2017年06月21日

小笠原諸島の火山島「西之島」が再び噴火 日本

SOTT 地球の変化


小笠原諸島の火山島「西之島」が再び噴火 日本
https://sott.net/en354162


毎日
2017年6月20日

c Meteorological Research Institute
(写真キャプション)
「西之島」島から真っ赤な溶岩が流れ出す様子

「西之島」島が約1年半ぶりに噴火を再開した。日本の気象研究所(気象庁―JMA―)の発表によれば、溶岩で島の拡大が続いた最盛期の2014〜15年と同程度に活動が活発化しているという。

小笠原諸島に属するこの島=火山から噴出している火山ガスの分析から気象庁は、「地下ではマグマが次々と供給されているとみられ、活動はしばらく続きそうだ」としている。

同研究所が今年5月25〜27日に、海洋気象観測船「啓風丸」で観測を行ったところ、小規模から中規模の溶岩を噴き上げる「ストロンボリ式噴火」が平均46秒に1回、爆発的な噴火で火山灰や噴石をまき散らす「ブルカノ式噴火」は1時間に1回起こった。また、火山ガスに含まれる二酸化硫黄の放出量は1日当たり約500トンで、活動が活発な時期としては最後に観測した2015年10月と同程度に戻っていた。

「西之島」火山の噴火は2013年11月に始まり、約2年後の2015年11月の確認を最後に沈静化していたが、今年4月に再び噴火を始めた。

同研究所の火山学者である高木朗充(あきみち)氏(火山研究部第三研究室長)は「いったん弱まった離島の火山の活動がわずか2年ほどで再活発化することは珍しい」と話している。
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2017年06月17日

監視権限法案、日本で成立 犯罪を犯す前から逮捕が可能に

SOTT パペットマスター


監視権限法案、日本で成立 犯罪を犯す前から逮捕が可能に
https://sott.net/en353911


アンディー・シャープ
ブルームバーグ
2017年6月14日(※共謀罪法成立は15日)

c The Japan Times
連立与党メンバーに対して異論の多い新法案の提出について演説する安倍首相

日本の安倍晋三首相政権は、検察当局に対して犯罪の計画段階から国民を監視し逮捕する権限を与える、議論の的となっていた法案を成立させた。

日本時間の15日未明に、眼を充血させた議員たちは、いわゆる共謀罪法案を可決するための投票を開始した。日本政府は、2020年東京五輪までにテロ警戒態勢を強化する上で本法が不可欠と説明する。反対する議員たちは牛歩戦術を展開し、採決終了を朝まで遅らせた。

本法の下では、テログループや犯罪組織による277の対象行為について、計画段階で犯罪とみなし、処罰が可能になる。対象犯罪は、放火から著作権侵害までの広範囲に及ぶ。反対勢力は、法律の文言があいまいで、市民の自由を損なうような、国家による過度の監視が可能になると批判する。

本法の成立は、安倍首相が長年抱き続けてきた、第二次世界大戦後の日本の安全保障政策を定義した平和主義憲法を改正するという野望を前進させる道を開くものだ。
https://www.bloomberg.com/politics/articles/2017-05-16/abe-divides-japan-with-new-push-to-change-postwar-constitution
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/15/story_n_17116774.html
先月安倍首相は、「陸海空軍その他の戦力を保持せず、交戦権を否認する」と定める憲法9条に項追加して自衛隊の存在を明文化するという改正案を提唱した。改正憲法は、2020年の施行を目指すという。

「この法案は、今後予定されている憲法改正についての国民投票と、日本が将来的に戦争へ関与する可能性について、安倍氏の方向性と一致している」と、上智大学の中野晃一教授(政治学)は述べる。「これらの両方とも、政府の決定に反対するような、制御しにくい市民をコントロールする新しい手段を必要とする」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/15/story_n_17116774.html

経済の安定に助けられて、4年半になる任期の間、安倍首相に対する支持は、低下することがあってもすぐに回復してきた。安倍氏が示す憲法改正への意欲に対する国民の態度は曖昧であり、また、友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部を国家戦略特区に新設する上で影響力を行使したとして調査が行われているにもかかわらず、彼の支持率は何年もの間、50%付近に留まっており、対する野党は無力である。


国連も懸念

15日、現地メディアに対して安倍首相は「テロを未然に防ぎ、国民の生命、財産を守るために、適切、効果的に運用、施行していきたい。そのための法案が成立した」と語ったと、日経新聞は報じている。2013年、彼は日本の安全保障に関する特定秘密を指定する等の広範な権限を政府に認める特定秘密保護法を成立させ、2年前には、自衛隊の活動範囲を拡大する安全保障関連法案を強引に通過させている。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2013-12-06/japan-s-abe-seeks-to-pass-secrecy-bill-that-sapped-popularity
https://www.bloomberg.com/news/articles/2015-08-31/abe-weathers-hot-summer-of-protests-as-support-bounces-back

国連のプライバシー権に関する特別報告者であるジョセフ・ケナタッチ氏は先月、共謀罪法案は過度の制限につながる可能性があると懸念を表明する書簡を安倍総理宛てに送付し、国連のウェブページで公表した。これに対して菅義偉官房長官は、この書簡の「内容は明らかに不適切」で、「プライバシーの権利や表現の自由を不当に制約する、恣意的運用がなされるということは全く当たらない」と語っていた。

14日の夜、国会の前では、法案反対を叫ぶ数千人が抗議デモを行った。本法の必要性に関して民意は二分しており、先月共同通信が実施した電話世論調査の結果では、約40%が賛成、反対もほぼ同じ割合だった。政府の説明が十分だと思わないとの回答が77.2%に達した。

安倍政権の与党である自由民主党の有力議員の中には、安倍氏がアジェンダの次の大目玉である憲法改正に突き進むことに反対する者もいる。他には、安倍氏は憲法改正に気を取られ、経済の再生や人口減少という重要テーマに注視していないのではないかと懸念する有力議員もいる。

「限られた期間内に政治が注げるエネルギーには自ずから限界があるのであって、政府は憲法改正論議にその全てを注ぐべきではない」と、改憲に賛成する自民党の有力議員である石破茂氏は14日、東京の外国特派員協会で行った記者会見で語った。
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/cat20628565/
「憲法改正より、経済政策や社会保障政策など、優先する課題がないかどうか、党内で議論しなくてはならない」


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SOTT編集部コメント:ズルズルと悪い方向に向かっている。新法は、日本国憲法で保障されている市民の自由を危険にさらし、思想の自由を脅かす職権乱用に道を開くものだ。この法案は元々、600以上の犯罪を対象としていたが、連立与党内で反対に遭い、300以下に絞ることを余儀なくされた。警察国家による独裁を法制化したことで、日本は自ら仕掛けた罠にかかることになるのだろうか?
posted by たカシー at 11:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

音楽は薬だ:楽器を演奏することの神経化学的効果

SOTT 魂の科学


音楽は薬だ:楽器を演奏することの神経化学的効果
https://sott.net/en353178


カレン・フォスター
「病気予防」ドットコム
2017年6月5日

ベイクレスト・ヘルス・サイエンシズ(=カナダ トロントの有料老人ホーム)で最近行われた研究の結果、どうして楽器を演奏すると高齢者が聴き取りのスキルを維持でき、加齢による認知機能低下を避けることができるのかについての決定的な秘密が明らかになった。この発見は、音楽トレーニングによる脳リハビリテーション介入に発展をもたらすことだろう。

400にのぼる科学論文が、「音楽は薬だ」という昔からある格言が正しいことを証明している。
http://meigen.shiawasehp.net/prov/149.html
音楽による神経化学的効果によって、人体の免疫系の働きは向上し、不安レベルは低下する。音楽は、薬物には太刀打ちできないぐらい気分調節に役立つのである。オピオイド
http://takapachi1962.seesaa.net/article/371635253.html
もまた、音楽が持つ気分や痛み、幸福感に対する無数の効果の原因であり、音楽から加齢を遅らす効果を得る上での手掛かりをもたらす。
http://preventdisease.com/news/12/013112_Music-Training-Has-A-Direct-Biological-Impact-On-How-You-Age.shtml

冒頭で述べた、ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス誌(=米国神経科学学会が発行する週刊の学術誌)
に発表された研究によれば、人が楽器を使って音を出す術を学ぶと、短期間のうちに聴き取りスキルを向上させるよう、脳波が変化するという。
http://www.jneurosci.org/content/37/21
(※37巻21号にロス博士の名は見当たらないです。こちらの巻号の誤りのようです。)
http://www.jneurosci.org/content/37/24/5948
http://www.baycrest.org/research-news/uncovering-why-playing-a-musical-instrument-can-protect-brain-health/
脳活動における、このような変化は、脳が自らを配線し直し、人が仕事を行う能力を阻害する怪我や病気の影響を相殺するものだ。

「音楽が脳に有益な影響を与えることは知られていましたが、音楽のどんなところがこの効果を生み出すのかについては、ある程度しか解明されていませんでした」と、ベイクレスト・ロットマン研究所(RRI)の上席研究員で、本論文の上席著者であるバーナード・ロス博士は語る。「これは楽器を奏で音を再現するのに必要な繊細な動きを学ぶ結果、脳による音の知覚がただ音楽を聴いているときとは違った具合に変化することを示した最初の研究です」

この発見は、脳卒中で倒れながら命を取り留めた患者たちの上半身の筋肉運動のリハビリに音楽を用いたトレーニングが役立つ、というロス博士の研究を裏付けるものである。ベイクレストの科学者達は、個人の音楽的な経歴が加齢時の聴き取り能力や認知機能にどのような影響を与えるかに関する研究で幾度かブレークスルーを経験しており、彼らは加齢による脳の変化が、聴力にどんな影響を与えるかについて研究を続けている。

今回の研究に参加したのは、正常な聴覚を持ち、神経や精神の疾患に罹ったことのない、32名の健康な成人である。彼らはまず、チベット密教の法具楽器シンギングボウル
https://www.youtube.com/watch?v=melh-AS8RUU
(木槌で打って音を出す小型のベル)が出すベルのような音を録音で聴かされ、脳波を記録された。録音を聴いた後、参加者の半分は、チベット・シンギングボウルを手渡され、実際に叩いて、聴かされた音とリズムを再現するよう言われ、もう半分は、コンピューターのテンキーを押して、聴かされた音を再現するよう言われた。

「音楽を奏でる行為には、聴覚系、運動系、知覚系のような、脳の多くの系の協働が必要である、というのが実験前の仮説でした」と、トロント大学の医学生物物理学教授でもあるロス博士は語る。「本研究では脳に直接変化を惹き起こす様子が初めて観察されました。1つのセッションで、音楽を創作するという行為が脳活動に強力な変化をもたらすことが実証されたのです」

この研究の次のステップでは、音楽トレーニングを行った脳卒中患者と、物理療法を施された脳卒中患者との回復状況の比較結果や、高齢者が音楽トレーニングを行った場合の脳への効果が分析される。

追加の研究資金が得られれば、外傷性脳損傷のような筋肉の運動機能に影響を及ぼす他の症例の患者に対して、リハビリのための音楽トレーニング・プログラムを開発する研究も行うとのことだ。

本調査研究は、カナダ衛生研究所からの研究スタッフと機材の支援の下で行われた。

ロス博士の研究成果は、未来の補聴器開発および、聴覚の健康を保つための認知トレーニング・プログラムの開発の礎を築くものである。


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SOTT編集部コメント:
「脳を鍛えなさい」:アプリは忘れて、楽器の演奏を習いなさい
https://www.sott.net/article/332239-Train-your-brain-Forget-apps-learn-to-play-a-musical-instrument
音楽はどれくらい脳機能を向上させるか
https://www.sott.net/article/294448-How-music-improves-brain-function
神経化学者は語る「音楽トレーニングは語音に対する脳幹の感受性を高める」
https://www.sott.net/article/203384-Music-Training-Enhances-Brainstem-Sensitivity-to-Speech-Sounds-Neuroscientist-Says
posted by たカシー at 11:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする