骨折した事だった。一番上の娘を学校に迎えに行く間、家を離れただけだったが、帰ってみると、もう1つの危機に対処しなくてはならなかったのだ。

私は奮闘努力を続けたが、この1カ月の間に、何やら驚くべき事が起こっていた。前の年に、私はグルジェフの講演録を1つもらったのだが、そこで述べられているのは、まさにその時起こっていたことだった。この時の体験の前に読んでいても、完全には理解できなかっただろう。このような経験をしていない人には、おそらく完全には理解できないだろうと思われた。だからこそ私は時間を割いて、この頃の出来事と体験を説明したのであり、それはエソテリックな様々な道の教えを理解する土台をもたらそうとしてのことだった。平凡な生活も、適切に理解すれば、グルジェフが信じていた通り、確かにイニシエーションの手段となり得るのだ。彼は「第1のイニシエーション」について、以下のように述べている:


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あなたはあなたが人生に注ぎ込んだのと全く同じものが戻って来ると分かるだろう。あなたの人生はあなた自身の鏡像、あなたの姿なのだ。あなたは受身的で、盲目であり、注文が多い。あなたは負債を負うと感じることなしに、あらゆるものを取り、受ける。あなたの世界と人生に対する態度は、要求し、取る権利がある者のそれだ。手に入れるのに支払う必要のない者のそれなのだ。あなたは、あなたであるというだけの理由で、全てを受け取れると信じている!あなたの盲目さの全てがそこにある。それはあなたの注意を惹くことがない。だが、あなたの中のそれが、1つの世界をもう1つの世界から分かつのだ。

あなたは、自分自身を測るものさしを持っていない。あなたは、単に「これは気に入った」と「これは気に入らない」の間だけに生きている。つまり、あなたはあなた自身しか認めていないのだ。あなたはあなたを超える何かを考慮することがない。。。理論的にも、多分論理的にも、実在を認めないのだ。だからこそあなたは注文が多く、全ては安価で、欲しい物は何でも買えると思い続けている。あなたはあなた自身を超えた、あるいはあなた自身の外側や内側にある何かを認知しない。繰り返すが、だからこそあなたはものさしも持たず、自分の気紛れを満足させるためだけに生きているのだ。

そう、あなたの「自己賛美」のせいで、あなたは盲目なのだ!それは新たな人生を手に入れる上で最大の障害なのだ。人が先に進むには、この障害=この敷居を乗り越えられねばならない。それは人々のうち「価値のない者」を「価値ある者」から選別するためのテストだ。ある人がいかに知性を備え、いかに才能に恵まれ、聡明だろうと、彼が自分自身に関する観方を変えないならば、彼は内的発達からも、自己認識によるワークからも、真の進化からも道を誤りさまようことになろう。彼は一生今のままだ。彼が自分自身に取り組みたいならば、最初の必要事項、最初の条件、最初のテストは、自分自身に対する評価を変えることだ。彼は想像することも、信じ、考えることもできないのだが、実はかつて見たことがなかったものを自分のうちに「見る」=それらが見えるのだ。彼が自分自身の中にある自分を見ない限り、自分自身に対する観方は変わらないだろう。そして見るためには、彼は見ることを学ばなくてはならない:これが、人が自己認識を行うための第1のイニシエーションなのだ。

何はさておき、彼は何を探すべきか知らなくてはならない。それが何だか知ったら、彼は努力し、自分の注意にフォーカスし、粘り強く、不断に見続けねばならない。それに注意を保ち、見ることを忘れなければ、ある日、彼には見えるだろう。一度見えれば、二度見ることができ、それを繰り返すならば、彼は見る事を無視できなくなる。これが、観察を行う際の、探すという状態である;真の願望=進化の願望が生まれるのはここからだ;冷たい状態から、我々は振動することで熱くなる;我々は真実に触れて深く感動するのだ。

こんにち我々は自分たちの幻想を見ているに過ぎない。我々は自分たちを過大評価している。自分達をリスペクトしていない。自分自身をリスペクトするには、私は自分の中に他の部分と比べて高度な部分を認知しなくてはならず、それに対する態度によって、私はリスペクトを示すのである。こうすることで、私は自己をリスペクトすることになる。私の他人との関係も同じリスペクトによって律せられよう。

我々は他の測定単位の全て=才能、教育、文化、天才が変わり行く単位、些末な単位であることを理解しなくてはならない。唯一正しいものさし=変化せず、客観的な唯一の本物は、内的ビジョンのものさしである。<私>が見る − <私>が自己を見る − これで測定できたのだ。高次の、真の自己の部分によって、あなたは低次の、しかも実在する自己を測定したのだ。この測定は、それ自体、各部分の役割を定義づけるものだが、これを行う結果、あなたには自尊心がもたらされる。だがそれは、た易くないと分かるだろう。それはバーゲン品ではない。人はうんとはりこまなくてはならない。払いの悪い者、怠惰な者、敗者にはチャンスはない。人は沢山、即時に前払いしなくてはならない。自ら払わなくてはならない。真摯に努力し、誠心誠意、期待することなくだ。

いやいやでなく、不正を行わず、偽ることなく、進んで多くを支払うほど、あなたの受け取る分は多くなる。そしてその時から、あなたは自分の本性に出会うだろう。そしてあなたは、支払いを避けようとして、どれだけ策をめぐらし、不誠実を働いていたか分かるだろう。というのもあなたは、根拠のない理論、深く抱いた信念、偏見、慣習、「これは気に入った」と「これは気に入らない」の全ての代償を支払わねばならないからだ。駆け引きなしに、誠実に、その振りをすることなしにだ。贋金を使っていないか見てみなくてはならない。

あなたは自分が考えているようなあなたではなく、過大評価しているあなたではなく、ゆえに、自分に嘘をつくあなたでないという考えをしばし受け入れてみなさい。あなたは常に、刻一刻、一日中、生涯に亘って、自分に嘘をついてきたのだと。自分に嘘をつくあまり、もはやコントロールできない程だと。あなたはその犠牲者だ。あなたはどこでも嘘をつく。あなたの人間関係も嘘だ。あなたが受けている教育も、些細な慣習も嘘だ。あなたの知識も嘘だ。あなたの理論、技術も嘘だ。あなたの社会生活、家庭生活もみな嘘だ。あなたが考えるあなた自身もまた嘘なのだ。

だが、あなたは、自分がしていることも、言っていることも、やめないだろう。自分を信じているからだ。あなたは内心で考えるのをやめ、観察しなくてはならない。虚心坦懐に観察するのだ。しばらく、この嘘という考え方を受け入れている間は。このようにして観察しつつ、見せかけの富を一瞬の真実に代えて、自分を甘やかすことなく支払うならば、多分いつの日か突然、あなたはかつて見た事のない何かを自分の中に見るだろう。あなたは自分で考えていたあなたとは違う誰かに会うだろう。あなたは自分が2人居ると分かるだろう。一方は本物でないくせに、他方に取って代わり、その役を演じているのだ。そしてもう一方は、あまりに弱く、食い違っているため、姿を表すことができず、突然消えてしまう。それは嘘に耐えられないのだ。最も些細な嘘もそれを殺してしまう。それは戦わず、抵抗せず、先手を講じて勝つこともない。

あなたの2つの本性の違いが観察できるまで、嘘を、あなたの替え玉を見抜くまで見ることを学びなさい。あなたが自分の2つの本性を見るとき、その日、あなたの中に真実が生まれるのだ。
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(Gurdjieff, quoted in Michel 1989, 34–35)
※ミシェル・ド・ザルツマン?の1989年の著作からの引用とのこと。なお、
http://www.gurdjieffdominican.com/firstin.html
http://www.gurdjieff.org/salzmann3.htm


そしてこれが起こったのは、3月に「キス」の夢を見た時期から、自分が信じていた全ては嘘だと悟った瞬間までの間で、私は宇宙に、全てを払う気があるかどうかと訊かれていた。そして私は払ったのだ;前払いで。離別に続く、この時期、もはや日々エネルギーを吸われていた訳ではないのだから、身体に現れていた症状は、私が支払っていた証拠だった。身体の系の中の全てが人間関係についての世界観=捕食者と餌食という観方に対して反対を叫んでいて、私は眼から血と膿の涙を流してすすり泣き、殆ど全く何も見えない程だった。

この時、私は中年期にさしかかり、人生の殆どを捧げて5人の子供を育てていたが、嘘と騙しを信じたために自分自身に嘘をついてきただけでなく、最愛の人々 ― 我が子たち ― にも同じ嘘を伝えたと分かったのだ。

人生の殆どの間、自分の自由意志を無駄にして、その上、最愛の人々の自由意志を取り上げてきたと気付いたとき、あなたならどうするだろうか?さらになお恐ろしいことに、それら全てを愛と称して行ってきたことに気付いたとき、あなたならどうするだろうか?

最後の幻想を剥ぎ取られた私に残されたのは、私という存在の骨格だけで、私はカフカが「ある地点からは、もはや立ち帰ることはできない。その地点まで到達しなければならぬ」と述べた地点に到達したのだ。

全ての幻想を剥ぎ取られたとき、信じるものを失ったとき、後に残るのは自分自身だけである。まるで氷に覆われた、黒い、意味のない空間に落ちて行くような感じだった。面白味も意味も、真も美も、これまで私が信じてきた一切がどこにも見当たらなかった。暖かくて曖昧だが慰めになる信念の層を全部剥ぎ取った時分かったのは、それが全て嘘、騙しであり、食餌と操作を隠す覆いであるということだった。

嘘を信じることによって、私が食餌と操作の片棒を担いでいた程度があまりに甚だしかったので、私の嘆きと後悔の涙は海になって泳げる程だった。道理で私達は信念を捨てるのに抵抗する訳だ!それが無いと、私達は自ら真実と向き合わなくてはならなくなるのだ!私達は自分が愛し、世話し、与える存在だと思っているものだが、真実を理解し、私達の抱いていた、愛し、世話し、与えるという考えの殆どが、私達から自由意志を奪うための操作であり、しかも私達の最愛の人々へと伝染すると分かった時は、地獄を覗き込んだような気がするものだ。

そしてあなたが地獄を覗き込んで、例のあなたを呑み込もうと待ち受けている、黒くて血腥い、吸い尽くすようにぽっかり開いた、血糊で一杯の口に、あなたが食われてきた事、そして同様に、愛する人々にも食われるよう教えてきた事を悟った時に襲われる恐怖の結果、あなたは悲嘆と絶望のあまり気が狂ってしまうかも知れない。

あなたは、意味が、少しは明るい場所が無いかと探すのだが、闇を照らす1本のロウソクすらどこにも無い。

ユーモラスな話題を1つ。この時期のある日、トム・フレンチが私を訪ねて来て、「本当のところ、エイリアンは実在すると思うかい?」と訊いた。何とも良いタイミングでこんなことを訊いてくるものだ!この時の私は、震えることさえできなかったようで、寒気をしのぐために毛布にくるまっていたのだが、両眼からにじみ出て垂れて来る液体を始終拭いており、殆どささやき声も出なかった。かろうじて出たささやき声も、カラスが絞め殺される時に出すしわがれ声にしか聞こえなかった。そんな時に、トム・フレンチは、私がエイリアンの実在についてどう思うか知りたいと言うのだ。一体、エイリアンがどうしたというのだ?まるで、4階の窓から落ちて、下の歩道に横たわって全身打撲で死にそうな人に、「痛むかい?!」と訊くようなものだ。

「姿を現わしたサタン」私は何とかしわがれ声を出すことができた。この時、私はどこにも何の光も見えなかった。

しかし、この暗くて空っぽの空間に落ちて行く間に、何かがあなたの中で形作られ始める。最初はごく小さいのだが、それはあなたの注意を引き、それが吸い尽くし食い尽くす闇の中で唯一の違ったものであるため、あなたの注意はそれに釘付けになるのだ。最初、あなたはその正体が一体何なのか確信出来ない。しかし、あなたの注意はそれにエネルギーを与え、それはあなたの中で育ち始める。

あなたが見付けたのは、あなたの意志 ― あなたという存在の霊的エッセンス ― であり、あなたが意志を見付けるや、あなたは「選択」を理解する。選択は意志の働きである。意志が存在するところには、選択が生まれる。あなたは選ぶことができるのだ。こうして分かるのは、あなたは自分の魂の方向を選べるということだ。あなたはリアリティを変えることはできないが、その中で個人として何をするかは選ぶことができるのである。

私の心に浮かんだ考えとはこうだった:「オーケー。光も愛も真実も美もどこにも見えないし;宇宙だってある日、跡形もなく消えてしまうかも知れないわね。でもそうなったら悲劇だわ」。

寂寥感に圧倒された私は、過ぎ去った可能性に対する残念さと愛を大いに募らせた ― 神の心の中に存在するであろう、決して満たされることのなかった光り輝く崇高な夢に対して;というのも、騙しはかくも深く、リアリティはかくも醜悪なのだ ― それを目の当たりにして誰が生き残れようか?

そして私が気付いたのは、私の意向、私の存在したいという真の意志の羽のような軽さだった。それはせいぜい意向、性向、選好に過ぎなかった。しかし私がそれに気付き、注視するに連れて、それはますます断固たる、意図的なものになってきた。

私は気付いた。「私は闇の中に居る、たった1人の、孤独な、寂しい存在であり、本当のところ、まことの愛、真理、美を体現した存在など金輪際居なかったんだわ」。私の魂から悲しみと絶望が湧きあがって闇の中へと飛び込み、私を包んだ。しかし答える者は無かった。そして私の注意は再び、あの小さなもの、私の中で育ちつつあるものに引き戻された。それは今や成長し始め、魂も凍る暗黒の中で温もりを発し始めていた。私の思考が何とかそれを育んでいた。私の思考が私にそれと手を携えさせた。

不屈さと堅固さが盛んになってきた。その時気付いたのだが、それは何やらもっと大きな光源につながっていて、私が愛と真実の夢に対して抱いた悔悟の愛によって、その光は大きくなってきた。

私達の世界に、災難、不運、悲劇、崩壊、破壊、逆境、苦難、苦痛、苦悩として様々に発現しているものは、無(nonexistence)の概念である。私には分かった。無の概念は概念としてのみ存在するのだが、この領域は無限の可能性を持つというだけの理由で、無の可能性までもが非実在(Non-being)として存在しているのだ。実在(Being)と非実在という基本的な概念のうちに、創造の一切が顕れているのだ。創造という行い、すなわち、創造的エネルギーの奔出において;神の意識の半分は、非実在の概念の反映の中に、大いなる経験の一部として自らを顕現させる。そして、この非実在の反映こそが物質なのだ ― 神の意識の半分が宇宙を形成するための粘土として自らを提供するために眠りに就くのである。

また分かったのだが、眠りに就く永遠の瞬間、物質の役割を「志願した」神の半分の中に喪失の感覚が存在し、この感覚はそれ自体の委縮ないし収縮として表現される。この絶えざる収縮が、放射する創造的意識とやり取りする。これが分極化という緊張をもたらすのだが、それが宇宙を顕現させる原動力なのだ。そして、第3密度の観点では、この委縮ないし収縮とはSTSの本質 ― 捕食者 ― である;このモードを選ぶ者は、眠れる物質へとリサイクルされる。

神の意識の創造的な半分は、神の他方の半分が委縮してできた物質を用いて形を取らせ、神の心の中にある全ての概念の探険に従事させる。この結果、その相対的なエネルギーは増加する。このようなエネルギーを増加させるための物質の利用は、眠れる意識すなわち物質によって、自己喪失の恐れとして感じられる。恐れを和らげるため、物質を志向した意識は、己の周りに境界を設け、制限し、抑制しなくてはならない。それは幻想という壮大な構造物が本物であるだけでなく、存在する全てであると信じなくてはならない。物質性が標準、尺度、そして崇拝の対象となるのだ。物質的宇宙とは結局、神である。これが、あらゆる物質的存在あるいは、超次元の第4密度STSを含む、部分的に物質的な存在に欠かせない原動力なのだ。

真のイニシエーションの瞬間。どうやら、偉大なマスターたちが教えているように、これは大いなる悟りの瞬間ではない。これは誰かがやって来て私たちにリアリティを見せる訳でもない。これは全世界をワンネスとして見ることでもない。これは自分が嘘つきで、他人を食い物にしているのを見ることだ。これは真実で自分を測ることだ。これは捕食者が自分を食い物にしてきたのを、そして、自分も他人を食い物にし、それを自分が愛し、助けたいと主張する全ての人たちに感染させてきたのを見ることだ。イニシエーションとは、世界の美とワンネスに対して生命と愛と涙が壮大に流れ込むものではない。

これは全くの恐怖だ。

これは地獄への転落だ。これは悪魔と戦うためのシャーマンの冥界降りだ。これは身体を切り刻み、肉を骨から剥がし、その後で違う土台 ― 霊的真実という土台 ― の上に、自己を建て直すことなのだ。

魂がついに完全に自己によって計られ、本当の行いによって理解される、この地獄/感覚/一人ぼっちでのテストについて私の述べたことがあなたにうまく伝わっていれば、あなたは存在している真実がいかに少ないか分かるだろう。というのも、マトリックスに関する全ての信念は、私達が「善良」で「純粋」であり、「ワンネス」が存在すると説く人の中に居る捕食者の感情と騙しによって、実に注意深く教え込まれ、広められ、手入れされてきたからだ。

確かに一見「ワンネス」はあるかに見える。だが、よく見ると、このレベルで経験する神の相は、どす黒く、吸い込み、食い尽くすSTSの胃袋なのだ。見えるのは、この存在レベルに実際に顕現している、真の愛の何とも少ないことだ。見えるのは、真と善と美が全て幻想であり、嘘であることだ。これらは更なる食餌のための覆いなのだ。

このイニシエーションはあまりに恐ろしいので、最後までやり通せる者は殆ど居ない。

これが「全てを支払う」ということである。

さあ、本件に関してグルジェフが何と言っていたか読み直してみたまえ;人は「前払い」しなくてはならない、この考えを受け入れるのが肝要、人は自分が考えているようなものではない。私達は投射されているのであり、投射元である別のリアリティが存在している、というのが彼の指摘だった。そして、この考え方を純粋な思惟の領域で育んでから、観察し分析するための土台として使うことが、これらを一度、二度と見ることができるためのカギなのだ。人は自分たちの生活の中での小暴君とのやり取り=捕食者が神学的リアリティの中で私たちを餌食にするのを見ることができなくてはならない。そうなれば、人は行動したいと思うに違いない。そして、行動した後でなくては、捕食者は本性を表さない。鏡を突きつけられて正体を暴かれると、吸血鬼が暴力で応えるのと同じである。というのも、これは常に留意すべきなのだが、自ら好き好んで捕食者となることを選ぶ捕食者が居るからだ ― たとえその選択が、彼ら自身にも意識できない、彼らの一部である、何らかのレベルで行われるとしてもだ。彼らもまた、マトリックスの一部であり、彼らは自分たちが正しく、善良で、正義漢で、長きに亘って苦悩してきたのだと意識において確信していなければ、この役回りを演じることもないのだ。

苦難とイニシエーションと見ることの続いた1ヶ月が過ぎた後、私は何をすべきか決めるために、幾つか質問を行おうと思った。霊的リアリティは変わっても、身体のリアリティはまだ、殆ど絶望的な状態だったからだ。子どもたちを抱えて、どうやって生きて行けばいいか分からなかったのであり、どうすれば食べ物を絶やさずに居られるか分からない程だった。


960424
Frank, Laura
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Q: (L) あなたたちが言っていた、この「ミッション」ないし「プロジェクト」の進捗に関してなんだけど。知っての通り、私たちはこの数か月、ひどい混乱と「攻撃」に直面しているわ。私は夫がロボット人間だという結論に達したのよ。でも、そのことを肯定ないし否定してもらうような質問はしないわ。私は交信文の情報から、この考えに至ったのでね。私が訊きたいのはこれよ:離別によって私の環境から、彼のエネルギーが取り除かれた今では、あれほど多くの攻撃も終わる見込みなのかしら?

A: 多分。だが、必ずしもあなたが考えているようにではない!ロボットだろうとなかろうと、誰でもプログラミングされている。

Q: (L) 私やフランクも含め、誰もがプログラミングされてるの?

A: Yes.

Q: (L) 自分自身で数多く経験してるので、既にその結論に達してたわ。このプログラミングの目的は何?

A: まだ、複雑すぎて説明できない。

[…]

Q: (L) SVと彼女の母親の最近のエピソードに関して、交信文を分析してたのよ。今のところ、彼女は自分からアドバイスを求めておきながら、あなたたちに言われた事を何もやってないわ。私が彼女に、「あれだけ多くの時間とエネルギーを私に使わせておきながら、アドバイスされた事を何もやってないなんて」と言って怒ったもんだから、みんな狼狽えてたわ。そしたら、誰かが私に電話してきて、SVがどこだか、相当な闇の組織のカヴンに参加したそうなのよ。なかなか信じられなかったわ。どうして彼女、あれだけ非難してた、当の儀式に参加できるのかしら?でも、情報ソース氏だって、「ピンと」来るところがあったんでしょうし、これが本当でなければ情報を得ることもおそらくなかったでしょうからねえ。SVが多重人格者で、彼女の他の「人格」がこれをやってるということはありうるかしら?『グリーンバウム講演』で言われてたみたいに?

A: もちろん!

Q: (L) フランクか私が、そのようなものに参加していながら、それに気付いていないというのはあり得るかしら?

A: あり得るが、それについては違う。

Q: (L) つまり、何か他の事で、私達が関与していながら、気付いてないものがあるの?

A: Close.

Q: (L) それはアルタードステーツか、眠っている状態で起きてるの?

A: 起きているのではなく、過去に起きた。

Q: (L) 何か、過去に起きた事なの?

A: ローラ、この疑問を自分で解き明かすには、あなたは強力で熟練した、能力あるヒプノセラピストに相談する必要がある。

Q: (L) まずはフランクに対して、私がやることもできるの?明らかにフランクは未解明の大きなパズルのピースを持ってるわ。。。

A: 2人ともそうだし、他の人たちもそうだ。このロックは、誇張ではなしに、あなた方には解除できないようにインストールされている。それらは現在の状況を知り抜いた上でインストールされたからだ。

Q: (L) 誰がこのロックをインストールしたの?

A: 最高に強力なSTS共同体!!

Q: (L) あなたたちが言っていた、このロックをインストールした連中が気付いていた状況とはどんなものなの?

A: 全て。
---


実に興味深い一連の手掛かりが得られたのは、まさにここでだった。ここでは明らかに、何かが私の気付きからしまい込まれていて、しかもそれは現在の状況について、完全に知り抜いた上で行われているのだと言われていることに注意されたい。この時の私には思いもよらなかったのだが、これはフランクがあちら側から、この情報に私がアクセスできないよう取り組んでいて、もし私がアクセスしようものなら、私を脱線させ、あるいは滅ぼそうとしているということだったのだ。この時点で私が気兼ねなく話せると感じていたのはフランクだけだったのであり、この前の月、彼はとてもよくサポートしてくれたので、それ以前に彼がしてきた事も帳消しになっていたのである。


---
Q: (L) あなたたち、カシオペアンよね?

A: Yes.

Q: (L) STOなのよね?

A: Yes.

Q: (L) そのあなたたちが、私達には最高に強力なSTS共同体によってインストールされた、知識のロックがあると言うのね。私達は、意識のある状態でこのプログラミングをはねのけて、これに関する情報について尋ねることはできるかしら?

A: 不可能だ!

Q: (L) 何が不可能なの?

A: あなたが今尋ねたこと。

Q: (L) 私達が考えを変えられないってこと?それとも、あなたたちが私達に教えられないってこと?

A: 不正確な分析。

Q: (L) 正確に分析してみせて。

A: あなた達はロックを外せないし、私たちは事の詳細と理由を話すことができない。

Q: (L) どうして話せないの?

A: 自由意思の侵害だし、そうすることは、あなたを生死にかかわる危険にさらすことになる。

Q: (L) 私達を危険にさらさないで、そうする方法は何かあるの?

A: 回答済みだ。

Q: (L) これらのロックを外さないのも危険なの?

A: ある意味では。

Q: (L) 3歳か4歳の頃、私がジャクソンビルで誘拐された時、私は何日間行方不明だったのかしら。母は、その間の記憶が全くなくて、驚いてるわ。

A: 12日間。

Q: (L) 私を誘拐したのは誰?

A: ジャン。

Q: (L) ジャンって誰?

A: 部隊の一員。

Q: (L) どんな部隊?

A: G5の管理下にある経済的な軍隊の精鋭部隊。

Q: (L) 経済的な軍隊ですって?G5って何?

A: 諜報機関。

Q: (L) 何のために誘拐したの?

A: 自滅プログラムをインストールするため。

Q: (L) じゃあ、ジャンというのは、私達が知っている「セシル・ブライエン」ね。

A: Yes.

Q: (L) 彼は幾らか母を圧倒して、私を狙おうとして結婚を迫ったの?そんなの信じられないわ!

A: その時は簡単だった。彼女は攻撃に対して無防備だった。

Q: (L) じゃあ、私は「自滅」プログラムを持ってるのね。フランクも持ってるの?

A: 似たものだが、隠せるよう、全くのコピーではない。

Q: (L) フランクも同じようにして誘拐されたの?

A: Close, だが、ちょっと違う。

Q: (L) フランクは子どもの頃肺炎にかかって、死にそうになったんだけど、これも自滅プログラムの働きによるの?

A: Yes.

Q: (L) フランクのお父さんも、プログラミングされてたの?

A: 半分は。

Q: (L) うちの家族は全員、私達2人のプログラムの効きが良くなるようにプログラミングされてるとみて間違いなさそうね。状況が全体的に何とも言えないくらい恐ろしく感じられてきたわ。

A: 恐ろしい?!? このエピソードの後、あなたは何十年も生きてきた!同じ目に遭った同胞はどれだけいるだろうか?何百万と居る!

Q: (L) だからこそ、かなり恐ろしいと言ったのよ。。。

A: それに、これは自然なプロセスの一部であることも忘れてはならない。

Q: (L) 私達、善玉の助けが必要だわ。それとも、解明できない限り、私たちはお手上げだってこと?

A: No.

Q: (L) 実に恐ろしい事だわ。これは何らかの助けが必要よ。とても疲れちゃったわ。

A: あなたは知識が必要なだけだ。

[…]

Q: (L) 少し方向性を示して欲しいわ。

A: 解決することに集中しなさい。これは賢明に対処すれば、問題解決策となるかも知れない。そうしなければ、不幸の元凶となろう!資金を使って、「スーパー・ヒプノセラピスト」を捜し出しなさい。

Q: (L) その人って誰なのかしら?手掛かりは?

A: No.

Q: (L) 私達自身で、いくらか進展させられるの?

A: Yes.

Q: (L) 手掛かりを頂戴。。。こんな恐ろしい人生をイスから飛び上がるぐらいに豊かにしてくれるものが欲しいわ。。。守ってくれるような知識を育むようなものがね。。。

A: ロックを適切に吹き飛ばさないと、成功しないだろう。

Q: (L) それまで生きて居られればいいけど。

A: 前問への回答を参照。

Q: (L) あんたたちがここに居たら、何か投げつけてやるのに!

A: 私達はよけるだろう!

Q: (L) 私は問題を抱えてるのよ。。。面倒を見てくれる、巷に居るという誰かを知るしかないみたいね。。。

A: そろそろそうすべきだ。

Q: (L) それじゃあ、あんたたち、私の弁護士を後押しして、彼を勇気づけてくれなきゃ。。。

A: あなたを通してそうしている。

[…]

Q: (L) という訳で、私たちの中には沢山のものがしまい込まれてるけど、カギをみつけさえすればいいのよね。。。

A: Yes, その通り。

Q: (L) 他に何か。。。

A: 心臓の不安に注意しなさい。罹っているものではなく、新たに罹るかも知れない。

Q: (L) 具体的には何?

A: 将来的には血栓症に罹るかも知れない。

Q: (L) それを避けるにはどうしたらいいの?

A: 多くの事があるが、一番重要なのはあなたの態度だ。あなたは怒りを抑えなくてはならない。
---


蓋を開けてみると、これはシーズが、実際には私と付き合いのある誰かに関する出来事を私についてのものと「見た」2度目のケースだった。今回の場合、それはサンドラだった。上の発言から数日以内に、サンドラは血栓症(心筋梗塞)に罹って心停止状態になったのだ。この時彼女はオフィスで残業していたので、助けてくれる人が誰も居なかった。彼女が倒れた時、外のホールでエレベーターを待っていた2人ばかしの人が、オフィス家具が倒れて壊れる音を聞いた。しばらく議論した後、彼らは調べることにしたのだが、守衛を探してオフィスのカギを開けてもらわねばならなかった。救急車が到着した時には、サンドラの心停止後20分が経っていた。彼女は蘇生され、生命維持装置を付けられたが、脳死の状態だった。

私はショックを受けた。私にはまた、「異界の」勢力が、私から一番の親友/支持者を故意に奪ったのだと分かった。フランクも親友には違いなかったが、彼は女ではなかったし、男には話せない女同士の話題というものがあったのだ。

サンドラが未だ生命維持装置につながれていた時、私は奇跡が起こらなかった事実を受け入れられなかった。私は何週間か前に、この出来事の夢を見ていたのだ。この夢で私は、彼女が病気で寝ている病院の待合室で、彼女の子供たちと議論していた。私「彼女に生きる理由を与えなかったら、彼女は生きられないのよ」 まさに同じドラマが演じられた時、私はシーズに、彼女は回復して健康を取り戻せるか訊く事に決めた。医者が言うように、彼女は本当にもう死んでいるのだろうか?シーズはこれが正しいと認め、私がサンドラと直接コミュニケートできるよう、脇にどけて待つことに同意してくれた。これは驚くべき会話だったが、それが終わった時、私は確かにサンドラと話して居たと確信した。彼女の性格が、言葉使いの中に強く表れていたし、過去に一緒に体験した出来事 ― フランクが知る筈のないもの ― を彼女が思い出した時には、私は慰めを得た。彼女が「ようやく幾らか楽しく思えるようになったわ」と言ったときは、特にそうだった。私は彼女が回復して欲しいという望みを諦めることができた。1週間後、彼女の遺族が彼女にお別れを言うために集まった後、人工呼吸器が外され、彼女の身体は息を引き取ることを許されたのだった。

この出来事で一番驚いたのは、サンドラが甘やかして生活の面倒を見てきた2人の息子に起こった事を目の当たりにした時だった。彼らは、私が夫にとってのバッファーの役割を果たしてきたのと同じように、自分たちの行動について何の責任も問われることなく生きてきたのだ。私が常に介入して、夫の問題が解決するよう体裁よく振る舞ったのと同じことをサンドラは息子たちのためにしてきたのだった。もちろん、彼女の場合は少し違うのだが、それでも感情のプログラムのせいではあった。私達はそれが愛だと考えてそうしてきたのだったが、今や私はその結果を見ることになった。彼女の息子たち(27歳と34歳)は彼女が死んだ事に本当に腹を立てていた。彼らの投機的事業に彼女は大金を援助していたのだが、あと少しというところで、それが途絶えてしまい、大失敗に終わったからだ。今や彼女は居らず、給料を融通してくれなかった。2人は彼女のために何もしなかったことを悲しむどころか、この資金援助をしないで死んでしまった彼女に対して本当に腹を立てていたのだ!これには驚いた。サンドラがこの2匹のパラサイトに抱いていた愛情は彼らにとっては過ぎたものであり、彼らはさらにもっともっとと望むだけの結果となって ― ついに彼女は命まで捧げてしまったのだ!それなのに、ずうずうしくも彼らは、もう手に入らないといって怒っているのだ!

不思議だったのは、私達が「愛」と呼ぶこれは、明らかに愛ではなかったのだろうか?ということだった。私達はどうやってこのワナにかかってしまうのだろうか?一体どうして私達は、明らかにそうでないにもかかわらず、あらゆる方法を尽くして与え助けるのが愛だと信じてしまうのだろうか?この2人の男の子たちは、今や自分達で答えを出さねばならないのだった。彼らの母親は「彼らを愛するあまり」、彼らが自分で歩くことを許さなかったが、今や彼らはもはや彼女がおぶってくれず、自分たちで歩かねばならないからといって彼女に腹を立てているのだ。彼らにとって、どんな険しい道が待ち受けていることか。だからこそ彼らは怒っているのであり、ある意味では正当なことだった。彼女は、過ちから徐々に学ぶ機会を彼らから奪ったのであり、今や彼らは彼女の葬儀代の支払いを手始めに、すっかり壁にぶち当たっているのだ!

私は知りたかった。何かを愛だと信じ、本当は与えることにならないのに与え、何か良い事をしていると考えるワナに、どうして私達は陥ってしまうのだろうか?私達が実際にしていることは、相手が自分で学ぶ機会を奪い、彼らが大きな挫折を味わうのを準備しているだけではないか。

私は知りたかった。このようにして相手を助けるとき、本当は良い事をしていないのだとようやく分かっても、これを止めるのが、どうしてあれほど身を切られるように辛いのだろうか?私達を真実に対して盲目にさせているのは何だろうか?私は既に答えを知っていた:感情である。だが私は、それがどこでどうやって始まるのか知りたかった。ここでは何が起こっているのだろうか?これはどのようにして始まるのか?


960428
Frank, Pat Z, Laura.
---
Q: (L) お蔭でちょっとサンドラとおしゃべり出来たのよ。彼女共々、ありがとうを言うわ。さて、今日セッションの前に、ここで随分沢山の事を議論してたんだけど、メインテーマは感情のワナということだったわ。このワナは外部のソースから押し付けられるものなの?

A: 常套手段が「押し付けられる」

Q: (L) どういう常套手段?

A: 迷路のように、パターンを定める。

Q: (L) OK. それで、この、感情をコントロールする迷路から最も効果的に抜け出す方法は何?

A: 計算すること。

Q: (L) 人が感情のワナから抜け出す過程で痛みを遮断ないし和らげるにはどうすればいいの?文字通り痛むのよ。

A: 和らげる必要はない。

Q: (L) 一度ワナにはまって、酷い目に遭ったら、特に、それがワナだと分かれば、もう痛くないわね。すなわち、学んだのよ。もう1つ言えるのは、私達は皆、どうやら生まれてこの方、感情の罠に陥ることで影響を受けてきたみたいだってことね。これは誰でも共通かしら?

A: 誰でもというのは間違い。殆どなら正しい。

Q: (L) 私達がその中に居るリアリティを取り払って理解するという点で、とてもポジティブなことを行う可能性のある人々が、このような情緒不安の主なターゲットであるというのは正しい?

A: Yes.

Q: (L) 感情のワナに囚われていない人の特徴とは何?

A: 抱擁的は間違い。団結的が正しい。

Q: (L) あっ!それじゃあ、つまり、感情のワナをクリアできる人々は、高次の感覚において一体になれるの?

A: 感情とは単に化学的なものだ。

Q: (L) 感情が単に化学的なものなら、物理的にある人々の近くに居ると、おそらく彼らの振動周波数のせいで化学物質が刺激され、あるいは体内で生成されるというのは正しい?

A: Okay.

Q: (L) このような物質的作用に対抗するには、強い意志力と精神力が必要かしら?

A: No, ただ練習すればいい。

Q: (L) OK, 何回か小規模にやってしまえば、大きな対抗力も生みだせるかしら?

A: あまり正しくない考え。

Q: (L) ネットにある『コズミック・アウェアネス』というソースからの文章を送ってくれた人が居て、読んでたのよ。これによると、あえてこの地上にやって来た人々がいるのは、善玉も外からの干渉はできないからで、それはなぜかと言えば、自由意思の侵害になるからなのよ。で、転生して来た人々の多くは、その結果、肉体を経験し、やがて目覚めて、地球上で必要とされる事を行えるようになるの。この目的にちゃんと目覚めなくてはならないんだけど、感情や感情のワナが、目覚めを妨げようとして、繰り返し継続的に用いられてるのよ。何が言いたいのかというと:私達は目覚めるために何が出来るのかしら?あなたたち、私たちは目覚める必要があると何度も言ったわね。私達が完全には目覚めていないのは明らかだわ。それに気づいてないのよ。他に何か私たちに出来ることはある?

A: 自然に起こるに任せなさい。あなたがその途上まで来ているのなら、空中に飛びあがって、道のおしまいまで飛ぼうとするだろうか?そんなことをしたら、「道の残り」を逸したことを後悔するだろう。

Q: (L) とても奇妙な事が沢山起きてるのよ。。。サンドラが心臓発作で倒れたし、娘の[名前]が踵を骨折したし、この数か月、私はひどい病気だし、もう1人の娘の[名前]が体験した事を聞いても、どうも攻撃が本当にヒートアップしてきてるようなの。これについてコメントを頂戴?

A: No.

Q: (L) それは随分とご挨拶ね!それについて質問してもいい?

A: Yes.

Q: (L) 私の眼の感染症や、耳の問題、長い事声が出ない事。。。これらは攻撃プロセスの一部なの?

A: Yes.

Q: (L) うちの母も転倒して、目の回りが黒いあざになってるのよ。私はポータルを見つけようとした方がいいかしら?これら全ての攻撃が通り抜けてくるポータルは何?

A: 見つけなさい。

Q: (L) 私達、既にある程度はそれを見つけたわ。すなわち、SVと彼女の母親、そして彼女たちの状況がそうでしょ?

A: No.

Q: (L) SVがポータルじゃないと言うの?

A: 人間はポータルではない!!!彼らはポータルを通って来る物の犠牲者に過ぎない。でなければ、あなたこそ「ポータル」だと言う人も沢山居るだろう。

Q: (L) 私がそうじゃなかったなんて言ってないわ。それについて言えば。。。

A: 人々がポータルであるという点ばかり気にすると、あなたは誤って、ネガティブなエネルギーを、そんなソウル・ユニットに直接向けることになる。ニキビを治すのにショットガンを使うようなものだ!

Q: (L) ポータルを通って来た力の犠牲になった人がいて、その人が犠牲になったせいで大問題が起きているという状況に対して適切な反応は何かしら?

A: あなたは、病気で苦しんでいる人々をどんな風に見るかな?石を投げつけるだろうか?!?

Q: (L) Well, no, 石を投げたりしちゃダメよ。。。

A: それでは、どうするかな?

Q: (L) 人が病気なのよね:医者に連れて行くか、医者にかかるように勧めるわ。

A: 何のため?

Q: (L) 病気を診断してもらい、薬をもらって、症状を和らげるか、病気を治してもらうためよ。

A: 当たりだ!

Q: (L) 私達が話してる人たちは、自分が病気だってことすら認めないわ!病気だと思ってない人を医者に行かせるには、どう言えばいいの?大抵の人は、自分が他の密度からコントロールされたり操作されてるなんて信じないわ!あなたたちだって沢山の人々に、攻撃や操作を受けるだろうと言ったけど、彼らは呑気に、「僕らの生活では、そんなことは無理だよ。。。」と言ってたじゃないの。

A: 否定されたとしても、あなたが諦めるまでは、治せない訳ではない。辛抱強く、親切に、学びのプロセスに参加するよう招待することで、最終的には犠牲者も目覚めることができ、その結果治療を受け入れるだろう。これはあなたが捜している「軍隊」を作るのに役立つ。隔離しても誰も癒されない。その結果、ありとあらゆる人が結局は「ポータル」と見做され、息苦しさが募り、むしろ「無駄骨を折る」ことになるのでは??

Q: (L) それじゃあつまり、私は夫と結婚したままで居て、SVその他の分裂した破壊的な人たちも絶えず学びのプロセスに「参加」させるべきだと言うの?

A: 重要なのは、特定のライフスタイルに頑固に固執したり、特定の行動パターンを維持したりせず、単に扉を完全かつ永久に閉ざさないことだ。

Q: (L) OK, ある人が、例えば、ロボット人間だとして、ロボット人間の魂には何が起こるの?

A: 同じプロセス。

Q: (L) 何と?

A: 死。

Q: (L) それじゃあ、ロボット人間も死んで、魂が身体を離れるんだけど、身体は引き継がれることが可能で、蘇生されて、機能するようコントロールされ、何代もの間に、沢山の事をするのね。一方で、元々の魂は、完全に第5密度へと旅立ち、リサイクルに備えるの?

A: Yes, だが、身体は取り替えられるのであり、蘇生されるのではない。

Q: (L) 夫の[名前]の場合も、彼が1981年に手術を受けた時にこれが起こったの?

A: 警告する。あなたがこれまでの人生で7体の「ロボット」に出会ったと言っても、至る所にそれを「見ようと」しないこと。あなたが人生で出会った人は非常に数が多い。私達が教えたのは、そのうちのたった1人に過ぎない!!

Q: (L) この事がかなりはっきり述べられた夢の出所はどこだったの?

A: 夢は存在しているディスインフォメーションにとって最良のフォーラムだ。

Q: (L) OK. 分かったわ。でもその一方で、夢はまた、潜在意識や高次の意識から情報を得る最良の方法の1つでもあるんでしょ?

A: 二重性については随分と述べた筈だ!!

Q: (L) ディスインフォメーションの部分をスキップして、分析的な部分に取り掛かると、『青ひげ』の物語は。。。相手がロボット人間であろうとなかろうと、私は今でも自分が正しい事をしているという意見よ。このような状況でも、私は感情のワナに囚われている可能性はあるの?

A: もちろん。この学びは簡単とはほど遠い!

Q: (L) Yes, それは実に結構なんだけど、ここで話してるのは、離婚するかどうかなのよ。。。

A: 多分そうすべきかも知れないし、そうすべきでないかも知れない。

Q: (L) 時たま意思決定を助けてくれないんだったら、チャネリングに何が出来ると言うの?時々でいいのよ。いつもとは言わないわ。あるいは、物事を明らかにする手伝いよ!物事を不明確にするんじゃなくて、追加で灯りを点けるの!

A: 私達が「不明確に」しているのではない。あなたにしかそれはできない!

Q: (L) それはもう沢山よ。。。

A: No, まだ沢山ではない。あなたにとって、ずっと必要なアドバイスだ:地球的/宇宙的に重要な質問に対する回答は、直接に個人的な質問よりも、個人的にも大きな学びをもたらす。同意できないなら、交信文を、特にテープ起こしの済んでいないセッションをチェックして確かめなさい!そうすれば、分かるよ!!

Q: (L) だからこそ、私はそれはもう沢山だと言ったのよ。だって、もう個人的な事は話したくないんだもの。ロボット人間に関しての事は、かなり重要だとは思うけど、明らかに離婚問題ほど重要だとも大事だとも思わないわ。地球上に200万体も居るのに、私が出会ったのが7体だって言ったわね。これって、1人の人間が出会うロボット人間にしては、かなり高い割合よね。。。

A: Yes, だが、あなたの人生行路は普通ではなかった。あなたは、個人的に4588人の人に会っている!

Q: (L) フランクが会ったのは何人?

A: 2754.

Q: (L) うちロボットは?

A: 3.

Q: (L) PZが会った人は?

A: 3856.

Q: (L) うちロボットは?

A: 1.

Q: (L) それじゃあ、どうして私だけ7体も ― 確かに普通の人生じゃないわね。。。

A: Yes.

Q: (L) どんな意味で普通じゃないのか教えて頂戴?

A: 自分で分からないかな?

Q: (L) うまいこと言わせようと思ったのに。。。

A: いたずらはダメだ。私達はご馳走しかしない。

[…]

Q: (L) もう疲れちゃって、地球的/宇宙的に重要な、筋の通った、理性的で、知性的、首尾一貫した質問ができないから、おやすみを言うわ、
---


という訳で、シーズが上の対話で教えてくれた事は多いが、私はまだ、どうやって全体を適切に結びつけたらいいか分からなかった。だが、またしても私はテープ起こしを済ませるよう、手掛かりをその中に探すよう急き立てられたのだった。私の人生には「普通でない」側面があり、明らかに目覚める必要のある何かがあると仄めかされたのだが、私にはまだ分からなかった。だがシーズは私に、地球的/宇宙的に重要な質問に集中するよう勧めるのだった。

その1週間後、兄が、私を精神的に支援し、家の周りの事を手伝うためにやって来た。じき別れることになっていた夫は、何かを修理するということがなかったので、ついに兄が修理しに来てくれたのだが、これは家を買って以来6年の間、気も狂わんばかりに私をイライラさせてきたものだった。私達はセッションも行うことにしたのだが、セッションの大半は、確かに「地球的/宇宙的に重要」な話題に終始した。最後の方になってようやく、元海軍に居た兄が、彼自身の生活の状況について幾つか質問するよう仕向けられた。彼は軍艦に乗っていた間に体験した、確かにアブダクションの副作用らしく思われる兆候について明かした。


960504
Frank, Tom H, Tom K, Laura
---
Q: 私たちの理解からすれば ― あなたたちがそんな質問に答えてくれないのは知ってるけど ― もしトムが記憶を呼び起こして理解しようとすれば、頭痛もどっかに行ってしまうに違いないわ。。。

(TK) 海軍を辞めてからは起こらなくなったんだ。

A: オブライエンは「そこにある」

Q: オブライエンがどうしたの?

A: 見つけなさい。どうしてトムはよりによって、あそこに居るんだろうか?!?

Q: あの地域には、地面から電磁波が幾らか出ていて、そのせいで。。。

A: 多分、多分、多分、多分。。。

Q: そのせいで人は、気付かぬまま、秘密を明かないままで居るの?

A: 振動を失速させる。。。時に、誰か、キャンプ・ブランディングが存在している目的が分かるかな?何と言っても、ナイト爵に叙せられた人々(※トムの姓はKnight)にとっての超大型爆弾だ。。。詳しい地図を見て、熟考し、昔の孤独な旅を思い出し、衝撃的な謎を打ち明け始めれば、これまで起こった中でも最大の学びへの扉を開く暴露となろう!!

Q: (F) えっ。疑問な点が沢山あるなあ。。。

(L) キャンプ・ブランディングへの旅は何度かあったの?

A: No.

Q: 1度だけ?

A: あなたにとっては。

Q: トムは何度かあるの?

A: ?

Q: あなたたち、「ナイト爵に叙せられた人々」って言ったでしょ。まるで、名前が重要だという風にね。。。

A: 見つけなさい。。。

Q: 何らかの遺伝子操作が行われてるの?

A: No, あなたが考えているような意味では無い。だが、ある意味では誰でもそうだ。

[…]

Q: どうしてうちの母は、あんなひどいやり方で私たちの人生に影響を与え続けるような男たちと結婚したの?

A: 彼女に訊きなさい。

Q: 彼女には答えられないわ。彼女、困惑してるわ。

A: それなら、彼女に見付けさせなさい。そこに手掛かりがある。

Q: それじゃあ、手掛かりはこの人達の中にあるのね。。。学校に連れて行かれる時、そのうちの1人とノースカロライナに旅行したのを覚えてるわ。。。

A: どうして彼は、あなたが寄宿制の学校に行くよう言い張ったのかな?どうしてあなたの母親はいやいやながら従ったんだろう?

Q: そうした事全てを考えると思い出されるのが元々の質問:「どうしてトムはキャンプ・ブランディングに近いオブライエンに居るのか?」ね。。。

A: EM波は、心を頑なにして、人為的な悲惨さに直面しても無頓着さを生み出す。孤立主義的影響によって、心を麻痺させる。どうしてあなたはそこに住んでいるのかな、トム?あなたにそこに住むよう誰が懇願したのだろうか?EM波の放射源に?? ローラ、図書館に行って、キャンプ・ブランディングについて調べることを勧める。言わば「ブラックホール」が見付かるかもしれない!!
---


「キャンプ・ブランディング」の真相が明らかになった時、私は控えめに言っても自分が鈍感だったと思った。EM波が心を頑なにして人為的な悲惨さに直面しても無頓着さを生み出すこととの関係で、どうしてこの言葉がブラックホールと関わりを持つのだろうか?どうして、このようなEM波が「孤立主義的影響によって、心を麻痺させる」と指摘されたのか?どうして彼らは、「EM波の放射源に?」と訊いたのか?それは誰からだろうか?

今になってみれば、フランクが行っていた操作が、私をみんなから孤立させようとする企みだったことや、上の発言で、あらゆる手掛かりが与えられていたことは容易に分かる ― 「ブランド(Bland、温和な)-イング(=ブランディング)」という言葉だって、「ブラックホール」に結び付く。

「ブランド」という言葉の繋がりを理解するには、ロズウェル近郊で1947年に起きたUFO墜落事故についての、1995年10月のセッションでの質問に遡る必要がある。この時の議論でシーズは、宇宙船には人間の死体が載せられていたこと、そして、これらの死体はロボットタイプ生命体として蘇生するために回収されたのだと明かした。これはあまりに奇異な考えだったので、私は殆ど真剣に受け取れなかった。ところが、つい数か月前に、スコット・コラレスがまさにこの内容の記事を証人の証言入りで書いたのだが、それによれば、シーズが言ったのは本当だということになりそうである。(興味のある方は、『フェイトマガジン』の2001年10月号を読まれたい。私たちのセッションとコラレスの記事が共に10月に世に出たのは奇妙である。)

いずれにしても、これは私が前夫に関して思い至った考えに関係しており、上掲のセッション960428でこれを述べた時、シーズは私がロボットを間違った方向に探していると言っていたのだ。以下のセッションでの発言には、機械人間の性格についての手掛かりが含まれている。


951021
Frank, Laura, SV, LM [当時のローラの夫]
---
A: 私達は、この場で1つ、あなたの知識と守りのために与えたが、それ以外は無理だ。
[ローラ注:これは、予定された期間が過ぎれば、もう1つ与えられるという意味だろうか?]

Q: (L) このような人々がどんな特徴を持って居るか解明するのは私の責任なの。。。

A: 与えられたデータによってだ。yes.

Q: (L) OK, 特徴の1つがピンと来たわ。このような人々は、感情の周波数を投射されてるものだから、同じ感情パターンの繰り返しで、知性的に見えるにもかかわらず、何事からも学ばず、同じ事を繰り返すんじゃないかしら?

A: Yes.

Q: OK, 何が起こってるか端緒をつかめないのが手掛かりなのね。このタイプの人々から得られる本能的な感じは何かある?

A: 温和さ(Bland)。途方もなく長い「時間」、一人で過ごす。

Q: (L) それじゃあ、フランクもそうね!フランクは温和な方よ!それに、多くの時間、一人で居るし。

(SV) 多くの人がそうよ!

(L) それじゃあ、フランクもその1人なの?

A: No.

Q: (L) からかったのよ、フランク!本気じゃないわ!

(SV) でも、フランクは温和じゃないわ!フランクは温和とはほど遠いわよ!

(L) 私の夫はそうなの?

A: No. 温和な人は、現状では、あなたの身近に居ない。あなたが人を見分けるための単なる手掛かりだ。

Q: (L) OK, 1つは栄養士であること、もう1つは温和なことね。そういうことでいいの?

A: No.

Q: (L) OK, 温和な事は、特徴の1つに過ぎないのね。

A: 重要な要素ではない。むしろ、ディスインフォメーションを広げることになりかねない。

[…]

Q: このような存在は、自分たちが何だか知ってるの?

A: 意識を持った存在ではない!

Q: (L) 意識を持った存在じゃないのなら、リモートコントロールされてるかのように反応するのね。

(SV) それじゃあ、そんな1人に対して、その人の正体を言うと。。。

A: リモートコントロールされている。
---


さて、何より奇妙なのは、上の発言の中で私が答えを得ていることだ。「温和」で「途方もなく長い時間、一人で過ごす」と言われて私が直ぐに思い当たるのはフランクなのだ。これは読者も気付かれよう。冗談めかして言ったものの、もちろん私は気が咎めた。だが、最近、真相が暴露されて分かって来たのは、シーズが如何に賢いかである。全ての手掛かりは与えられていたのに、私は一度に全てを理解する準備ができていなかったのだ。キャンプ・ブランディングとブラックホールも確かにそうだった!

いずれにしても、私は10月のセッションの2か月後に、再びこのテーマに戻らねばならなかった:


951202
Frank, Laura
---
Q: (L) 10月21日のセッションでは、ロボット人間、すなわち、蘇生人間がクローンや置き換えよりもよく行われているという話だったわ。それから、私はそのような7人と接触したことがあると言われて、うち1人が誰なのかも示されたのよ。続いて、特徴の話になって、「温和な」性格が識別に役立つだろうことと、その時点では、他にそう見分けられる人は居ないと言われたわ。今なら可能なの?

A: あなたの「ファイル」を探しなさい。学びは時として、調べ探索することで最もよく成し遂げられる。

Q: (L) 探す際の手掛かりをもう少し頂戴?あなたたち、入院することだとも言ってたわね。。。

A: 感情を表さないこと。あなたたちが自分で調べて見付ける手掛かりもある。本テーマについてこれ以上の情報を私達が与えるのは、得にならない。このテーマで推測を行っても、話が逸れるだろう。

Q: (L) このテーマは私が考えた通り重要なの?

A: 最終的には。だが、まだだ!!
---


確かにこれは目を見張るぐらい重要であり、手掛かりから得られた結果もまたそうだった。兄が参加していた1996年5月のセッションに戻ろう:


---
Q: ブラックホールですって。OK. 確かに、私たちの人生には、合理的な説明がつかないものが多いわね。

(TK) 今夜の彼らは、沢山質問しなくても、多くのことを教えてくれたね。。。

A: 林や森を通り抜けて行けば、真四角な空き地に着くものだ。。。

[…]

Q: (L) 何としても知りたいのは、どうして私たちの人生ではこんなおかしなことが起き、私たちの周りには、ネガティブな影響を与えようと、こんな連中が配され、恣に操作されているらしいのか?ってことよ。私が間違ってるの?それとも、全く普通でない、おかしな状況なの?

A: なぜそう思うかな?

Q: 分からないわ!

A: それは、あなた方が極めてまれで、パズルを解ける極く僅かな人々だからだ。

Q: それで、どうすべきなの?

(TK) 見つけることだ。

A: Yes. ということで今夜はgood night.
---


気付くべき重要な点は、こうした全ての攻撃の間、フランクは私の心を麻痺させて、「人為的な悲惨さに直面しても無頓着さを生み出す」ように影響を与えていたということだ。私は彼が繰り返し、「あなたは何年もの間、どれだけ耳が聴こえず、物が言えず、物が見えないでいるんだろう」とわめきちらすものだから、殆ど常に大層意気消沈していて、その結果、何かを正確に知覚する、あらゆる能力を少しずつ失っていた。私は愚かにも、フランクがそこに居て導いてくれなければ、何をしようとしても意味が無いと思っていたのだ。というのも、結局、彼の前夫に対する観方は、最初から「正しかった」ではないか?

だがシーズは何やら違う事を言っていた。彼らは私に、図書館に行って、キャンプ・ブランディングについて調べるよう勧めたのだ。私はそうした。だが、何も重要な事は見つからなかった。それでも、彼らに励まされた結果、私は自分の惨めさについて考えるのを止めて、パズルを解くことを考えるよう刺激されたのだった。絶望の穴の中から抜け出して、解決すべきパズルというニンジンを鼻先にぶら下げられた結果、私は他の問題についてさらに調べられるぐらいに気分が良くなったのだった。

ここでセッションが3週間中断するのだが、それは私が再び病気になったからだった。読者は、この時期、テリーとジャンが殆ど参加していないことに気付かれただろう。これは主として私が始終病気がちだったせいなのだが、フランクが彼らに対して、敵対的だったせいでもある。2人はフランクがチャネルだとは信じていなかったからだ。これに加えて、残念な事だが、私がフランクの方を支持したせいでもあった。興味深い事に、テリーとジャンがほぼ毎回セッションを欠席するようになると、私はまた病気になったのである。幸いにもテリーとジャンは、フランクが工作していたゲームの種類も、私がストレスを被っていた事も、分かり過ぎりぐらいに分かっていたので、彼らとしては、私が自分でフランクについて学べばいい、それも致し方ない、という風に見ていたのだ。彼らは正しかった。私は彼らの理解に感謝している。

この頃行ったセッション960601では、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=78567781
私が交信文を自分の手柄にしようとしたと言ってシーズが私を非難したことになっており、この結果、私は数多くの攻撃を受けることとなった。今となっては、読者はこの交信文が完全には正しくないと疑っておられるだろう。同様に明らかなのは、テリーの欠席があまりに長く続き、そしてまた、私の体調悪化も相俟って、フランクのコントローラーどもは連中の計画が奏功したとみなし、このセッションで連中が、私を追い詰めようとしてクーデターを起こした事だった。

このセッションの直後、私は絶望のあまり、また病気になってしまった。全く目が見えず身体が機能しないというのでない限り、私はいつだって、病気の時期を、何か有益な事に充てるのだったが、それはこの時もそうだった。今回、家にあった唯一私が読んでいなかった本は、新品のまま、2年も手を触れずに本棚に置いてあったものだったが、ついに私はそれを読む気になったのだ。それはウィリアム・チティックの訳になる、偉大なスーフィーのシャイフであるイブン・アル=アラビーの『スーフィーの知識の径』(邦訳なし)だった。
http://mixi.jp/view_item.pl?id=134037
無味乾燥な序文を悪戦苦闘して読み終えた後、私は徐々にこのシャイフが、シーズと同じソースからこの情報を引き出したに違いないと分かってきた。それは、実に聞き慣れていて、そっくりで、同期した内容の章節が一杯で、シーズが語った多くの事をずっと詳細に述べていたのだ。私は仰天した。これはシーズの言っていた事が、まさに彼らの言う通り、超古の知識に由来していることの第三者による確証だった。だが、シーズの、より現代的で詳細な説明が無かったならば、これほど深いリアリティを見てとるのは明らかに難しかった。というのも、アル=アラビーが『メッカ啓示(Futuhat)』を書いてから、あまりに多くの時が過ぎていたからだ。しかし、時を経て理解が損なわれ、そしてまた、言語から言語への翻訳によるロスが起こっていても、シーズのコミュニケーションが、思っていたよりずっと驚くべきものであることはびっくりするほど明らかだった。私は元気づけられただけでなく、かつて自分が、この知識の伝統と、ある種の内なるつながりを築いていたように感じて、それについて訊きたくなった。


960609
Frank, Laura
---
Q: (L) 質問は:私達が受け取っている情報は、アル=アラビーが「啓示」と呼ぶものに似てるのかしら?

A: Yes.

Q: (L) あなたたち、自分達が知識の領域の統合思念体だと言うのよね。

A: Yes.

Q: (L) アル=アラビーは統合思念体とは「神の名前」だと述べてるわ。彼の説明が、あなたたちの話してくれた事とあまりに一致してるもんだから、私。。。

A: 私達は皆、神の名前だ。いいかな、これは導管だ。つまり、終点と起点のどちらも同じ価値、重要性を持つ。

[…]

Q: (L) どういう意味?私達がその一部だってこと?

A: Yes.

Q: (L) それじゃあ。。。

A: 私達を神と崇めてはいけない。そして、あなたがコミュニケートしている他の全員にもこれを理解させることだ!

Q: (L) 私たちのどんな性質が、このコンタクトを可能にしたの?だって、明らかに多くの人々が試しながらも、ガラクタを手に入れてるわ。

A: あなたは尋ねた/頼んだ。

Q: (L) 沢山の人たちが尋ねてるわ!

A: No そうではない。彼らは命じた。

Q: (L) 沢山の人たちが頼み、乞い、あるいは嘆願したけど、彼らはみな得た答えに困惑してるわ。

A: No, 彼らは命令した。このことを考えてみなさい。あなたたちは乞うたり、嘆願したりしなかった。。。これが命令だ。あなたのいとこのJ.W.が去った後、浄化が始まった。

Q: (L) 最近「目覚め」が起きたのよ。すなわち、ある時期から、物事がありのままに、実にクリアに見え、人々のやり取りの全体像とそれが如何に醜いかが見えてきたの。私はひどい鬱状態にどっぷり浸かってしまったわ。実に多くの事を同時に見ることでバランスを取り戻さなくてはならなかったのよ。何が起こっていたのか、説明して頂戴?

A: 成長。

Q: (L) 私、この感覚を他の人たちにもシェアしようとしたんだけど、私が「ついに物事の本当の状態が見えるようになったんだけど、これはきれいなものじゃないわね」と言うと、殆ど例外なく彼らは「あなたは明らかに、何か巨大な霊に憑依されていて、その目を通して見てるんだ!」と言うのよ。どうしてそんな事を言うのかしら?

A: 何と言っても、「全ては真っ暗闇の中にある」等々という風に知覚するのは正しくない。それは嘘の繭が取り除かれた結果に過ぎない。バランスの誕生を祝福しなさい。アンバランスという幻想の死を悼んではいけない。

Q: (L) 私はここからどこに行くの?わたしたちみんなは?

A: どこへでも。
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さて、上の引用の中で私が、以前、交信を自分の手柄にしようとしていると非難された時(これは明らかにフランクのハンドラーどもの活動によるものだった)に言っていたのと全く同じ受け答えをしていたのに気付かれただろうか。だが上のセッションでは、答えは全く違っていた。今にして思えばどうやら、私がスーフィー文書を読み始めた結果、バランスが回復し、私はフランクおよび彼のコントローラーどものネガティブな意図に対抗するに十分なくらい強くなったようだ。これまた指摘すべきなのは、「いいかな、これは導管だ。つまり、終点と起点のどちらも同じ価値、重要性を持つ」という言葉に続けて私が、どうして私はコンタクトできたのか訊いたのに対する答えが、「あなたが尋ねた/頼んだからだ」というものだったことであり、これがフランクのことだと解釈するのは全く不可能である。フランクは決して何かを質問することがなかった。いわゆるオーラ写真を撮った、1996年1月20日の時点で、シーズはこの点を完全に明かしていた:


960120
Frank, Laura, PZ, PkZ, SZ, SV, MM, Wilma
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Q: (L) [自分のオーラ写真を見て] あんたたち、これは実に奇妙よ。一体どうして私はこの写真に写っていないの?フランクのには彼が写ってるのに。どうして私は物理的に消えちゃったの?

A:学びは霊的成長を遂げさせ、気付きは知識を「凝固」させる。

Q: (L) Okay, でも、それではどうして私が消えたかの説明にはならないわ。

A:エネルギー場の囲いがあなたを導管と一体化させたからだ。 第3および第6密度レベル間での通信であるチャネリングセッションでは常のことだ。

Q: [ボードの写真が現像され、幾何学図形が現れたため、一同より驚きの声]

(L)この幾何学図形は何?

A:確かにそれは、導管を視覚的に表現している!!! こうも澄んだ発光の理由は、思考センターがクリアで、写真を撮った瞬間、あなたの中で開いていたからだ。
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この時シーズが既に、チャネリングの間、彼らと一体化しているのが私であり、私が体験していた学びによって、知識が魂の中に凝固しつつあると明らかに指摘していたにも拘わらず、私には未だその責任を引き受ける準備もなければ、可能でもなく、これは単なるまぐれに過ぎないのだと考えたがった。これは大部分、フランクの重要性を損ないたくないという私の感情的欲求のせいだった。私は彼に創意で何かして欲しかったので、彼を助け、唆しもしたが、彼が十分安定すれば、真実を認めることができるようになるだろう、それまではありのままの彼でいい、答えを求めるグループの一員でいるだけでいいのだと思っていた。だがフランクは何の答えを求めることもなかった。私は彼が気付くのを助けようと熱心過ぎた。

それにもかかわらず、スーフィー文書を読むことで、何か真に驚くべき事が、私の人生に起こりつつあるという理解は、どうやらある種の扉を開いたようだ。それまでにシーズが与えてくれていた小さなヒント ― その中には、「攻撃の終り」が来るだろうという言葉も含まれていたのだが、この時点の私は到底考えもしなかった − が、この時、融合し始めたのだ。この時点での理解は不完全だったかも知れないが、幻想を終わらせ、神学的リアリティに基づいて行動しようと選んだことによって、私はどうやら、次の段階に進む準備が出来たようだった − だが、これは大きな一段だった!

960615
Frank, Laura, SV
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Q: (L) 知っての通り、私はスーフィーの教えを勉強してるところなんだけど、スーフィーの「ヴェールをはぐこと(=啓示)」の中に、このソースから受け取った事との類似点があまりに沢山見つかるので、私は控えめに言っても吃驚仰天したわ。で、質問は:私達がここで行っていることは、彼らの呼ぶ「ヴェールをはぐこと」を継続的・漸進的に実践しているものと見做せるのかしら?

A: Yes.

Q: (L) 今読んでいることからすると、ヴェールをはぐプロセスにおいては、ある点で知識ベースが十分に拡大してくる結果、内側でもヴェールがはがれ始めるというのね。これって現在進行中のプロセスの一部なのかしら?

A: 多分。

Q: (L) ここ2年余りで私が経験してきたことは、知識が顕著に増加するときはいつでも、ある種のサイクルがあるということよ。つまり、何かを学び吸収する前には、必ず憂鬱な思いを味わうの。あるレベルから次へと内面的に変容するみたいにね。何か可能な手立てがあるとしたらだけど、どうにかしてこのプロセスを加速しあるいは促すのは望ましいことかしら?

A: それは自然なプロセスだ。なるがままに任せなさい。

[…]

Q: (L) アル=アラビーは随分と複雑な分析をしてみせてるけど、おそらく彼もすっかりは分かってないんだわ。。。にもかかわらず、ほとんど一語一語、このソースで直接私達にもたらされてきた内容を反映してるのよ。

A: 今は、不安定な重力波について、可能な限り、学び、読み、調べなさい。
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何だって?! 一体どこからそんなものが出て来たのだ?


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Q: (L) OK. 不安定な重力波ね。見つかるかどうか、やってみるわ。これに関して他に何かある?

A: あと、瞑想することだ!
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例によって、私は何にでもフランクを巻き込もうとした。だがシーズは、彼らが言ったことはフランクに対してではないと明らかにしたのだ。これは他の多くの場合にも当てはまったのだが、これだけはっきり断固として言われたことは無かった。


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Q: (L) Yes. 彼ら、瞑想するよう言ってるわ。あなた瞑想してる、フランク?

(F) 最近はしてないな。

A: 調査研究の一環として重力波について瞑想しなさいというのは、あなたに言っているんだ、ローラ。不安定な重力波は量子物理学の全体像を一点の曇りもなく明らかにする未知の秘密で、まだ解明されていない。

[…]

Q: (L) 私、何かとても重大な点を見落としているような気がするわ。。。

A: 確かにそうだが、あなたは自分のペースでしか見つけられないだろう。

Q: (L) またこのテーマに戻って来るには、読書と調査が必要みたいね。

A: それについてはまた今度。
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シーズが量子物理学の分野での調査を促そうとトスを上げるのは、何とも奇妙だったが、彼らは本気なのが分かった。確かに私は出来る限りの事をした。重力波について書かれていないか、本棚の本も一通り調べたのだが、結果は控えめに言っても、決して成功とは言えなかった。続いて私はインターネットで何か見付からないか試したのだが、私にかろうじてできるのがメーラーの操作だったことを考えると、これは痛ましい試みだった。本格的にウェブをブラウズするには、私のコンピューターはパワー不足だったのであり、何をやってもあまりに遅かったので、すぐに私は苛立って、このアプローチを諦めた。

その一方では、他にも何か、実に奇妙な事が起こっていたのだが、これは私だけではなかった ― V**も体験していたのだ。私たちが今ではマトリックスと呼んでいるものについて、何か話し始めると、どうやら私達は突如として身体が燃えるように熱くなるのだった。私達が普通に電話で話しても、直に会って話しても、二人で見知らぬ人と話しても、別々にそうしても問題なさそうだったのだが、異なるリアリティの話になった瞬間に、まるで突然オーブンに放り込まれたみたいに、熱が私達に降りかかって来るのだった。

この現象が進展していくうち、フランクが家に入ってきた時には、殆ど耐えられないくらいに熱く感じるようになることも分かった。もちろん私は、これが高次レベルの存在が、彼の登場に刺激されるサインであると確信した。というのも、これは良い事だったからだ。フランクは決してこれを体験しなかったが、それは彼が既に進んだ存在であり、この段階を経験する必要が無いからだろうと私は思った。これが私を守るための防衛メカニズムないし結び付きだという考えは全く浮かばなかった。面白い事に、この熱は体温計の値を変化させなかったし、汗もかかなかった。だがかなり不愉快だった。V**はこれについて訊きたがった。


960622
Frank, Laura, SV, VG
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Q: (V) 数週間前から、私たちのうち何人かは、体内の熱と不眠症等に悩まさるようになったんだけど、これは何かしら?

A: イメージだ。DNA構造の中で糸状のものが深く結合している。

Q: (V) こうも熱くなるのは、私の心の中でのことなのかしら、それとも、体温が実際に上がってるのかしら?

A: 第4でのみ。

Q: (V) 分からないわ。

A: ブリードスルーだ。これに慣れなさい!

Q: (L) つまり、私達は第4密度からのブリードスルーを体験してるの?

A: イメージだ。

Q: (V) ちょっとした閃光も見えるんだけど、これもその顕われなの?

A: 多分そうだ。だが、身体の事よりも、エーテル的な重要性に集中してみなさい。

Q: (L) あなたたちが、「糸状のものが深く結合している」と言うのは、私達が第4密度の物理体と繋がりだして居て、それが発達してるってこと?

A: ゆっくりだが確実に。さて、メッセージだ:以前私達は、近づきつつある「変化」は、身体に現れるものよりも、霊的/気づきの要素に関係あると言った筈だ。シンボリズムはいつでも、教える際に不可欠なツールだ。だがシンボルの文字通りの意味にこだわらずに、シンボロジーが表す隠れた意味を読み取るのがコツだ!

Q: (L) シンボロジーは隠れた意味に関係してるのね。あなたたちが使ったシンボロジーとは、「イメージ」とDNAの「糸状の深い結合」ね。これが身体的/シンボリックなイメージなの?

A: Yes.

Q: (L) あなたたちの「イメージ」の定義は何?私たちには、沢山あるわ。

A: 学ぶことは楽しい、ローラよ。あなたも繰り返しそう分かった筈だ!

Q: (L) 私は熱くてたまらないので、理由が知りたいのよ!一体どうして、私は常に何でも自分で解明する役回りなの?

A: それはあなたが、リアリティ全体にある最も重要な問題を解明する「パワー」を求めたからだ。私達は、あなたがそのパワーを得られるよう手助けしている。

Q: (L) イメージね。DNAのつながり。

(V) 「パワー」が引用符に入ってたわ。

A: 今は放っておきなさい。すぐに分かるだろう。
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この時点の私は、この前に何度か言われていた秘密の「カギを解く」のに鍼が使えないか興味があった。私の針療法士(彼もテリーと言う名前だった)は意識をアルタードステーツに導くというツボを2つばかし教えてくれたので、私はこれを自己催眠と結びつけて、自己の「カギを解」けるのではないかと考えていた。


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Q: (L) テリーがアルタードステーツに導くと思われるツボを幾つか教えてくれたの。これは、彼の言うように、潜在意識への扉を開く方法かしら?

A: エンドルフィンの分泌を刺激する。

Q: (L) 身体の中には、潜在意識への扉を開く助けに使えるツボもあるの?

A: そのような助けは不要だ。それよりも、私達としては、「スピン」王を探すことを勧めたい。

Q: (L) 「スピン」王とはスーフィーのマスターかしら?

A: 一例だ。

Q: (L) Yes. スピンと関連したことを幾つかしなくてはならないのね。

A: ヒリアード。リーズカルニン。コーラルキャッスル。

Q: (L) 彼らは本当に重力が大事だと言うのよ。
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さて、シーズが、「スピン王」とはヒリアードや、コーラルキャッスルを建てたリーズカルニンと何らかの結び付きがあり、それを「発見する」プロセスには一連の奇妙な出来事が含まれると言った時、彼らはずっと後になってようやく明らかになる事を言っていたのだ。偶然にも、ヒリアードとリーズカルニンとアークは、いずれも、世界の同じ地域の出身であり、同じ民族的背景を持っていた。18世紀後半のポーランド王国には、今で言うリトアニア、ベラルーシ、それにウクライナの半分が含まれていた。後で知ったのだが、3人とも、白ルーシ系だった。3人とも、リトアニア、ウクライナ、ポーランドと強い結びつきがあったのだ。

で、私は、持っていた「重力」関連の文書をまとめて、スティーブ・ウィルソンのメーリングリストに投稿したのだった。アークはこの時、フィレンツェで重力波の研究をしており、彼の文通相手が私の投稿を見つけて彼に送った結果、私達はめぐりめぐって「スピン王」アークと出会ったのだが、彼は傍に居てくれることで記憶と夢を呼び覚ます「スーパー・ヒプノセラピスト」であり、この時方向を転じて、私と一緒に「探究」に出ることになるのだ。そして、私達が力を合わせた、まさにそのことが、マトリックスという、誰か、ないし何かにとっては深刻な脅威だったらしい。

(本章終わり)
posted by たカシー at 11:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする